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21世紀は、社会構造、経済構造の文明的転換が必要なのではないだろうか。
http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/628.html
投稿者 グッキー 日時 2012 年 7 月 29 日 11:32:31: Cbr3d6O9vj7Mc
 

21世紀は文明の転換点になるか

このまま世界的不況に突入しても、20世紀のように戦争で解決することは核兵器が怖いので出来ない。
このまま行けばずるずると混乱の時代が続いてしまう。
政局が変わるのは結構なことだが、社会構造、経済構造の文明的転換が必要なのではないだろうか。

資本主義は終焉を迎えようとしている。
資本の利潤追求運動によって動く社会など人間を幸福にしない。
富の生産を最大限にすることが人々を豊かにすることなのに、資本の利潤追求が、富の生産を制限してしまっている。これでは困窮者が増えるわけだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ニュー・ケインジアン
1960年代から1970年代にかけて、ミルトン・フリードマンをはじめとするマネタリストは実証的研究や恒常的所得仮説によってケインジアン的な裁量に基づいた財政・金融政策の問題点を指摘した。さらに、合理的期待仮説によって完全競争・完全情報市場において家計が将来について合理的な期待を形成すると仮定すると財政・金融政策は無効となることが示された
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フリードマンは完全競争市場と言うが、完全競争市場などどこに有るのか、試験管の中にしかない。
現実の市場は減産による価格調整が可能な寡占市場、不完全競争市場がほとんどだ。不完全競争市場に、完全競争市場の市場原理を当てはめようとしたのが間違いだ。

その結果が世界的経済混乱、経済破綻だ
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アイスランド革命 借金奴隷金融制度からの脱却 #紫陽花革命 #Keizai
http://zaiseijapan.blog.fc2.com/blog-entry-736.html#trackback87
アイスランドは腐敗した政府を辞職させました。憲法改正について、一般市民による集会が組織されました。銀行は国有化され、民間銀行によって作り出された借金の返済はしないことを決定しました。すべては平和的に行われました。

もしも、世界の他の国々がこの例を採用したとすれば。。。


 主流メディアは報道しないが、アイスランドでは、無血革命が進行ししています。日本の『国民の声を』完全に無視した一連の政策については、落胆してしまいますが、世界には勇気を持って違う声を上げることができる国があるということは、地球人として誇りに思います。
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http://zaiseijapan.blog.fc2.com/
2012.07.20.Fri
スペイン全土で100万人を超える大規模な労働改革反対デモ
動画、映画の推薦・評価
Protest Video: Over a million march across Spain against harsh

国家公務員と労働組合のメンバー100万人以上がスペインの肥大化した赤字を削減するための最新の厳しい緊縮政策のラウンドに抗議して、バルセロナ、マドリッド、数十の小都市で行進した。デモは19日(木曜日)に、債券の入札が不調に終わりその資金調達コストが高止まりし、スペインの試みに対する懸念が再浮上する後を追うように、約80都市で開かれた。RT

 中期債の入札は、利回りが軒並み上昇し、5年債の利回りはユーロ導入以来の最高水準に達した。 7年債利回りは危険水域とされる7 %の水準に迫った。スペイン政府は、EUから、再来年までに財政赤字をGDPの3%未満に抑えることを求められているが、金融機関を救うためだけに緊縮策に固持する政府と国民とは、利害が相反しつつある。
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もはや世界的に経済構造の革命が起きようとしている。
その一つのヒントがケインズやゲゼルが出した理論だ。
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エンデの遺言 根源からお金を問う

http://zaiseijapan.blog.fc2.com/
1920年代に、英国の中央銀行総裁であったサー・ヨシア・スタンプ(Sir Josiah Stamp)は、「かって銀行業は罪を負って生まれ、不正と言われたが、この世は銀行家のものだ。彼らから所有するものを取り去っても、信用というものを創造するチカラを残しておけば、ペンを軽く動かすだけで、彼らはこれを買い戻すに十分な貨幣を創り出してしまう。彼らからこうした力を取り除くと、どのような高貴な財宝も消えうせ、彼らも消え去って行くはずである。そうすればこの世界は住むべき世界としてもっと幸福で、もっとよりよいものであろう。だが、あなたが銀行家の奴隷であることを望み、あなた自身が奴隷制度のコストを負担しようとするなら、銀行家に貨幣と信用をコントロールさせなさい。」と言っている。

 第二次世界大戦を見越して、新たな国際経済秩序をつくろうとした「ブレトンウッズ」(Bretton Woods)で、ジョン・メイナード・ケインズ(John Maynard Keynes、1883年6月5日 - 1946年4月21 日)は、マイナス利子率の国際精算同盟『バンコール』を提案した。このシステムでは、黒字諸国は国際通貨『バンコール』建て残高にマイナス利子率が課され、そのことで対外交易を加速させながら国際収支の均衡維持を図ることが考えられた。しかし、この案は、世界中の金の7割を集めるほどに強大となったアメリカ代表の財務官のハリー・デクスター・ホワイト(Harry Dexter White,1892年10月9日 – 1948年8月16日) の提案に敗れた。
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世界や国々の支配者はマネーによって社会を支配している。
マネーなどは簡単に印刷出来るものだと分かってしまうのが支配者にとって一番困るのだろう。
だからマネー制度を勝手にいじっては成らない。いじればハイパーインフレに成るぞと人々を脅し洗脳する。

本当に価値があるのは生産された富だ。
経済とは与えて貰うもの。こんな初歩的なモラルも知らぬ者が増えてきたので「金を稼いで何が悪い」と居直る者など出てくるのだろう。
大きな富を得るには大きな富を与えなければ成らないと知れば、大きな富など欲しがる人間は居なくなるだろう。
そんな大変なことは誰でもしたくないだろうからねw
大きな富を得るには、大きな富を与えなければ成らないと知らぬものだけが、大きな富を欲しがる。
そして与えずに得るということは略奪だ。

社会もどこの国を見ても腐敗しきっている。政治家、官僚、財界、マスコミ、学会、よくぞこれだけ腐敗したものだと思う。
これはシロアリ退治などと言って無くせるものではなく、構造的なものではないか。
社会の構造そのものを変えていかなければならないのではないか。

地方分権 大きいことは悪いことだ
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/156.html?c5#c5

社会、組織を大きくすることは悪いことだ。
分業化大量生産というメリットと、大きな社会、大きな組織というデメリットの狭間に社会は有る。  

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コメント
 
01. 2012年7月29日 11:54:11 : csgsCy1uyw
細川政権以来、日本の政治経済は下降の一途を辿っておる。

原因は、民意が議席に反映しない小選挙区制の為に、政治家が怠慢、傲慢になり、腐敗したことと、
高額所得者の所得税を安くする為に消費税を導入し、どんどん上げようとしていること。
その上、経済感覚丸で駄目で自分の利益しか考えていない低脳が多数政治家になり、日本の経済政策空っぽなのが原因。
 


02. グッキー 2012年7月29日 12:19:57 : Cbr3d6O9vj7Mc : IanDpFU7gs
>>01さん

人的原因だけでなく、経済構造、社会構造そのものにも原因があるのではないかと提議しているのです。

それは世界的なうねりにもなっている。
政局だけで問題が解決すると考えるのはおかしいのではないでしょうか。


03. 2012年7月29日 12:37:22 : csgsCy1uyw
グッキーさん、政治は経済構造、社会構造を作ります。

その政治を決めるのは、議会制民主主義では、選挙です。
だから、選挙制度は大元の元なのです。

その選挙制度が不公正だったら、社会、経済構造自体が不公正なものになって行くことになります。
政局の問題ではありませんよ。
 


04. グッキー 2012年7月29日 13:32:07 : Cbr3d6O9vj7Mc : aoIHrnz1Tk
>>03さん

>その選挙制度が不公正だったら、社会、経済構造自体が不公正なものになって行くことになります。
政局の問題ではありませんよ。

選挙制度を含めて国民の意識が変わっていかなければ、社会は変わらないのではないでしょうか。
選挙制度だけの問題では無いと思います。
大きな社会、組織は腐敗するという原理が働くと提議しています。
世界中の国々が腐敗するのはそのせいではないでしょうか。
現在はあまりにも大きな組織、社会に対して鈍感なのではないでしょうか。


05. 2012年7月29日 14:57:52 : csgsCy1uyw
>選挙制度を含めて国民の意識が変わっていかなければ、社会は変わらないのではないでしょうか

鶏と卵の関係に似ています。
制度は人を作るし、人は制度を作ります。
でも、選挙制度については、国民の大多数が今の制度はおかしいと感じています。
最高裁も、一票の格差を是正するだけでなく、制度そのものを変えるように裁定を下しています。
戦後今ほど選挙制度を替えるべきとの国民の意識が高まっている時はないでしょう。
マスコミは、そう言った国民の意識が大きなうねりとならない様に世論調査の結果を隠したり、意図的に発表しなかったりしています。

マスコミがそう言う積りなら、第3のマスメディアであるネットでやるしかありません。
国民の大きな支持が得られると政治家が認識すれば、重い腰を上げるでしょう。
つまり、マスコミは政治家に国民の意識の高さを低い様に見せ掛けて誤解させ、政治家のモチベーションを下げようとしているのです。
野党の政治家も操られる対象なのです。
 


06. 2012年7月29日 15:37:18 : 9FuIsLH9Kc
警察・学校が学生間の暴力・恐喝を放任し、被害者を自殺に追い込んでいる事態がある。
学生であろうと犯罪は犯罪なのだという事を理解させないと、開き直ったまま社会人になれば反社会人になるだろう。
行政がグルになって腐敗した場合に誰が風穴を開けるのだろうか。自殺した暴行傷害の被害者は問う。

07. 2012年7月29日 15:42:53 : csgsCy1uyw
腐るか腐らないかは組織の大小とは余り関係が無いように思います。
小さな組織でも人が腐っていれば腐るし、大きな組織でもきちっとした制度なら腐り難いです。
でも一旦腐った組織は解体するか抜本的改革をしない限り駄目です。
人が腐るか腐らないかは制度の働きが大きいですが、生まれ育ちに因りますからね。

選挙制度について言えば、小選挙区制は極一部の者の代表しか議員になれません。
国民の大多数の意見が封殺されるシステムです。
制度そのものが腐敗を生む制度です。
これは早急に改めなければ、日本の民主主義は終わります。

実際、もう殆ど終わってます。
国民の大多数が反対している消費大増税法案が、すんなり国会通りますよ。
そんなの民主主義じゃないでしょ、もう。
それでもやろうとしていることが正しければまだしも、高額所得者の議員が自分が損をしない為に
代わりに庶民に払わそうとしているだけですからね。

そう言うことをする様な者が議員になるし、駄目だと分かって国民がチェックしようにも今の制度では殆ど不可能。
消費大増税を推し進めている支持率僅か20%の自民党が次の総選挙では大勝利しますよ。
そんなのもう選挙じゃないでしょ。国民の意思を全く反映してません。
だからこそ、自民党も民主党も庶民いじめの消費大増税法案を強行しようとしている訳です。

まかり間違って、反消費税票が自民でも民主でもない所に流れようとしても、ちゃんとコボレ玉受け係の小沢党が控えてるじゃないですか。
自民党、民主党、小沢党、全部自民党系。
これが比例代表制だったらそうは行かない筈ですよ。
 


08. グッキー 2012年7月29日 16:21:13 : Cbr3d6O9vj7Mc : OIxNYWfJog
>>08さん

>腐るか腐らないかは組織の大小とは余り関係が無いように思います。

大きな組織とは良心の希薄化、責任の希薄化が起こります。

爆弾を造る人、落とす人、命令す人に分かれれば良心の希薄化が起こります。
自分や自分の家族が先頭を行い、人を殺すのだったら感嘆には戦争は起きませんよ。

大きな組織では一部の人間が腐っても、組織は簡単に破綻しません。
また被害を受けるのも分散化され分かりづらい。
1億人から1円ずつ泥棒したって、被害を受けたと感じる人は少ないでしょう。
1億円を10人から泥棒したら大変な被害だと感じるでしょう。
また被害者、加害者の顔が見えないので罪の意識が薄くなります。

>だからこそ、自民党も民主党も庶民いじめの消費大増税法案を強行しようとしている訳です。

自分たちは貴族だという優性意識を持っているのでしょう。
愚かな国民を導いてやっているのだと。

いずれ倒されます。
それが世界のうねりです。
アイルランド政府が倒された動画を見ましたか?


09. 2012年7月29日 17:30:29 : csgsCy1uyw
>爆弾を造る人、落とす人、命令す人に分かれれば良心の希薄化が起こります

それは腐ったのではありません。分業制という本来の目的を達成しています。

>大きな組織では一部の人間が腐っても、組織は簡単に破綻しません

その通りです。腐敗警察などは組織の中枢が腐っているのに破綻していませんね。

>いずれ倒されます。それが世界のうねりです。アイルランド政府が倒された動画を見ましたか

そうなればいいのですが、残念ながら、アイルランドは比例代表制だからそれが可能だったのです。
日本の場合は、歪んだ選挙制度で国民の力が削がれていますから、何倍も大変です。
 


10. グッキー 2012年7月29日 18:06:52 : Cbr3d6O9vj7Mc : JMM8VytInE
>>09さん

>それは腐ったのではありません。分業制という本来の目的を達成しています。

自分が人を殺すことを簡単に出来るわけでは有りません。見えないから命令できるのです。
命令されたからという言い訳があるから普通の人間が人を殺せるのです。

会社でもそうです。自分がリストラしなければならない中小零細企業では、会社が倒産しそうというぎりぎりまでリストラなど出来ません。

>そうなればいいのですが、残念ながら、アイルランドは比例代表制だからそれが可能だったのです。
日本の場合は、歪んだ選挙制度で国民の力が削がれていますから、何倍も大変です。

時間の問題で火は欧州中に燃え広がるでしょう。
その火はアメリカにも日本にも飛び火するでしょう。
こういううねりというものは、一箇所でおきると燃え広がるものです。
各国とも燃えやすく乾燥していますから。
マスコミが必死で消火活動をしていますね。
デモ関連のニュースは、国内もそうですが、海外のものもほとんど載せません。
海外の動きも拡散しましょう。


11. 2012年7月29日 18:15:31 : hQMYNqdKHI
グッキーさん、頑張ってますね!
ケインズ、シルビオ・ゲゼルを引き合いに出すあたりに、思考の一端が、伺え、共感しました。
もっと、腐敗した政党政治、システムを突き刺し、糾弾してください。
この国民に、ヒツコイぐらいに投げかけていただきたい。

12. 青白い変人 2012年7月29日 18:39:18 : Hinpjjy40PUgY : bwewa1TMec
いつもグッキーさんの広大な視野に立つ文明史的な考察には、本当に勉強させて頂いております。

さてグッキーさん、もちろん長期的には「資本主義自体を超える」方向を見据えつつも、短期的には「人間の顔をした(古すぎる表現かな?)資本主義」(いわば21世紀的ケインズ?)で、富を再分配をはかるのですよね?

そうすると、ご指摘のように「大きな組織」が腐敗や自壊を常に免れぬにせよ、いっぽうで「小さな組織」をめざすだけでも、<組織間の富の不均衡>(地域格差・国家単位での南北問題・職業集団間の所得格差・年齢差別など)が出る心配はありませんか? (まさに新自由主義者の「小さな政府」論のように。) 

やはり(地域や国を例にすれば)、一方で「自治、自決、分権」の方向を目指しつつも、同時に「互助、共生、相互協力」(国同士なら国連の枠、地域同士ならやはり「国民共同体」という枠)も、大切にすべきなのですよね? (つまり「たくさんの小びと達が、広く手を取り合う」ようなモデルで・・・)


13. グッキー 2012年7月29日 20:03:04 : Cbr3d6O9vj7Mc : JMM8VytInE
>>11さん

>グッキーさん、頑張ってますね!
ケインズ、シルビオ・ゲゼルを引き合いに出すあたりに、思考の一端が、伺え、共感しました。

ありがとうございます。
私の尊敬できる経済学者はケインズ、ゲゼル、ガルブレイスくらいです。

みんな「豊穣の中の貧困」を愚かな事態だと認識し、嘆き、悲しみ、怒り、考えたのでしょう。

そしてケインズは「一般理論」で、利子率が一定以下に下がらないことが非自発的失業を生むと言い、
ゲゼルは「自然的経済秩序」で、通貨は減価するのが正しい状態だと言い。
ガルブレイスは「アメリカ資本主義ー拮抗力の概念」で、市場には拮抗力が無ければ成らないと言った。

しかるに現在のエコノミストたちは「豊穣の中の貧困」という愚かさも認識できないみたいで悲しいです。
30年代より人類の知的レベルが下がってしまったのでしょうか。
日本は20年も続く不況に茹でカエルになり、現状が異常と感じられない人が多くなってしまった。
海外で「日本のように成らない」と馬鹿にされている状態なのに、何とかしようと言う声があまりにも少ないですね。

しかし世界のうねりは必ず日本にも波及してくると思います。


14. グッキー 2012年7月29日 20:30:59 : Cbr3d6O9vj7Mc : JMM8VytInE
>>12. 青白い変人さん

>いつもグッキーさんの広大な視野に立つ文明史的な考察には、本当に勉強させて頂いております。

ありがとうございます

>さてグッキーさん、もちろん長期的には「資本主義自体を超える」方向を見据えつつも、短期的には「人間の顔をした(古すぎる表現かな?)資本主義」(いわば21世紀的ケインズ?)で、富を再分配をはかるのですよね?

当然、一歩一歩進みます。
しかし進むべき方向を分かっていないと道を間違いてしまいます。

>そうすると、ご指摘のように「大きな組織」が腐敗や自壊を常に免れぬにせよ、いっぽうで「小さな組織」をめざすだけでも、<組織間の富の不均衡>(地域格差・国家単位での南北問題・職業集団間の所得格差・年齢差別など)が出る心配はありませんか? (まさに新自由主義者の「小さな政府」論のように。) 

社会に公正さが出来れば、それほどの格差は起きないと思います。
経済とは与えて貰うことだという、当然のことを知らねば成りません。
経済とは与えて貰うことだということを、今の日本人がどれほど知っているでしょう。
それでも顔と顔が見える取引をしている人たちは、本能的に知っている人が多いです。
しかし上層の人たちはほとんど知らないのでしょう。
でなきゃ政治家が高額の報酬を平気な顔で貰える訳がない。

>やはり(地域や国を例にすれば)、一方で「自治、自決、分権」の方向を目指しつつも、同時に「互助、共生、相互協力」(国同士なら国連の枠、地域同士ならやはり「国民共同体」という枠)も、大切にすべきなのですよね? (つまり「たくさんの小びと達が、広く手を取り合う」ようなモデルで・・・)

人間の心を考えてください。
人を助けたい、人の喜ぶ顔を見たい。これが本来の人間の心です。
でなきゃ、ボランティアなんぞ行くわけが無い。

人間の心が発揮される社会を造らなくては成りません。

利潤追求も悪いとは思いませんが過酷な競争が、人間の心を押しつぶしています。
競争だ、競争だなどというのは馬鹿げています。
海外との競争なら為替が調節してくれます。
むしろ人間の心が発揮される社会ほどより良いものが造れる気がします。
何故かって、人間は人間のために何かをしたいから。


15. 青白い変人 2012年7月30日 00:09:03 : Hinpjjy40PUgY : bwewa1TMec
>>14 グッキー様
レスありがとうございますm(_ _)m こんな世でも、否、こんな世なればこそ、絶望することなく、人間の「心」への信頼を忘れるな、とのお考え、深く受け止めたく存じます。

16. 茶魔 2012年7月30日 00:20:24 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
人間はみんな善人だなんて、他愛もない幻想です。
でも、自分だけなら胸を張って善良に生きることは気持ち次第で十分可能です(結構苦しいことが多いですが、何より誇りを持って生きて行けます)。
とにかく正直者がバカを見る世の中を変えていきましょう。
そうすれば、きっと社会も経済も今よりはましになるはずです。

そのうちきっとあるべき未来が見えてきますよ。
ってか?www


17. グッキー 2012年7月30日 08:07:15 : Cbr3d6O9vj7Mc : IanDpFU7gs
>>16. 茶魔さん

>人間はみんな善人だなんて、他愛もない幻想です。

悪人で生まれてくる赤ん坊はおりません。
人が笑えば笑う、人が悲しめば悲しむ、これが本来の人間の心だと思います。

悪とは後天的に環境により身についてしまうものだと思います。

イラク、アフガン戦争で何で米軍兵士に精神病が多く発生するのか。
人を殺すなどしたいことでは無い。しかも政府の行う戦争に正当性を感じなければ自己正当化も出来ない。
これでは心に重圧がかかりすぎ病んでしまいます。普通の人間はこんなものでしょう。

しかしどうせ世の中はこんなものだと自己正当化する人間も出てきます。
振り込み詐欺で捕まった人間が「弱いものからとって何が悪い。どうせ世の中は弱肉強食だ」と自己正当化するのと同じことです。

そして何度も悪を重ねれば、感受性の麻痺、遮断ということが起きるのかも知れません。
人の痛み、悲しみを感じず、ひたすら自己の欲望のために動く人間が出来てしまうのかも知れません。
しかし心の底では本来の自分の心との葛藤が起きている。これを心が煉獄に住んでいると言います。
でなきゃ、自己正当化などする必要が無いわけですから。

>でも、自分だけなら胸を張って善良に生きることは気持ち次第で十分可能です(結構苦しいことが多いですが、何より誇りを持って生きて行けます)。

そうですね。心に悔い残ることはしたくありません。

>とにかく正直者がバカを見る世の中を変えていきましょう。

腐っている権力者をとっかえましょう。
私もですが、何でこんなに権力層が腐っていることに気がつかなかったのかと唖然とする思いです。
原発事故でぼろがどんどん出てしまい、多くの人が気がついたと思います。
やはり大きな社会は良くありませんね。

大きくなくても出来るものは大きくしない方が良いという思想が必要です。


18. 青白い変人 2012年7月30日 16:34:55 : Hinpjjy40PUgY : h9ojb6f48o
茶魔さま、グッキー様、

そうですね、私も、もしも「小さな組織」ないし「小さな政府」となった場合の、「少数の恵まれた者」のエゴが心配なので、No.12のように質問した次第です。茶魔さまのいわれるように「自分が」エゴと戦うとともに、修復不能なまでにエゴまみれになった権力者は、グッキー様の仰るように「とっかえ」ねばなりませんね。

しかしそういう「とっかえ」や「再分配」を行うにも、「ある程度の組織のサイズ」も必要ではないか、ということが、どうしても頭を抜けきれなくて・・・

(*出先のPCを使っているのでIDが変わっていると思います。)


19. グッキー 2012年7月30日 17:15:15 : Cbr3d6O9vj7Mc : LN6AmskqYc
>>18. 青白い変人さん

>そうですね、私も、もしも「小さな組織」ないし「小さな政府」となった場合の、「少数の恵まれた者」のエゴが心配なので、No.12のように質問した次第です。茶魔さまのいわれるように「自分が」エゴと戦うとともに、修復不能なまでにエゴまみれになった権力者は、グッキー様の仰るように「とっかえ」ねばなりませんね。

小さなコミュニテイで絶対に腐敗が起こらないとは言いません。
確率の問題です。

何よりも自治体首長と住民の顔が見えるということが大切なのです。
企業もトップと社員、トップと顧客の顔が見えるということで、人間らしい社会が出来るのではないでしょうか。

プラウトでは1万人くらいのコミュニテイ、それを統括する小さな政府を想定しているみたいです。
大規模化しなければならない産業など、別に考える必要が有ると思います。


20. グッキー 2012年7月30日 17:28:50 : Cbr3d6O9vj7Mc : LN6AmskqYc
例えばスーパーや量販店など、国にとって良いものなのかという問題があります。


大量仕入れによる価格引下げなど、市場パワーにより他から富を奪っているだけではないですか。
小売店が大規模化しなければ営業効率が悪いとはとても思えません。
単に市場におけるパワーを強くして、仕入れ業者の価格を引き下げ、消費者には寡占によりなるべく高く売りたいということでは有りませんか。

もっとも仕入先が大企業ならバランスが取れますが、無理な値下げを迫られるのは、いつも中小零細企業ばかりです。
つまりこれらは富を増やすことではなく、富の奪い合いに過ぎないのです。


21. 茶魔 2012年7月30日 18:10:55 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>18. 青白い変人さん

確かに大きな組織が方向転換するのは難しいよね。
それは意思統一を図るのが大変だからだよ。
それに比べ小さな組織は容易だね。
ならば小さな組織の集合体としての大きな組織と考えればいい。
小さな組織内で責任者を決め、その人が責任を持って内部の意思統一を図り、みんなの用意が整ったところで指揮者がメガホンで掛け声かけて「せえの!せえの!」って感じで方向転換する。
今求められてるのは「一人一人が何が正しいのか、何を目指すべきか(目的)をちゃんと理解すること」と「声掛け合いながらタイミング合わせて協力してやること」だとオレは思う。


22. 青白い変人 2012年7月30日 20:04:14 : Hinpjjy40PUgY : bwewa1TMec
グッキー様、茶魔様

ありがとうございますm(_ _)m えーと、舌足らずでごめんなさい! 私は「ある組織内部の恵まれた者のエゴ」の心配よりむしろ、「恵まれたメンバーが構成する集団A」が、「恵まれないメンバーが構成する集団B、C、D ... etc.」に対して「わしらの富はお前らには渡さん!」というケースを、大きく心配していたのです。(言い換えれば、「足手まといになる弱者をメンバーに加えない強者の少数精鋭化」という「小集団エゴの発生」を・・・)

国と国の間であれ、地域と地域のあいだであれ、他のレベルでの組織と組織との関係であれ・・・

だから、そういうことを防いで、「A,B,C,D...」が相互融通し合う「広いサイズの緩やかな連合体」は、やはり必要だな、と思うのです。(「インター」ナショナルな「国連」であれ、「インター」リージョナルな「連邦的国家」であれ。)

ただ当然ながらご批判を覚悟しているのは「1930年代のニューディール以降、富を再分配する役割を期待された『大きな政府』が、その副産物として、官僚機構の肥大化をもたらしたではないか?」という点です。(だからといって「小さな政府」も結局「金持ちによる安上がり政府の欲求」だし、「小国主義」も「移民排斥」などの「貧乏人ども俺様の金を食うな!」につながるし・・・)

「自治、独立、分権」の<細分化のベクトル>と、「互助、共生、協力」の<広大化のベクトル>の二つについて、わたしたち地球人類は、どう折り合いをつけるべきなのか、とっても難しい問題ですよね(^^;)

それこそお二方が >>14 や >>16 で言われた、「エゴの超克」が我々一人ひとりに問われてくる訳か・・・ たとえ我ら個々人がどんだけ勝手な存在だったとしても。(たとえカントのような高い「善意志」の理想にまでは達しない、アコギな「損得」のモノサシからであっても、「弱い仲間を見捨ててしまうと、回り回って自分の首が絞まるぞ! 世界人類共倒れだぞ!!」と、本気でみんな気づいたならば、「国家エゴ」「地域エゴ」「うちの会社エゴ」「我が家エゴ」etc.etc.からの、脱出の出口は期待できよう、ってわけか・・・)

いやあ、重ねてありがとうございますm(_ _)m 「おのおの自立しながらも、他への気配りを忘れない」ようなモデル・・・ そういう意味での「開かれた小集団たち」のモデルならば、「小さな組織」志向には大賛成です。(決して「閉ざされた小集団たち」=「金持ちクラブ的国家、地域、企業、家庭等々」の「ハリネズミ化」という意味ではなく・・・)


追伸 茶魔さんが以前別スレで「鎖国論への危惧」を強く唱えていらしたことを思い出しています・・・


23. グッキー 2012年7月30日 21:59:57 : Cbr3d6O9vj7Mc : yyMh2dXANk
>>22. 青白い変人さん

>国と国の間であれ、地域と地域のあいだであれ、他のレベルでの組織と組織との関係であれ・・・

この問題は理解していましたが、公正な経済ということで簡単に答えてしまいました。分かりづらかったみたいですね。

公正な経済とは、公正な交換比率も意味します。
現在、公正な交換比率にしようと言い、途上国のコーヒー豆などを高く買う運動が有りますね。
つまり公正な交換比率で無いから格差が拡大するのです。

途上国では富裕者が車などを買うために、農民が安い賃金で働きただ同然の価格で先進国に輸出している。
何でこういう交換比率が出来るのか。これは市場におけるパワーが違うだけのことです。
ようは弱肉強食です。

多くの売り手と買い手が居る完全競争市場では、減産による価格調整などできません。多くの売り手が居るのに減産したら自分の首を絞めるだけのことに終わります。
むしろ収入が減ったら増産を計るしかないでしょう。

結果的に物が余れば価格は下落して行きます。
価格の下落とはコストの下落を意味しますが、労働力というのは生活するランニングコストというのが有りますからそれ以上、下がりません。

資源そのものにはコストが無いので価格は0に近くさがります
資本はマイナス金利なら、マイナス利潤でもやって行けます。
物の原価のうちコストが下げられないのは労働力しかないのです。

つまり物の溢れる時代とは、商品の価格のすべてが労働力で構成されていておかしくないのです。

そしてそれでも需要が足り無い場合は、その市場から退場者が出て、他の市場の商品を生産することになります。

減産による価格調整が無い場合は、社会には商品が溢れます。多分、現在の半分以下の価格に成るでしょう。
そして商品の価格のすべてが労働力で構成されていれば、賃金は下がらず物価だけが下がると言うことになります。
99%が豊かな生活を送れることになります。

ところが資本主義は利潤追求です。なんとしても利潤追求をしたいと思えば、寡占市場にし需給を調整することで利益を得ようとします。
資本主義の利潤追求運動が、純粋な市場原理の発動を妨げ、人々を困窮させているのです。


労働力の価格はどのくらいが適正か、これは国全体で最低ラインを決めるしかないでしょう。
人間の労働力の良質な再生産をするためには、なるべく高い水準が良いでしょう。
食べて寝て、子供を生み、育て、教育する。これが余裕を持って出来なければ良質な労働力の再生産は出来ません。

人間のための社会ですから、労働力こそ寡占になるべきなのです。労働力の寡占とは、法律で最低賃金を出来るだけ高い水準に設定することです。

現在は企業のための社会に成っています。
企業が存続するために賃金を下げるw
消費需要を削って企業の存続など無いだろうということが理解できない人が多すぎます。

公正な交換が出来れば格差はそれほど開きません。
公正な交換が出来ない部分は再分配をするしかないでしょう。

コーヒー豆、価格はそれを生産する農民の意識の問題です。
100円のコーヒーに使うコーヒー豆の原価は5円くらいだそうです。
それが50円に跳ね上がっても需要はそれほど減らないでしょう。
OPEKみたいに、コーヒー同盟を造り、生産農民の最低賃金を決めれば良いことです。

減産なんぞ止めて市場に商品が溢れ、それが公正な交換比率で交換されればみんなが豊かになれるのです。
「豊穣の中の貧困」
つまりまともな経済運営をすれば「豊穣」なのです。


24. 青白い変人 2012年7月30日 23:57:19 : Hinpjjy40PUgY : bwewa1TMec
>>グッキー様

>公正な経済とは、公正な交換比率も意味します。(>>23)

なるほど、これは

>社会に公正さが出来れば、それほどの格差は起きないと思います。(>>14)
に含まれていたのですね。

そうして

>経済とは与えて貰うことだという、当然のことを知らねば成りません。(>>14)

がその公正さができるために求められるものなのですね。

(私が「エゴの超克」と要約させていただいたのはまさにこれでした)

そして

>消費需要を削って企業の存続など無いだろうということが理解できない人が多すぎます。(>>23)


まさに「自分の首が絞まっていることに気がつかない状態」ですね。

そして
> OPEKみたいに、コーヒー同盟を造り、生産農民の最低賃金を決めれば良いことです。(>>23)

そうですね、労働組合も又、本来このためのものでしたのに・・・
(私が利害調整のための「広いサイズの緩やかな連合体」に言及したのは「労使協議」や「OPECと石油消費国の協議会」などに当てはまるかな?)

また、茶魔さまが

>小さな組織の集合体としての大きな組織と考えればいい(>>21)

と言われたのもこれと通じていますよね。

最後にグッキー様が

>つまりまともな経済運営をすれば「豊穣」なのです。(>>23)

といわれた、運営主体としての、例えば「企業をコントロールできる国家共同体」とか「国家間貿易の利害調整ができる国際協議機関=国連など」という意味で、私は

>。ヨとっかえ」や「再分配」を行うにも、「ある程度の組織のサイズ」も必要ではないか(>>18)

と述べたものでした。(どうも私は、「企業の競争力強化を計ろうとして消費者の所得を減らして」きた新自由主義の文脈での「国家機構の小ささ志向」へのトラウマのため、「小さい組織」という言葉を、素直に聞きにくくなっていたのかもしれません)

ご教示感謝いたしますm(_ _)m 今後もよろしくお願いいたします。


25. グッキー 2012年7月31日 11:15:42 : Cbr3d6O9vj7Mc : glttGIfJko
さっさと不況を終わらせろ  クルーグマン「お金,タダで貸します」「ユーロの災厄がもたらす過激化効果」
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/195.html

需要を増やせば景気なんて簡単に良くなります。
クルーグマンもさっさと不況を終わらせろと言っています。

ほんとに景気なんて簡単に良くなるのです

しかしそれ以上のことはクル−グマンも言わない。
公正な経済を実現してこそ、マネーが回転し、持続可能な経済に成るのです。

現在は不完全競争市場と、完全競争市場が同居しています。不完全競争市場の商品と、完全競争市場の商品が交換されたら、それは不公正な交換比率に成ります。

途上国の貧困者の労働力は、法にも労働組合にも守られず、多くの売り手が居るという完全競争状態です。
これを先進国の大企業の不完全競争の商品と交換したら、不公正な交換比率と成ります。

先進国でも非正規労働者の労働力は、小泉、竹中により規制緩和と称し、完全競争状態にと追い込まれました。
これと寡占により価格が出来る電力と交換したら、不公正な交換比率ということになります。
つまり電力料金は不公正なものなのです。

完全競争市場か不完全競争市場か、市場をどちらかに統一しなければ、公正な交換比率とは言えません。
非正規労働力を完全競争状態に置くなら、電力料金とか公共料金を海外準拠にするとか、公務員の賃金を中国準拠にするとかしなければ、公正な交換比率とは言えません。

また金利というものが有ります。
アフリカでは援助により流入するマネーより、金利支払いで流出するマネーの方が多いと言います。
これでは経済発展を阻害します。現在は最貧国の債務は免除するべきだということが言われております。
しかし金利とは何でしょう。
お金を貸すとは、ものを貸すのと同じことです。
ものが有り余る中で、ものを貸して利息を取るのは市場原理に反します。

これを説明したのがゲゼルの「自然的経済秩序」です。
ものは減価する、従ってお金も減価するのが当然であると。

お金の減価は実質金利によって起こせます。
実質金利が10%のマイナスなら、企業の営業利益はマイナス5%でも成り立ちます。
資本調達金利がマイナス10%なら経常利益はプラス5%になるからです。

消費を増やせば景気が簡単に良くなることはお分かりになるでしょう。
また交換比率が不公正なので再分配を行わなければ成らないことも

しかし共産党とか社民党とか絶滅危惧種政党は、10年1日のごとく賃上げとしか言いません。
賃上げでは同じく完全競争市場にある中小零細企業がばたばたと倒産してしまいます。
賃上げではなく消費を増やし、しかも不公正の是正になる手段というのは定額給付金しか有りません。
そして財源は通貨発行でしか出来ません

しかしお金により社会を支配し権力を持っている人たちは、お金の尊厳が失われることを極度に嫌います。
自分たちの権力の損失になるからです。

だから財政再建だ、ハイパーインフレだ、国債暴落だと人々を脅し、洗脳し、先入観念を植えつけているのです。
こういう人たちの主張を見ても、具体的論拠らしいものは何もありません。
単に不安を煽り扇動しようとしているだけです。


26. 青白い変人 2012年7月31日 11:52:51 : Hinpjjy40PUgY : bwewa1TMec
読んでいて痛感します。顧みて不勉強な私など、どうしても大昔「今は絶滅危惧種となった社共」の夢物語を、耳に心地よく聞いていた時代の残滓が、無意識にせよまだまだ抜け切れていないようです(>_<) ついつい「再分配」だけを第一義に持ってくる発想にフラフラなびきがちです・・(だから「大きな政府によるばらまき→中間搾取的官僚機構の罠」に陥って「小泉的な攻撃の格好の餌食」になりがち (-_-) ) 「根本は公平な交換の構造への転換(負の利子・貨幣価値逓減を含む)、再分配はあくまでその補完(どうしても公平な交換が叶わない時の次善の策)」ということ、よくよく学んで、自分自身の頭の切り替えに努めねば・・・  

今後ともこのように根源的視点からご啓発くださいますように。とりあえずこのスレッドから、お先に失礼申し上げます m(_ _)m 


27. 青白い変人 2012年7月31日 12:08:32 : Hinpjjy40PUgY : bwewa1TMec
あ、不完全な表現、おわびします。「再分配はその補完」というのは、必ずしも正確じゃないですよね。「再分配も行わねばならない。ただし、賃上げなどただ金を撒けばいいわけではない。定額給付金など、消費を増やし、不公正を是正するという目的に沿うやりかたでなすべきである」というべきでしたm(_ _)m (まだまだ自分で不勉強だな〜それだけ昔の「革新ボケ」の残滓が邪魔をしているのか!)

今度こそ本当にご無礼いたします。


28. グッキー 2012年7月31日 17:02:27 : Cbr3d6O9vj7Mc : vfE4Rn8f7g
公正な交換比率とは遠い将来の目標。
はっきり言って、何時たどり着けるか分からないほどのものです。

しかし経済の本来の有り方を知ることによって、一歩ずつその方向に進むことが出来ます。
それまでは再分配によって、その欠陥を補うしか有りません。

しかしそれが再分配を正当化する理論なのです。
再分配は福祉では有りません、正当な報酬を得られなかったことに対する正当な要求なのです。

最貧国の債務を減免してやるではなく、減免を求めても、それは正当な要求なのです。
はっきり言って日本国内でも、再分配は正当な要求なのです。

純粋な市場原理に従えば、お金が回転することが当然のことです。
つまりお金が回転するような状態に再分配することが当然の行為なのです。


29. グッキー 2012年7月31日 22:26:20 : Cbr3d6O9vj7Mc : TuB3Er34dE
茶魔さんへ

http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/709.html

↑このように大企業と米国のためには通貨を発行しまくっている。

それを国民のために通貨を発行しようと言うと反対が多いのは何なんでしょう???


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