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[山口県知事選] いよいよあす投開票 民主党ビビらすもうひとつの爆弾http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6484.html
2012/7/28 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
原発問題だけじゃない
山口県知事選は、あす(29日)が投開票。選挙戦は事実上、自公が推薦する山本繁太郎候補(63)と、反既成政党を掲げる飯田哲也候補(53)との一騎打ちとなっている。
保守王国だから安泰とタカをくくっていた山本は、最終盤に飯田に追いつかれヘトヘト。26、27日は風邪をこじらせてダウンし、遊説を休むという異例の事態に追い込まれた。さらには、山本本人不在の中、現職の二井知事が応援に入ったものの、街宣車が道路の側溝にはまる事故にも見舞われたという。この災難続き、まるで不吉な結末を暗示しているかのようだ。
そんな中、選挙結果に戦々恐々なのが野田民主党だ。「脱原発」の飯田が勝てば、原発再稼働を強行した民主党政権に風当たりが強まるのは確実。だが、かといって、たとえ山本が勝っても“針のムシロ”だという。どういうことなのか。
「民主党は今回の山口県知事選は推薦候補を立てず、自主投票です。ところが、候補者の1人の高邑勉氏(38)は民主党を離党した元衆院議員。地元メディアでは必ず『元民主党衆院議員の高邑勉氏』と紹介され、旧知の民主党議員が応援に入っているため、民主党の推薦候補だと思い込んでいる有権者が少なくないのです。ただ、高邑は、山本VS.飯田の戦いに埋没し、いまや完全に泡沫状態。25万〜30万票が当選ラインという争いの中で、数万票取れればいいところというテイタラクです。もし、高邑が10万票も取れない大惨敗に終わったら、『やっぱり民主党は選挙に弱い』という空気が強まり、また党内に動揺が走る。党幹部は頭を抱えています」(民主党関係者)
どちらが勝っても、民主党が窮地に追い込まれるのは間違いない。
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