http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/543.html
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(回答先: 根拠のない 刷り込みは、やめましょう。。 投稿者 真相の道 日時 2012 年 7 月 26 日 20:43:01)
http://blogos.com/article/43754/?axis=b:113
http://blogos.com/article/43754/?axis=&p=2
=以下転載開始=
そもそもの問題の23日付け産経「捏造」記事はこちら。
「迷彩服を区民に見せるな」 自衛隊の防災演習、東京の11の区が庁舎立ち入り拒否
2012.7.23 01:07 (1/4ページ)[自衛隊]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120723/plc12072301070002-n1.htm
この産経記事によれば東京都23区のうち、「区民に迷彩服を見せたくなかった」と自衛隊の防災演習に11の区が庁舎立ち入り拒否をしたと報じていますが、これがとんだ嘘八百だったのであります。。
協力拒否したとされた11区は以下の区。
千代田▽中央▽港▽新宿▽目黒▽世田谷▽渋谷▽中野▽杉並▽豊島▽北
で、ここで名指しされた各区役所には、記事掲載の23日からそれぞれの区民から苦情や抗議が殺到した模様。
で、産経記事を確認した各区役所はその事実の捏造ぶりに大激怒と相成って次々と「事実無根」と抗議声明をネットで出します、ついには11区全てがネット上で産経新聞に抗議、謝罪・訂正記事を求めるという、前代未聞ともいえる異様な産経包囲網が構築されたのであります。
(千代田区)平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について
http://www.city.chiyoda.tokyo.jp/service/00144/d0014461.html
(港区)陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について
http://www.city.minato.tokyo.jp/bosai-anzen/bosai/ensyu.html
(世田谷区)自衛隊災害対処訓練の報道について
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/020/d00040862.html
(中野区)7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/102500/d014995.html
(豊島区)平成24年7月23日付産経新聞朝刊記事について(抗議)
http://www.city.toshima.lg.jp/koho/027635.html
(中央区)7月23日産経新聞の自衛隊訓練の記事について
http://www.city.chuo.lg.jp/chumoku/sankeisinbun/index.html
(新宿区)陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について
http://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/snjk001113.html
(北区)自衛隊災害対処訓練の新聞報道について
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/emergency/830/083053.htm
(目黒区)陸上自衛隊第1普通科連隊災害対処訓練に関する報道について
http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/anzen/bosai/kunren_hodo/index.html
(渋谷区)陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/news/oshirase/jieitai_kunren.html
(杉並区)自衛隊による統合防災演習新聞記事について
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/news.asp?news=14005
(千代田区)
今回の記事により、多くの苦情や抗議が区に寄せられており、区として非常に困惑しております。
これらを踏まえ、貴社に対して厳重に抗議するとともに、本抗議文に対する回答と訂正記事の掲載を求めます。
(港区)
月23日の産経新聞朝刊に掲載された陸上自衛隊による統合防災演習に関する記事の一部に、区の対応と異なる内容が掲載されました。区としては、産経新聞東京本社に対し、強く遺憾の意を伝えるとともに、訂正記事の掲載等を本日要望しました。
(豊島区)
社会的な影響力の大きい新聞報道で事実に反する記事が掲載されたことは、誠に遺憾であり、厳重に抗議するとともに、謝罪・訂正記事の掲載を強く求めます。
(中野区)
中野区が、こうした要請を拒否した事実はありません。なお、17日に関しては、区に協力の依頼があり、区職員が立ち会うなど、訓練に協力をしたところです。
以上の事実を、産経新聞に伝え、記事の訂正を求めています。
(世田谷区)
世田谷区はこの度の訓練実施に協力しているものであり、区役所庁舎内への隊員の立入りを拒否した事実はありません。
また、隊員の区役所庁舎立入りに際して区職員が立ち会わなかった事実もありません。
(中央区)
中央区がこうした要請を拒否した事実はなく、16日深夜の庁舎内への立ち入りを許可するとともに職員も立ち会うなど、訓練には全面的に協力したところです。
区では以上のことを産経新聞社に伝え、厳重に抗議するとともに記事の訂正を求めています。
(新宿区)
新宿区が、こうした要請を拒否した事実はありません。
区は、当日区役所本庁舎に危機管理課長以下職員6名を待機させました。
区として、産経新聞東京本社に対し謝罪及び訂正を求めています。
(北区)
記事の内容は事実と異なったものであるため、23日に産経新聞社に対して記事の訂正を求めました。
北区はこのたびの訓練実施に際しては、協力しているものであり、区役所庁舎内への隊員の立ち入りを拒否した事実はありません。
また、隊員の区役所立ち入りに際して、区職員が立ち会わなかった事実もありません。
(目黒区)
目黒区では、今回の陸上自衛隊の訓練に際しては、区職員が直接立会いのもと、防災センターを訓練施設として提供したところであり、隊員の立入りを拒否した事実はありません。今後、今回の報道に対し、訂正記事の掲載等を要望することとしています。
(渋谷区)
本区が要請を拒否した事実はなく、また立ち会わなかった事実もありません。
本区では自衛隊の要請に基づき、17日早朝に実施の通信訓練について、自衛隊員の区防災センターでの受け入れ、区職員の立会いを行なっています。また16日夜間の参集訓練では、同様の協力を行う予定でしたが、自衛隊側の訓練計画変更により、区防災センターへの立ち入りおよび待機が行われなかったものです。
産経新聞に対し、本区として、上記事実を伝えているにもかかわらず、事実に基づかない誤った報道が一方的にされたことについて、厳重に抗議をしているところです。
(杉並区)
杉並区がこうした要請を拒否した事実はありません。また、区に対して宿泊の要請もありませんでした。
自衛隊が行った、16日夜間の徒歩通信訓練と17日午前中の庁舎からの通信訓練に対して、杉並区では、両日とも防災課長をはじめ関係職員が立会い、予定された訓練は滞りなく実施されました。
事実と異なる報道が行われたことについて、本日、産経新聞東京本社に対して、遺憾である旨の申し入れを行いました。
11の自治体が報道からわずか1両日の間に一斉に抗議声明を掲げるというのは、これはこれでめったに見られない壮観な眺めなわけですが、中でも豊島区や千代田区などは記事掲載当日の23日にすでに産経に強く抗議、特に豊島区防災課は激しくお怒りなのでございました。
自治体の余りの剣幕に産経も焦ったのでしょう、記事掲載翌日の24日に、社会部編集委員将口泰浩氏(担当編集デスク)並びに今回の記事を書かれた担当記者三枝玄太郎氏の両名を豊島区役所に極秘裏に送り込み「ご迷惑をかけた」とワビを入れさせて事の沈静化を目論見ます。
しかし産経もタイミングが悪かった、というかおマヌケとしかいいようがなかった。
ワビを入れに役所に言ったその同じ24日に産経名物コラム「産経抄」が、捏造記事を引用する形ではでに区役所批判をぶっ放していたのでございます。
問題のコラムはこちら。
「区民に迷彩服を見せたくなかった」と明かした区職員
2012.7.24 03:08 [産経抄]
数年前の小紙大阪版に、「制服しました」と題する記事が連載されていた。文化部の女性記者がさまざまな職種の制服を着て、制服文化を追求するのが狙いだ。そのなかに、陸上自衛隊の迷彩服も含まれている。
▼迷彩の色やパターンは、日本の植物の分布や種類を考えた上で作られているそうだ。素材や袖の形などについても、千葉県松戸市にある陸上自衛隊需品学校で研究が続いている。着用した女性記者は、実際にほふく前進してみて、危険な任務に耐えられるようほどこされた工夫に感心していた。
▼迷彩服をなぜか受け入れられない人の存在は、承知している。まさかそんな一部の声に配慮するあまり、首都直下地震に向けた自衛隊の訓練をないがしろにする防災担当職員が、東京都内の区役所にいるとは。
▼16日夜から17日にかけて、練馬区の陸自第1師団から連絡要員の隊員が23の各区に徒歩で向かった。被害状況の確認などを想定した演習だが、11区が区役所庁舎内への立ち入りを拒否していた。「区民に迷彩服を見せたくなかった」と明かす担当者もいたという。
▼阪神大震災では、兵庫県知事から自衛隊に派遣要請が届くまでに、4時間もかかった。震災が起こるまで、県や神戸市の防災訓練に自衛隊が招待されず、救援活動の大きな妨げになったこともわかっている。自衛隊との連携がいかに大切か、東日本大震災でも思い知らされたはずだ。
▼昨年4月の小紙記事は、津波で家族4人を失った44歳の自衛官が「これ着てますから」と迷彩服に触れながら、任務に没頭する姿を伝えていた。職員の心ない仕打ちにも顔色ひとつ変えなかったであろう、自衛隊員の心情を思うと、やりきれない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120724/plc12072403090004-n1.htm
うむ、結びの言葉、「職員の心ない仕打ちにも顔色ひとつ変えなかったであろう、自衛隊員の心情を思うと、やりきれない」とはなかなかの読ませる文章ですが、これが捏造記事の引用なんだもの、豊島区役所職員の怒りに火に油を注ぐ結果になったのでしょう。
産経のあまりの不誠実な報道姿勢に、豊島区役所は産経のワビ入れの経緯を「再抗議文」としてネットに掲げるのでございます。
【抗議文】平成24年7月24日付貴紙朝刊「産經抄」記事について(再抗議)
昨日23日付貴社掲載記事「統合防災演習 東京23区に庁舎立ち入り要請/『迷彩服見せるな』11区が自衛隊拒否」について、事実に反する記事が掲載されたことに対し、即日抗議を行いました。これに対し、昨日午後、貴社社会部編集委員将口泰浩氏(担当編集デスク)並びに今回の記事を書かれた担当記者三枝玄太郎氏の両名が本区に来庁され、今回の誤報記事掲載の経緯を説明されるとともに、ご迷惑をかけたとの謝意を示されました。本区としては、多くの読者の方々が誤解されている状況を解消するためにも、改めて訂正・謝罪記事の掲載を強く求めたところです。
しかしながら、本日24日付貴紙朝刊コラム「産經抄」において、昨日の記事の訂正はおろか、昨日の記事を前提として、立ち入り拒否をしたとされる区の防災担当職員を誹謗する記事が掲載されました。これに対し、将口氏に確認を求めたところ、担当部署が違っていたため、情報が共有化されていなかったと説明されましたが、全く納得の得られるものではありません。昨日来、インターネット上でも貴紙誤報記事をめぐって混乱が生じている状況の中で、貴紙の看板コラムである「産經抄」で、再び誤った内容を掲載することは、マスメディアとしての自覚に著しく欠けるものと言わざるをえません。
既に昨日申し上げましたように、16日、17日に実施された自衛隊演習において、本区防災課職員は協力しております。また、本コラム記事内容は、事実に基づかないばかりでなく、地域の最前線にあって、24時間体制で防災・救援活動にあたっている防災担当職員の士気を大きく阻害するものです。自衛隊の職員も自治体防災担当職員も、等しくそれぞれの職務に専心しているということに対する配慮に著しく欠けた内容であることが何よりも残念でなりません。
ここに再び、厳重に抗議するとともに、23日付朝刊記事並びに本日付朝刊「産經抄」それぞれについて、謝罪・訂正記事の掲載を強く求めます。
http://www.city.toshima.lg.jp/koho/027640.html
うむ、ここに「23日付朝刊記事並びに本日付朝刊「産經抄」それぞれについて、謝罪・訂正記事の掲載を強く求めます」と豊島区役所の抗議対象に24日付け「産經抄」も加わり産経新聞として、あわれ万事休す、謝罪記事掲載しか打つ手はなくなります。
ネット上確認できませんので、25日付け産経朝刊2面におけるおわび記事をスキャンしてご紹介。
http://f.hatena.ne.jp/kibashiri/20120725105932
うむ、短くてちっちゃな「おわび」記事ですが産経新聞としては、記事掲載後わずか2日で謝罪記事掲載に追い込まれたのでございます。
あわれ産経新聞、名物コラムで火に油を注ぎ早くも謝罪記事掲載に追い込まれ赤っ恥でござりまする。
いっぽうネットでは今だ問題記事が堂々と閲覧可能なのでありますが、はたしてこの「おわび」記事で自治体側は納得するでしょうか。
今後の顛末を引き続き生暖かく見守ることとしましょう、みなさん。
=転載終了=
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