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衆議院議員 大谷 啓 OKブログ
2012年07月26日
対米従属の現状を今こそ認識すべき
本日、小沢代表を中心とする超党派の勉強会「新しい政策研究会」の定例会が本日行われました。国民の生活が第一のメンバーのみならず、民主党残留組、新党きずな、新党大地真民主、そして無所属のメンバーも参加しています。(新しい政策研究会のHPは → http://www.shinseiken.jp/ 映像も見れます)
本日小沢代表は、オスプレイ問題を取り上げ、「日米関係は、日米同盟という名前は使うが、本来の同盟関係ではない。同盟というのは、少なくとも二国間では対等であるべきで、今の日米関係は、事実上米国の国際戦略に沿って、その意のままに日本政府が追従しているだけの関係だと思う。オスプレイ問題はその典型であり、日本国内の事情や意見が日本政府からアメリカに伝えられている節が全く見当たらないし、そもそも伝えられる立場にないんじゃないかとも思える。TPPの問題にしても、関税撤廃・自由貿易という考え方はよくても、結局米国は、日本を米国のシステムに組み入れ、米国がやりやすいようにという意図を持っており、日本政府が国益を考え、米国としっかり議論できるんなら心配ないが、今のような日米関係では、国民の心配が日増しに高まるだけだ。国民生活を守り、国益を守る日本の政治を作る必要がある。」と話されました。まさにその通りで、すでに弱体化しつつある米国の言いなりを続けていて、本当に国民の生活が守れるのか、日本の経済を守れるのか、私たちはしっかりと認識する必要があります。
私たちは、先の総選挙で、米国との対等な関係ということを訴え、政権交代を果たしました。しかし、鳩山政権が普天間問題で倒れ、結果としてその理念は失われ、今の民主党政権の外交面での体たらくに繋がっているのだと思います。軍事的に米国に頼らざるを得ない現状で、対等の関係など相当難しいのも現実ですが、それでも信念を持って、新しい米国との関係を築かなければ、日本のよいものが失われ、完全に搾取される側になることすらあり得るのです。
最近、永田町でも話題なのですが、近日、元外務官僚であった孫崎享さんが著した「戦後史の正体」(創元社)が発売されます。最大のタブーである「米国からの圧力」を軸に戦後史を読み解いたもので、これを読めば、日本が如何に米国の言われるがまま動かされてきたのか理解できると思います。この問題に関心のある方は是非読まれることをお薦めします。
http://blog.goo.ne.jp/ok-otani/e/5ea6ef5f507e162bcddc959c77a3f174
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