http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/518.html
Tweet |
肌感覚で政治を眺めろ! テレビを観ない、新聞を読まない、これぞ“真実への近道”
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/aa851c7c4fc5126fc69745c9abfc56df
2012年07月26日 世相を斬る あいば達也
新聞・テレビが伝える真実は、芸能スポーツのみ。まさかオリンピックで予選落ちを金メダルと報じる心配はない(笑)。まぁ北朝鮮でも、そこまで無茶な報道はしないだろうから、似たようなレベルだね。一切の民意の支持なしに、誰もなし得なかった、米国追随・官僚べったり・経団連我が命の強権独裁政治を行う民主党・野田政権の政策を決められる政治などと評価し、支持または絶賛すると云う事は、予選落ちを金メダルに値すると評価しているようなものである。
最近、筆者は物事をシンプルに考えるバイオリズムに入っている。ゆえに、難しいことは考えない。単純に“肌感覚”で変だと思うことは、全部変だと思うようにしている。此処まで素直に馴れたのは、小沢一郎が民主党からオサラバし、新党「国民の生活が第一」を立ち上げたからに相違ない。つまり、歪んだ感情(一種の自己矛盾)の元凶がなくなったからだ。勿論、筆者の感情が吹っ切れたからといって、政治の何かが良い方向に向かっているとは言えない。憎むべき小沢一郎を失った民主党幹部は、攻撃するターゲットを失い、仲間割れの兆しさえ見せているのだから、嗤える現象だ。大いにグチャグチャになるがよかろう!
現在、クーデター野田民主とゾンビ党自民が徒党を組んで行おうとしている政策は、あの小泉でさえ躊躇した国家的重大政策のオンパレードである。バナナの叩き売り並の勢いだけで、次から次と、日本をあらぬ方向に向かわせようとしている。その点では、石原慎太郎の方が姿形が明確なので判りやすいが、この野田と云う男の美辞麗句、巧言令色、相田みつお風処世訓言辞を、マスメディアは金科玉条の如く連発し、実施される政策の重大な欠陥のすべてを隠蔽し、耳触りの良い言辞で読者視聴者を印象操作し、サブリミナル効果のように洗脳している。まさにプロパガンダそのものである。
何ゆえに、ここまでマスメディアが重大な瑕疵だらけの法律や政策の実現化に協力的なのか、個々の検証を行うことも必要だが、彼らのアイデンティティが霞が関との蜜月、経団連との蜜月、最終的にはアメリカからの支配、それらを含む国家の統治システムの居心地が良好だからなのであろう。たまに、朝日や読売新聞をコーヒーショップで読むのだが、彼らは明らかに国民、特に庶民の敵である事はたしかだ。彼らもまた、野田同様に“美辞麗句、巧言令色、相田みつお風処世訓言辞”の連発で、プロパガンダに徹している。大政翼賛報道を21世紀になって目の当たりにするとは思ってもいなかったが、まさに我々の前で、いま行われているのだ。
国民が国家の真実の姿を見たいのであれば、先ずは新聞テレビを遠ざけることである。プロパガンダ報道に接し、それこそ、折角生まれながらに持ち合わせている“肌感覚”を鈍らせる。生半可な洗脳情報を読み聞ききするくらいなら、まったく知らない方がマシである。どうしても知りたい願望があるなら、当該の法律や政策への、賛成派と反対派の文庫本を読むのが一番だ。ネット情報で興味ある政策などの是非を考える場合でも、賛成派と反対派双方の考えを読み比べるべきである。そうして、人間本来の“肌感覚”がどちらの方向を指し示すか、感じる事が肝要である。
消費増税(社会保障は切り捨て御免の)財務省の手下の如き大政翼賛政治に奔走する民自公政治屋。安全の“あ”の字もエビデンス(科学的証明)の保証もなく、全電源喪失でも水で冷やせる緊急措置が万全、安全を確認した。そもそも、全電源喪失するような原発自体が問題なわけだし、緊急措置を持って万全とは笑止の沙汰だ。地震の揺れで、どれだけのダメージが起きたかの検証さえなされていないのだから、電源だけの問題でもないのにだ。財政危機故の増税である事と、世界に向けてバラマキし尽くす国富の財政出動は別財布だとでも云うつもりなのだろうか。野田政権が海外に約束した資金提供の総額は14兆円。消費税引き上げ以上だし、為替介入で、買い増しした米国債の14兆円、〆て28兆円強である。
オスプレイに至っては、もう敗戦国丸出し根性だ。国民の生命が危険に晒されても、致し方ない。日米同盟とは、そう云うものなのだからと平気で語ってしまう。野田首相・藤村官房長官・森本防衛大臣の組み合わせは、皮肉にも隷米軍国属国を象徴する三羽ガラスで素晴らしい。この3人を並べた写メは、歴代内閣の中でも秀逸の隷米三羽ガラスのスリーショットである(笑)。まだまだあるぞ、野田の隷米右翼度政策は…。
次は何だったかな?そうそう、LIBRO金利不正操作事件は、日本では意味の判らん経済記者が多いのか、野田財務省の増税に逆風の情報だけに、語るな!と言われているのか、殆どまともに報道していないが、これは世界恐慌のユーロ問題の上に、火に油を注ぐような大事件なのである。英国のバークレイズ銀行が不正に金利操作を行なっていたことが発覚、不正に操作した金利は国際的な基準となる“LIBOR”と云う金利の不正操作だ。ロンドンの金融市場での金融機関同士の資金貸借に使われる金利で、一般的貸出金利や金融派生商品の価格算定の基準としても使われるもので、この不正金利の影響を受ける資金は5京円近くあるらしく、単なる欧州金融と云う地域に留まるものではないようだ。
金融機関は、それでなくても火の車なのに、この不正操作の為に起きるであろう損害賠償引当金の積み増しが急務で、急激な資金移動が起きている。世界的株式市場の下落も、この傾向を受けてのものであるし、日本国債への信認がさらに増すと云う、財務省にとって最悪のシナリオが世界市場で起きてきている。そんな現実を、国民に知らせるバカはいないぞ!と恫喝しているに違いない。運よくか悪くか判らないが、日本はLIBORとの関わりが少なく、国債の安全度ランキングCDSで安心度は、先進60カ国の上から9番目である(笑)。こんな事実も知らずに、日本の国債暴落近し!聞いてて恥ずかしくなってしまうぞよ!
増税で円安になります!と言い募ってきた財務省はどう嘘の上塗りをするつもりだろうか?嘘をついている、その横で円高は加速するに違いない。怖ろしいことだが、本当にお天道様が与えてくれる天罰と云うものを見る思いだ(笑)。信頼深き円様は天井知らずに昇るに違いない。米倉の糞爺の面を想像するだけで愉快になる。筆者は口が酸っぱくなるほど主張しているが、先進国家が輸出製造業で生き残るマクロ経済政策は、絶対に間違いだと云うことが、徐々に証明されている事も悦ばしい。人・モノ・金・市場のどれを取っても、国内に輸出製造業の存在理由は少ない。世界の潮流に逆らう政策は、穴のあいたバケツに水を注ぐのみ。
野田民主の右傾独裁政治を証明する事象を並べ立てたら、筆者は寝られなくなる。原子力安全規制を一元的に担う原子力規制委員会の同意人事案も右往左往しているが、原子力規制委員会の初代委員長に田中俊一と云う原発推進論者を起用すること自体、もう公正公平無視は歴然たる事実だ。原発関係者に委員長を任せると云う事は、アンフェアーな熟議を重ねると、堂々と宣言しているに等しい。あまりの厚顔無恥にあいた口が塞がらないのだが、おそらく野田民主党政権は、消費増税ではなく“原発政策の失政”で潰れる事になるのだろう。今月一杯は持つかもしれないが、8月は二進も三進も行かなくなる野田佳彦を目撃出来るかもしれない。そんな夢でも見るつもりで寝る事にする。皆さま、オヤスミナサイ!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK133掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。