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完全に独裁気取り野田の狂気 国民を無視 財務役人と米国の手下
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2012/7/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ワセダの講演で「決める政治をやり遂げる」と いいたい放題
「決めるべきことを先送りしないで、決めるときに決める政治を行う。これが日本において最大の政治改革だ」
大隈重信にでもなったつもりか知らないが、母校・早大でエラソーに講演したドジョウ首相に、「何を言ってるんだ」と呆れた国民も多かったはずだ。
政治改革どころか、野田がバカのひとつ覚えで消費増税だけにかまけている間に、日本経済はいよいよ破綻の危機に瀕している。円は再び1ドル=77円台に突入し、輸出企業はどこもかしこも青息吐息。株価もまた8400円を割ってしまった。欧州危機が深刻化してから1年以上になるが、野田政権が何も手を打たないから、日本は世界からいいようにカモられ、損をしているのだ。
野田は講演で「経済が良くならなければ国民の暮らしは成り立たない」とも言っていたが、一体、どの口が言っているのか。お前が、日本経済と国民の暮らしを悪くしているのではないか。
超円高の影響で、自動車と並んで日本の屋台骨だった輸出家電メーカーは死屍累々だ。シャープの第1四半期は最終赤字1000億円で、数千人規模の大リストラを初めて検討している。リストラで先行しているパナソニックは、“聖域”だった本社社員も7000人から数百人に、7分の1以下へ削減する予定だというからヒドいものだ。経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。
「輸出企業の大ダメージはもちろん、中小零細企業はさらに悲惨です。今でも倒産が相次いでいますが、このデフレ不況下で消費増税なんてしたら、価格転嫁できない中小零細は軒並み潰れてしまいますよ。そもそも歴史上、増税で景気を上向かせた国はないのです。今は円高対策に加えて、景気回復、雇用対策がイの一番の課題なのに、野田政権と国会は何をやっているのですか」
◆地獄の一丁目で大増税という狂気
おまけに、世界情勢は悪化の一途だ。米国経済は回復もままならないまま、息切れを始め、6月の製造業の景況感指数は、好不況の分岐点となる50を3年ぶりに割り込んでしまった。急成長に沸いていた頼みの中国も失速し、経済成長率は8%割れ。こちらもリーマン・ショックがあった08年以来、3年ぶりの低成長である。
欧州にいたっては目も当てられない惨状で、ギリシャの「9月破産説」まで流れている。ドイツ誌がEU当局者の言葉を引用して報じたもので、欧州危機はいよいよ緊迫の度合いを増してきた。
この先、世界経済は何が起きてもおかしくない。世界は恐慌前夜、すでに“地獄の一丁目”で、もう、日本経済が活路を見いだせる国なんて、どこにもないのだ。経済評論家の上念司氏が言う。
「それなのに、消費増税でデフレ不況に拍車をかけようとしているから、この政権は最悪なのです。首相は社会保障のために増税が必要だと言うが、増税をしたら税収は減り、ますます社会保障にお金を回せなくなります。逆に、失業者は急増しているから、失業手当などの社会保障費は膨れ上がる。何もかもがデタラメで、アベコベのことをやっているのです」
95年に消費税を3%から5%にアップした時も、急速に景気が悪化し、税収も落ち込んだ。消費税を上げたらどうなるか、歴史が証明していることだ。
野田は「命をかけて」日本経済をぶっ壊そうとしているのである。
◆保身第一で強者に従い、こびへつらう奴隷政権
こんなにメチャクチャにしておいて、何が「決める政治」だ。大体、野田はこれまで、ただの一度も「決める政治」なんてやっちゃいない。
野田が党を割ってまで消費増税を強行するのは、霞が関を予算で牛耳る財務官僚の言うことを聞いておけば、身を守ってもらえるとソロバンをはじいているからだ。原発再稼働にしても、財界という権威に従っているだけ。
すべては保身のため、強い者にこびへつらう。それが野田という男の行動原理なのである。
日銀の白川総裁が“円高容認”発言をして市場でヒンシュクを買っているが、野田が怒りもせず、円高を放置しているのも同じリクツ。5年間で輸出倍増計画をブチ上げている米国が、「円高・ドル安」を望んでいるからだ。
前出の上念司氏は「米国は、円安・ドル高になると日本にモノが売れなくなるため、円高を歓迎している」と指摘したし、元外交官で評論家の天木直人氏も「日本は米国の食い物にされている」と、こう言っている。
「日銀がジャブジャブお札を刷れば、円高もデフレも解消されるでしょうが、それでは米国は困る。だから円高は止まらず、首相も止めようとしないのです。米国はやりやすい野田政権のうちに、ルール無視で何でもやってくる。TPPだって、ゴリ押ししてくる。日本は属国同然です」
このままでは、日本はケツの毛まで引っこ抜かれることになる。
◆「決める政治」ではなく「決めてもらう政治」
野田が強行搬入し、非難ゴウゴウの「未亡人製造機」オスプレイにしたって、日本はいいツラの皮だ。米国の言うがまま、されるがまま。日本中で抗議運動が起こっているが、野田政権は国民のことなどまったく気にしていない。その証拠に、森本防衛相はテレビ番組で、「地元で運動が起きたら、日米安保体制が揺らいでしまう」とビクビクしていた。頭にあるのはアメリカのご機嫌だけだ。野田政権の正体見たり、である。
「亀井静香氏が月刊誌で野田政権を『アメリカの召し使いだ』と糾弾していたが、まったくその通りです。野田首相のアタマにあるのは、ただ延命だけ。米国の怒りを買ったら、過去の例からも政権は倒れると恐れ、絶対に逆らわない。アメリカと官僚に従っていれば、政権は安泰という発想です。もとより、能力も気概もないから、すべて丸投げ、丸のみ。主体性や自立心のカケラもない。これが野田首相という人物の狂気と独裁のウラにある真相なのです」(政治評論家・本澤二郎氏)
我が身が第一で、国民生活は二の次、三の次。そのためには、「決める政治」ではなく、何から何まで「決めてもらう政治」に突き進む。
この男のやってきたことは、財務省のために消費増税を「決め」、財界のために原発再稼働を「決め」、アメリカのためにオスプレイ配備を「決め」ただけ。国民のために「決めた」ことはひとつもない。
こんな低級な自衛隊員の倅首相をいつまでも威張らせていたら、この国は本当におしまいだ。
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