http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/505.html
Tweet |
※写真は玉城デニー氏
※玉城デニー議員のインタビューの書き起こしを、ゾーイさん(@sekilalazowie さん)のツイートから転載します。尚、読みやすさを考え、文章を続けて表記させていただいた部分があります(投稿者より)。
●120718 ニュースバックヤード 玉城デニー議員出演にて
角谷
「消費税が上がったってなんとかなるとみんな思うかもしれないけど、東京を離れたら皆大変。
大丈夫だと言っているのはお金が税金でいっぱい貰える政治家とか、高級官僚とか、大手新聞記者の皆様とか、こういう人達は大賛成」
デニー議員
「実は富裕層は消費税の恩恵を受けやすいポジションにいる。逆に手取りや所得の低い方々のほうが消費税の増税負担というのは大きい。お金を使わなくなって実体経済がもっと落ち込んでいく。リストラの嵐、中小零細企業に至っては社員すら雇えなくなるから、数多失業者が街にあふれてしまう」
(民主党を辞めなくても?という質問に対し、)
デニー議員
「正直言って野田総理も2009年の選挙の前の街頭演説を聞いてみると、およそその時の野田さんではない。
シロアリ退治をするのが シロアリに巣食われたみたいな状態になっている。
何を言ってもシロアリの巣に水を注いでいるようなもんで水が貯まらない。水が溢れたあとですっきりしたと言っているような方々。もう何を言っても議論の対象にならない党運営だった。
菅さんも野田さんも財務大臣を経験した方、藤井裕久先生も財務に詳しいと言われていて信頼されていたはずなのに、いざこの段になったら藤井先生すらご自身がおっしゃっていたことと全く違うことをやっている。
もはや民主党という政党の中の議論は、相容れない者は排除されつまみ出されていく。予算委員会での発言が予定されていたのに委員会から外され、いきなり執行部から辞めてくれと、取り下げられてしまう。様々な軋轢が色々中ではあるので、その軋轢は政治手法としては良くないと思う」
角谷
「民主党の平さんという真面目なお兄さんがいた。原発の問題についてのご専門家で鳩山さんの原発の勉強の先生みたいなぐらいに詳しい人。彼は原発の問題について色々な問題を質問したいと経産委員会に入った。ところが平さんはとうとう一度も質問に立たせてもらえなかった。
(経産委員会で平議員に質問させない)そんな嫌がらせまでする。つまり与党は原発に賛成しなきゃダメだという理屈らしい。じゃあ、菅さんなんてはやく除名すりゃいい。なんで菅さんは除名されないんだ?」
デニー議員
「そういうおかしいという状況が、段々と最初の鳩山政権、菅政権、菅第二次政権、野田政権に進むに連れて、そういう状況がひどくなっていった。だから平さんみたいに本当に真面目で、このことで絶対国民のために私は仕事をするんだと思っている人に仕事をさせない」
角谷
「平さんは離党もさせてもらえなくて、民主党は経産委員会の委員から外そうとしたわけ。絶対やめません、私は経産委員会で質問したいことがたくさんあるんですって、平さんは言って踏ん張った。そしたらまだ経産委員会に残ってる」
デニー議員
「ただもう離党してしまったけど」
角谷
「『国民の生活が第一』を何でもかんでも褒めようとは思わないが、東幹事長が採決して離党を覚悟した時の国会内でのインタビューは堂々としたものだった。『国民の皆さんに消費税を上げないと2009年に選挙で約束したのに、それが守れなくてすいませんでした』と最初に謝った。
僕は野田さん以下執行部が最初にそれを全員が謝りゃいいと思う。東祥三議員が国民の皆さんにはお詫びしたいと。そしてそれをまず自分の選挙区に戻って有権者に謝りたいと。良い事言うなと思った。
ルンバ川内もツイッターでは、まず国民に謝りたいと。約束が守れなかったと。申し訳なかったと、もう自民党と公明党も入ってきて、全く数の上では戦いにならなかったというようなことを書いていた」
デニー議員
「昨年もマニフェストを検証したと言っているが国民は誰も知らない。なんで知らないかというと、党内で徹底的にまとめてお互いにディスカッションをしていない。
ただまとめてこれを地元に持って行って説明してくださいと言われて、ただ言われるがままにハイハイと言っておけばいいみたいな感じ」
角谷
「鳩山さんの普天間で少なくとも県外、は思いつきじゃなく民主党のマニフェストだった。玉城さん達沖縄選出議員は鳩山さんのことをどれぐらい助けたのか。
岡田大臣が逃げ北澤大臣が逃げても、鳩山さんに沖縄選出議員が一緒にもっとなんとか出来たんじゃないか?鳩山さんは沖縄県民にまで嫌われた」
デニー議員
「鳩山さんは私達が官邸に入ることを自由にしてくれた。いつでも会って、いつでも話を聞いていただいた。
段々、その鳩山さんから我々を遠ざけていく官邸の中の仕組みがあったり、事務方でさえ私達を遠ざけようという感じにして、事務方が総理は忙しいので私が聞きますと」
角谷
「事務方もひどかったが総理の秘書官もひどかった。あの時は官房副長官も経産省出身で、みんな経産省で固めた」
デニー議員
「必ず官邸の中に経産省と財務省の出身がいる」
角谷
「それで政治主導なんて全然話にならない。官僚OBの政治家と官僚OBの秘書官で固めたら鳩山さんは既に裸の王様だった」
デニー議員
「実は鳩山さんは2009年の予算というのは自民党が作った予算だけど、なんとか補正予算から民主党色を出そうとしていた。2010年の5月に実は財政収支のプライマリーバランスを取ろうと財務省が閣議決定してくださいと言うのを持ってきた時に鳩山さんは蹴っとばした。
(鳩山さんが財務省に)『こんなことをやっているからいつまでもデフレを解消しないんだ。こんなプライマリーバランスなんか、国が豊かになれば先送りでも構わないんだ』と蹴った。
ところがなんと、鳩山さんから菅さんに変わった途端、管さんはそれを閣議決定した。財務省にまた乗っ取られた。
鳩山さんも相当な部分で政治主導を発揮したいと思っていたが、鳩山総理が普天間を県外国外と言った時に、あれはマニフェストには書いてないと外務大臣として答弁をした岡田さんが、
マニフェストには書いてない消費増税に反対したら、いや総理が命がけでやるといったんだからやるんだと」
角谷
「そうだよな。鳩山の命がけは無視しといて。ほんと岡田ってのはトンデモねえヤロウだ」
デニー議員
「僕らは鳩山さんに、こういうふうに県民にアピールを、こういうふうに言ってください、絶対に期限を切っちゃダメですよ、いつまでにやるって絶対言わないでくださいねと言ったが、なんたらかんたらあって鳩山さんが、まあ5月辺りかな、と言ったら、マスコミがそら来た!と。
マスコミは5月という言葉を取ったぞと言って、5月までに出来るんですか?やるんですか?やるんですね?どうするんですか?と追い詰めていった。しかも外務大臣や防衛大臣から出てくる話は鳩山さんが言っていること、つまり自分たちを任命した親に対して違うことを言い続けた。
もうどんどん鳩山さんや私達が火だるまになって追い込まれていくのは目に見えていたのがあの時の状況で、力不足を痛切に感じている。
我々はギリシャみたいにはならないということを地元でも街宣で丁寧に分かりやすく話している。
国が1000兆円の借金があれば、財産はどれだけあるのかということもマスコミはちゃんと報道すべき。
本当の借金はいくらでその中でこの財産は本当に使えないのか、ということを国民に出さないと。
1000兆円の借金ばっかり出して日本は沈没寸前だみたいなニュースだが、本当はそうではない。もっと取り崩して予算を組み替えることができることがいっぱいある。
その予算が訳の分からない特別会計という別枠の財布のなかにあり、その財布がいいように使われているので、
国民にそれをもっとオープンにするべきだというのが最初の民主党の考え方だったはず」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※玉城デニー(たまき でにー)、1959年10月13日生 52歳 沖縄県出身(所属・民主党→国民の生活が第一)
※公式ホームページ http://d21tamaki.com/
※twitterアカウント @tamakidenny
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK133掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。