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読めない政局・・・既得権益層の戸惑い (政経徒然草) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/493.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 7 月 25 日 14:23:51: igsppGRN/E9PQ
 

読めない政局・・・既得権益層の戸惑い
http://haru55.blogspot.jp/2012/07/blog-post_25.html
2012年7月25日 政経徒然草


大手マスメディアや政治評論家と呼ばれる人たちも現在の政局に戸惑い、先が読めなくなっているようだ。

その最大の要因は、民主党や自民党に政局を引っ張っていくだけの力のある政治家がいないことにある。特に民主党においては党の運営、政策の再構築に力を注がざるを得ないという状況なので大半のエネルギーを内部において費やさざるを得ない状態に陥っている。

更に違う視点から、政局の混迷を見てみたいと思う。
それは、官僚組織や経済界、労働界などの既得権益層の内部に秘める自己矛盾とジレンマが表に出始めていることだ。つまり表裏の裏の部分が、自己矛盾と倫理、道徳観の欠如が原因で表に出始め、体制に影響を与え始めたということである。

原発関連の問題を始めとし、沖縄の基地問題における環境アセス評価の問題、検察の問題を始めとする司法・行政の犯罪と言っても過言でないほどの行いなど枚挙にいとまがないほど表面化し始めている。

マスコミなどは、大きく取り上げないが、じわじわと市民が立ち上がりデモが発生し、ネットなどで情報が広がっている。これらのことが、政局全体にも影響を与え始めている。
彼らが遣ろうとしていることが「矛盾だらけ」であることが露呈し、それが広く知られ始めたからだ。

しかし、それらの事が政策決定にも大きな影響を与える結果になりつつあることを多くの政治家は気がついていない。

日本は「官僚政治国家」であることを再認識すべきだ。

つまり、現状の日本においては、官僚が作る政策を追認するのが政治という流れなので、官僚組織の政策決定に影響を与えることが、国の政策決定プロセスの中で大きなウェートを占める。

その官僚組織の政策決定プロセスが過去の政策との自己矛盾で、右往左往し始めている。

そして、それが政局にも影響を与え始めている。
極論をいえば、「官僚組織にとっては、どの政党が一番都合がいいのか」という選択のなかで、過去の政策の矛盾をごまかしやすい、そして一番組みやすい政党にスライドさせたいと考えている。

今の現状では自民党だ。
この流れからわかるように、民主党が自民党とそっくりな政策になって行くことは自明の理であり、民主党から自民党に流れる議員が、あるいは離党した議員を除いた民主党が自民党と組み「官僚政治」を継続していくという流れが自然な流れ(官僚側にとって)であろう。

となると、やはり一番のポイントは民主党の内部の動きであり、もうひとつが小沢さんが党首の「国民の生活が第一」の動きだろう。

民主党内部で原点復帰を目指し「官僚政治の打破」そして「政治主導の政策決定」の動きが活発化するかどうかが、ポイントになるだろう。だから離党者が数十人とかという話は、小さなことで本来は民主党が真っ二つに分かれるというという動きにならなければおかしい。それくらい民主党は内部が混乱し先も見えず嵐で舵が壊れ漂流し始めている。
誰もそれを食い止めることはできないように思う。船底にあいた穴が大きくなりどんどん水が中に入ってきている状態だ。水をくみ出すだけで手いっぱいの民主党執行部が選挙のことまで手が回りきらないのは、誰の目にも明らかだ。

となれば、どのようにして選挙を先延ばししようと考えているのか?
それも、まともに考えられないのが今の民主党執行部だ。


 

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コメント
 
01. 2012年7月25日 17:30:17 : oNqclzIefs
3党野合勢力は選挙引き延ばしで合意しとる。

其れにしても小沢新党の地方組織立ち上げの遅い事。


02. 2012年7月25日 17:33:35 : WRcvzABPLo
「官僚政治国家」に異論は無い。

それを変える為に、民主党が政権交代を為し得たのである。

処が、既得権益層に引きずり込まれた脳ナシ内ゲバ連中が、
大黒柱であり、重石でもある小沢先生の排除を計り、実行した。

官僚組織を含め経済界なども、重石が無くなると今度は個利個略に
走り、統制が取れなくなる。

元々国全体の方向を考えるなどの能力は、持ち合わせていない。

目標が有って、初めて行動できる連中の集まりだから、民自公も
何をして良いか分らない。

従って、政局を読むなど出来る訳が無い。

バカメディアや似非評論家も、同じことを言い募るだけ。

小沢先生の「国民の生活が第一」に動きがあれば、それに対し
既得権益者達の方針が決定するのである。

つまり、小沢先生有っての日本の社会と言える。


03. 佐助 2012年7月25日 18:13:30 : YZ1JBFFO77mpI : i4ZR7mAKq6
「国民の信頼と信用を失った」民主党,自民党の既存政党とテレビと新聞のマスコミ両方
そして政治は合集離散(離合集散)から結集に向かう

小選挙区の5減は,すべての党が一致できるが、比例区削減数と新配分法では一致できない。野田政権は野垂れ死に解散は避けたい。そのために現状の話合い解散はない。総選挙はオリーブの木新党と橋下新党が、総選挙で統一行動(同一名簿での立候補)する可能性は非常に大きい。その場合、オリーブの木の各新党は自民から離れた議員と落選議員を統合結集させ、自民党を半減させる。みんなの党と連携する橋下新党は、民主党を半減させる。だが、統一名簿だと、各選挙区ごとに浮動票の行方に違いが生まれるので、当落線上候補が増えて、過半数ギリギリとなる。だが、両党が別々に立候補すると、自民と公明のように、小選挙区と比例区で、オリーブの木の新党と橋下新党の両方に投票分けが発生するため、オリーブの木の新党と橋下新党の当選者の合計は、過半数を越える。かくて、橋下大阪市長のまま入閣するか橋下首相が誕生することになる。そしてオリーブの木の新党のリーダが入閣する可能性が高い。

民主党の比例区80 議席縮小提案と、少数党に有利に比例配分方式は、民主党政権を延命させる駆け引きに貢献する。そこで、衆議院の任期ギリギリに、足して二で割って決着すると予測し、次期衆議院選は予測してよい。小選挙区5減と比例区40 減前後、又は中選挙区制の復活、少数党に有利な配分率にし、任期ギリギリ解散となる可能性が残っている。しかも消費税値上げ賛成/反対を対立軸にしたくない自民と公明党は、消費税値上げ法案を議会に提案されても、これを引き延ばし任期ギリギリ話し合い解散もある。

だけど自民・公明が選挙前に消費税値上げで妥協したら、抱きついた民主お化けと一緒に水没する可能性が大きい,そこで民自公はオリーブの木の各新党や橋下新党が体制が間に合わない早期時期に解散もむある,また自民・公明両党は、解散が早ければ早いほど有利と思い込んでいるから、消費税値上げ法案の議決強行前に、民主党政府に不信任案をつきつけざるをえなくなる。しかし民主党政権は過半数を割ると、のたれ死に解散となる。それを避けるため、も一度首相(民主党総裁選をやり)の首をすげ替えてから人気の落ちる三ヵ月前に解散の可能性もある。

そのためオリーブの木や橋下新党と組むみんなの党以外の政党が結束し、「一寸先はヤミ」となる。しかし国民から既成政党と、現在の議会制度を否定され「国民の信頼と信用を失った」マスコミが騒ぐので,新党の漁夫の利は益々拡大される。そのために茶番劇(国民には見える馬鹿げたドタバタ芝居)を、正確に報道することも予測することもできなくなっている。そして総選挙でマスコミが、70%を占めてる浮動票が、3対1から1対3に反転するための地スベリ的に当落する選挙区を予測もできなくなる。


04. 2012年7月25日 18:57:55 : ojOek9AfM2
国民の生活が第一(PLF)の地方組織の遅れについては、このように考えている。

タイムリミットはあるのであろうが、県単位の支部をつくってしまうと、遅れて参加する、議員の処遇の問題がでてくる。よって、選挙区の支部はつくるが、県単位は、潮時をみているのであろう。付け加えると、

オリーブの木はない。可能性は、橋下氏とみんなの渡辺氏と愛知の木村氏と北海道の鈴木氏との連携ぐらいか。滋賀県の知事は抜ける。これらの偽オリーブの木は、自民党と野田民主党とは違う主張をするが、お里は知れている。

PLFは独自に候補を立てて、臨むほうが、外と、連携した相手からの、あらかじめ仕組まれた攻撃をかわし、攻め一筋の戦略をたてやすいだろう。


05. 2012年7月25日 21:51:39 : 1WjygenXhc
私は民主党は解散を仕掛ける根性は無く、任期満了まで政権与党でいたいということだけを目的とし、それだけを求心力にして残る任期を漂流していくと思っている。
理由は余りの不人気に解散したら落選するという恐怖が全議員に蔓延していくと思うからである。解散しないためには消費税を諦めても構わない。野田を下しても構わない。3党合意を破っても構わないということに向かうのではないだろうか?
最大の恐怖は内閣不信任案であるが、現在衆議院では単独過半数を握っているから、鳩山グループを留めておけば否決できる。その程度のことはできるだろう。万一鳩山グループが不信任案に同意して可決された場合でも内閣総辞職して乗り切る。
野田が7条解散を企てたら解散署名を拒否するなど引き摺り下ろしてでも解散させない。
上記推測の根拠は二つある。一つは昨日城島国会対策委員長が消費税法案の可決の前に特例公債法案の採決を自民党に申し入れて拒否されたことを受けての城島発言「消費税の採決は会期末ギリギリになる」。予算関連の特例法案を人質に取る自民党への牽制と不信任案の提出を遅らせるためであろう。もう一つは前原がオスプレイについて政府批判を始めたことである。野田下しの兆しではないかと思う。
一票の格差の是正という問題は解散をしないための正当な理由として利用されよう。輿石執行部はそう思っていると思うし、野田以外の民主党員の了解を最も取りやすい方法だと思う。

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