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検察 小津新体制も無責任露呈 特捜部長は「写真NG」
http://gendai.net/articles/view/syakai/137705
2012年7月21日 日刊ゲンダイ
不祥事続きでガタガタの検察庁の新検事総長に20日、前東京高検検事長の小津博司氏(63)が就任した。現場上がりで「組織改革」を期待された笠間治雄・前総長(64)は結局、めぼしい実績を残せなかった。小津新総長のお手並み拝見といきたいところだが、早くも「期待薄」の雰囲気が漂っているという。
小津新体制が決まった12日、東京地検の中原亮一新特捜部長(52)の就任会見で、写真撮影が禁止された。特捜部長や警視庁の捜査1課長は代々、就任会見の翌朝刊で、顔写真入りの記事がデカデカと掲載されてきた。撮影禁止は“異例”の対応だ。検察は、不許可にした理由について、「特捜部を特別扱いしない。組織改革の一環」とアピールしているが、“本音”は違うらしい。
「陸山会事件で、捏造調書やデッチ上げ捜査が明るみになり、捜査を主導したとされる元東京地検特捜部長の大鶴基成、佐久間達哉両氏の写真がテレビや新聞、週刊誌でバンバン報じられた。すべて就任会見時の写真です。検察はあれで懲りた。二の舞いは避けたいのです。不祥事が起きると決まっているわけではないが、どんな形であれ責任を追及されるのはたまらないということ。“顔出しNG”は無責任体質のあらわれです」(司法記者)
<改革はムリ>
小津総長は、法務省事務次官などを歴任したバリバリの「赤レンガ組」だ。官僚は組織を守るためなら「隠蔽」も「改ざん」もヘッチャラ。そんな官僚体質が染み付いた小津総長に「改革」を期待するなんて、ハナから無理だ。
「中原特捜部長はこれまで、特捜部副部長として、ライブドアの粉飾決算事件や、村上ファンドによるインサイダー取引事件などを手がけてきた。どれも、大鶴元特捜部長が指揮した事件です。つまり、中原部長も“シナリオ捜査”を体得しているといっていい。検察が本気で改革を考えるなら、こんな人事はしませんよ」(司法ジャーナリスト)
不祥事が再び起きる日は近い。
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