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自民党より酷くなってきた野田政権。閉塞感は極まっている。いざ総選挙だ。
作成日時 : 2012/07/23 :(かっちの言い分)
野田首相というのは、国民が、自党内の100名以上の議員が大合唱で原発再開反対を叫んでも、また増税に反対しても耳も貸さず、民主党自体を崩壊させても聞く耳持たぬという男のようだ。
原発反対の声を、大きな音がしているといい、また、自分が白いアリ退治をする言いながら白アリの親分になってしまう。書いていることはやらず、書いていないことをやると批判されても、顔色ひとつ声音も変えず、能面のように平然と答える。そんな碌でもないテクニックを教えたのが松下政経塾であると考えている。
このブログでよく松下政経塾出身者には何か共通した匂いを感じると書いているが、正にその原因の一つが、ディベイトの練習で学んだ回答の技術であろう。どんなに突っ込まれようが決して顔色に出さず、決して相手にしっぽを捕まれない術を訓練していたのだろう。
しかし、松下政経塾を出た議員からは、真の政治家としての匂いが感じられない。所謂処世術だけは長けている。
オスプレイの陸揚げも、地元首長、住民、国民が反対しても全く意に介さない。国民の審判を受けていない首相が、自分の主義で国民の声を聞かず勝手に決めていく政治には、もうんざりである。
オスプレイも、強行して事故が起こり人身御供が出ないと、野田首相は止めないであろう。橋下大阪市長のブレーンの古賀氏が本質を突いたツイートをしている。
古賀茂明 @kogashigeaki
アメリカに『まだ事故原因がわからないのにオスプレイ配備を強行するのは国民の理解が得られない』と言っても、こう切り返されるだろう。『福島事故の原因究明が終わらなくても大飯再稼働を強行し、17万人反対集会があっても平然としていられる野田総理なら理解してくれると思ったのに』。
正にこれを言われたらグーの音も出ないだろう。
今日、政府事故調が野田首相に事故報告書を提出した。これを受けて、野田首相が今後事故を起こさないように万全の体制を取っていくと述べたが、全く空々しい。大飯原発再開には野田首相が全責任を取ると言って見切り発車したが、何が万全の体制だ。大飯原発の下に活断層が走っているかもしれないと言われているのに、見切り発車している。
今週早々に「国民の生活が第一」のホームページが出来ると言っていたが、まだ出来て来ない。まだかまだかと待っている。
今週の27日(金)には、ホテルニューオオタニで小沢氏の政経フォーラムが開催されるが、夫婦二人で新党結成の御祝のために出かける。今までのホテルを変えてのフォーラムである。部屋の広さも2倍以上ある。明らかに新しい船出を意識していたと思われる。新党の発表の前から場所は決まっていたので、開催通知の手紙が出されたときには新党発足の決意は決まっていたのではないかと思っている。ここで何を言うか楽しみである。その内容は本ブログでお伝えしたい。
総選挙をまだかまだかと国民は期待している。政治の閉塞感はここに極まっている。選挙の神様は、着々と足元を固めている。他党は内心戦々恐々であろう。実際に党員、サポーターを募集して、初めてその反響を知ることが出来るだろう。
全国のマスコミに騙されないネット国民が、いざ鎌倉と結集するだろう。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201207/article_24.html
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