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「新聞社はみんな賛成」大マスコミが批判しない安住イカサマ答弁
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2012/7/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
原発の安全神話と同じ構図
「日本の主要新聞社の社説を含めた論評は、なぜいま消費税を上げろと言うのでしょうか。そういう世論は大きいのではないでしょうか」
19日の参院消費増税特別委員会で、安住財務相が言い放った。新聞は増税に賛成している。3党合意も評価された。われわれの方針は正しい。ガタガタ言うなというわけだ。
とんでもないペテン答弁である。
安住は、「朝日さんだって読売さんだって、このことは一致している」と強調したが、国民の6割は増税反対だ。少なくとも世論は割れている。それなのに新聞社の意見が判で押したように同じなのは、異常だし恐ろしい。背筋が寒くなる。
しかも、マスコミが右も左も足並みをそろえるのは、財務省がたらし込んだからだ。役人が刷り込み、洗脳したのである。そのトップが「ほら、あの人たちは賛成してる」と指摘しても説得力はない。麻雀の積み込みと同じ。イカサマで役満をあがり、「やった、やった」と大騒ぎしているようなものである。
元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏が言う。
「財務省はメディアの幹部や論説委員、ニュースキャスターから評論家、フリーライターと、ありとあらゆるところに手を回した。それでメディアは、長いものには巻かれろとなったのです。もしかしたら新聞は軽減税率の適用で裏取引をしたのかもしれない。そう勘繰りたくなるぐらい財務省の言いなりになっている。ジャーナリズムの使命は権力の姿勢を正すことですが、いまのメディアは『自社の経営が第一』。
安住大臣のやらせ答弁も見て見ぬふりです」
質問をした中村哲治参院議員も情けない。「新聞は増税の疑問に答えていない」などと反論していたが、そもそも八百長なのだ。財務省とマスコミはベッタリで癒着している。そこに切り込まないとダメだ。
「メディアも役人も政治家も、国民に安全神話を植え付けた揚げ句、甚大な被害を出した原発事故の反省がない。消費増税でも同じ犯罪を繰り返すことになります」(川崎泰資氏=前出)
日本の良識が問われている。
◇
安住財務相「主要新聞社の社説がみんな『消費税上げろ』と言っている」
http://www.j-cast.com/2012/07/20140133.html
消費増税法案をめぐる参院の審議で、安住淳財務相が2012年7月19日、新聞の社説を根拠に増税の必要性を訴えた。
増税に反対の立場をとる「国民の生活が第一」の中村哲治議員が社会保障と税の一体改革に関する特別委員会で
「現場の為替ディーラーが『今、消費税を上げる必要はない』と言っている。そのことが、なぜ軽んじられるのか」
と安住氏を追及したのに対して、安住氏が
「じゃあ逆に、日本の主要新聞社の社説を含めて論評は、なぜみんな『消費税上げろ』と言うのか。そういう世論は大きいのではないか」
「新聞社だって、商売を考えたら反対(主張)でやった方が売れるかも知れないのに、しっかりそこは消費税上げて(民主、自民、公明)3党でやるべきだという社説がある」
と反論した。これに対して、中村氏は
「社説は(増税反対派の)疑問に答えていない」
とした上で、
「結局、原発と一緒。私たちは経済産業省から『原発は安全だ』と信じ込まされてきた。原発安全神話があった。私は、財務省の『財政危機神話』があると言っている」
と主張した。
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