★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK133 > 338.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
原発事故以来、民主党政権は糸の切れたタコになってしまった
http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/338.html
投稿者 グッキー 日時 2012 年 7 月 21 日 16:42:00: Cbr3d6O9vj7Mc
 

http://blogs.yahoo.co.jp/olympass/MYBLOG/yblog.html
野田の政治運営の深刻な問題点

1.消費税増税問題について、民主党の両院総会で決議はとらず、前原に一任するということで幕を下ろした。後日の衆議院での討議のなかで、このことを問われた野田は「両院総会は個々の法案の是非を問う場所ではない」と答えた。「政治生命をかける」重大な決断とみなすものを最高決定機関で採決もとらずに通過させてしまった。そのうえで、3党合意にもっていき、重大なイニシアティブは自民党に委ねられることになった。
 これは政党の指導者としてあるまじき行動だと思う。これに反発するほうがまともな党員である。
 (なぜ野田はこの消費税増税案に踏み込んだのだろう(たしか3月の決断だったと思う)。そしてそれはどのようなコンセンサスを党幹部のあいだで得たのであろうか。)
 昨日、野田は「最低保証年金、後期高齢者医療制度の廃止」案の見送りを決めた。これは民主党で決めていたものであるのに、3党合意に抵触するからおろしたのである。これって党の代表のとる態度なのだろうか。そしてそれを許す民主党指導部とは一体どういう存在なのだろうか。解散総選挙で惨敗することだろう。

2.原発問題について、野田は国会の事故調査委員会の報告が「出ない前に」、「国民の生活を第1に考えて、私は大飯原発の再会を決めました」と宣言した。そして再開後も専門家のあいだから、あの下には深刻な影響を及ぼしかねない活断層の可能性が指摘されている。これらを無視して、再開を決めている。鳩山の今回の行動は、民主党内のみならず、今後の政局にも大きな影響を与えるものと思う。野田は、福島原発について昨年12月に「終息宣言」を
出す、というとんでもない暴挙を行っている。

3.オスプレイ問題だが、防衛大臣は完全なメッセンジャーに成り下がっている。昨日だったか、朝日がオスプレイ事故のこれまでの数(これは公表されていなかった)が50件を超えることを報道している。

4.尖閣諸島問題では、国は地権者から相手にされていない。都だけに売る、交渉する、と地権者は明言している。国の威信などどこにもない。どこにもないような行動を取り続けているから、威信がないのである。

5.政策運営について。いまの政策は、日銀が景気上昇への政策をとっていないことを日銀の独立性を根拠にであろうが、知らぬ顔をしている。他方、財政政策においては増税であり、為替政策については自由放任政策である(1ドル=79円で張り付いている)。政府は玉虫色に、財政改革も成長戦略も同時にやっているし、やり続ける、と主張しているが、昨日の参議院の委員会でも「成長戦略のなかみのなさ」を鋭く指摘されていた。成長戦略など絵に描いたもち以下状態のものしか提示されていないということである。
ーーーーーーーーー

原発事故以来、民主党政権は糸の切れたタコになってしまった。
そりゃそうだろう。原発事故であれだけ国民を裏切ることをしたのだから、もはや歯止めが無くなってしまった。
米国ポチ、利権政治まっしぐらだ。

国会では安住、細野という小僧が、人形よろしく、口をパクパクさせて答弁を行っている。人形を使っているのが誰かも明らかになりつつある。

しかし自民党も次世代は石破、石原と崖から落ちそうな右しか居ない。しきりに中国と摩擦を起こし、日米軍産複合体のお先棒を担ごうとしている。
「尖閣」なんて言葉は口にしてはいけないんですよ。国にすれば中国は面子の国だから、必ず口にせざるを得ない。
ほんとに何とかしたいなら裏で交渉せざるを得ない。
口にすると言うことは、つまり摩擦を起こしたいということ。

しかし社会では風が吹いている。永田町の論理や数合せなど吹き飛ばしてしまう風だ。
いくらマスコミが世論郵送でこの風を鎮めようとしても収まらない。
官邸を包囲する原発稼動反対デモを見れば一目瞭然。

選挙をすれば、候補者さえ立てられれば、民主、自民は絶滅危惧種政党に転落するでしょう。
「国民の生活が第一」は、下手な心配をして余計なところと組むよりは、消費税増税廃止、脱原発、TPP廃止で一直線で進めば、風に乗って確実に勝てるでしょう。

野田、及び民主党はなんだかんだ言っても選挙を恐れている。総辞職をしてでも選挙を引き伸ばしたいでしょう。
自民党は消費税増税を通した後、出来るだけ早い時期、対立候補が揃わないうちに選挙をしたいでしょう。
どうなるかは分からぬが、まともな候補者の選定が一番急がれることでしょう。
遅くとも、来年夏には任期ですから、もはや長くても1年です。

しかし消費税増税廃止、脱原発、TPP廃止は、これが改革へのスタートラインで有ってゴールでは有りません。
とんでもない政策を止めさせるだけのこと。

小沢氏に期待する人が多いが、小沢氏もお歳だし、これが最後の仕事と成りそうです。それからは若い人が考え行わなくては成らない。

政治主導というが、官僚の官僚の人事権、現代版統帥権とも言うべきものを廃止するには、若い人の蛮勇が必要でしょう。

経済も民主党のマニュフェストではばら撒きしか考えられなかった。
これも無理は無い。経済学会自体がこれはというようなまともな経済理論が無くなり、打つ手が無いというような有様です。

世界では財政再建と経済成長の両立などと、右と左に同時に行こうなどという無茶苦茶なことを言っている。
そんなことが出来るならギリシャとスペインの経済をどうにかしたらどうですか。

ギリシャは5年も景気後退が続き、もはや国家の体をなしてないと言うし、誰もギリシャの経済を立て直せるとは言わない。
そしてスペインもその後を追おうとしている
ーーーーーーーーーーー
http://blogs.yahoo.co.jp/olympass/MYBLOG/yblog.html
スペイン危機

スペインがユーロ危機の焦点になっている。以前からいわれていたことだが、ギリシア危機、ポルトガル危機は経済規模が小さいのでベイルアウトは可能であるが、スペイン、そしてイタリアになるとお手上げになる、と。そのスペインが重大な局面を迎えている。
 昨日、ユーログループ(ユーロの財相会議
http://eurozone.europa.eu/eurogroup/news?lang=en)で、スペインの銀行への直接貸し付け1000億ユーロ(10兆円)への同意がなされた。この資金は、EFSF(まもなESMに引き継がれることになる)から出されるが、この資金はメンバー国からの拠出金(税金)で構成されている。
 この決定の直前に、ヴァレンシア州が、中央政府に資金援助の要請を行うという事態が生じている。スペインでは17の準独立の地方政府が存在し、社会保障関連などはこれらの地方政府がつかさどっている。こうした請求がくると、中央政府の財政はさらに圧迫されることになる(180億ユーロしか、これらのための資金は用意されていない)。
 ラホイは先日650億ドルの超緊縮政策を通過させた(支出の削減と増税)。
これらの推移により、スペイン国債のイールドは7.2%を超え、さらには格付け機関イーガン・ジョーンズはスペイン国債格付けをジャンク扱いに引き下げた。
ーーーーーーーーーーーーー

財政再建と経済成長の両立なんて言うなら、誰か解決法を出してみろと言いたい。

現在は100年に1度の危機とも言われ、資本主義が終わるかもしれない。
既存の発想、政策に囚われていたら解決しないでしょう。
前例の無いことはやらない、などという官僚的発想なら沈没していくだけです。
それらを考え、実行するのは若い人たちです。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 佐助 2012年7月21日 17:42:57 : YZ1JBFFO77mpI : gHqpcm4bVU
「なんたる悲喜劇」
1929年のNYの大暴落は、外国投資の利己的行動によって、避けられなかった。つまり世界通貨のポンドからドルへの移行が根因であった。今回も避けられない,なんたる悲喜劇であろう。ドル暴落は確実,今回の第二次世界金融大恐慌は、ドル一極からユーロ・円三極への移行が根因である。そしてユーロと円が基軸通貨に加わると、ポンドが基軸通貨になる前の、複数基軸通貨の時代になります。そして、基軸通貨でない通貨は、どれかの基軸通貨又はバスケット(混合)させた通貨とリンクして為替を固定させなければならない。

ルーズベルト大統領は1933年デフレ対策には失敗した、しかし買い集めたキンはドルを最強の通貨にしました。そしてポンドに替わり、ドルは世界の基軸通貨として機能していくことになった。80年ぶりの世界恐慌をユーロや円がドルよりも早く第三次金本位制を採用すれば、世界の信用恐慌は、三年で収束することになる。そして自然エネルギーから産業革命よって金本位制を解除すると,これまでにない素晴らしい繁栄を我々は体験することになろう。ニクソンは1972年キンドル交換を停止させ、世界のキンの30%を保持した。このキンの束縛から解放されたドルは、世界の信用を膨張させ、数度の為替と石油危機を共存させながら、未曾有の繁栄を現出させました。米国を説得できるカリスマ氏が登場しないと無理でしょうか。

「これまでの理論は通用しない,通用しても1年限り」
貧乏人には我慢、金持ちには借金棒引きでは、バブルの発生は避けらないし、回復する時間を長期化する。円が200円になっても景気は回復しない,政府が法人税減税やバラマキしても需要より供給(生産能力)が上回っているためと,ばら撒きや消費税増税などすると後進国のインフレ投機バブルなどに注ぎ込まれてしまう為にバブルは破裂がどんどん加速してしまう。また長期大不況の原因を為替変動に全責任を転嫁させることが大きい。そして生産業や農業畜産などに公的資金を投入しても、インフラが破壊されているし既得権益タコ部屋から資金は円滑に流れません。ドロボー国家です。倒産してから国有化しても結局公的資金を再投入するハメとなります。

消費市場の落ち込みは、国民所得の落ち込みよりも、買い控え心理が強く,市場は自己防衛と節約モードになるため残念乍ら消費に回っていきません。60年〜80年代の日本は、10年間に物価は倍増したが、消費者の購買力も倍増したので、75%の日本人が、中流階級になれた。しかし消費者の購買力を縮小させたまま、人為的にインフレ発生させても景気は一時的に戻すが回復しない。

「無情谷間の人生峠」
社会の木鐸としての機能がマスメディアから消え去ってしまっている。日本はいまや政官財メディア一体の独裁体制に組み込まれている,新聞やテレビが行なうデタラメ「世論調査」を「国民世論」だと報道して国民を騙し続けるメディア,なんとも情けない国に落ちたものだ。

和を持って尊しとする日本文化を破壊した罪は計り知れない。「力」がなくなった野田政権と仙谷・枝野達と,大マスコミと官僚(検察)も「義」を見失い権力闘争に走ってしまった、それは劣化の道を歩んでいる。いずれにしても、消費税大増税などすると日本の労働者に明るい未来はない。日本でも世界の人口比で1%の人たちが所有している40%の世界の富は益々増殖し、労働者は益々貧しくなる。是が資本主義の原理だ。ケインズが言ったように資本主義では完全雇用均衡の達成は難しく、毎年いくらかの人は自殺してもらわなければならない。日本の場合、毎年3万以上が自殺しているが、そのうち半数は失業した人。いずれにしても日本の民自公政党始め世界的に弱肉強食社会を目指している、負けて泣いては突き落され無情谷間の人生峠でもある。


02. グッキー 2012年7月21日 20:42:03 : Cbr3d6O9vj7Mc : glttGIfJko
>>01. 佐助さん

30年代当時の、貿易額ー対GDP比率は現在より格段に低かったはずです。
アメリカは外需減少により恐慌に成ったのでは有りません。

株の暴落により、銀行倒産、信用縮小が起こり、需要が縮小し、恐慌に成ったのです。
フーバー大統領はそれに対し、古典派経済主義ー均衡財政で臨みました。
そして3年に渡り経済が落ち続け、鉱工業生産が50%も落ち込んだのです。

しかし落ち続ける景気が、何故落ち続けたのか未だに経済学的結論が明確に出ていません。
そこにガルブレイスがアメリカ資本主義ー拮抗力の概念で一つのヒントを出しています。
超過利潤が設備投資に回るうちは良いが、貯蓄に回ってしまうと需要不足が起きると
もちろんそれだけが原因とも思えませんが、大きな原因ではないかと思います。

ゴールドは金融恐慌が起きれば安全資産として需要が出ます。
各国が金本位制を廃止したのは当然だと思います。
それにおいて景気にはたいした影響が出るとは思えません。


03. 2012年7月21日 20:58:14 : 51JrhUtEw6
グッキーさん
あなたが望ましいと考える経済政策や背景となる考え方を纏めたものが有ったら場所を教えてもらえませんか?

議論に加わるほど経済理論に詳しくない私のような者にとっては、あなたの考え方の体系というか全体像が分からないと、個々に言われていることをピント外れに理解してしまう可能性があります。


04. 2012年7月21日 21:37:58 : MdpIk6UmdQ
そもそも民主党政権が糸が切れたように浮遊し出したのは、原発事故があったからでは無いであろう。そもそもからして新七奉行と言われた連中は、人のフンドシで獲った政権を乗っ取るべく虎視眈々と狙っていただけで、自らに政治能力など元々なかった、所詮、官僚に依存して政治を行い、自らは権力の操り人形でも良いからその座に座っていたかっただけの烏合の衆にしか過ぎない。

だから公約などどうでも良いのであって、それがもろに政治面で表に出ただけのことである。別に原発事故があったから浮遊し始めた訳ではない。元々がそうなのである。

しかしそのことを論じるのに何故世界恐慌の話やケインズが絡んで来るのか、そんな無関係な話が絡んで来るようでは事の本質を見間違えるだけである。話が支離滅裂である。


05. グッキー 2012年7月21日 21:51:10 : Cbr3d6O9vj7Mc : 8uwuPwSA1g
>>03さん

ではこちらをどうぞ

http://www.kyudan.com/toukou/gukky01.htm
http://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1110


06. グッキー 2012年7月21日 22:03:01 : Cbr3d6O9vj7Mc : 8uwuPwSA1g
>>04さん

泥棒も一度してしまえば、2度目、3度目と抵抗が無くなるでしょう。
最初は簡単には踏み切れないものです。

原発事故で嘘をついて国民を被曝させた。
ここまでやればもう歯止めが無いでしょう。

これが糸の切れたタコということです。

糸の切れたタコの行く末と、これからの見通しを書きましたが
何かご理解できないことが有りますか


07. 2012年7月21日 22:49:58 : 51JrhUtEw6
グッキーさん
早速ご返答頂き有り難うございます。
素養が無いので、今後も賛成、反対ぐらいしか言えないかもしれませんが。

長年の日本経済の停滞は漠然と止むを得ないものと考えていましたが、最近はどうも意識的に無為無策なのでは?既得権益層の為にちゃんとやってるのでは(例えばデフレの放置なども)?などと思えてきました。

かと思えば、財務官僚はとにかく増税できたら勝ち、日銀はとにかく利上げできたら勝ち、みたいなDNAにのみ従っている近視眼的バカ者なのでは?とも。

日々の生活のなかで本格的に勉強するのは難しいとしても、もう少し賢くなり騙されないようにしなけばと思う次第です。


08. グッキー 2012年7月22日 00:07:24 : Cbr3d6O9vj7Mc : 8uwuPwSA1g
>>07さん

>長年の日本経済の停滞は漠然と止むを得ないものと考えていましたが、最近はどうも意識的に無為無策なのでは?既得権益層の為にちゃんとやってるのでは(例えばデフレの放置なども)?などと思えてきました。

意図的とは思えませんが、自己利益の実現ばかりを考えて、結果的にそうなってしまうのではないかと思います。

デフレをケインズは「豊穣の中の貧困」と表現しました。
ガルブレイスは「子供が飢えている傍らで、牛乳が川に捨てられていた。たいへん愚かな状況が起こっていた」と言いました。

そうたいへん愚かな状況なのです。
単純に説明すると、温泉ホテルが車が買いたいが、お客が少ないので買えないで居る。
自動車製造会社は、たまには温泉ホテルでも行きたいなと思っているけど、車が売れないので行けない、ということなのです。

分業化社会では生産する商品の交換が出来なければ失業が大量発生します。商品の交換がスムーズに行けば好況に成り失業が減ります。
この交換がスムーズに行えるようにするのが政府部門(政府、日銀、国会)の役目なのです。

しかし自己利益実現ばかり考えているのか阿呆なのか、こういう努力を政府部門がまったくしません。
交換は単に市場(実体家財)に必要量のマネーが有れば、市場原理により行われます。

>かと思えば、財務官僚はとにかく増税できたら勝ち、日銀はとにかく利上げできたら勝ち、みたいなDNAにのみ従っている近視眼的バカ者なのでは?とも。

財務省はこういう部分がありますね。出世競争が熾烈ですから。消費税を上げたということが、一つの勲章になるのかな。
日銀はわりとまともですが、殿様で浮世離れしているところがある。

>日々の生活のなかで本格的に勉強するのは難しいとしても、もう少し賢くなり騙されないようにしなけばと思う次第です。

もうこれ以上こんな政策を続けられたら社会が持たないですよ。
世界的にも欧米は、みんな怒り狂って騒乱に近い状態です。
実際のところ世界経済が良くなる見通しを持っているエコノミストなどほとんどいないでしょう。
これから騒乱が世界各地で発生すると思います。
人々が色々なことを深く考えてくれることを望みます。


09. 2012年7月22日 01:53:41 : 51JrhUtEw6
「豊穣の中の貧困」というばかばかしさはその通りですね。

100万円一律給付もやったら良いと思います。
最低保証年金もそういう発想で。
あるいは、デフレ下の減税検討も。

ところで日銀官僚のことですが、日銀こそ個人的利害関係とは別に日銀DNAに引っ張られているように思うのですが。

以前に早々に金利を上げて(戻して)立ち直りかけた経済に冷水を浴びせたことがあるし、現在も追加緩和をすると言いながらの面従腹背。やらないと頑張るならまだしも。

やると言いながらタイミングはズレてるは小出しだはで非常に効果が薄い。
アメリカが日本の失われた10年の再現をしないように思い切った緩和策を実施し3回目も有るかと言われているなかで、日銀の現在の対応は素人の私には既に述べたDNAに引っ張られているようにしか見えません。

金融政策だけでは上手くいかないとしても、お金が回り出すきっかけとして追加緩和は必要だと思うのですが。


10. グッキー 2012年7月22日 03:50:59 : Cbr3d6O9vj7Mc : 8uwuPwSA1g
>>09さん

>金融政策だけでは上手くいかないとしても、お金が回り出すきっかけとして追加緩和は必要だと思うのですが。

0金利下では金融政策は機能しないのです。
通常、金利が下がれば企業は利潤を予測でき設備投資が起きます。
0金利下では金利が下がらないので設備投資が増えません。

日銀が金融緩和をしてもマネーは金融市場に滞留したままになり、実体経済に流れないのです。
現在、日銀の当座預金は42兆円と史上最高を更新しています。日銀が金融機関に出したお金がそのまま日銀に戻ってきてしまうのです。
これを流動性の罠と言います。

金融市場に溢れたお金は海外や投機資金にも流れます。
日銀の前回の量的緩和が円キャリーとなり米国に流れ、米国の住宅バブルを起こした原因ではないかとも言われます。

米国のQE1,2で何が起こったか、米国も0金利だから設備投資は増えません。
新興国に流れ、新興国のインフレを引き起こしました。
ブラジルなど為替制限をしたほどです。
コモディティー市場に流れ、エネルギー、資源、、穀物の価格を引き上げました。
株式市場に流れ株価を上昇させました。

株価でミニバブルが起き多少景気は良くなりましたが貧困層には恩恵はありません。
ガソリン、食料などが上がり生活が苦しくなっただけです。
現在、QE3をすれば米国は大旱魃ですから穀物価格の暴騰が起きます。
貧困層が多数居るのに食料価格が暴騰したら暴動が起きます。
FRBはこういうことが分かっているのでQE3をやらないのだと思います。
日銀も分かっているはずです。

金融政策で金融市場にマネーを注入するのではなく、財政政策で実体経済にマネーを注入しなければ成りません。
金融政策はその分、引き締めです。

バブルの夢を再び 豊穣の中の貧困という愚かさを捨てよう
http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/284.html?c22#c22


11. 2012年7月22日 11:02:17 : hlVPFFXDLY
07さん、本当です、グッキー様、他の方のご意見を多くお聞きしたいです。
>最近はどうも意識的に無為無策なのでは?既得権益層の為にちゃんとやってるの
>では(例えばデフレの放置なども)?などと思えてきました。

日曜討論の直後、『オスプレイ12機、プサンから岩国に向かう』とのニュース。『オスプレイ要らない!』と必死に国民は叫んでいる。選挙もしてない野田と森本防衛大臣に何の権限がある!?国民は『オスプレイ要らない』と叫んでいるぞ。

もしかして、オスプレイ開発費も、日本が買った米国債?事故を55回起こしたガラクタオスプレイ・バーゲンセールで12機、言い値で買わされる野田。「国民の税金で払うから痛くも痒くもない」と、米の言いなりに、日本滅亡に加担すれば米大統領私邸に招かれ、モンキーダンス首相と同じになれるとでも。今、派遣パートの若者が「雇用を」と叫ぶ声が(日本が滅ぶ!)と聞こえない。野田には嬉しい悲鳴ですか。


12. グッキー 2012年7月22日 14:38:52 : Cbr3d6O9vj7Mc : gVjL3ax6tQ
>>11さん

>日曜討論の直後、『オスプレイ12機、プサンから岩国に向かう』とのニュース。『オスプレイ要らない!』と必死に国民は叫んでいる。選挙もしてない野田と森本防衛大臣に何の権限がある!?国民は『オスプレイ要らない』と叫んでいるぞ。

原発事故を起こして国民に放射能を浴びせて居直っている。
つまり殺人罪を犯して居直っているということです。

殺人罪を犯して居直っているなら、詐欺や泥棒など何とも感じないでしょう。
だから米国ポチ、利権政治を露骨にやるように成ったのです。

原発事故まではちっとは遠慮というものがあった。
国民の反対する政策など簡単には行わなかった。
マスコミが根回しして、世論を誘導し、それから行った。

ところが原発事故でマスコミの報道が、隠蔽、捏造、何でも有りだということが国民にばれてしまった。
だから居直って国民が反対する政策でもどんどん進めるのです。

こんな酷い政党は早く潰してしまいましょう。


13. グッキー 2012年7月22日 15:56:38 : Cbr3d6O9vj7Mc : gVjL3ax6tQ
http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/284.html?c22#c22
↑こちらからの転載レス

>>23. 茶魔さん

>日本が円安政策をとってもあっという間に円高に戻っちゃいますよね。

日本が円安政策などとったことは有りません。
実質金利、海外比較で高い
経常黒字が続いている
米国が金利を上げてドル高政策は取ったことは有ります。

>という発言と合致しない例を挙げたまでです。
また

2000年代の初め、日銀が0金利で量的緩和政策を取ったことがあります。
このとき米国は高金利でしたから、円キャリー取引(円を借りてドルで投資する)というのが起こった事が有ります。
これのことを言ってるのではないですか?

>韓国はどうでしょう。
確か経常黒字が続いてるはずですね(最近黒字が縮小してるようですが)、なのにウォン安。

国の信用というものが為替には左右します。
韓国経済は日米欧と比べて小さく、しかも対外資産残高はマイナスです。
世界一の債権国と信用が違うでしょう。

>という事は打ち出の小槌は経常黒字の時にしか使えない?

はい、打ち出の小槌は、インフレと通貨安に気を配らなければいけません。
経常収支が赤字の時、打ち出の小槌を使えば、輸入増加、通貨安、インフレという危険があります。

>いいこと考えた!(またバカな発想ですがw)
人為的に経常赤字にすればデフレから脱却できるかも。
そしてインフレになった事を見極めて、すこしづつ市場のマネーサプライを増やしていけば?

で、どうやって経常赤字にするのですかw
金利は0金利で下げようが無いし、内需を大幅拡大するしか手は有りません。

>経常赤字で円安に振れるって言ってる専門家もいることだし・・・(でも勝手な思い付きだから根拠薄w論破するならやさしくお願いします、それとできれば分かりやすく専門用語抜きで・・・)

為替は外国から得たドルと、外国に払った円を交換すると考えれば分かりやすい。
当然、払った円が少なければ交換比率が高くなるでしょう。

それとは別に金利差によりドルを買った方が得の場合と、円を買った方が得な場合があるのです。
経常赤字国は金利を高くしないと通貨の暴落の恐れがあります。
でもアメリカは宗主国だから、日本に無理やりドルを買わせたり、日本政府は輸出企業のためにドルを買ったりということを行います。

>すいませーんw
全く分かりませーん。
出来れば素人にも分かるようにやさしくご教授お願いしまーす(理解する意欲は満々です!w)。

政府部門(政府、日銀、国会)というのは利潤追求で動く民間とは違うのです。
通貨の発行権があるので支払不能ということは起こりません。
国民から、日本国の経済運営を上手く行うことを委託されているのです。
つまり日本の経済運営を上手く行うために、通貨調節、財政調節を行う存在なのです。
だからゲームのデイーラーなの

>でも、そういう人たちが何か経済学の常識みたいなものに囚われていて、解決策に気づかな可能性もあります。
オレはそういう先入観を持てるほどの知識がないので、実験台に使ってくださいw

先入観と利害に囚われると、人間は判断を誤りますね。
新自由主義なんてものが何で出来たのか。たぶん利害と先入観で誤ったのだと思います。
現実の市場を自由な市場だと先入観で決めてしまう。それが自分の利害に都合が良いので思想として信奉してしまう。

現実の市場は減産により価格調整が出来る寡占市場なのです。
多くの売り手と、多くの買い手が居る純粋な市場では無いので、純粋な市場原理は働きません。
100円のものを造ったら、100円の需要を造らなければ、100円で売れないのです。
これが純粋な市場原理です。

>うおーいいっすねぇ。
グッキーさんからその言葉が聞けるとは・・・
なんか青鴉さんとグッキーさんとオレ(も仲間に入れて!)って、ここの認識は一致しましたね。
嬉しいっすwww

経済は一定の条件を起こしたら人間がどう対応するかというところから考えます。
公共投資をしたら
シロアリか食い物にし、しかもシロアリは貯蓄性向が高いだろう。
ゼネコン以下大企業がたっぷり内部留保を溜め込むだろう。
政治家と官僚、大企業が結託し、利権の多い公共投資を選択するだろう
てねw
公共投資をいくらしたら、いくらGDPが伸びるだろう何ていうのは、単なる数値経済学です。
過去の事例を経験則として乗数効果を入れるだけです。
将来不安心理とかそういうものは入れない。
腐敗が与える社会への影響も視野に無い。


14. 茶魔 2012年7月22日 19:29:07 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>13 「グッキー」さん

>日本が円安政策などとったことは有りません。

為替介入で円売りをすることは円安政策ではない、という事ですね?
全く無駄な事だと。
では名目金利が最低レベルで推移している中で、日本は円安に導くために具体的にどのような方法があるんでしょうか?

>2000年代の初め、日銀が0金利で量的緩和政策を取ったことがあります。
このとき米国は高金利でしたから、円キャリー取引(円を借りてドルで投資する)というのが起こった事が有ります。
これのことを言ってるのではないですか?

そうともいえないと思います。
「逆に2008・2009年は、経常収支は大幅に減少しているが、為替レートは急激な円高に進んだ。」
これはどうして?

>つまり日本の経済運営を上手く行うために、通貨調節、財政調節を行う存在なのです。
だからゲームのデイーラーなの

あーカジノのディーラー説ですか。
正しくは「日本の経済運営を上手く行うために、通貨調節、財政調節を行う存在の“はず”なのです」というべきじゃないでしょうか。
政治家もシロアリも既得権益を守ることしかしないのなら、一体だれが経済回復のために適切な政策を実行するんでしょうか?
まず政治家やシロアリをなんとかするのが先決でしょう。

>現実の市場は減産により価格調整が出来る寡占市場なのです。

同じく寡占市場を正常な市場にするのが先決じゃないんですか?
消費者に金をばら撒けば自動的に市場が寡占状態から正常な市場に戻るんでしょうか?

>経済は一定の条件を起こしたら人間がどう対応するかというところから考えます。

マクロ(に限らず)経済学は違いますね。
「経済は一定の条件を起こしたら人間がこう対応すると仮定するところからモデル化し理論だてられています。」です。
実際のところは一定の条件を起こしたら人間がどう対応するかなど、やってみなくちゃわかりませんよ、今みたいに投資家・労働者・失業者・被年金支給者etc.が入り組んだ複雑な社会なら(予測はいくらでもできますが、それが現実と一致するかどうかが問題です)。
シミュレーションの限界です。


15. グッキー 2012年7月22日 20:31:25 : Cbr3d6O9vj7Mc : IdtwI4hLv2
>>14. 茶魔さん

>為替介入で円売りをすることは円安政策ではない、という事ですね?
全く無駄な事だと。

乱高下防止です。G8だかで、介入による通貨安政策はしてはいけないことに成っています。
だからアメリカの顔色を見て介入する。介入による通貨安政策をすれば、すぐに不公正貿易国の認定を受け、報復関税ということになるでしょう。
もっとも政府が無理な介入をいくらしても、投機筋が儲けのチャンスとばかり売り向かってくる。

>では名目金利が最低レベルで推移している中で、日本は円安に導くために具体的にどのような方法があるんでしょうか?

内需拡大で輸入を増やし、経常黒字を減らさなければ円高は止まりません。

>そうともいえないと思います。
「逆に2008・2009年は、経常収支は大幅に減少しているが、為替レートは急激な円高に進んだ。」
これはどうして?

リーマンショックでアメリカの金利が急激に低下したでしょう。
金利差が無ければドル投資をする意味が有りません。

>あーカジノのディーラー説ですか。
正しくは「日本の経済運営を上手く行うために、通貨調節、財政調節を行う存在の“はず”なのです」というべきじゃないでしょうか。
政治家もシロアリも既得権益を守ることしかしないのなら、一体だれが経済回復のために適切な政策を実行するんでしょうか?
まず政治家やシロアリをなんとかするのが先決でしょう。

きちんとデイーラーの役目を果たしていませんね。
今の政治家、官僚はとんでもです。イカサマ博打まで仕組んでいる。追い出すしか有りませんね。

>同じく寡占市場を正常な市場にするのが先決じゃないんですか?
消費者に金をばら撒けば自動的に市場が寡占状態から正常な市場に戻るんでしょうか?

寡占市場を解消するのは無理というものです。だからそれが有るということを前提に再分配していくしかありません。
昔は法人税50%、高率の累進所得税、累進相続税と、ある程度再分配の役割を果たしていました。
それを無くして来たのが自民党、なかんずく小泉、竹中です。
しかし現在はグローバル化という環境で、それを行うのが難しくなっています。
難しいながらも税制や予算配分で、ぼつぼつ再分配をしていくしか有りません。

>マクロ(に限らず)経済学は違いますね。
「経済は一定の条件を起こしたら人間がこう対応すると仮定するところからモデル化し理論だてられています。」です。

これが酷くいい加減なので間違いになるのです。
先入観、利害、ご都合主義に基づいて仮定が立てられます。

>実際のところは一定の条件を起こしたら人間がどう対応するかなど、やってみなくちゃわかりませんよ、今みたいに投資家・労働者・失業者・被年金支給者etc.が入り組んだ複雑な社会なら(予測はいくらでもできますが、それが現実と一致するかどうかが問題です)。
シミュレーションの限界です。

バトラの世界かなw
インスピレーション
人間が人間のすることを理解できなければどうしようもありません。
コンピュータでは計算できないでしょう。
囲碁で何でコンピューターが人間に勝てないのか。
人間には直感があるからです。
コンピューターでも計算できない複雑系は、人間は直感として把握します。


16. グッキー 2012年7月23日 05:49:36 : Cbr3d6O9vj7Mc : yyMh2dXANk
実体経済にお金が無いので、生産する付加価値の交換が出来なくなり、みんな仕事が無いと困っている。

しかしお金を増やせと言うのは、金融政策ばかりで、金融市場ばかりにお金を増やし、投機資金を増やすことしかしない。

財政政策は消費税増税など、実体経済からお金を抜くことしか考えない。

こんな悪政が何時まで続くのだろう


17. 茶魔 2012年7月23日 08:45:45 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>人間には直感があるからです

経済学って直感っですか?www
どんどんなんかへ理屈っぽくなってくような気が・・・w


18. 茶魔 2012年7月23日 09:24:26 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
「複雑系」の考え方はもうあまり人気がなくなってしまいましたが、セル式オートマトンを始めとするコンピュータシミュレーションで、「創発」「マンデルブロ集合」「カオスの境界」など我々がそれまでは存在すら知らなかった現象が自然界に満ち溢れていることを知りました。
だから多くの著名な学者が、「開いた系である自然界の振る舞いを人間が正確に予測するのは不可能だ」と考えるようになったんです。
グッキーさんが仰っている事と全く逆です。

>囲碁で何でコンピューターが人間に勝てないのか。

それはプログラムに問題があったからでしょう。
最近では将棋の世界でコンピュータに名人(でしたよね?)が負けましたね。
自己学習機能を付けた結果だとか・・・

>コンピューターでも計算できない複雑系は、人間は直感として把握します。

誰の直感を信じます?
バトラ?w


19. グッキー 2012年7月23日 11:33:55 : Cbr3d6O9vj7Mc : 8uwuPwSA1g
>>17. 茶魔さん

>だから多くの著名な学者が、「開いた系である自然界の振る舞いを人間が正確に予測するのは不可能だ」と考えるようになったんです。
グッキーさんが仰っている事と全く逆です。

私も正確な予測が出来るなんて言ってませんよ。
すべての素粒子の動きを予測できれば未来を予測できるのでしょうが、しかし神でなければそんなことは出来ません。
しかし人間は何らかの予測を立てて行動するしかないのです。
未来を正確に予測して行動する人なんか居ない!

>それはプログラムに問題があったからでしょう。
最近では将棋の世界でコンピュータに名人(でしたよね?)が負けましたね。
自己学習機能を付けた結果だとか・・・

囲碁は将棋に比べ複雑すぎるのでコンピューターは人間に勝てません。
だいたいコンピュータはアマチュア初段くらいかな。

1手目 361の選択肢
2手先 129599の選択肢
3手先 46266843の選択し
4手先 16434729265の選択肢

このように無数に選択肢が広がっていくのです。
これを人間は直感を交えて数十手先まで読みます。
さらにその先まで、直感を交えて形勢判断をします。
コンピューターは直感が無いので読めません。

人間の直感が優れていることは囲碁で実証済みです。

>誰の直感を信じます?
バトラ?w

自分の直感に決まっているでは無いですか。
直感とは自分を導くもので、人を導くものでは有りません。

人間社会の動きとはどんなコンピューターでも計算不能です。
だから直感を交えて予測するしか無いのです。


20. グッキー 2012年7月23日 11:47:07 : Cbr3d6O9vj7Mc : 8uwuPwSA1g
直感とはインド哲学式に言えば
人間の心は池の湖面で、事象は月だそうです。
湖面に波風が立っていては月の姿が正しく映し出されない。

つまら先入観とか利害とか恐れとか、もろもろの波風が立っていたのでは、事象は心で正しく認識(l直感)できないということ。


21. 茶魔 2012年7月23日 13:02:42 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>未来を正確に予測して行動する人なんか居ない!

ですね。
だから「こうすれば絶対に問題が解決する」などと決めてかかることはできません。
しかも予測が大変な経済問題ならなおの事です。
効果が期待できそうな手を打ち、経過を見ながら適宜判断するほかないです。

>囲碁は将棋に比べ複雑すぎるのでコンピューターは人間に勝てません。
だいたいコンピュータはアマチュア初段くらいかな。

そういう問題じゃないでしょう。
囲碁の名人は将棋の名人より何百倍も頭がいい訳ではありません(将棋が下手なオレなんか病院行きですw)。
記憶力なら人間はコンピュータに遥かに及びません。
選択肢が有限ならいずれはコンピュータの勝ちです、残念ですが。

>自分の直感に決まっているでは無いですか。
直感とは自分を導くもので、人を導くものでは有りません。

お言葉の真偽はともかく、そのお言葉は経済政策にとって何の役にも立たないと思います。
まさかグッキーさんは今まで直感で政策を語ってこられたわけじゃないでしょう?

人間ってそんなに賢いもんじゃないと思います。


22. グッキー 2012年7月23日 14:40:26 : Cbr3d6O9vj7Mc : IdtwI4hLv2
>>21. 茶魔さん

>だから「こうすれば絶対に問題が解決する」などと決めてかかることはできません。
しかも予測が大変な経済問題ならなおの事です。
効果が期待できそうな手を打ち、経過を見ながら適宜判断するほかないです。

確定的な予測も不確定な予測も有るでしょう。
茶魔さんは明日食事する。茶魔さんは明日蕎麦を食べる。
みんな同一にしてはいけません。
もちろん適時判断をするのは当然のことです。

>そういう問題じゃないでしょう。
囲碁の名人は将棋の名人より何百倍も頭がいい訳ではありません(将棋が下手なオレなんか病院行きですw)。
記憶力なら人間はコンピュータに遥かに及びません。
選択肢が有限ならいずれはコンピュータの勝ちです、残念ですが。

コンピューターは神になるんですか。地球は有限ですけどすべて理解できるのですか。
囲碁は将棋と違い感覚のゲームと言われます。
感覚を数字で理解するのは地球をすべて数字で理解するに等しいのです。
ちなみに361を初めとして、そこから1手ごとに361から1ずつを引いて掛けて行けばほぼ無限大に等しい数字になります。
コンピューターは先を読むことが出来ません。先を読んでも形勢判断が出来ないからです(最後まで計算できれば別ですけど、これは地球を数字で理解するようなもの)
次の手をパターンに従って打っていくだけです。

>お言葉の真偽はともかく、そのお言葉は経済政策にとって何の役にも立たないと思います。
まさかグッキーさんは今まで直感で政策を語ってこられたわけじゃないでしょう?

まず直感ありき何ですよ。
生物の何億年もの経験の集積が直感なのです。動物はほとんど直感に従って動いています。
思考を始めたのは人間からでしょうが、思考は直感を検証する手段でしか有りません。

判断を下すとき、最初に「こうじゃないかとか思うでしょ。
それに基づいて思考で検証し判断する。
その最初に「こうじゃないか」と思うのが直感なのです。

直感に基づき思考で検証し判断しています。
もちろんデータとかも確認してね。


23. 茶魔 2012年7月23日 17:23:55 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>茶魔さんは明日食事する。茶魔さんは明日蕎麦を食べる。
みんな同一にしてはいけません。

それこそ先入観です。
もしかしたらオレはチョーデブで「明日はダイエットの日」で食事抜きかも知れませんし、宗教的な理由で「明日は断食の日」かも知れません。
確率的にオレが「24時間以内に食事をする」確率は高いと言えますが、もっとオレの事を詳しく知っていいる人間が「あいつはいつも昼飯は蕎麦を食う」って知っていれば(ってかそんなことはないんですがw)、その推測の方が「一日中蕎麦を口にしない」推測より高いです。
それが「事象の要因を知る」という事ですよね。

これはグッキーさんの「打ち出の小槌」に対する反論です。
実体経済はルールが決まっている簡単なカードゲームとは違います。
オールマイティな「ジョーカー」カードが存在するかどうかもはっきりしません。

>コンピューターは先を読むことが出来ません。先を読んでも形勢判断が出来ないからです(最後まで計算できれば別ですけど、これは地球を数字で理解するようなもの)
次の手をパターンに従って打っていくだけです。

オレも詳しくは知らないんですが、その将棋を打つコンピュータは違うようです。
それまでのモノは、人間が一手、一手に対する評価をデータとして打ち込み、コンピュータはその膨大な「次の一手」のデータの中から「次の一手」を選択する、という手法をとっていたらしいんですが、この開発者は「過去の棋譜(5万)」をデータにして全く新たな発想の自己学習型プログラミングをしたそうです(確かソフトの名称は「ボンクラーズ」でしったけ?)。

>まず直感ありき何ですよ。
生物の何億年もの経験の集積が直感なのです。動物はほとんど直感に従って動いています。
思考を始めたのは人間からでしょうが、思考は直感を検証する手段でしか有りません。

言い換えれば「直感」は「ひらめき」のようなものでしょう。
つまり分析や実験で裏付けられなければ、ただの「思いつき」或いはもっと悪い言い方をすれば「妄想」になってしまいます。
個人的には直感を頼りに判断をする人がいても、それは個人の自由だと思いますが、経済政策を直感で決めるのは賛成できません。
政策の発想の原点が直感だったとしても、それが思いついた後から(もちろん実施する前に)論理的に裏付けられるのなら、それが直感から導き出されようが論理的な思考の積み重ねから生まれようが構いません。
「どんな発想から生まれたの?」と聞かれ、その答えが「いやー、実は直感的にひらめいただけなんですよw」って言うのは全然かまいませんよw
でも経済政策の良し悪しについて議論しているときに直感を持ち出されてもなぁ・・・
それは判断材料としては反則です。
個人の勝負事じゃないんですからw


24. 茶魔 2012年7月23日 19:05:44 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>23

>これはグッキーさんの「打ち出の小槌」に対する反論です。

の意味分かりますよね。
「打ち出の小槌」と言ってる時点で確率100%って事です。
「これが『打ち出の小槌』である“可能性”」なんていうのは理論上矛盾してますから。


25. グッキー 2012年7月23日 19:30:32 : Cbr3d6O9vj7Mc : yyMh2dXANk
>>23. 茶魔さん

>それこそ先入観です。
もしかしたらオレはチョーデブで「明日はダイエットの日」で食事抜きかも知れませんし、宗教的な理由で「明日は断食の日」かも知れません。

マクロでは個人は見ません。日本人が明日食事する確率よ、蕎麦を食べる確率は違うでしょうと言うことです。

>これはグッキーさんの「打ち出の小槌」に対する反論です。
実体経済はルールが決まっている簡単なカードゲームとは違います。
オールマイティな「ジョーカー」カードが存在するかどうかもはっきりしません。

需要が増えたら景気が良くなる。
世の中複雑系だから何でかんでも予測できないとするのは誤りです。
日本人のほとんどは明日食事をする。何で、腹が減るからw
10羽一からげにして、複雑だから予測できないなどというのは間違いですね。
きちんと「腹が減るから」とか理由を述べて結論を出さなければいけません。

>オレも詳しくは知らないんですが、その将棋を打つコンピュータは違うようです。
それまでのモノは、人間が一手、一手に対する評価をデータとして打ち込み、コンピュータはその膨大な「次の一手」のデータの中から「次の一手」を選択する、という手法をとっていたらしいんですが、この開発者は「過去の棋譜(5万)」をデータにして全く新たな発想の自己学習型プログラミングをしたそうです(確かソフトの名称は「ボンクラーズ」でしったけ?)。

将棋と囲碁とはぜんぜん違うのです。将棋を打ってた人が、最初に囲碁を打つと盤面が太平洋に見えますよ。
将棋は読みのゲーム、囲碁は感覚のゲームなのです。
感覚のゲームはコンピューターには向きません。

>言い換えれば「直感」は「ひらめき」のようなものでしょう。
つまり分析や実験で裏付けられなければ、ただの「思いつき」或いはもっと悪い言い方をすれば「妄想」になってしまいます。

妄想は思考です。直感には思考はありません。

>個人的には直感を頼りに判断をする人がいても、それは個人の自由だと思いますが、経済政策を直感で決めるのは賛成できません。
政策の発想の原点が直感だったとしても、それが思いついた後から(もちろん実施する前に)論理的に裏付けられるのなら、それが直感から導き出されようが論理的な思考の積み重ねから生まれようが構いません。
「どんな発想から生まれたの?」と聞かれ、その答えが「いやー、実は直感的にひらめいただけなんですよw」って言うのは全然かまいませんよw
でも経済政策の良し悪しについて議論しているときに直感を持ち出されてもなぁ・・・
それは判断材料としては反則です。
個人の勝負事じゃないんですからw

「今みたいに投資家・労働者・失業者・被年金支給者etc.が入り組んだ複雑な社会なら(予測はいくらでもできますが、それが現実と一致するかどうかが問題です)。」

人間社会のことを完全に予測することは出来ません。
でもみんなが明日、食事をするということは高確率で予測できますね。

需要が増えたら景気が良くなるということも高確率で予測できますね。
プロセスは何度も書きました。

現実と一致するかどうか分からないと言うのは詭弁です。
未来が完全に分からないことは周知の事実。
予測とはそうなる確率が高いだろうと予測するもの。

(予測はいくらでもできますが、それが現実と一致するかどうかが問題です)

↑これでは内容がほとんど無意味なのです。
予測の確率が高い、低い、分からないということなら、その論拠を述べて書けばよいことです。

予測は出来る→現実と一致するかどうか分からない。

ではほとんど漠然とした当然のことを言っているに過ぎません。
問題となるのは予測の確率でしょう。
それをどうなるか分からないで一括して否定してしまうのは詭弁です。

で、直感というのは複雑系で、思考では分からないときに使います。しかし直感は人に押し付けるものでは有りません。自分の判断です。
で、直感でこうなる、ああなるなんてことはほとんど書いた記憶がありません。

あんまり書きたくないんですが昔は博打が好きでねえ
よく後先をやりました。
で、心が空白のような状態になった時、こっちだ、あっちだと浮かべばだいたい当たります。
心に迷いは入ったなと思ったら外れます。
だいたい8割くらいの確率で当たりました。

こういうのは経験してみないと分からないでしょう。
心の湖面が静かに成れば多くのことが分かるみたいです。
直感てすごいでしょうw


26. グッキー 2012年7月23日 20:02:42 : Cbr3d6O9vj7Mc : yyMh2dXANk
>これはグッキーさんの「打ち出の小槌」に対する反論です。
実体経済はルールが決まっている簡単なカードゲームとは違います。
オールマイティな「ジョーカー」カードが存在するかどうかもはっきりしません。

未来が100%予測は出来ないというのは常識の範囲でしょう。
人間は「状況における最善と思える選択」をするものです。

どうしても政府部門と民間部門の違いが理解できないみたいですね

政府部門(政府、日銀、国会)は法も自由に造れるし、通貨も自由に発行できる。
よって政府が支払不能になることはありえない。(外貨債務では破綻する)
財政破綻だと騒ぐ人でも政府が支払停止に陥ると言う人は居ません。

政府部門の目的は、国の経済を上手く運営することです。
つまり経済が上手く運営出来ていれば政府の債務などどうでも良いことなのです。

財政破綻だと騒ぐ人は、結局は財政破綻とはハイパーインフレ、通貨の暴落のことを言い、そのプロセスを説明できる人は居ません。


27. 2012年7月23日 20:14:08 : yyMh2dXANk
先走って書いておけば
誰も無茶苦茶に通貨を発行しろとか、通貨を無くせとか言ってませんからね。

実体経済の通貨の必要量に応じて、実体経済の通貨量を調整するのが良いということです。


28. 茶魔 2012年7月23日 21:08:27 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>25 「グッキー」さん

>マクロでは個人は見ません。

そう言い切られちゃうとなぁ・・・w
「見ない!」って言ってるのに「見ろ!」って言ってもらちが明かないっすねw
まぁオレとしては、「マクロとして平均値をとるようなことをしても、格差の拡大が経済に及ぼす影響も見過ごすことができない程になっている昨今では、正確な予測は望むべくもない」としか言いようがないいっす。

>需要が増えたら景気が良くなる。

100万円の定額給付でどれだけ需要を喚起できるか、またその効果はいったいどのくらいの期間続くと予測されるか、一時的・人為的(ばら撒きによる)な需要喚起が景気浮揚の解決策と言えるのか、という事を議論しているのであって、「需要が増えたら景気が良くなる」を否定するものではありません。
また、具体的な対策を評価している時に、こういうごく一般論的な図式を持ち出されるところに何とも釈然としないものがあります。

>予測の確率が高い、低い、分からないということなら、その論拠を述べて書けばよいことです

逆ですw
個人的な見解としての予測は個人の自由ですが、それを他者に納得させる(別に納得しなくてもいい、と言われそうですがw)には予測が正しい根拠がなければ判断できませんし、少なくともオレは「マクロしか見ない」という考えそのものに予測の妥当性に疑問があるとはっきり申し上げているはずです。

>予測は出来る→現実と一致するかどうか分からない。

ちょっと言い方に問題がありましたね。
申し訳ありません。
上記のとおり個人的予測は当たろうが外れようが他人には無関係ですから、問題とはしていません。
それも含めて「予測」と言いました。
しかし多くの人の利害に関係する予測であれば、その精度は予測者の責任の範疇に含まれると思います。
現実と一致する(ある程度、というか大部分の人が納得する程度)という根拠がなければ、他人を巻き込むような予測をすべきでないのは当たり前だと思うのですが。

>将棋と囲碁とはぜんぜん違うのです。将棋を打ってた人が、最初に囲碁を打つと盤面が太平洋に見えますよ。
将棋は読みのゲーム、囲碁は感覚のゲームなのです。
感覚のゲームはコンピューターには向きません。

それはどうでしょうか?
囲碁が経験と学習(意欲も含め)によって実力が高められ、過去の棋譜を参考にするという事が「囲碁は感覚のゲーム」と言い切れない事を示しているように思います。
囲碁の世界に「定石」という用語があるのもまた同様です。
また「長考」という用語も囲碁が感覚ではなく思考のゲームである証ではないでしょうか。

>それをどうなるか分からないで一括して否定してしまうのは詭弁です。

「どうなるか分からない」=「根拠が不明確」という事ですよ。
また予測に対して「どうなるか分からない」という批判に耐えられないのなら、予測とは言えません。
オレは「どうなるか分からない」を「現実何が起きるか分からない」という意味で言っているんじゃない事くらいお分かりだと思ったんですが・・・
「根拠が見えない」と言っているんです。

>で、直感というのは複雑系で、思考では分からないときに使います。しかし直感は人に押し付けるものでは有りません。自分の判断です。
で、直感でこうなる、ああなるなんてことはほとんど書いた記憶がありません。

この「直感」論争って、つい最近幻滅を覚えるまでオレが好きだった経済学者(現易者w)ラビバトラから始まっちゃったんっすよねw
本題とは無関係だし、グッキーさんもオレが言いたいことには実は同意されている(勝手な妄想っですがwでも少なくとも今までグッキーさんとレスのやり取りをしていたなかで「あーこの人単なる思い付きで言ってるなぁ」って感じたことはありません。
グッキーさんが経済政策に対する考えをマクロ経済学に負っているとは思いますが、あの経済学とて完全否定されてる訳ではないし、いまだに多くの著名な経済学者がその考えのもとで自説を展開しています。これはオレのような懐疑的視点で見ている者でも全否定できるほどの根拠がない証であり、まだそこから学ぶべき要素が存在する証でもあると思います)と思っているので、これで「直感」議論は打ち切りにしませんか?
ってかオレは正しい直感をひらめく(なんか変な日本語w)人は、意識下で知らず知らず根拠立てているんだと思います。
ただ何らかの無関係な要因で(例えば風呂に入っている時、とかバスに乗って窓の景色を見ている時とか、なんか普段難しい問題を考えている時とは違った環境に置かれると、ふっと全く違った視点から頭にこびりついているその問題を見ている自分に気付き「あ、これだ!」みたいなことが起こりうる、って事だと解釈しています)今までとは違った角度から問題を見なおした結果だと思います。

オレも昔はパチスロにハマったことがありますw
トータルだと目を覆いたくなるような悲惨な収支www
だからギャンブル狂いの負けが込んでる人の心理はよく分かります。
止め時なんか一切考えないで、金があるうちは、または今までの負けを取り戻すまでは、余程の何かがなければ止められません。
もう熱くなりっぱw
隣のヤツがちょっと勝っててこっちを憐みの目で見ようもんなら「なんか文句あっか?やるかコラ!」ってマジケンカ吹っかけてました(><)
抜け出せてよかった〜www

って事で次のレスからは具体的な政策論を語りませんか(と言ってもオレにはいまんとこいい案は浮かびません・・・orz)?


29. 茶魔 2012年7月23日 21:20:19 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>27 「グッキー」さん

オレみたいな単純な野郎に「打ち出の小槌」なんて言ったらまずいっすよw
そのままも意味で受け取っちゃいますからwww
気を付けてください・・・


30. グッキー 2012年7月23日 22:40:13 : Cbr3d6O9vj7Mc : IanDpFU7gs
>>28. 茶魔さん

>そう言い切られちゃうとなぁ・・・w
「見ない!」って言ってるのに「見ろ!」って言ってもらちが明かないっすねw
まぁオレとしては、「マクロとして平均値をとるようなことをしても、格差の拡大が経済に及ぼす影響も見過ごすことができない程になっている昨今では、正確な予測は望むべくもない」としか言いようがないいっす。

格差は統計に表れますからマクロの視野に入ります。統計に表れるものが平均的にどういう行動を取るかと予測するのです。
人間一人一人、125百万人を個別に一人一人見て、経済を予測することなど不可能です。

>100万円の定額給付でどれだけ需要を喚起できるか、またその効果はいったいどのくらいの期間続くと予測されるか、一時的・人為的(ばら撒きによる)な需要喚起が景気浮揚の解決策と言えるのか、という事を議論しているのであって、「需要が増えたら景気が良くなる」を否定するものではありません。
また、具体的な対策を評価している時に、こういうごく一般論的な図式を持ち出されるところに何とも釈然としないものがあります。

需要効果は細かくは経済研究所の計算することです。アンケートをとってどの程度が消費に回るか乗数効果がどのくらいかです。
ざっと一人30万円弱消費に回って、乗数効果も入れて50兆円くらい消費需要が伸びるのではと考えています(経済総研の死産結果によっては金額の増減は可能)
残りが70万円有れば翌年度以降の消費も下支えします。
乗数効果というのは1年間で計算しますが、1年間で終わるものではないのですよ。
消費が50兆円増え、生産が45兆円増えれば(5兆円は輸入と見て)GDPが9%成長します。
輸入が増え円安になるから輸出も刺激されます。
45兆円の生産増なら設備投資も刺激されます。
ついでに税の自然増収が有りますから、プライまリーバランスも改善します。
GDP−国債比率も改善します
(見掛けが良くなるw)

>逆ですw
個人的な見解としての予測は個人の自由ですが、それを他者に納得させる(別に納得しなくてもいい、と言われそうですがw)には予測が正しい根拠がなければ判断できませんし、少なくともオレは「マクロしか見ない」という考えそのものに予測の妥当性に疑問があるとはっきり申し上げているはずです。

12500万人、一人一人の行動を予測して説明しろとでも

>上記のとおり個人的予測は当たろうが外れようが他人には無関係ですから、問題とはしていません。
それも含めて「予測」と言いました。
しかし多くの人の利害に関係する予測であれば、その精度は予測者の責任の範疇に含まれると思います。
現実と一致する(ある程度、というか大部分の人が納得する程度)という根拠がなければ、他人を巻き込むような予測をすべきでないのは当たり前だと思うのですが。

100万円配布すれば、どういう行動が起こり、どういう結果になるか説明しましたよね。
疑問が有れば言って下さい。

>それはどうでしょうか?
囲碁が経験と学習(意欲も含め)によって実力が高められ、過去の棋譜を参考にするという事が「囲碁は感覚のゲーム」と言い切れない事を示しているように思います。
囲碁の世界に「定石」という用語があるのもまた同様です。
また「長考」という用語も囲碁が感覚ではなく思考のゲームである証ではないでしょうか。

もちろん読みもあります。
しかし感覚というのに非常に左右されるゲームなのです。
これはやって見なければ分からないでしょう。


31. 茶魔 2012年7月24日 00:27:20 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>100万円配布すれば、どういう行動が起こり、どういう結果になるか説明しましたよね。
疑問が有れば言って下さい。

100万円の配布の何割かが需要拡大に貢献することは否定しません。

>>100万円の定額給付でどれだけ需要を喚起できるか、またその効果はいったいどのくらいの期間続くと予測されるか、一時的・人為的(ばら撒きによる)な需要喚起が景気浮揚の解決策と言えるのか

この質問を根拠立てて、予測説明してくれれば事足ります。
その根拠に疑問があれば随時指摘させていただきます。
この低金利状態、借金がモロ負担増になっているのは明白ですから、経済の仕組みを分かっている借金者はまず借金返済に充てるのが常道でしょう。
それは需要喚起とは無関係な行為です。

また問題は、65歳以上の高齢者が果たして需要喚起によって所得を伸ばせるんでしょうか。
彼らは給付金が底をついたらまた元通り年金等の社会保障に依存するほかありません。
ならば彼らは今後に備えて、100万円の定額支給をなるべく貯蓄し、少しでもその後の蓄えとして取っておこうとするでしょうね。
じゃあ誰が需要拡大に一番貢献するのか。
それは生活費に困っている低所得者層でしょうね。
その低額所得者に、需要増の恩恵を優先配分する方法を考えなくちゃ。

何とか高額所得者の所得増を規制し、市の分低額所得者に愛ブンする法帆王はないのかなぁ・・・
もう所得再分配だけじゃ追いつかないですよ。

オレが深刻に考えすぎてるだけなのかなぁ。


32. グッキー 2012年7月24日 07:22:44 : Cbr3d6O9vj7Mc : LN6AmskqYc
>>31. 茶魔さん

>100万円の配布の何割かが需要拡大に貢献することは否定しません。

何割かで良いんですよ。貧困層に貯蓄が出来ることを前提に考えています。
それが社会に安心感を生み、消費性向を持続的に高めます。現在のようにみんなで守りに入ってたんじゃ話に成らない。
持続可能な経済構造を目的とすると言っているでしょう。
中流を増やし社会に安心感を与えることが持続可能な経済を造るのです。
景気刺激効果だけを考えるのなら、丹羽教授の言うように40万円でも良いのかもしれません。
100万円のうちどの程度が消費に回るかは、アンケート調査でもするしか有りません。
乗数効果は過去の経験則です。
経済政策を行う上で、結果の正確な数値など出ないことは常識です。だいたいこのくらいだろうと言う、みんな推測です。
支給方法は1年間で3回くらいに分けるのが良いと思います。集中的激変緩和です。

>>100万円の定額給付でどれだけ需要を喚起できるか、またその効果はいったいどのくらいの期間続くと予測されるか、一時的・人為的(ばら撒きによる)な需要喚起が景気浮揚の解決策と言えるのか

>この質問を根拠立てて、予測説明してくれれば事足ります。

茶魔さん、無理なことを言ってはいけません。結果をすべて正確に予測することなど経済政策では出来ません。
公共投資で景気対策を行う。だいたいこのくらいの景気浮揚効果があるだろうでやっているのです。だから各経済総研によって予測は若干のブレが出ます。
来年の景気見通しを正確に出来るか。出来ません。
茶魔さんの言うことは未来を正確に予測できなければ駄目だということです。
そんなことを言っていたら何にも出来ません。
天邪鬼の論理です。


>その根拠に疑問があれば随時指摘させていただきます。
この低金利状態、借金がモロ負担増になっているのは明白ですから、経済の仕組みを分かっている借金者はまず借金返済に充てるのが常道でしょう。
それは需要喚起とは無関係な行為です。

12500万人、みんな借金の返済をするとでもw
だから12500万人、すべてを個別に見て効果を予測するなどということは出来ないし、馬鹿げたことです。

>また問題は、65歳以上の高齢者が果たして需要喚起によって所得を伸ばせるんでしょうか。
彼らは給付金が底をついたらまた元通り年金等の社会保障に依存するほかありません。
ならば彼らは今後に備えて、100万円の定額支給をなるべく貯蓄し、少しでもその後の蓄えとして取っておこうとするでしょうね。

それで良いんですよ。でも財布が一杯になれば財布の紐は緩みますね。
社会に安心感を与えることが大切なんですよ。
政府が刻印のための政策を行う。これが社会に安心感を与えます。
現在のように政府が国民を切り捨てる製作を取る。みんな自己防衛に入りますね。

>じゃあ誰が需要拡大に一番貢献するのか。
それは生活費に困っている低所得者層でしょうね。
その低額所得者に、需要増の恩恵を優先配分する方法を考えなくちゃ。

需要が増えれば雇用が回復します。労働需給が逼迫すれば賃金も上昇します。

>何とか高額所得者の所得増を規制し、市の分低額所得者に愛ブンする法帆王はないのかなぁ・・・
もう所得再分配だけじゃ追いつかないですよ。

累進所得税などは累進率を上げる余地が有ります。
消費が増え、企業収益が上がれば、法人税も減税どころか増税の余地が生まれます。
企業は多少税金が高くても仕事があるところに集まりますから。
企業は補助金や減税で儲けるのではなく、収益を増やして儲ければよいことです

>オレが深刻に考えすぎてるだけなのかなぁ。

どこの国でも歴史上でも、景気対策を行う上で、効果をミクロまで立ち入って完全に予測したことは有りません。
そんなことをしなければ経済対策を行えないなら、経済対策など事実上不可能です。

囲碁の次の手を打つのに、最終結果まで正確に予測して打てと言われているようなものですw

100万円支給する、その何割かが消費に回って5%から10%くらいの経済成長を起こす。これでよいのです。

異論があるのなら100万円を支給しても、まったく経済成長が起きないとか、景気が刺激されすぎてハイパーインフレに成るとか、論拠を述べて言うのが普通です。
ミクロ面まで考えて正確な予測を出さなければ成らないというのは屁理屈と言うものです。

自民党が10年間で公共投資200兆円とか言ってますよね。
じゃその効果の正確な予測が出来るかって、出切る訳が無い。
でも公共投資に景気刺激効果があるのは事実だし、だいたいこのくらいの景気浮揚効果があるだろうでするのです。予測がずれたら政策を変えればよい事です。

私の予測では200兆円と言っても真水(実際の政府支出額)は半分くらい。
せいぜい景気を下支え出切れば良いところです。
バブル後の公共投資がそれを証明していますね。
多分、世界景気の落ち込みにより下支えも難しいと思います。
バブル後の公共投資をしていた時は世界景気は良かった。それでも下支えにしかならなかったからです。


33. グッキー 2012年7月24日 07:49:15 : Cbr3d6O9vj7Mc : LN6AmskqYc
民主党や自民党、政党が行う経済政策には政策的理念が有りません。

需要が足りないから需要を足す。
苦情が多いから予算をつける
いわゆるバラ播きです

私が言うのは「生産力の許す限り需要を増やすべきだ」ということです。
むしろ生産力を多少上回るくらいが経済成長に適した状態です。
そしてそれを持続可能にしなければ成らない。

「生産力の許す限り需要を増やすべきだ」
こういう政策的理念に基づいて政策を行わなければならないのです。


34. グッキー 2012年7月24日 08:06:46 : Cbr3d6O9vj7Mc : LN6AmskqYc
http://blogs.yahoo.co.jp/olympass/MYBLOG/yblog.html
ポーランドで中国企業の行っていること

2012/7/24(火) 午前 3:06外国人・外国社会をみる人材派遣


この記事の題名をみたとき、何のことか分からなかったが、読むと次のようなことが記されていた。
 ポーランドはEUのなかでもっとも経済的に成功している国として知られている。リーマン・ショックの影響も、ユーロ危機の影響も受けていない。ポーランドの経済運営には90年代から経済特区が20近くつくられており、外国企業の誘致に熱心である。もちろん低い税率、相当な助成金などのアメを用いながら。そしてもう1つが安い労働力である。
 最近は中国企業の進出がさかんである。いまでは中国よりもポーランドでのほうが経営がしやすいというのだから驚く。そしてここでこの記事が問題にしているのは労働の搾取である。日本の非正規雇用とよく似ている。ある期間働くと止めさせ、そして再雇用するというもので、「ジャンク・ジョブ」と呼ばれるものである。この普及がポーランドでは近年ものすごい勢いにある。
 政府やメディアはこのことには触れないようにしてきている。ところが最近、女子学生が博士論文の課題にこの問題を取り上げ、それを女性の若手議員が協力して記者会見を開いたものだから、この問題がはじめて公になったという話しである。
 こまぎれのように使い捨てになり、それを抗議した労働者が解雇されるという事件が発生している。ワレサのあの連帯はどこへ行ったのか、こういう内容の記事である。かつての共産圏でこうしたマルクス的労働搾取問題が現出し、メディアはそれに頬かむりをするということが、いま起きているということである。
--------------

新自由主義の害毒が世界中に蔓延っていますね。
労働者の賃金を切り下げ輸出に頼る。
企業の誘致競争を行わせ、税金を負け補助金の支給競争を起こさせる。
企業の誘致競争はゼロサムゲームだから、他の国が迷惑するだけ。
賃金切り下げの輸出も他の国の迷惑になるだけのこと。


35. 茶魔 2012年7月24日 14:00:32 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>32 「グッキー」さん

別に何が何でも反対って訳じゃないし、国民一人一人にアンケートとって正確な予測をしろと言ってる訳でもないです。
予測はおおざっぱでいいです、景気や需要といった大きな流れなんですから。
でも一人一人の人間の集合としての動きなので、まさに「複雑系」と言えるのかもしれません。
「創発」なんか特に・・・
ご参考までにWikiから「創発」の概念を転載します。
_____________________________________

創発(そうはつ、英語:emergence)とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れることである。局所的な複数の相互作用が複雑に組織化することで、個別の要素の振る舞いからは予測できないようなシステムが構成される。

この世界の大半のモノ・生物等は多層の階層構造を含んでいるものであり、その階層構造体においては、仮に決定論的かつ機械論的な世界観を許したとしても、下層の要素とその振る舞いの記述をしただけでは、上層の挙動は実際上予測困難だということ。下層にはもともとなかった性質が、上層に現れることがあるということ。あるいは下層にない性質が、上層の"実装"状態や、マクロ的な相互作用でも現れうる、ということ。
_____________________________________

ただ「単年度だけ金をばら撒く」と言った単純な行為で、日本経済が回復するとはどうしても思えません。
それも「持続可能な」なんて尚更ですよ。

こういうのなら話は別です。
例えば「需要を刺激するきっかけとして給付金を支給しよう。そして持続可能な経済を目指すために、日本の経済がどんな問題を抱えているかを調べ、持続可能で理想的な経済のモデルを考え、それに近づけるような政策を考え、逐次実行しよう」という具合に。
この場合、給付金は飽くまで切っ掛けづくり、スタートの合図のようなものであり、根本的な解決策ではありません。

単年度で支給された給付金で持続可能な安定経済を作るという事は、「配ったお金で国民自身にそれを有効に使い、持続可能な産業構造を模索し、それを達成しろ」といってるのと何ら変わらないと思います。
そしてグッキーさんのお話を伺っている限りでは「もし上手くいかなければ、追加でもっと配布しよう」とお考えのようですが、その時点で「そもそもこのやり方ではうまくいかないのでは?」という疑問を持つことはないのでしょうか。
「もっとほかのどこかに根本的な原因があるのではないか?」という疑念を抱いたりしてはいけないのでしょうか。

「絶対的に需要が不足しているから、景気刺激策を試していこう」「そして産業構造改革も同時に行っていこう」と言われるならば賛成です。
でもそれらは随時方向修正しながら数年がかり、いやもっと長期的なスパンで実行していかなければならないものじゃないかと思います。

あとはプレゼンの仕方ですね。
自分の著作のタイトルとして「こうすれば日本経済は必ずよくなる!」って言うのはインパクトがあるし、人目を引いていいと思うんですがw
グッキーさんも仰っているように、経済を正確に予測するなんて不可能です。
このことはオレがずーっと言ってきた事ですよね、もう複雑すぎて簡単に予測できるような代物じゃない、と。
4人家族に100万円の臨時収入があった場合、その金がその家族にどのような変化をもたらすか、というのなら、その家族を事前に調べればある程度の精度で予測がつきます。
例えば低所得の家族なら、一時的にちょっと金の使い方が変わるでしょうね。
でもある程度の規模の企業の経営者で、数日先に迫った手形決済に数千万円足りないような場合、100万円入ったところで焼け石に水、返ってその金持って夜逃げしようと思うかもしれません。
それが国単位の変動となると、正確な推測は無理なので、ある程度の修正幅を持って臨むこと、そして上手く事が進まなかった場合効果を誘引する策を事後策を事前に準備することが必要だと思うんですよ。
だから「こうすればうまくいく」というよりは「こうすることでこうなるようにしむける」って事じゃないでしょうか。
オレが高橋是清をすごいと思ったわけは、是清が自分のやろうとしていることが効果を発揮するように条件を加えていき、結果的にある程度の効果を発生させることに成功した、というところです。
それには上手く事態が展開しない場合を想定し、その要因としてどんなものが考えられるか予測を立てる必要があります。

>自民党が10年間で公共投資200兆円とか言ってますよね。
じゃその効果の正確な予測が出来るかって、出切る訳が無い。
でも公共投資に景気刺激効果があるのは事実だし、だいたいこのくらいの景気浮揚効果があるだろうでするのです。予測がずれたら政策を変えればよい事です。

過去の公共事業の欠点は、目的物がどれだけ必要性が高く、利便性に優れているか、という問題をなおざりにして、予算を使い切るという点に一番の優先順位が置かれていた点でしょう。
だから誰も利用しない橋や、人間より鹿の利用の方が多い立派な何車線もあり照明付きの舗装道路、ほとんど宿泊者のいない保養施設、空室だらけの公務員宿舎なんかがごろごろしているんです。
未来永劫公共事業に支えられて生きていくんなら、悪戯に自然を破壊せずに、同じ土地でスクラップ&ビルドを繰り返せばいいじゃないですか。
そういう景気浮揚策でこの経済状況のなか生き抜くというんであれば。

ある程度インフラ整備が整っていれば、公共事業の役割が希薄になるのは当然だし、それに反して無理やり公共事業で物作りをする、という発想がどうも・・・
それなら何度も言いますが、震災の被害にあった地域に公共事業を集中させる方がいいでしょう。
その事業者の割り振りを各地に公正な形で分配すれば、って思うんですけどどっか間違ってるかなぁ?


36. 茶魔 2012年7月24日 14:15:43 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>34 「グッキー」さん

ポーランドの話は興味深いと共に、社会主義体制が崩壊し、急激に資本主義の波にさらされ翻弄された典型的な例ですね。
一応ポーランドは「社会市場主義」ですよね。
これって「社会民主主義」とどこが違うんですか?
自分でも調べてみますが、ご存じなら教えてください。


37. グッキー 2012年7月24日 16:29:49 : Cbr3d6O9vj7Mc : TuB3Er34dE
>>36. 茶魔さん

>ポーランドの話は興味深いと共に、社会主義体制が崩壊し、急激に資本主義の波にさらされ翻弄された典型的な例ですね。
一応ポーランドは「社会市場主義」ですよね。
これって「社会民主主義」とどこが違うんですか?
自分でも調べてみますが、ご存じなら教えてください。
ーーーーーーーーー

社会主義統制経済より社会主義市場経済に変わったはず、なんですが、
新自由主義(資本主義の一種)に乗っ取られましたw

欧州は英国を除いては基本的に社会主義市場経済の国が多かったのですが、近年は新自由主義に乗っ取られましたw

社会主義とは、市場経済は基本的に不公正である。だから政府により平等、公正な社会を作ろうとする立場です。
これを統制経済で行おうとするのが共産主義です。
市場経済を行いながら平等、公正な社会を造ろうというのが社会主義市場経済です。

民主主義というのは主権者のことを言います。
社会主義だろうが資本主義だろうが、国民が主権者なら民主主義といいます。
通常は選挙制度を採ります。
スイスのように国民投票制の国もあります。

近年では市場経済の不公正を言う人が居なくなりました。
社会主義の死滅かな。
で、新自由主義が大流行で、経済が崩壊しようとしています。

市場経済を行うと、どうしても大資本、大企業が自分たちに都合のよいように、洗脳し、制度を変えようとするのです。
かといって私は市場経済をやめろとは言いません。
こういうことをきちんと知り、防止する対策をして市場経済をするのが良いと思います。


38. 茶魔 2012年7月24日 17:25:54 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
うおー、なんか同じような用語がいっぱい出てきたw
「社会民主主義」「民主社会主義」「市場社会主義」「社会自由主義」「自由市場主義」・・・
ちゃんと概念的に区別されてるもんだか大いに疑問ですね。
結構苦労するなぁ・・・

39. グッキー 2012年7月24日 17:46:05 : Cbr3d6O9vj7Mc : TuB3Er34dE
>>35. 茶魔さん

>。ヨ創発」なんか特に・・・
ご参考までにWikiから「創発」の概念を転載します。

デフレスパイラルもその一つですかね。
個々の企業は正しいと思える選択をしていても、全体から見ると悪い選択になる。35. 茶魔 2012年7月24日 14:00:32 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>32 「グッキー」さん


>ただ「単年度だけ金をばら撒く」と言った単純な行為で、日本経済が回復するとはどうしても思えません。
それも「持続可能な」なんて尚更ですよ。

経済とは基本的には閉じた輪なのです。
自転車のチューブを連想してみてください。
毎日空気を入れるものじゃないですよね。
チュ−ブから空気(お金)が抜けない限り、お金はチューブの中を動いています。
でも最近、新自由主義のおかげで空気漏れが激しくなった。

定額給付金で空気を入れるのと平行して、なるべく空気漏れを起こさないような政策、予算配分をする必要が有ります。
また漏れた空気を税で吸収して政府支出として戻してやるということも必要です。

>こういうのなら話は別です。
例えば「需要を刺激するきっかけとして給付金を支給しよう。そして持続可能な経済を目指すために、日本の経済がどんな問題を抱えているかを調べ、持続可能で理想的な経済のモデルを考え、それに近づけるような政策を考え、逐次実行しよう」という具合に。
この場合、給付金は飽くまで切っ掛けづくり、スタートの合図のようなものであり、根本的な解決策ではありません。

毎年注入したら、チューブが破裂してしまいますよw

>単年度で支給された給付金で持続可能な安定経済を作るという事は、「配ったお金で国民自身にそれを有効に使い、持続可能な産業構造を模索し、それを達成しろ」といってるのと何ら変わらないと思います。

産業構造というより、お金が回転すれば持続するのです。
それは政府の政策、税、法律、予算配分によるところが大きいのです

>そしてグッキーさんのお話を伺っている限りでは「もし上手くいかなければ、追加でもっと配布しよう」とお考えのようですが、その時点で「そもそもこのやり方ではうまくいかないのでは?」という疑問を持つことはないのでしょうか。

すいません。疑問の余地が無いほど明快なことなんですけど。
金額については専門機関で精査する必要あります。
毎年、来年の成長予測をやるでしょ。あれと同じですよ。

>「もっとほかのどこかに根本的な原因があるのではないか?」という疑念を抱いたりしてはいけないのでしょうか。

もちろん何を疑念に思っても自由です。
何の原因に対する疑念なのですか???

>「絶対的に需要が不足しているから、景気刺激策を試していこう」「そして産業構造改革も同時に行っていこう」と言われるならば賛成です。
でもそれらは随時方向修正しながら数年がかり、いやもっと長期的なスパンで実行していかなければならないものじゃないかと思います。

産業改革は別問題だと思います。
お金が増えれば生産される商品と商品の交換が活発に行われる。
水を温めれば分子の活動が活発になるのと同じですよ。


>あとはプレゼンの仕方ですね。
自分の著作のタイトルとして「こうすれば日本経済は必ずよくなる!」って言うのはインパクトがあるし、人目を引いていいと思うんですがw
グッキーさんも仰っているように、経済を正確に予測するなんて不可能です。
このことはオレがずーっと言ってきた事ですよね、もう複雑すぎて簡単に予測できるような代物じゃない、と。

完全な予測など出来るはずも有りませんが、景気が良くなる、悪くなる程度の予測は出来ますよ。
でなければ消費税増税に反対する理由が無い。

>4人家族に100万円の臨時収入があった場合、その金がその家族にどのような変化をもたらすか、というのなら、その家族を事前に調べればある程度の精度で予測がつきます。
例えば低所得の家族なら、一時的にちょっと金の使い方が変わるでしょうね。
でもある程度の規模の企業の経営者で、数日先に迫った手形決済に数千万円足りないような場合、100万円入ったところで焼け石に水、返ってその金持って夜逃げしようと思うかもしれません。
それが国単位の変動となると、正確な推測は無理なので、ある程度の修正幅を持って臨むこと、そして上手く事が進まなかった場合効果を誘引する策を事後策を事前に準備することが必要だと思うんですよ。

分からない、分かると、白と黒に分けてはいけません。
分からないと分けてしまえば、すべての政策はする必要が無い、反対する必要もないということになります。
増税すればどの程度か正確な予測は困難ですが、相当程度、景気が悪くなると予測して反対するのでしょう。

>だから「こうすればうまくいく」というよりは「こうすることでこうなるようにしむける」って事じゃないでしょうか。
オレが高橋是清をすごいと思ったわけは、是清が自分のやろうとしていることが効果を発揮するように条件を加えていき、結果的にある程度の効果を発生させることに成功した、というところです。

もちろん効果をあげるには、空気漏れを少なくする、漏れた空気を戻すという政策が必要です。
でっかい穴が開いて、じゃかじゃか漏ったんじゃ、すぐにパンクしてしまう。

>それには上手く事態が展開しない場合を想定し、その要因としてどんなものが考えられるか予測を立てる必要があります。

お金を増やすと商品の交換が活発に行われる。
水を温めると分子の活動が活発になるというほど確かなことなので、ちょっとそれが起きない事態は想像が出来ません。



40. グッキー 2012年7月24日 18:05:13 : Cbr3d6O9vj7Mc : TuB3Er34dE
>>38. 茶魔さん

>うおー、なんか同じような用語がいっぱい出てきたw
「社会民主主義」「民主社会主義」「市場社会主義」「社会自由主義」「自由市場主義」・・・
ちゃんと概念的に区別されてるもんだか大いに疑問ですね。
結構苦労するなぁ・・・

政治形態と経済形態は別物だと理解すると分かりやすいですよ

ーーーーーーーー
政治形態
  民主主義  
  独裁主義
  王制
ーーーーーーーーーー
経済形態
  資本主義市場経済
  社会主義市場経済
  社会主義統制経済
ーーーーーー
政治形態と経済形態はどのような組み合わせも可能です

民主社会主義統制経済とか
独裁資本主義市場経済とか
王制社会主義統制経済とか


41. 茶魔 2012年7月24日 18:58:48 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>39 「グッキー」さん

>デフレスパイラルもその一つですかね。

違うでしょうね。
「創発」は下層領域での単独の事象の積み重ねが、上層領域において突然想像もつかなかった規則的な振る舞いをする、という意味ですから。
デフレスパイラルは単なる悪循環の結果でしょ?

>経済とは基本的には閉じた輪なのです。
自転車のチューブを連想してみてください。

すみません。
まず自転車のチューブと経済を重ね合わせることが無理です。
それは

>チュ−ブから空気(お金)が抜けない限り、お金はチューブの中を動いています。
でも最近、新自由主義のおかげで空気漏れが激しくなった。

と仰っていることも一因ですし、為替投機などを考えると、チューブのどこに穴が開いているか、いくつ穴があるかすら分かりません。
だから「まず穴を探せ」と何度も申し上げているんです。
全部の穴を塞げればそれに越したことはないですが、そこまでは要求しません。
大部分の穴さえ塞げばそれなりに政策の効果は表れると思います。

>産業改革は別問題だと思います。

産業構造自体に不況の大きな要因があれば、放っておくことはできません。
もしかしたらいくら給付金をばら撒いたところで、産業構造の欠陥がその効果をダメにしてしまうかもしれませんから。
それはやってみなくちゃ分からないと仰るなら、せめて産業構造の欠陥が需要のサイクルに影響を及ぼさないような手立てを考えるべきです。
そしてもし、産業構造が需要のサイクルに悪影響を及ぼし始めても怪異策を打てるようにしなければ。

>お金が増えれば生産される商品と商品の交換が活発に行われる。
水を温めれば分子の活動が活発になるのと同じですよ。

穴がなければね。
ビーカーに入れた水を温めるのと同様に考えることはできませんよ。
温まった水がどんどん吸い上げられるかもしれないし。
何かに例えるなら、まず今の経済の実体をある程度把握してからじゃないとできませんよ。

>完全な予測など出来るはずも有りませんが、景気が良くなる、悪くなる程度の予測は出来ますよ。
でなければ消費税増税に反対する理由が無い。

グッキーさんが仰る「景気がよくなる」が一時的な経済指標が改善されることを指しているのなら、別に否定はしません。
でもグッキーさんご自身「持続可能」な変化を目指しているんでしょ?
増税が例えば単年度だけの特別措置ならば、国民の反応もまた違ったものになるでしょう。
消費税増税と一時給付金を同列に判断することはできません。

>分からない、分かると、白と黒に分けてはいけません。

分からないなら何もするなと言ってるんじゃないです。
分からないならせめて大体を理解できるくらいまでは調べろ、と言っているんです。
それに白黒に分けるんじゃないです。
分からないなら予測できっこない、これ当たり前でしょ?

だんだんオレが言ってることがお分かりになったんじゃないかと期待しています。
オレはグッキーさんのご提案は、何の役にも立たないと言っている訳じゃないんです。
それをしながら、同時に様々な別の対策を実行しなければならないだろう、その総合的な努力の末、日本の経済がよくなることを期待しているんです。

>お金を増やすと商品の交換が活発に行われる。
水を温めると分子の活動が活発になるというほど確かなことなので、ちょっとそれが起きない事態は想像が出来ません。

どうしてもその例えを使いたいのならこう反論しましょう。
水が冷めないようにするには、半永久的に温め続けなければなりません。
どこかのライン(状態)まで温め続ければ、核反応のように連鎖反応を起こして半永久的に水温が高い状態で維持し続ける、という理論をご説明願います。
それさえしていただければ、そしてその理論をオレが理解できれば、オレはグッキーさんの信奉者としてその説を広めるお手伝いをさせていただきたいと思います。
申し訳ありませんが、経済が24時間風呂だとはどう考えても思えません。


42. 茶魔 2012年7月24日 19:00:35 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>40 「グッキー」さん

ありがとうございます。


43. グッキー 2012年7月24日 21:29:58 : Cbr3d6O9vj7Mc : QyC3shODcQ
>>41. 茶魔さん

>違うでしょうね。
「創発」は下層領域での単独の事象の積み重ねが、上層領域において突然想像もつかなかった規則的な振る舞いをする、という意味ですから。
デフレスパイラルは単なる悪循環の結果でしょ?

民間企業は最善と思える利潤追求行動をしているだけです。
それがマクロ的には利潤を減らす結果に成ります。

>すみません。
まず自転車のチューブと経済を重ね合わせることが無理です。
それは

経済は本質的には100円の商品を造れば、100円の需要を造らなければ成らないと言うことで、お金が循環するものなのです。これに現実の市場では色々な要素が加わり、お金が循環しなくなるのです。

>と仰っていることも一因ですし、為替投機などを考えると、チューブのどこに穴が開いているか、いくつ穴があるかすら分かりません。
だから「まず穴を探せ」と何度も申し上げているんです。
全部の穴を塞げればそれに越したことはないですが、そこまでは要求しません。
大部分の穴さえ塞げばそれなりに政策の効果は表れると思います。

すぐにすべてのお金が抜けていくわけでは有りません。ちょっと空気が減っている。
こつこつ少しずつ穴を塞ぐしかないでしょう。
例えばエコカー補助金があります。
これは高い車を買うほど補助金が出ます。つまり富裕者に給付金を配布しているようなものです。富裕者は貯蓄性向が高いので、どんどん空気が抜けてしまいますね。
こういう一つ一つの政策をこつこつ改善していくしか有りません。

何よりも市場経済には欠陥が有るということを知らなければ成りません。
マルクスの資本論、ケインズ、ゲゼル、ガルブレイス、多くの先賢が市場経済の欠陥を指摘してきました。
つまり市場経済は不公正だから再分配が必要だということです。

それを新自由主義が社会を席巻し、市場に任せれば上手く行く、自由な市場が正しいとばかり、再分配を否定してしまったのが今日です。
共産主義は崩壊しましたが、市場経済の欠陥が消えたわけではなく、それが欠陥ではないとまともな反論をする者も現れません。

市場に任せれば上手く行くとばかり、市場の欠陥を放置してきたのが今日の姿です。
市場の欠陥を知らなければ正しい対策も生まれません。
しかし経済学者で、市場経済には欠陥が有る、と言う人が居ますか? というのが今日の現状です。

>産業構造自体に不況の大きな要因があれば、放っておくことはできません。
もしかしたらいくら給付金をばら撒いたところで、産業構造の欠陥がその効果をダメにしてしまうかもしれませんから。

では具体的に産業構造の欠陥を指摘して下さい。

>それはやってみなくちゃ分からないと仰るなら、せめて産業構造の欠陥が需要のサイクルに影響を及ぼさないような手立てを考えるべきです。

だからどんな産業構造の欠陥なのです?

>そしてもし、産業構造が需要のサイクルに悪影響を及ぼし始めても怪異策を打てるようにしなければ。

具体的でないものに対策は出来ません。

>穴がなければね。
ビーカーに入れた水を温めるのと同様に考えることはできませんよ。
温まった水がどんどん吸い上げられるかもしれないし。
何かに例えるなら、まず今の経済の実体をある程度把握してからじゃないとできませんよ

そんなに急に抜けるものではありませんよ
現実は政府部門が金融市場から30兆円くらい調達して実体経済に戻している。
これも循環の一部です。あまりよい循環では有りませんが。
かけ流し循環冷却みたいなものかなw
それとは別に、ニューマネーを実体経済に入れるということです。簡単には抜けていきません。
景気が良くなれば銀行の信用創造でマネーサプライも増えます。

>グッキーさんが仰る「景気がよくなる」が一時的な経済指標が改善されることを指しているのなら、別に否定はしません。

一時的では有りません。実体経済の通貨量が多くなれば商品の交換は活発になります。
1年しか効果が無いと言うのであれば、入れたマネーが1年間でそっくり流出する理由を説明してください。

>でもグッキーさんご自身「持続可能」な変化を目指しているんでしょ?
増税が例えば単年度だけの特別措置ならば、国民の反応もまた違ったものになるでしょう。

増税が単年度でも実体経済からマネーを抜いてしまえば、翌年度以降も影響します。
問題は実体経済に通貨流津量がどれだけあるかということなのです。

>分からないなら何もするなと言ってるんじゃないです。
分からないならせめて大体を理解できるくらいまでは調べろ、と言っているんです。

何を調べるのですか? また個人の行動を一人一人考えてなんて言わないで下さいよ・

それに白黒に分けるんじゃないです。
分からないなら予測できっこない、これ当たり前でしょ?

何が分からないのですか? 完璧な未来予測?

だんだんオレが言ってることがお分かりになったんじゃないかと期待しています。
オレはグッキーさんのご提案は、何の役にも立たないと言っている訳じゃないんです。
それをしながら、同時に様々な別の対策を実行しなければならないだろう、その総合的な努力の末、日本の経済がよくなることを期待しているんです。

もちろん定額給付金は即効的な症状改善薬と言ってるでしょう。
病気の治癒には持続可能な経済体質、公正な経済にすることが必要です。
この方針に合わせ、色々な政策を見直していかなければ成りません。
個別の政策を言ったら切が無いので方針だけなのです。

>どうしてもその例えを使いたいのならこう反論しましょう。
水が冷めないようにするには、半永久的に温め続けなければなりません。

どうして半永久的に暖め続けてはいけないのですか?
世界中の中央銀行の資産を見てみなさい。
毎年、資産を増やして行っていますよ。つまり毎年お金を増やしているということです。

>どこかのライン(状態)まで温め続ければ、核反応のように連鎖反応を起こして半永久的に水温が高い状態で維持し続ける、という理論をご説明願います。
それさえしていただければ、そしてその理論をオレが理解できれば、オレはグッキーさんの信奉者としてその説を広めるお手伝いをさせていただきたいと思います。
申し訳ありませんが、経済が24時間風呂だとはどう考えても思えません。

24時間暖め続けるために政府部門が有るのですよ。実際、どこの国も昔から行っているということです。
日本の政府部門は湯加減を間違いたw

だから正常な温度に戻そうというだけのことです。


44. 茶魔 2012年7月24日 23:53:38 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>43 「グッキー」さん

もうあまり言うべきことがなくなってきました。
それはグッキーさんがすでに指摘しているからです。

>こういう一つ一つの政策をこつこつ改善していくしか有りません。

> 何よりも市場経済には欠陥が有るということを知らなければ成りません。
マルクスの資本論、ケインズ、ゲゼル、ガルブレイス、多くの先賢が市場経済の欠陥を指摘してきました。
つまり市場経済は不公正だから再分配が必要だということです。

>市場に任せれば上手く行くとばかり、市場の欠陥を放置してきたのが今日の姿です。
市場の欠陥を知らなければ正しい対策も生まれません。

だからもっと経済を理解する努力が先に必要だと言っているのです。

>一時的では有りません。実体経済の通貨量が多くなれば商品の交換は活発になります。
1年しか効果が無いと言うのであれば、入れたマネーが1年間でそっくり流出する理由を説明してください。

オレは一年でそっくりなくなると言ってるんじゃなく、「持続可能なほど持つのか?」と聞いているんです。
でもグッキーさん自身「市場の欠陥を知らなければ正しい対策も生まれません」と仰っているので、グッキーさんが市場の欠陥を効果的な対策を講じられるほど知り尽くしているのだと思われます。
ではその欠陥と対策がお分かりになっているという事です。
誰よりも優れた経済学者です。
ですから、「その欠陥と対策」を理論づけて説明してください、と申し上げています。
>増税が単年度でも実体経済からマネーを抜いてしまえば、翌年度以降も影響します。
問題は実体経済に通貨流津量がどれだけあるかということなのです。

それだけではないでしょう。
市場経済自体の欠陥、エコカー減税等の欠陥、まだまだ沢山あるでしょうね。
だから「問題は実体経済に通貨流津量がどれだけあるかということなのです」ではないんですよ。
グッキーさん自身が市場経済自体に欠陥があると仰ってるんですから。
なぜそれを放置しようとするんですか?

>どうして半永久的に暖め続けてはいけないのですか?

温めないと活性化しないんでしょう?

>世界中の中央銀行の資産を見てみなさい。
毎年、資産を増やして行っていますよ。つまり毎年お金を増やしているということです。

他国に国債を売ったりしながらやっとね。
それでも経済が順調と言えるのは「途上国」位(オーストラリアの現状はまだ調べてません)ですけど。

>24時間暖め続けるために政府部門が有るのですよ。実際、どこの国も昔から行っているということです。
日本の政府部門は湯加減を間違いたw

先進国は総じて経済が不安定な状態です。
つまり世界の先進国はみな「湯加減を間違えている」んですよ。

>だから正常な温度に戻そうというだけのことです。

もう正常な温度にする方法も分からなくなってるんですよ。
各国の「湯」がいいだけ混じり合ってますからねぇ・・・
今確実な方法と言えば、経済規模がグングン伸びている「途上国」から「湯」をかっぱらってきて、自分の国の風呂に足して行く位じゃないっすか?



45. 茶魔 2012年7月24日 23:58:36 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
すいません、間違えました。

>温めないと活性化しないんでしょう?
          ↓
 半永久的に金をばら撒き続けろと仰るんですか?

です。失礼しました。


46. 茶魔 2012年7月25日 00:21:43 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
風呂に例えると、湯船に蛇口がいくつもあり、いつどんな温度の湯(水)がどれだけ流れ込んでくる変わんない状態、って感じでしょう。
だから一番ホットな「湯」が出る国にパイプをつなぎ、「熱い湯」を少し気も継ぎ足そうと先進国は懸命なんですよ。
でもグッキーさんは自分たちで「湯」を沸かそうとしてるんでしょ?
それなら何を燃やして熱を発生させるか、その燃料はどうするか、他国から冷たい水が入ってきたとき、あるいは他国が日本の湯船から「湯」をくみ上げようとした時にどう対処するか、その位は考えなくちゃ。
グッキーさんはバンバン火を焚きまくれ、燃料は政府紙幣を刷りまくるから大丈夫って言ってるように思います。

47. 2012年7月25日 00:23:37 : 0EopofEgjc
間違え。

>風呂に例えると、湯船に蛇口がいくつもあり、いつどんな温度の湯(水)がどれだけ流れ込んでくる変わんない状態、って感じでしょう。
              ↓
 風呂に例えると、湯船に蛇口がいくつもあり、いつどんな温度の湯(水)がどれだけ流れ込んでくるか分からない状態、って感じでしょう。


48. グッキー 2012年7月25日 14:54:37 : Cbr3d6O9vj7Mc : r1CE0m4Zow
>>44. 茶魔さん

>ですから、「その欠陥と対策」を理論づけて説明してください、と申し上げています。

市場の欠陥については、ケインズ、ガルブレイスを引用して何度も書きましたので対策について書いてみましょう

市場が弱肉強食なら政府部門は弱者の味方をしなければ、市場のバランスが崩れ崩壊してしまいます

サプライサイドの経済政策、企業助成金、減税は止めるべきです。サプライサイドにお金をつぎ込むからこそ、消費サイドを年金保険料値上げ、医療費自己負担増額、福祉切捨てと苛めなければ成らなくなる。

これでは消費の伸びが期待できないので、企業は設備投資を増やさず、内部留保金を積み増すだけです。
これではお金の流れがつまり、経済が停滞するわけです。

金融円滑化法の適用を受けている企業が何を言っているか。
「お金より仕事が欲しい」です。

サプライサイドではなく、消費サイドにお金を回すべきなのです。つまり福祉の充実、年金保険料の減額、医療費自己負担の減額などです。
企業は需要さえあれば上手くやっていけるのです。

しかし現実は厳しいですね。
従米、財界の使用人、官僚の代弁者の政治家が権力を握り、好き勝手をしている。
対米自立、国民の生活が第一を訴える者も、それほど経済政策には詳しくなさそう。

そうこう言っているうちにユーロが爆発しそう
http://blogs.yahoo.co.jp/olympass/MYBLOG/yblog.html
ギリシア危機、スペイン危機、ユーロ危機

2012/7/25(水) 午前 11:32世界経済ウォッチング国際経済
ギリシアのユーロ離脱現実味を帯びる、そしてスペインの3000億ユーロのベイルアウトの現実味

ユーロ危機は拡大に次ぐ拡大を続けテ今日に至っている。
アテネ入りしたトロイカ査察団は、ギリシアは約束した緊縮が守られていないと発表している。いま公然と言われているのは、ギリシアのユーロからの離脱を薦める声である。ドイツが明確にそういう言葉を発するようになっていることは、現実味を帯びる。
 だが、これはギリシアが追放されるという問題に終わらない。莫大な資金を貸し付けてきているのはドイツやフランスの銀行であり、かつトロイカである。ギリシアがデフォルトすれば、これらの貸し手もピンチに陥る。そしてそこに金融のグローバル化が金融危機のコンテイジョンを瞬く間に引き起こすという問題である。いわゆる「秩序ある離脱」から「無秩序な離脱」かという問題だ。
 しかし、トロイカはギリシアにだけ関心を向けていられる状況にはない。スペインの危機が最大の問題になっている。EFSFによる1000億ユーロの銀行への直接貸し付け、650億ユーロの超緊縮予算の発表、そしていま地方政府の財政窮状問題の浮上である。スペインは3000億ユーロのベイルアウトが必要であるといわれている。
 ラホイはその打消しに必至だが、国債イールドが7.65%に達しており、自己調達は不可能になっている。ECBに流通市場での国債買い上げを要請しているが、ドラギはいまのところ拒否している。
 こうしたドタバタ劇の根源は、ユーロ・システムの致命的な欠陥がリーマン・ショックの衝撃波のまえに露呈したことにある。それを超緊縮財政の強行との交換条件でベイルアウトをトロイカは繰り返してきた。そしてこの欠陥を、かなり最近になって、「フィスカル・ユニオン」「ポリティカル・ユニオン」によって切り抜けようとしてきたが、いまやこの声もかき消されているような状況である。超緊縮財政はPIIGSの経済のスパイラル・ダウンを引き起こしてしまっているからである。これはトロイカの新自由主義路線の崩壊そのものである。ユーロ圏の経済アドヴァイザーは何をしてきたのか、してきているのか。
ーーーーーーーー

ファイナンスというのは問題の先送りでしかない。
その間、何をしてきたか。
財政緊縮、金貸しの論理です。
金を使うな、財産を売れです。
政府ほどの大きな経済主体が緊縮財政を取れば経済が落ち込むに決まっています。
税収が減る、対GDP債務比率が上昇する。

財政再建なんて出来っこない。財政再建と経済成長の両立なんて寝言を言っている人間はPIIGSの解決策を出してみろと言いたい。

政府が財政再建するのにはGDPを成長させながら、財政再建するしかないのです。

ユーロ、時間の問題で爆発しそうだよ。世界がどうなるか分からない
未知との遭遇


49. 茶魔 2012年7月25日 18:58:30 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
>>48.「グッキー」さん

> サプライサイドではなく、消費サイドにお金を回すべきなのです。つまり福祉の充実、年金保険料の減額、医療費自己負担の減額などです。
企業は需要さえあれば上手くやっていけるのです。

金融円滑化法等については、オレも抜本的な改革とは程遠い一時的な対症療法に過ぎないし、景気回復効果は期待できないと思います。
またグッキーさんの「企業は需要さえあれば上手くやっていけるのです」という言葉にも嘘はないと思います。

ただ我々含め多くの人間が、個人の利益を一番に考える、というのも否定できないと思います。
だからこそ、『「自分のために」“共存”という概念の大切さを認識することが絶対必要だ』と思うんですよ。

別に少しずつ生活が豊かになりさえすれば、きっとそれなりの巣合わせを感じられるんじゃないか。
一気にのし上がることがそれほど幸せな事だとは思わないんですよね。
きっとその間に大切な価値化を忘れ去ったり、変な勘違いをしてやな奴になったりってうい弊害が大きいと思うんです。
だから俺たちは利益を我武者羅に追求しすぎで、自分で自便の社会を住みづらく施てるような気がしてなりません。

言いたいこと分かってもらえますよね。
そうした理解をした上で、もう一度経済を見直せば、各自社会の健全化に貢献できることは決して少なくないし、「プラスのトルネード」現象が起きるんじゃないかなぁ、て漠然とですが考えています。

そしてユーロ危機にも出来るだけ協力する。
そうすればユーロ圏が危機を脱出したらきっと何らかの恩返しや感謝の意を持ってくれると思いますし、成長は鈍化してもそれなりに住みよい世の中になると思うんです。

オレって甘ちゃんですよね〜w
自分でもそう思うんすけど、オレはそれが正しい道だと本気で信じてます。

#なんかスレ主旨とずれてきたかな?w


50. 茶魔 2012年7月25日 19:00:20 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
巣合わせ⇒幸せ

51. 茶魔 2012年7月25日 19:04:12 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
追加。

人間も企業も、国通しも困ったときはお互い様、助け合わなくちゃぁ。


52. グッキー 2012年7月25日 20:59:58 : Cbr3d6O9vj7Mc : aoIHrnz1Tk
>>49. 茶魔さん

>金融円滑化法等については、オレも抜本的な改革とは程遠い一時的な対症療法に過ぎないし、景気回復効果は期待できないと思います。

あれは一時しのぎ、ユーロもフアイナンスで何とかしようとしているでしょう
、あれも一時しのぎ

>ただ我々含め多くの人間が、個人の利益を一番に考える、というのも否定できないと思います。
だからこそ、『「自分のために」“共存”という概念の大切さを認識することが絶対必要だ』と思うんですよ。

中庸ということが大切なんだけど、中庸を知らない人が増えすぎた。
経済とは与えて貰うことなんだよね。貰う人ばかりなら、すぐに積んじゃうw
村上ファンドの代表が「金儲けして何が悪い」と言ってたよね。
金儲けが悪いんではなくて、じゃその代わり他者に何を与えたのかということなのです。

経済とは与えて貰う、こういうモラルを知らない人が増えすぎた。
大きな経済だから、その中を上手く泳いで儲けることは出来るけど、法律以前にモラルの問題なのです。
これも米国式で法律に触れなければ何をやっても良いという考えが広まってしまったからかな。
人間は不労所得を得ると感覚がおかしくなる。儲けられるものならいくらでも儲けたいという人が出てくる。
経済とは与えて貰うことだと知っていれば、たくさん儲けるには、たくさん与えなければ成らない。大変だからそんなことしたくなくなるよw
貰うことばかりしか頭に無いからたくさん儲けたくなる。
別に少しずつ生活が豊かになりさえすれば、きっとそれなりの巣合わせを感じられるんじゃないか。

>一気にのし上がることがそれほど幸せな事だとは思わないんですよね。
きっとその間に大切な価値化を忘れ去ったり、変な勘違いをしてやな奴になったりってうい弊害が大きいと思うんです。
だから俺たちは利益を我武者羅に追求しすぎで、自分で自便の社会を住みづらく施てるような気がしてなりません。

人を使うのは苦を使うと言って大変なんですよ
責任は重いし苦労は絶えない。寿命がちじまります。
人の上に立ちたいなんて奴は、頭のねじが何本か外れているんじゃないかな。
たぶん感受性が無い。人の痛み、苦しみを理解できない。
だから子供に放射能を浴びせても平気で居られるんじゃないかな。
まともな人間なら精神的重圧に耐えられえない。
米軍の戦場帰りの兵士が精神病が多いのと同じこと。

>言いたいこと分かってもらえますよね。
そうした理解をした上で、もう一度経済を見直せば、各自社会の健全化に貢献できることは決して少なくないし、「プラスのトルネード」現象が起きるんじゃないかなぁ、て漠然とですが考えています。

分かるけど駄目、上が腐りすぎている。まずこれを掃除してからでないとどうにも成らない。

>そしてユーロ危機にも出来るだけ協力する。
そうすればユーロ圏が危機を脱出したらきっと何らかの恩返しや感謝の意を持ってくれると思いますし、成長は鈍化してもそれなりに住みよい世の中になると思うんです。

お返しは考えなくていいよ。
人は人を助けたいもの。
線路に人が落ちたら、お返しなんて考えないで、助けられるものなら助けようと思うでしょう。これが本来の人間の心。
もし助けられるのに助けなければ、一生自分の優柔不断さを後悔するよ。

道を尋ねられたら親切に教えてやろうと思うよね。日本人の親切さは世界中で評判だったんだけど、最近はどうなのかな。
他民族と競合し、競争をすればスレっからすから、親切心が段々薄くなるのかも。

オレって甘ちゃんですよね〜w
自分でもそう思うんすけど、オレはそれが正しい道だと本気で信じてます。

正しい道、自分で考え、自分を信じることが必要です
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/156.html
最後に面白い話を聞いた
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-1200.html
釈迦は「自分の頭で考えることの重要性」を説いた上で、「判断基準にしてはいけない事項」を列挙したのだが、このリストが、そのまま「クリティカル・シンキングの方法論」となっているので、以下に記す。

<釈迦が「判断基準にしてはならない」と列挙した事柄>
*何度も聞かされてきたこと
*伝統
*噂
*教義に書かれていること
*当てずっぽう
*(誰かが決めた)公理
*見かけ上の推論
*「正しい」とされてきた考えに対するバイアス
*一見「賢そう」に見える人の意見
*師(指導者)の意見


53. 2012年7月28日 18:45:45 : 0EopofEgjc
52 「グッキー」さん

こうなるとさぁ、もう「自分たちの足元から見直そう」としか言えないっすね。
今突然ひらめいたバトラ式インスピレーションw

人間は近い将来世界全体が同じようなに危機を同時に迎え、そこから協力し合いながら這い上がっていくことで協力や共存の素晴らしさ、相手を思う気持ちの大切さを一から学ぶしかないのだ。
主演が近いという事は、人間が1階層上のレベルに到達する時期が近いという事だとプラスに考えるべし。
              ・・・BY 茶魔


54. 茶魔 2012年7月28日 18:46:58 : xWLiSM63uBbJc : 0EopofEgjc
主演⇒終焉

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK133掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK133掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧