http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/318.html
Tweet |
野田政権は折り紙つきペテン師集団 今最大の岐路 野田政権か否か
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6416.html
2012/7/20 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
民主主義国であるはずのこの国でなぜ公約破りの国民だまくらかし詐欺政治の強行が許されているのか
「国民の生活が第一」の小沢一郎代表はきのう(19日)、「秋には総選挙」との見通しを示し、「暑い夏場に地元で汗をかけ!」と新党メンバーにハッパをかけた。
解散権は今や野田首相にはない。野党・自民党がどこまで野田に協力するのか。その腹ひとつにかかっている。小沢は「自民が付き合うのも今国会まで」という前提に立って、選挙の時期を予測したのだろう。
総選挙になれば民主党はお陀仏。間もなく野田政権が終焉を迎えるのは間違いないが、この内閣は本当に一刻も早く終わらせないとダメだ。こんなペテン集団は見たことがないし、これ以上、政治権力を握らせたら、国民生活は破滅に向かってまっしぐらだ。野田は「増税待ったなし」と言ったが、野田を辞めさせる方が「待ったなし」だ。その理由はそれこそ山のようにある。
野田は口を開けば、「生命をかけて」とか「決められる政治」とかホザいているが、そう言って権力の座にふんぞり返る資格は何ひとつない。そもそも、野田は国民に正統に選ばれた首相ではない。民主党内のタライ回しで首相になっただけだからだ。
「野党時代に野田首相は、安倍・福田・麻生と続いた自民党の政権タライ回しを痛烈に批判した。攻撃の矛先は、国民に信を問わず政権にしがみつく姿勢でした。だったら野田首相も就任直後に解散・総選挙で国民の信を問うべきです。しかし、菅前首相の後釜として巡ってきた政権の座に今も恋々とし、生き残りのために自民党に抱きつこうとする。その菅前首相も2年前の参院選で大敗し、国民に否定されました。二重の意味で野田首相に正統性はないのです。『生命をかける』と仰々しいフレーズを好むのは、己の正統性の無さを繕おうとしているようにしか見えません」(政治評論家・本澤二郎氏)
◆自民党すら尻込みした保守利権路線をまっしぐら
自分たちの主張を簡単に捨てて、しかも、それを恥じようともしない。こういう男だから、国民との約束=マニフェストを破っても平然なのだ。首相就任以来、野田は選挙で勝ったときの民主党選挙公約を全部破棄した。税金のムダ遣いと天下りの根絶、年31万2000円の「子ども手当」の支給、月額7万円の最低保障年金の実現、高速道路無料化……など、マニフェストに掲げた「約束」は、もはや見る影もない。
逆に敵として反対攻撃していた自民党の政策に乗りかえ全部、実行している。支持率わずか20%台なのに国民の6割が反対している消費増税の強行を図っているのが、いい例だ。
3党合意といっても、もともと自民党は増税に賛成、民主党はそれに反対してきた。ところが、野田は政権延命という不純な動機で、自民党に魂を売った。その目的は自民党との一体化、衆参のねじれ解消だ。だから、自民のご機嫌は損ねたくない。何でも言いなりで従う。その証拠に民主党の社会保障プランは全部引っ込め、国民会議に棚上げ、先送りだからフザケている。
「米国の圧力や霞が関の抵抗、財界の誘惑には決して屈しない。それが民主党政権の出発時の姿でした。その姿に国民の多くは期待したのに、今ではどうですか」と、法大教授の五十嵐仁氏(政治学)は怒りを込めて、こう言った。
「大増税以外にも、事故多発の欠陥機『オスプレイ』は、米国の言い分通りに“安全性”を強弁。沖縄の反対に耳を貸さず、配備を急ごうとする。原発意見聴取会だって、電力会社のヤラセ疑惑が発覚したし、そもそも大飯原発の再稼働を見ても明らかなように原子力ムラの言いなりです。米国・官僚・財界ベッタリは、かつての自民党よりも露骨です。その上、野田首相は集団的自衛権の解釈変更に米ペンタゴンへの自衛官常駐など、自民党政権すら尻込みした軍事路線に突き進もうとしている。国民が先の総選挙で打倒した『保守利権政治』が野田首相の手で復活したどころか、より強固になっているように見えます」
3年前の総選挙の時は、有権者の誰がこんな姿を想像しただろう。民主党は世紀のペテン師集団に成り下がったのである。
◆狂気の野田延命は国民にとって最大の不幸だ
恐ろしいのは、野田という男が国民ダマシの消費税増税を強行しても、悪びれるそぶりもないことだ。それどころか、歴代政権のできなかったことを「やり抜いた」とばかりに胸を張っている。サギ師がペテンを鼻にかけているのである。
まるで王様になった気分で「待ったなし。どの政権でもやらねばならぬ」というが、選挙時にやらないといったことをやっていいのか。この疑問を突きつけたい。この国は曲がりなりにも民主主義国だ。それなのに、なぜ公約破りの詐欺政治が許されるのか。
今の大マスコミはあまりにもだらしない。権力に従順で、3党合意の増税談合批判もせずに後押ししている。この国の言論はどうかしているのだ。だから、野田みたいなのがエラソーにしている。モラルもヘッタクレもないが、大マスコミ報道に疑念を感じている国民は確実に増えている。野田政権への怒りの声は日増しに拡大している。
毎週金曜日の官邸デモが象徴だ。それを野田は「大きな音」と言った。フザケた話だ。国民の怒りの声も、ペテン師野田には蛙の面にションべンなのだ。サヨクは何をしているのかと言いたくなる。60年安保の昔なら、野田の傲岸不遜な態度を決して許さなかっただろう。
こんな野田の政権延命しがみつきを放っておけば、今後はアメリカの属国として、この国は惨憺たる未来になる。すでに野田は「国民の生活は二の次、三の次」で、米国の下僕となって、問題のオスプレイ配備にTPP参加と、国民の生命や日本市場を米国にドンドン売り飛ばそうとしている。もうフツーの神経とは思えないが、実際、野田の顔にはすでに狂相が現れている。
◆民主残党組は自民でも飛び抜けて異質な集団
「たいした能力もなく、日々の政権運営さえニッチもサッチも行かないのに、背後の官僚におだてられて、背伸びしているのが、今の野田首相です。自身が生き残るため、『決められる政治』などとうそぶき、自民と談合し、官僚の期待に応え、大風呂敷を広げている。その結果、精神的に追い詰められ、顔つきが怪しくなっている。マトモな神経とは思えません」(本澤二郎氏=前出)
追い込まれた野田は、唐突に「尖閣国有化」なんて言い出したが、それこそ「やれるものならやってみろ!」である。覚悟もないのに口先だけで、その場を取り繕うのが野田だ。口八丁を鼻にかけている。しかし、民主党は分裂し、野田の顔はドンドン引きつっている。国民を裏切り、政敵と手を結び、身内を切る。こんなデタラメをよくぞ、できるものだ。
案の定、民主の政党支持率は激減。自民党はシメシメだろうが、バカな野田は自分の愚かさに気づかない。民主党執行部の面々も野田の暴走にストップをかけるどころか、野田と一緒にマジメ顔をして無能をさらけ出しているのだから、救いようがない。もはや、彼らには何が正義かも分かっていないのではないか。政権運営に汲々とし、何も見えなくなっている。やはりこの連中に政権を任せてはいけないのだ。
「もはや民主党は政党としての存在意義を完全に失っています。本来の姿を取り戻そうとした小沢グループは党外に去り、今後は『原点回帰』も期待できません。マトモな感覚の議員ほど嫌気がさして、ますます離党者は増えるでしょう。結局、残るのは『自民党野田派』。自民党内でも飛び抜けてタカ派で官僚至上主義の異質な集団です」(五十嵐仁氏=前出)
小沢なき民主党でマトモな政治をやれるハズがないのだ。存在意義を失った政権の延命は、国民にとって悪夢である。この政権は一日も早くブッ潰すしかない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK133掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。