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対米従属に異議を唱えたプロ野球選手会に乾杯!
http://www.amakiblog.com/archives/2012/07/20/
2012年07月20日 天木直人のブログ
物凄いことが起きた。
プロ野球選手会が米国主導のWBCに不参加の決定を下したことだ。
かねてからその収益の取り分については米国の不当な要求がまかり
通ってきた。
それに対していくら交渉しても米国側は応じない。
この差別は何なんだ。
こんな不合理を許していいのか。
だったらこちらからボイコットするしかない。
そういって日本のプロ野球選手たちが理不尽な米国の要求をはね
つけたのだ。
これほど天晴れな行動はない。
これはスポーツ紙の話題ではない。
対米従属のこの国の支配者たちに対する異議申し立てなのである。
第一級の外交事件であり、政治記事のトップになる事件である。
この国の政治家も官僚も財界人も学者もメディアも、誰もが感じて
いる米国の日本に対する不当な要求の数々。
しかし誰もそれに異を唱えることなく黙って従ってきた。
それが日本をここまで悪くしてしまったのだ。
それに対してはじめて声をあげたのがプロ野球選手たちだったのだ。
この不平等に目をつむり、自分たちのために何もしてくれずに米国
の顔色ばかりをうかがう日本プロ野球機構やプロ野球コミッショナー
たちお偉方に、「お前らは裸の王様だ」と国民の目の前で叫んだのだ。
プロ野球コミッショナーに天下った対米従属の加藤前駐米大使は、
その無能さをさらけ出して、プロ野球選手たちの決断を批判している。
米国の手先のような報道ばかりを繰り返すNHKニュース9の大越
健介キャスターは、絵に画いたように、このプロ野球選手たちの決断を、
「早まった事をするな」、「皆の楽しみを奪うな」などと批判している。
そのような対米従属ぶりこそが諸悪の元凶なのだ。
もはや通用しなくなってきているのだ。
おりからオスプレイの強行配備に対する国民の反発が起きている。
日本の富を奪うTPPに対する反発が起きている。
日米同盟という名の対米従属関係に、やっと国民が目覚め始めたのだ。
その先頭に立ったのがプロ野球選手たちなのだ。
我々日本国民はその勇気を称え、彼らを応援しなければならない。
WBCなど観なくても我慢できると。
このプロ野球選手のWBC不参加の決断こそ、日本の夜明けとなる
かもしれない。
◇
プロ野球選手会 WBC不参加表明
7月20日 14時23分
動画 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120720/k10013729621000.html
プロ野球の選手会は、日本が2連覇中で、来年3月に3回目の大会が予定されているWBC=ワールド・ベースボール・クラシックについて、参加しないことを表明しました。
プロ野球の選手会では、WBCについて、収益の配分が大会を主催する大リーグ側に偏っていて不公平だなどとして、大リーグ側に対し是正を求めてきました。
こうしたなか、20日に大阪市内で開かれた選手会の総会には、選手会長を務める阪神の新井貴浩選手などが出席し、WBCに参加するかどうか協議が行われました。
その結果、選手会は「野球の国際大会は不可欠だと考えているが、選手会が問題としてきた点についての回答が主催者側から示されず、本当に残念だが、未来の日本の野球のことを考え、WBCに参加することはできないと判断した」として、WBCに参加しないことを表明しました。
選手会の新井貴浩選手会長は総会のあと、記者会見し、「今度の3月の大会だけではなく、それ以降の大会、5年後、10年後のことを考えて苦渋の選択をせざるをえなかった。将来、今の決断は間違っていなかったと言えると信じている」と話しました。
また、WBCの主催者側から今後新たな条件提示があった場合、どう判断するのかという質問に対し、新井会長は「1年前から要望を出しているが、これから、主催者側から選手会にアプローチがあるとは考えられない。これからの仮定の話は、この場ではできない」と述べるにとどまりました。
■ファンからは落胆の声
プロ野球の選手会が来年のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに参加しないと表明したことについて、オールスターゲームの観戦に訪れたファンからは落胆の声が相次ぎました。
20日は、プロ野球のオールスターゲームの第1戦を見ようと、京セラドーム大阪に大勢の野球ファンが詰めかけました。
阪神タイガースの熱烈なファンだという女性は、「日本の力を世界に示すいい機会なのに、参加しないのは本当に残念です。
お金のことはさておいて、絶対に参加してほしい」と話していました。
4人のグループで観戦に訪れた男性の1人は、「3連覇がかかっている大事な大会なので何としても参加してほしい」と話し、別の男性は、「がっかりしていますが、お金のことも大事なので、しかたがないのかなという気もします」と話していました。
■原監督“しっかり話をしてほしい”
2009年の第2回のWBCで日本を率いて優勝に導いた巨人の原辰徳監督は、「最終決定ならば仕方のないことだが、選手会、主催者側の双方で話し合う余地があるのならばしっかり話をしてほしい。ファンは当然出場を求めているでしょうし、そのことは選手会側も当然理解していると思うのでいい形で話し合って結論を出してほしい」と話しました。
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