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【 船山やすえ参議院議員、離党に際して! 「TPPは関税をゼロにし、各国の規制や制度の統一化を目指すものです。これこそ私たち自身が常々批判してきた、新自由主義的思想そのものです」 (「日本人」の研究!)】
2012年07月18日
あれだけ反対が多かった消費税大増税法案。
しかし、蓋を開けてみれば、衆議院で大多数で
可決してしまった。
私は、愕然としてしまった。
これがどれほどの人を苦しめることになるか。
国会議員の先生方は、
今、中小企業がどのような状態なのか、
理解しているのだろうか?
日本経済の根本は、多くの中小企業で持っている。
それが、わが国の大きな特徴。
未だに、雇用の大半は中小企業だ。
大企業でさえ、技術的に中小企業に
頼っている。
この時期に、消費税を上げることは、
その根本にかなりのダメージを与えてしまう。
税収など上がらない。
それなのに、何の大義があるのだろうか。
国民と永田町の考えは、
かなり乖離しているようだ。
それとも、いろんな圧力があるのだろう。
そんな中で、しっかりと国民に
誠意をつくしてくれる議員さんが三人も
現れた。
民主党参議院議員、行田邦子議員、谷岡郁子議員、
舟山康江議員だ。
本当にありがたいことだ。
そういう人に、しっかりと国民として
しっかりとエールを送らなくてはならない。
このような政治家をしっかりと
育てていかなくてはならない。
それでは船山やすえさんの
離党に際してのコメントを紹介したい
http://www.y-funayama.jp/
[船山やすえ : 離党に際して]
いつもお世話になっている皆さまへ
July17 [Tue], 2012, 19:14
本日、民主党に離党届を提出し、志を同じくする3人と
ともに、新会派「みどりの風」を結成いたしました。
お世話になっている皆様へ、ここに至った経緯と、
今の私の思いをお話しさせて頂きます。
初めて政治を志した8年前、私は、小泉改革旋風が吹き
荒れる中、当時の民主党の掲げた理念、すなわち
市場原理主義から脱却し、一人一人の暮らしと地方を大事に
する政治、といった考え方に共感し、民主党からの
出馬を決意しました。
そして初当選の5年前、参議院の議席をお預かりしてからは、
多くの先輩議員から政治のイロハを学び、共に政権交代を
目指して汗をかき、2009年、民主党政権樹立へと至りました。
この間、参議院における多数派野党、安定与党、
ねじれ状態の少数派与党と、様々な立場も体験いたしました。
政権交代直後の農林水産大臣政務官の拝命をはじめ、
民主党副幹事長や経済連携プロジェクトチームの
事務局長代理など、やりがいのある仕事も沢山させて頂き
ました。政治家としての自分を育ててくれた民主党に、
感謝の気持ちと愛着もあり、絶ちがたい思いがあること
も事実です。
一方で、今の民主党は、政権交代時の理念から大きくずれて
しまったのではないか、そんな疑問がここしばらく頭から
離れませんでした。
2年前に菅前総理が突如として検討を始めた
TPP(環太平洋連携協定)への参加問題、
原子力発電所の再稼働問題、社会保障と税の一体改革など、
これらは熟議とはほど遠い、あるいは党内での合意を
得た政策とは到底言えません。
TPPは関税をゼロにし、各国の規制や制度の統一化を
目指すものです。これこそ私たち自身が常々批判してきた、
新自由主義的思想そのものです。
原発再稼働問題然りです。「事故は起こりうる」ことを
前提に、万が一の場合でもなお被害を最小限に抑えるための
多重防護措置を講じて初めて「安全性の確認」というべきな
のに、電源喪失にならなければ安全だと言い張り、
国会事故調査委員会の結論を待たずについに再稼働に
踏み切ってしまいました。100名を超える与党議員の懸念の
声を無視し、経済活動が停滞する、という産業界からの圧力に
背中を押されての判断でした。
そして、この度の社会保障と税の一体改革法案。
社会保障の強化、持続可能な制度構築には一定の財源が
必要なため、それに見合った税収確保をセットで議論を
しようというのが消費税増税の当初の考え方でした。
しかしながら、社会保障分野の内容について、
民主党が掲げてきた理念、目指した姿から大幅に後退し、
公的年金制度、医療保険制度、介護保険制度、さらには
少子化対策さえも、全て「社会保障制度改革国民会議」に
先送りすることになったのです。もはや「一体改革」と
は言えません。
加えて、税制についても「税制抜本改革」とは名ばかりで、
当初は再分配機能強化の観点から所得税の累進強化が盛り
込まれていましたが、これも先送り。さらに、増税に伴う
マイナスの影響、例えば、価格転嫁問題、逆進性の問題への
対策もすべて先送りされ、決まったのは、消費税率の
引き上げだけでした。
政権交代を果たしたはずなのに、民自公大連立への道をひた走り
原発事故を経験してなお安全性の確認前に再稼働を強行し、
党内でどんな反対論、慎重論があろうともTPPへの前の
めり姿勢を変えようとしない。私は、政権交代時の理念から
これほど変質してしまった民主党に対して、希望を見出すことが
できません。そして、悩んだ結果、今こそ政治家を志した時の
原点に立ち戻るべきと考えました。
このような中で、日本型の共生社会、ものが言える日本を
つくるという基本理念の下、志を同じくする女性四人で
会派を結成し、政策本位で、生活の現場、国民と政治を
繋いでいく役割を果たしたいと決意を新たにしました。
青臭いと思われるかもしれませんが、小さいながらも国民の
声を政策に反映するため、党派間の連携や協議のために働き、
国会の新たな合意形成のために力を尽くしていきたいと思います。
どうか、勝手な思いではありますが、ご理解頂けます
ようお願い申し上げます。
皆さまのこれまでのご支援に心から感謝を申し上げます
とともに、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう重ねて
お願い申し上げます。
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