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野田・輿石氏の大きな誤算・・・離党する議員は、まともな神経の持ち主だ。
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2012年7月18日 政経徒然草
昨日は、民主党の3人の女性参議院議員が離党し、亀井亜希子議員と新会派を立ち上げた。
更に衆議院議員1名が離党し「国民の生活が第一」に合流しそうだ。
まだまだ、離党者は出るだろう。
野田首相及びその周辺や党執行部は小沢さんグループを追い出すことで、首相や輿石幹事長の求心力が高まると読んでいただろう。
ところが、現実は両氏の党内における求心力は下がる一方で、離党の動きに歯止めがかからない状況になりつつある。
冷静に分析してみればわかると思うが、所謂、彼らの言うところの造反議員たちを纏めていたのは小沢さんで、小沢さんの求心力で党内のバランスをどうにか保っていたというのが正確な分析だろう。そして輿石氏は、その小沢さんとの関係が強いことを力に党内の求心力を保ってきた。その小沢さんが党内から去った今、輿石氏の求心力の源泉はなくなり、党内の締め付けも効かなくなっている。
簡単に言えば「小沢さんがいてこその輿石氏」と言える。小沢さんが党内にいるから輿石氏の存在感も発揮できたわけで、小沢さんがいなければ輿石氏の存在感が薄れるのは当たり前のことだ。
参議院民主党を輿石氏が牛耳ってこれたのも、小沢さんの後ろ盾があったからに他ならない。
「小沢さんが、いなくなって始めてわかる存在感」というところか。
それを一番感じているのが輿石幹事長だろう。
今回の離党で、ハッキリしたことは、輿石氏の権力基盤である参議院民主党が、コントロールできない状況にあるということである。今後の参議院における「消費税増税法案の審議」に影響を与える可能性は否定できない。
これは、ある程度予測できたことであるにも関わらず、執行部は強引な離党引き止めを連合などを利用して行った。実はこれも結果的にはマイナスに働いている。一時的には党内に留まっても、新党の動きや世論をみて離党する可能性のある議員を党内に残す結果になってしまったからだ。
これから、どれだけの離党者がでるのか?執行部はビクビクしながら党運営に当たる状況に追い込まれている。
この問題は民主党内に留まらず、野党の自民党や公明党にとっても非常に厄介な状況だ。
亀井亜希子議員が「政界再編は始まっている」というような趣旨の発言をしたようだが、私の分析は少し違う。
今は「まともな神経の議員達と、そうでない議員達の振り分けが始まった。」状況だと思う。
どの議員たちが「まともな神経の持ち主」であるかは言うまでもないだろう。
そういう意味においては、政界再編の動きが始まっていると言えるのかも知れない。
そして次期総選挙は「 まともな神経の議員達と、そうでない議員達 の選別」を国民が行う選挙であるということである。
余りにも「神経に異常がある。そして常識が理解できない議員」が多いことか。与野党を問わず、その点が次期総選挙の最大の焦点になろう。
今日の一句
「言葉だけ 中身が無くて 意味不明」
野田首相の発言・・・。
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