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有権者をなめきった野田政権――不満の受け皿は?
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/8516cf32e7473df90fad434b709ed627
2012-07-17 06:49:10 生き生き箕面通信
おはようございます。
生き生き箕面通信1316(120717)をお届けします。
・有権者をなめきった野田政権――不満の受け皿は?
有権者の間に欲求不満が高まっています。世論調査で「支持政党な
し」が50%、60%を超え、時事通信の最新調査では71%に達しました。
この高い数字は、有権者が行き場を失ったままさまよっている実態を示し
ているといえます。
野田政権の有権者に対する裏切りは、目にあまるものがあります。「消
費税はあげません。シロアリ退治が先です」と選挙の時に訴えていた野田
氏は、政権の座につくや、シロアリ退治はそっちのけで、「消費税増税は
待ったなし」と一転し、「増税に命を賭ける」と言い出す始末。「原発は国民
生活に必要」と勝手な論理を持ちだして、ごり押しに再稼働させる。さらに
有権者の気がつかないうちに、原子力基本法のなかに、「安全保障に資
する」と核兵器開発への道を開く条項を滑り込ませました。一方で、「平和
利用」の文言は削除。さらに「宇宙開発室」も立ちあげ、宇宙産業に乗り出
すと宣言しました。この狙いの大きな一つが、長距離ミサイルの開発が含
まれています。つまり、原発にこだわるなかで、核兵器開発技術を磨き、
ミサイル開発で、いつでも実戦的な核保有国になるという戦略です。これ
こそ、保守政治家・野田氏の目標だと断言できます。野田氏は、有権者を
なめきっています。
「こんなはずではなかった」という思いの有権者は、行き場を失って「支
持政党なし」と表明せざるを得ない状況に追いやられてしまっています。
次の選挙では、「どこに投票すればいいのか」。いまさら自民党や公明党
でもない。社民党や共産党も、「ちょっと違う」。「みんなの党」や「立ち上げ
れ」は全然。困った。これが、いまの有権者の心情ではないでしょうか。
それが、「維新」とやらに支持が集まる原因のようです。とはいえ、「維新」
の化けの皮がはがれ、あちこちでほころびのいい加減さが目立つように
なってきました。
新しい日本のあるべき姿を示し、世界に胸を張れる日本を創っていくこ
とを本気でめざす政党は出て来ないのか。
「小沢新党」は、有権者の真の受け皿になるという思いを秘めています。
いまのところ、支持率は低いようです。しかし、政策を訴えていくなかで、
支持は少しずつ上がるものとみています。これだけ小沢バッシングをマス
メディアがそろって繰り広げれば、支持率は上がりません。ただ、ネットの
支持率調査では、小沢新党は60%台を示しています。
小沢バッシングのいい例が、本日7月1日の朝日新聞朝刊のコラムです。
朝日の「座標軸」という売り物のこのコラムは、同社の社論を仕切る主筆・
若宮啓文氏が署名入りで執筆しています。民主党の公約破りについて、
いわく「公約を破る方が悪いのか、それとも、できもしない公約を掲げた
方が悪いのか」と、珍妙な問いを投げかけました。素直にいえば、「公約
を破る方が悪い」に決まっています。しかし、若宮主筆は、「できもしない
公約を掲げた方が悪いのか」と、小沢氏らの方向をけなしました。その
物言いは、財務省が得意とするフレーズそっくりです。検証もしないで、
「できもしない 」という一言で切って捨てる粗雑な論法です。
日本が屋台骨を立て直すには、困難が伴います。とくに既得権益勢力
に切り込まなければ実現できません。既得権益にどっぷり漬かってきた
マスメディアは、なんとしても小沢グループの大改革を阻止しなければ
ならないと決めています。既得権益を守るという一点で、財務省とマス
メディアはがっちりと手を握っています。
小沢グループは、そこに切り込もう、そして新しい日本を立て直そうと
するのだから、いわば革命です。アンシャンレジームを破壊し、根本から
新生日本を立ち上げる、壮大な目標を掲げています。有権者は、きちん
と評価するでしょうか。次の選挙は、極めて大事です。
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