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<元国土庁秘書官が打ち明けた「日本の真実」>
ひょんなことから昨日の午後、都内で元自民党代議士秘書・国土庁長官秘書官を歴任した中原義正という方と医療事故の問題で雑談した。彼は旧福田派秘書会でも大活躍をした御仁だという。昨今のマスコミの偏向報道に反発してか、筆者の知らない秘話を次々と披歴してくれた。さしずめ「中原の爆弾証言」とでもいえようか。「公表してもいいか」というと、構わないという。さっそく国民の知る権利に貢献するため、この場で公開することにした。これぞ「日本の真実」である。
<中原爆弾証言に最高裁長官の素行も>
血税を懐に入れているトップクラスというと、総理大臣と最高裁判所長官である。中原の調査によると、最高裁長官の年間報酬は実に3600万円という。元大臣秘書官による調査データを信じたい。
「どんな家庭でも年間2000万円で生活は出来る」と富裕層の内情を知る彼は、こう断言する。年収200万円以下の多くの弱者が聞いたら怒り出す金額である。「残りの1600万円をどうしているか。中には投資に回して、悪さをしている者もいる。日本が沈没する時代なのだ。税金の取り過ぎではないか」と決めつける。大賛成である。
世界は広いといえども、こんなに血税を懐に入れている“血税泥棒”は少ないだろう。半分を国庫に返納すべきだろう。戦後には質素に暮らして餓死した裁判官がいたではないか。裁判官は崇高な職務の遂行者だ。それが、日本沈没目前にして、この巨額報酬にあきれるばかりだ。10%消費税の前にやることが一杯あるが、最高裁の報酬もその一つだろう。この事実に国民はなんと思うだろうか。中原は「新聞テレビがなぜ国民に伝えようとしないのか」と首をひねった。
社説1本100万円の新聞社ばかりではあるまい。遠慮せずに国民に伝える義務がジャーナリズムにはある。
<人事院の正体>
彼は役人の報酬を一方的に決める我田引水の権化のような人事院にも、問題があると指摘する。彼は人事院の発足の経緯にも詳しい。「昔は公務員よりも、民間の方が高い給料だった。そこで、民間に合わせるという事由で、人事院が生まれた。今は逆転している。もはや人事院は解体すべきだ」となる。これも大賛成だ。
彼の公務員改革論も筆者と同様に「役人を半減せよ」と訴える。「現在はITの時代だ。業務は簡潔化されている。役人を半分に減らせる」といって胸を張る。反対する国民はいないだろう。
星島二郎(元衆院議長)や中野四郎(元国土庁長官)の秘書を歴任した中原の永田町生活は、筆者よりも少し早かったようだ。72年の自民党総裁選では当時福田派の秘書会心臓部で働いていた。そこで察知した彼の特ダネの一つは「田中派を支持した中曽根派が7億円を手に入れた?」というもので、それをこともなげに証言した。当時の週刊誌特ダネ報道の取材に応じた張本人だとも告白した。確かに当時のマスコミが報道していた、と記憶している。ただし、新聞テレビというよりも週刊誌だった。
むろん、うやむやにされてピリオドを打った。72年総裁選挙は金が乱舞していたのだろう。各陣営が金による買収合戦に血道を上げていたことなど、駆け出し記者だった筆者は裏庭の攻防戦など知る由もなかった。
<毎日新聞が安倍に6億円?>
いつのころか。安倍晋太郎というと、毎日新聞記者から政界入り、岸信介の娘婿になった人物である。その安倍に、金欠の毎日新聞が6億円を献金していたと言う。国民の知る権利に応えるべき新聞社が?初めて聞く話だ。彼は「一部で報道されたが、それ以外、報道されなかった」と証言した。ぜひとも毎日新聞経営陣のコメントを聞きたいところだ。彼は毎日新聞幹部から確証を得ているようだ。筆者は、読売新聞がやはり藤尾正行らに金を配っていたということを、読売OBの伊藤宗一郎(元衆院議長)から聞いている。
公正中立・不偏不党の新聞社として、以上のことはあるまじき行為である。新聞の倫理綱領や政治資金規正法に抵触する事案であろう。真実を明かす義務がある。反省と謝罪のないところでは、また同じことを繰り返すだろう。
いま日本経済新聞幹部のスキャンダルが週刊誌で報じられている。
<朝日は有楽町で賃貸し業!>
朝日新聞は有楽町の元本社跡地で、新聞発行と無関係な不動産賃貸し業をしている、と言って彼は怒る。怒りの原因は、朝日も読売も毎日も、ほとんどの新聞社が、国有地をただ同然で払い下げてもらっている点にある。
「国が困っている時だから、国に返却すべきではないか」というのが、彼の言い分である。理屈だろう。国民に奉仕しないマスコミに払い下げの資格などない。確かにそうかもしれない。それが嫌で、消費大増税の野田・松下政経塾を持ち上げているのであろうか。
生前、宇都宮徳馬はマスコミの腐敗を激しく非難していた。彼はこうした事実を知っていた上で、怒り狂っていたのだろう。編集から経営に関与した幹部でないと、こうした秘事はわからないものだ。
読売のナベツネによる国有地の払い下げ事件は有名だ。読売の政権擁護は、国有地払い下げと関係しているのであろうか。読売購読者の顔が見たいものである。
<中曽根が児玉の靴磨き?>
読売のナベツネというと、中曽根の盟友で知られている。右翼のドンで知られた児玉誉士夫を、中曽根に紹介した人物がナベツネと、確か本人が語っていた。その中曽根が「児玉の靴磨きをしていた」という。びっくりして情報源を知りたい、と追及すると、中原は「旧福田派幹部の中馬辰猪が言っていた」と断言した。
この政治家の名前を、筆者も記憶している。福田派は右翼と接近していた派閥で知られてきた。一概にデマとも思えない秘話だ。
<新聞とテレビ電波の分離を>
腐敗の元凶といわれかねないマスコミの暴走は、つまるところ一部の大手新聞がテレビ電波を独占しているからだ。メディアと権力の癒着がもたらした現象なのだ。そういえば、東電も発電所と送電を一体的に独占しているために、暴利をむさぼってきた。これの分離が急務だ。分離すれば、国民は安い電気料金で生活が出来るだろう。改革の本丸はこれだ。
同じようにマスコミも、新聞と電波の独占を止めさせる。情報の独占による世論操作を止めることが、民主主義にとって不可欠なのだ。その目下の被害者が小沢一郎だ。聞くところによると、小沢の主張の中に「新聞とテレビの分離論」があるという。正論だ。これがマスコミの小沢退治の理由の一つでもあることがわかろう。
健全なジャーナリズムを確立するためには、新聞テレビの分離は必要不可欠であろう。独裁者の誕生阻止にも、これは避けて通れない。
<石原は3文作家>
中原は都知事の石原慎太郎のことにも詳しい。石原は当初、福田赳夫の門をたたいていたからだろう。彼によると、石原は3文作家でしかない。同感である。
「息子を二人も政界に出している。そんな男が他にいるだろうか。彼は金に汚い男だ」と決めつける。「あの中曽根でも一人だった」といって、金に執着する都知事の裏事情を暴露する。運輸航空利権・五輪計画など利権プロジェクトに目が無い石原である。
「徳田虎男から4億円をもらっていると聞いている。都知事選のときだ。これの明細を明らかにする義務が石原にある」と息巻く。むろん、政治資金規正法違反だ。どうするか石原よ!
<中川一郎自殺の真相>
自民党総裁選挙に出馬して敗れた中川一郎の自殺の原因について、これまでさまざまな憶測が為されてきた。彼はその真実を知っていた。国際関係にも多少の影響もあることなので、ここでは公開しないことにする。
「埼玉県でも社会党議員が自殺した」と、やや関連する事情も明かした。
ついでに言うと、小泉純一郎の姉の実力者・信子さんの彼氏のことにも詳しい。これにも仰天してしまった。政治記者と実力秘書の情報落差なのであろう。
<自民党本部の駐車場>
自民党本部は20年ほど通った古巣のような場所である。橋本登美三郎幹事長の番記者をした筆者である。しかし、党本部前の広い駐車場が国会の用地であることを知らなかった。同党は、料金を1銭も国に支払っていなかったという。ひどい話だが、これを放置しておくと、重大な問題に発展することになろう。
谷垣総裁と石原幹事長の責任で処理するしかないだろう。
<朝霞住宅中止の50億円>
無駄排除の一環として、公務員住宅がやり玉に挙がったことがある。その一つが朝霞住宅建設問題だ。わざわざ野田が現場を訪れて中止にした。ところが、既に工事は始まっていた。
業者は契約不履行で約50億円の損害を補償するように訴えているという。中原は「野田と財務省で50億円を負担せよ」と釘を指している。この事実をなぜ報道しないのか、といってマスコミに注文を付けている。
<悪しき科挙制度>
確認したわけではないのだが、彼によると、中国で生まれた科挙による人材登用制度は、隋の時代からだと言う。
日本の官僚制度もこれを見習ったものだが、中原は「史上、一つとして成功例がない」と決めつける。
「その理由は、官僚は権利・権力を手にしながら、その結果について責任を取らない点にある」という。その通りだ。
役人の評判は、政治家・政党同様に地に落ちている。原因は権力を乱用しながら、それによる悪しき結果に責任を負わないことにある。こんなに甘い商売が他にあるだろうか。
官僚制度そのものにメスを入れる21世紀であるべきだろう。
日本にジャーナリズムが存在しないことを理解出来る日本人は増えてきた。大津市のいじめ事件に対しては、マスコミは活躍している。なぜか。相手が政府や財閥ではないからだ、標的が地方の学校・教育委員会だからである。マスコミが動くと警察も動く。ただ、それだけのことなのだ。
昨夜は15万人の反原発市民が官邸を包囲した、とスポーツ新聞が報じていた。16台の機動隊車両が出動したという。野田は、平和デモに対して、市民の生命財産を守る警察官を自分のために動員した、初めての首相となった。屑人間だ。
2012年7月14日10時05分記
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(関連投稿)日本の構造;
『自然理性の社会だったら、今の事態にどう対処するか(uedam.com掲示板書き込みから)』
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/922.html
『内田樹「鳩山さんの最大の誤算はアメリカの日本に対する影響力の強さを見誤ったことでしょう。』
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/901.html
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