http://www.asyura2.com/12/senkyo133/msg/114.html
Tweet |
間もなく倒れる野田亡国政権 8月中に瓦解9月に総選挙
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6364.html
2012/7/14 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
小沢と鳩山を切って民主党はどうやっていけるのか
野田亡国政権は8月に瓦解し、9月に総選挙となる――。その道筋がハッキリと見えてきた。
消費税増税法案をめぐり、野田首相は反増税の小沢一郎グループを党外に追い払った。法案に反対した鳩山由紀夫元首相も党員資格停止処分にし、座敷牢に閉じ込めた。理由は単純だ。反増税の頭目たちを切れば、自公両党の協力を得られると踏んだからだ。
もともと、衆参はねじれ、自民の協力がなければ、赤字国債発行の特例法案ひとつ通らない。そこで小沢のクビを差し出し、見返りに増税法案の成立を勝ち取り、自民党とガッチリ手を握ろうとしたのである。
調子づいた野田は、今後も大連立へと突き進むつもりだ。でも、さすがに消費税というワンテーマのみを連立の旗印に掲げるわけにはいかない。だからこそ、最近は「集団的自衛権の見直し」に「尖閣国有化」と、取ってつけたように保守色を強めている。自民が食いつきそうな“エサ”をバラまき、協力関係を築こうとしている。実に浅ましい魂胆だが、果たして野田のもくろみ通りいくのかどうか。
◆3党合意のリミットは増税法案成立まで
野田内閣の支持率はどんどん下がり続けている。時事通信の最新調査では3ポイント減で21・3%。ついに2割台割れ寸前だ。こんなジリ貧政権とダレが組むのか。自民党が野田と手を結んでも、共倒れになるだけだ。自民サイドが野田に助け舟を出すわけがないのである。それなのに自公協力で生き延びられるという幻想を抱いている野田は、浅はかな男だ。
政治評論家の山口朝雄氏もこう言うのだ。
「自民党は消費税増税については政権公約に掲げた手前、協力せざるを得ない。しかし、この先は野田政権に手を貸すメリットはありません。9月に再選を控える谷垣総裁だって、死に体に近づく政権をよみがえらせれば、求心力を失うだけです。今の野田政権はちょっと背中をつつけば、崩れそうなほど弱体化しています。解散・総選挙に持ち込めば、自民は第1党に返り咲ける。こんなチャンスを自ら進んで逃すほど、自民党はお人よしではありませんよ」
増税法案さえ仕上げれば、谷垣は必ず野田を見放す。政権攻撃に転じて、解散に追い込もうとする。谷垣は「野田政権の足元がさらに崩れれば、倒閣も選択肢に入れておかなければならない」と言っている。野田は見放されたのである。それでも必死で抱きつこうとする野田の姿は、哀れを通り越して、無残だ。
小沢を失い、鳩山を敵に回し、自民にも裏切られる大マヌケ。かくして、野田の命運は尽きたのである。
◆小沢中心の政界大再編の中、民主党は消えゆく運命
さて、面白いのは民主党のこれからだ。「政権交代の立役者」の小沢と、「党創始者」の鳩山を失って、この党がさらにヨレヨレになるのは必至だ。
前出の時事の世論調査では、民主党の政党支持率は、たった6・7%だった。政権交代直後(09年10月=29・4%)に比べると、約2割にまで落ち込んだのである。今や、国民のコンセンサスは「絶対に民主党を負けさせてやる」だ。
こんな状況で総選挙に突入すれば、大惨敗は目に見えている。このままだと、200議席以上を失っても不思議ではない。で、民主党はどうするのか。
9月の代表選で野田を引きずり降ろして“選挙の顔”をすげ替えようとするのだろうが、無駄な抵抗というものだ。なにしろ、党内には目ぼしい人材が皆無なのだ。
財務官僚からも“ちびっこギャング”と呼ばれてコケにされている安住財務相をはじめ、玄葉外相、枝野経産相、前原政調会長……そして、コイツらを裏で牛耳っている仙谷政調会長代行と、どいつもこいつも“チンピラ”みたいな政治家の集まりだ。
政権交代後に首相が3回も代わり、その首相も内閣改造を繰り返したため、民主党内には「大臣経験者」がゴロゴロいる。だが、大臣として実績を残した人材はひとりもいない。この3年間、国民は稚拙な政権運営をイヤというほど見せつけられ、民主党はどうにもならないという結論に達したのである。
「国民にとって何よりも不幸なのは、もはや民主党の中枢に『4年間は増税しない』という公約を破らなかった政治家がひとりもいないことです。公約を守ろうとした人材の多くは党外に去ったか、党内に残っても発言の機会を失っています。国民をダマした政治家が大威張りしている政党に未来はありません。次期代表に名前の挙がる岡田副総理や細野環境相だって、野田首相と同罪です。大増税の共犯者を新代表に選ぶのは恥の上塗りで、どのツラ下げて選挙を戦う気なのか。国民の期待と信頼を裏切った民主党は、政党としての存在意義を失っています」(政治評論家・森田実氏)
野田もろとも、民主党は瓦解の運命なのだ。
◆国民を裏切った政党に未来はない
となると、いやでも応でも今後の政局は小沢新党がカギを握っていく。ヤマ場は8月中旬に予定される参院での増税法案の採決だ。野田はタカをくくっているようだが、参院はどうなるか分からないゾ。可決しても、その数がギリギリであれば、ますます倒閣ムードは高まっていく。鳩山グループは離党し、自民も反旗を翻す。
9月8日の国会会期末に向け、解散ムードが高まっていく。そうなれば、小沢新党を中心とした政界の離合集散・大再編の嵐が吹き荒れることになる。混乱とカオスの中、野田民主党はご臨終を迎えるのだ。
前出の森田実氏は「民主党の再生は所属議員が自らの過ちを国民に詫び、全員が議員辞職する以外に道はない」と言った。さもなければ、民主党は雲散霧消、跡形もなく消え去るのみだ。とはいえ、それは国民を裏切った当然の報いである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK133掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。