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いじめは大津市だけの問題ではない。
日本中の中学校で毎年何十万件かのいじめがある。
何故、いじめが起きるのか?
いじめを起こす生徒は、学校が楽しくない、学校へ通っていても生きがいを感じない、いじめで気晴らしをする、と言うことだと思う。
学校が楽しければ、いじめなどをするはずがない。
何故、学校が楽しくないのか?
恐らく、授業が楽しくないからだろう。
何故、授業が楽しくないのか?
あまり興味の持てない科目がある、授業が難しくてついて行けない、等だろう。
突き詰めて行くと、戦後に始まったアメリカ式の633制に根本的な制度的な欠陥があることが分かる。アメリカでも荒れた中学校があり、武装した警官がパトロールしているようだ。
戦前は、小学校6年を終えると、中学校、商業学校、工業学校の3コースに別れた。
小学校を終えると、各人の能力と好みに応じてコースを選べた。
今は、「民主主義」のスローガンの基に、各人の能力と好みを無視して、同じ教育を中学校3年生まで行う。
例えば、数学は能力の高い生徒には退屈であり、能力の低い生徒には難しすぎる。
授業が難しすぎる生徒には、授業は面白くなく、従って学校は面白くなく、憂さ晴らしにいじめでもやろう、と言うことになるのだろう。
つまり、いじめを減らすためには、学校を楽しくすること、学校を楽しくするためには、633制を変更し、小学校修了時に能力と好みに応じた学校を選べるようにすることである。
欧米先進国では、例えば、ドイツでは小学校4年卒業後に、大学へ進学するための学校と職業教育を受ける学校を選択する。ヨーロッパで最も工業力や経済力の高い国の一つがドイツであり、ドイツの経済的発展は彼らの優れた学校制度に依っていることも知るべきである。
もやは戦後ではない、と言われたのは既に大昔であるが、教育制度は未だに戦後のままであり、教育制度の改革は今や必須である。
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