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民主 参院でも大量造反確実 執行部がアホだから増税に反対したくなる
http://gendai.net/articles/view/syakai/137592
2012年7月13日 日刊ゲンダイ
分裂回避の大甘処分が呼び水に
来週から参院で消費増税法案の実質審議が始まる。民・自・公の3党談合で、野田首相が眠っていても法案成立は間違いないはずだが、現実はそう簡単ではない。執行部の不手際で、参院でも民主党の造反者はとてつもない数に膨らみそうなのだ。
すでに造反を宣言している議員もいる。例えば神奈川選出の金子洋一参院議員。「増税よりも先に景気対策」と訴えていて、民放ニュースで、「今のままの法案では賛成できない」と明言していた。他にも参院の中間派からは、「離党するつもりはないが、採決では反対する。世論が批判的な消費増税に賛成できるわけがない」「参院選まで1年あるから、法案に反対して様子を見る」という声が聞こえてくる。新党に参加しなかった小沢系の議員だって、すんなり賛成には転じないだろう。
次から次へと造反者が出そうなムードも当然だ。たとえ反対や棄権・欠席をしても、軽い処分で済むのが確実だからだ。
「衆院採決で反対票を投じて党に残った人たちも結局、2カ月の党員資格停止で済んだ。元首相の鳩山さんですら6カ月の停止が3カ月に縮められた。欠席は注意のみで実害ゼロ。この前例を踏めば、同じ法案への対応で参院だけ処分を厳しくするわけにはいかない。除名や離党勧告がないと分かれば、造反のハードルはガ然、低くなります」(民主党関係者)
参院審議が佳境に入って民主党内がガタガタすれば、自公は「党内もまとめられないのなら、3党合意は履行できない」とか何とか言って民主を揺さぶり、世論向けの点数稼ぎをするだろう。野田はまた苦境に追い込まれる。
ドミノ離党を食い止めるための大甘処分が、結果的に参院の大量造反を誘発――。アホみたいな話だ。野田と輿石は今ごろ頭を抱えているんじゃないか。
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