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将来の原発比率を国民的議論する?政府の詭弁、インチキ
2012.07.12 :(まるこ姫の独り言)
実は先日、市役所の出張所へ行く用事があり、そこで政府のエネルギー環境会議が全国で国民から意見を聞くパブリックコメントのパンフレットを見た。
そのパンフレットは、実に目だtない場所に置いてあったが、将来の原発比率非をどうするか国民から広く意見を言える、募る機会ががあるのはとてもよいことだと思ってパンフレットを見てみたら、国民から広く意見を募集すると言いながら、時間はたったの“1時間半”と書かれていたことから、これは駄目だ、民主党お得意の詐欺の世界が広がっていると感じて、そのまま家に帰ってきたが。。。。。
その“原発比率聴取会”の記事が中日新聞に載っていた。
この会は、国民的議論を礎にと言いながら、時間はたったの1時間半だけで意見を言えるのは各会場で9人だと。
しかも他のブログから引用すると。
>政府の「エネルギー・環境会議」から「エネルギー・環境に関する選択肢」が提示されたのは6月29日で締め切りは7月31日だ
と言う事、ここでも告知されてからたったの1カ月で締め切る。
この国の将来のエネルギーをどのようにしたら最善なのか広く国民に意見を求めると言いながら、告知してから1カ月で締め切り、パンフレットが置いてある場所も誰も関心を示さない実に目立たないところで、大々的に新聞や・テレビを使って宣伝する事もしない。
その選択肢と言うものは、
@原発0シナリオ
A原発15%シナリオ
B原発20〜25%
シナリオの三択、会議は1時間半で、事前に抽選で選ばれた3人、合計9人しか発言の機会が与えられない。
そして質疑応答の機会も与えられないと言う内容だ。
今週末の3連休14日、15日、16日は、さいたま、仙台、名古屋の3都市で開かれるが、各会場とも最大200人が参加できるが9人以外の人は参加するだけで、発言の機会は与えられないと言う。
各会場9人だけが発言の機会を与えられて質疑応答もなし、他の参加者は発言の機会も与えられないでは、どこを持ってしての“国民的議論”と言えるのか、全く不可解だ。
しかも7月14日に始まって、8月5日の沖縄会議で意見聴取会を切り上げて8月中には新たなエネルギー方針を決めると言うから話にならない。
こんな、詭弁・インチキでこの国の将来のエネルギーが決められてしまってよいのだろうか。
自民党時代も、“タウンミーティング”なる会議があったが、動員・さくらが幅を利かせていて会議は形骸化していた。
民主党も同じようなものか、もっとひどい。
これからのエネルギー政策が、国民的議論とは名ばかりで、ほとんどの人が知らないところで決められる。
意見発表も抽選とは言うものの、“応募確認や抽選結果のお問い合わせなどにはお答えできませんので予めご了承ください”とあるから、どんな基準で選出されるのか見えない。
多分、政権にとって都合の良い意見だけを抽出して発表させるのだろう。
民主党政権が、“自民党野田派”と言われるぐらい右傾化している事からして、十分あり得る話だ。
民主党政権になっても国民不在は続く。。。。。
しかしこの国は、本当に民主主義国家なのか?
どうも既得権益者に取って、今でも都合の良い方向へ流れているよう気がしてならない。
元記事リンク:http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2012/07/post-1b4e.html
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