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橋下徹市長は、消費増税法案を巡る野田佳彦首相の政権運営について「当初言っていたことを着実に進めている。民主党の支持率は急回復すると思う」と、これまでの批判から一転して評価した。また、「自民党や民主党の中で、考え方が近い人で再編することを期待する」とも言っており、党派を超えて対米隷属の利権複合体に完全迎合する本心を表明した。
今般、出版された「国家は『有罪(えんざい)』をこうして創る」(副島隆彦、植草一秀、高橋博彦著 祥伝社)に収録されている「副島隆彦氏×植草一秀氏」の対論には、橋下徹氏が醸成した危険な流れについてディープに語られている。野田政権を厳しく批判していた橋下氏が、急転直下、野田内閣を全面的に支持し始めたことは、副島氏や植草氏が当初から洞察していたことを鑑みれば何の不思議もない。
上記書物の対談部分で、副島隆彦氏は橋下氏について、「『ああ言えば、こう言う』で、しかも言っていることとやっていることが逆だったりする。それで平然としている。こんな強い戦略はない。これはどうするか。」と言ったことに対し、植草一秀氏は「そう、対抗手段がないのです。何しろ2008年の大阪府知事選で出馬が取り沙汰された際に、『2万パーセントない!』と断言しながら、結局は立候補して当選してしまった人物です。これほど大胆な朝令暮改(ちょうれいぼかい)は見たことがない」と言っている。(P181参照)
芯の部分で「ああ言えば、こう言う」では、まったくつかみどころのない人物であり、世俗的に言えば“まったく喰えない奴!”なのである。その橋下氏が、対米隷属まっしぐら、親方財務省路線まっしぐらの野田首相を今になって評価することは、決して不思議でも何でもない。ジャパンハンドラーのマイケル・グリーン氏が彼を評価していたことを思えば、今回の野田政権評価は驚くに値しない。
今から6年前、橋下氏は大阪のテレビで、植草氏について“薬物治療が必要”という、まったく根拠のない示唆をしていたが、いわゆる植草氏の尊厳を冒涜する発言をしていたこの段階で、すでに対米隷属既得権益複合体に奉仕するために彼が選ばれていたんだなと、神州の泉は、今さらながらに強く思い当たるのである。
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2012/07/post-6b6f.html
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