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国民に背を向けた民主党政権の姿がここに描写されている)(天木直人)
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/781.html
投稿者 紺屋高尾 日時 2012 年 7 月 11 日 10:34:02: Iq11PNNDClMLE
 

国民に背を向けた民主党政権の姿がここに描写されている)(天木直人)
http://www.amakiblog.com/archives/2012/07/11/#002319
 
まず次の文章を黙ってお読みいただきたい。

これは7月11日の日経新聞「迫真」というコラムにおいて、民主党
分裂騒ぎの裏話を解説した記事の一節である。

「・・・民主党が夕方の常任理事会で小沢一郎ら・・・の除名処分を
決めた(7月)3日。輿石は午前の閣議の終了に合わせて首相官邸を
訪れた。

『なんか俺、辞めると思われているみたいなんだよな』
輿石は・・・野田(首相)に、新党大地・真民主代表の鈴木宗男から
慰留する電話をもらった話を明かして苦笑いした。野田もつられて笑った。

首相周辺には、消費税増税関連法案の採決で小沢らの大量造反を防げ
なかった輿石の責任を問う声がくすぶっている。それでも野田は『私は
輿石さんを疑ったことはない』と聞き流す。

3日、官邸を後にした輿石は、参院幹部と昼食をとりながら今後の対応
を話し合った。『民主党を離れてもなお同志だ』 輿石は今後も小沢らの
協力に期待する言葉を口にした・・・」

どうだ。このたるみきった光景は。

権力を握った者たちの傲慢さがある。
権力に擦り寄ろうとする者の卑しさがある。
国民のための政策を何一つ語らず、生き残りの政局にうつつを抜かす。

この日経の記事の横に、昨日(7月10日)の参院予算委員会で福島県
双葉町の井戸川克隆町長が参考人として出席し、涙ながらに怒りをぶつけた
という記事がでていた。

事故直後に米側から提供された放射線量のデータを政府が知らせなかった
ことによって、住民が間違った方向に非難して被曝させられたことに町長
として責任を感じると語ったのだ。

実は私はこの時のやり取りを偶然テレビで見ていた。

「放射線量が何ミリシーベルトだからいいとか何とか言われると腹がたつ」

この言葉こそ、被曝住民の苦悩を自分の事として感じない政治家や官僚に
対する究極の糾弾である。

そういいながら言葉を詰まらせた井戸川町長の言葉に、普段はヤジで騒が
しい委員会室は静まり返った。

しかし、政治はあの時も、1年以上もたったいまも、原発事故処理や被曝住民
の救済に何一つ心ある対策を講じていない。何一つ。

輿石が放射能対策について何か話したことがあるというのか。
被曝住民と対話したことがあるか。

口から出るのは政局の話しばかりだ。参院を牛耳ることばかりだ。
政権にとどまるためには何でもするといわんばかりだ。

野田・輿石民主党政権は歴史に残る反国民的政権で終わるだろう。

 

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コメント
 
01. 2012年7月11日 10:46:33 : UA2h57l2Cc
それを批判しないマスコミも反国民的ということでいいでしょうか。

02. 2012年7月11日 10:49:16 : Mg3tQasmvA
 戦前は教え子を戦地に送り殺した教師が戦後日教組になり最後は社会党公認市長で死ぬまで市長だった男がいた。
 小澤が時めく時は側近であったが小沢政権が出来ても幹事長にはしてくれなかっただろう。平田参議院議長も以前は小澤命、的な男だったが、議長をどんな顔して勤めているのか。どちらも地位が欲しかっただけなのだ。土井たかこも村山も、同じ。戦前は大政翼賛に染まり軍国教師で戦後は憲法にかぶれて日教組。考えなしの下らぬ男。天木さんが侮蔑するのが分かります。

03. 2012年7月11日 11:17:54 : gqBrtGQh9M
野田・輿石と並べる以前に、枝野、前原、仙谷、細野、岡田、菅、安住などの
名前も出さなきゃ。原発事故処理に直接関与していたやつもいるぞ。

04. 日高見連邦共和国 2012年7月11日 12:25:21 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA

双葉町の井戸川克隆町長の“言葉”は俺もラジオで聞きました。カミさんも一緒でした。

『内閣が一個ニ個吹っ飛ぶような“証言”』な筈なのに、質問者の森も、『問題を問われた』野田首相も、
この件にはなにもコメントを出さず“それっきり”だった。

でもね、この“言葉”は日本中飛び周り、いずれ世界を変えていく。
俺は更に“静かな怒り”を胸中に倍増させた。同じ思いの日本人はいっぱい居る、と確信している。


05. 2012年7月11日 15:39:51 : rWmc8odQao
平野浩氏
「民主党の首相側近は離党組にこういっている。
 「みんな先がないのによく出ていくよ。8割は落選確実なのに」。
しかし、政治評論家の森田実氏によると、「民主党は現有議席249の約2割しか生き残れない。小選挙区25/比例区25の計50議席の大惨敗」と予測。8割落選は民主党の方である。」
https://twitter.com/h_hirano/status/222928058598957056

民主党は沈没船さながらですな。残るは50名ですか…
では、反増税、脱原発、反TPPを掲げてその200議席を獲りにいきますか。みんなの党や維新と獲りあいになるのかな。社民も伸ばせるかも。


06. 2012年7月11日 15:42:18 : 5gE6uKk9Bw
井戸川町の証言に対し、当時の情報統制の責任者であった枝野は、アメリカから放射能マップの情報があったことを知らなかったと述べた。

知らなかった、で済む話か?

知るべき人間、そして知る権限と権力を持っていた人間には知らされなかったでは済まない責任がある。


07. 2012年7月11日 15:57:16 : zV338HpqK2
 小学校教員だった輿石氏は小学生を教えることに喜びを見いだしていて、最初国会議員になることにかなり躊躇したそうだ。このことが事実としたら、私は輿石氏を信頼する。また、ことしの四月、小沢議員に第一審無罪判決が出たあとも党員資格は停止されたままだった。3人の指定弁護士の控訴はおそらくないだろうと誰もが予想していたが、輿石幹事長一人が危険を察知し、強引に控訴期限の一日前に小沢議員の党員資格停止を解いた。彼がもしこれをしたかったら、検察役の弁護士に控訴された小沢議員は、おそらく党員資格停止が解かれなかったろう。結果、民主執行部とマスコミ連合軍の小沢攻撃は熾烈を極め、小沢議員の行動は、かなり制約されたのではないか。輿石幹事長は、要所要所で同志小沢議員を助けているのだ。
 76歳、苦労を重ねた輿石氏には、六十代前半の天木氏とは異質の知恵がある。 現在の政局で最も窮地にあるのは実は自民党。この政局を演じているのが輿石氏ではないか?

08. 2012年7月11日 18:20:10 : a1iNOS3XDA
天木氏よ議員になりたいと言ってましたね。

東洋学、十八史略をすり切れるまで熟読しなさい!

学者や評論家で意味のは歴史は動かせないぞ!


09. 2012年7月11日 20:13:54 : Vkk7YVgyeg

天木直人氏が正義漢であることは認めるが、単細胞であることも認めざるを得ない事実である。特に大手のメディアからは、捏造や歪曲報道が毎日のように流されているという現実を認識すべきである。それを慮ることをしない天木氏はメディアリテラシーの能力が足りないと言わざるを得ない。日経新聞「迫真」というコラムは、「迫真」と言う「創作」コラムではないのか。まず疑問に思うのは、「・・・苦笑いした。総理もつられて笑った。」とあるが、官邸内で民主党の代表(野田総理)と幹事長の会談に日経新聞の記者が同席していることなどあり得ないだろう。迫真と言うものの、幹事長談との記載がなければ伝聞にすぎない。その場合は必ず尾ひれがつくものである。肝心なことは、日経新聞の記事がどこまで信頼できる内容なのか、そしてどんな意図でこの記事を掲載したのかを洞察することである。日経新聞の意図は、

>どうだ。このたるみきった光景は。
>権力を握った者たちの傲慢さがある。
>権力に擦り寄ろうとする者の卑しさがある。
>国民のための政策を何一つ語らず、生き残りの政局にうつつを抜かす。
>輿石が放射能対策について何か話したことがあるというのか。
>被曝住民と対話したことがあるか。
>口から出るのは政局の話しばかりだ。参院を牛耳ることばかりだ。
>政権にとどまるためには何でもするといわんばかりだ。
>野田・輿石民主党政権は歴史に残る反国民的政権で終わるだろう。

という思いを醸し出すことである。天木氏は実に、この上もないほどに素直で模範的な読者である。この記事の意図は、
1、増税法案可決におよそ見通しがついたが、輿石幹事長が邪魔である。
2、野田政権は、もう使い捨ての時期に来ている。続投はさせない。
3、小沢・輿石のコンビは国民のためにならないと思わせること。・・・だろう。

07氏の「輿石幹事長は、要所要所で同志小沢議員を助けているのだ」という指摘は正鵠を得ている。憶測は飛んでいるが、先日まで続いた小沢氏との度重なる会談の中身は謎のままである。魑魅魍魎が住むと言われる政界であるが、元教員である輿石氏が「マニフェストという約束」を根底から反故にするとは考えられない。非難すべき権力亡者たちは、03氏の指摘の通りである。


10. 2012年7月12日 12:21:52 : nQPAO1hzzU
野田は民主党を見限ったという、本当はありえないことではあるが、もしかしたらそうかもしれないことが次次と取り正されてきてる。
そのひとつが集団的自衛権の行使問題である。
自民党は長いこと理論上の保有は認めるつつも、行使できないとしてきたが、野田は行使できることに踏み出そうとしている。
そ一環として森本防衛大臣の起用があるが、森本防衛大臣就任のときは現状維持を表明した。そこで少しは安心した矢先の報道であるが、内閣法制局の解釈の見直しとか尖閣の国有化でまたぞろ不安にかられた。
とにかく小泉のアメリカのポチ度の比ではない。
前原と野田とアメリカのポチ度を競っているとしか見えない。
このまま民主党にまかせていたら、あっというまに戦争に巻き込まれてしまいます。

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