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小沢が「虎の尾を踏んだ」は間違い 既存勢力が「小沢の尾を踏んだ」のだ!
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2012年07月11日 世相を斬る あいば達也
さぁいよいよ、今日012年7月11日は、日本にとって重大な記念日になる。「国民の生活が第一」(正式政党名は現時点で不明)がすべての政党が、我が国に生まれるのである。立ち上げ時の参加人数は50人前後の中政党だが、政党綱領や政権公約を国民に提示することによって、小沢一郎の具体像が明確に理解される事となり、既に吹きはじめている順風の勢いが増すことは確実である。
国家総動員体制の下、大政翼賛的方向性を滲ませる野田民主、谷垣自民、公明党と云う政党に加え、占領支配国家“アメリカの威を借るキツネども”である。霞が関官僚を筆頭に、マスメディア、経団連、連合。その上更に、野田民主と谷垣自民とS学会の有象無象である。自分達には、55年体制強化を歓ぶ組織がついている、負けるわけがない。“そうだよね”と疑心暗鬼に徒党を組んで赤信号を渡ろうとしている(笑)。あきらかに論評する価値がないほどのクズたちだ。
小沢新党は「国民の生活が第一」のニアンスを色濃く表現できる党名になるのだろう。「国民の生活が第一」でも構わないのかもしれないが、新党名は黙って発表を待つ方が愉しい。筆者は、小沢が打ち出す国民に示す基本政策は、09年政権交代時のマニュフェストを若干訂正すると同時に、より一層国民よりの政策にバージョンアップするものと推測している。当然、喫緊の課題である反消費税、明確な脱原発ビジョン、自国の空を飛びまわる他国の欠陥ヘリコプターへの対応、TPPとASEAN+3の道筋等々が追加されるだろう。
勿論、小沢一郎が最も成し遂げたい“行財政改革”は、「非国民会議」などに丸投げするものではなく、国民の民意と政治家の責任において、必ず成し遂げると云う、鬼気迫るものになるだろう。地域主権の方向性を明確にし、同時に中央集権国家内で国富を貪るシロアリを駆逐する、革命と云う名にふさわしいものになると思われる。明治以来の官僚政治に終止符を打つ、世紀の闘いになるだろう。7割以上の国民のサイレント・マジョリティーに再び火をつけ、“血湧き肉躍る”政治状況を提示する可能性が非常に高い。原発再稼働反対デモを称して“紫陽花革命”と呼ばれる昨今だが、150年に垂んとする(ナンナントスル)官僚らの中央集権政治の終焉を意味する、この革命の名称はどのような言葉がふさわしいのか、現時点で筆者には浮かばないほど、激烈な革命である。
このような状況下で、小沢新党が立ち上がると云うことは、小沢一郎と云う政治家には“お天道さま”がついているとしか表現できない。小沢自身、おそらく、ここまで“天変地異”な革命は考えていなかったと思う。もっと穏やかに、ゆっくりと、民主主義と日本民族の友愛や共生を重んじながら、徐々に中央集権国家の改革を考えていたに違いない。しかし、政権を握った小沢一郎への霞が関官僚・司法の抵抗は、想像を絶するものだった。
小沢と鳩山が“虎の尾を踏んだ!”と大喜びのマスメディアや評論家たちだったが、小沢一郎の尾を踏んだのが、占領軍米国に隷属する既得権益集団である。小沢が踏んだのではなく、“小沢の尾”を奴らが踏んだのだ。この差はデカイので、くれぐれも間違わないことだ(笑)。当時の読売新聞はからかう様に、≪ “小沢氏、「これは権力闘争だぞ」と涙”と見出しを打ち、民主党の小沢一郎元代表は4日午後、東京第5検察審査会の議決が公表された後、東京都内の個人事務所で自らに近い議員と会談した。その際、小沢氏は「これは権力闘争だぞ」と述べ、涙を流しながら自らの正当性を訴えたという。(2010年10月5日読売新聞)≫との記事を掲載した。
小沢が涙したかどうかは定かではないが、「これは権力闘争だぞ」と語った時点で、あらゆる既得権益勢力と中央集権を貪る官僚らが、“小沢一郎の尾”を踏んだのである。お天道様が、「おい、そろそろ怒っても構わんぞ。怒った以上、死ぬまで闘うのだ」と天の声が降りたものと思われる。おそらく、小沢一郎は、こと時から今の政治状況を予測し、その権力奪還戦略を練っていたと云うことだろう。畏るべし、小沢一郎の怒りである。
もう小沢は遠回りする戦術を捨てたと思われる。この勝負、どちらに勝利の女神がほほ笑むか、予断は許さない。相手も死に物狂い、民・自・公の大政翼賛勢力と“あい打ち”と云うこともあり得る。しかし、最低でも150議席規模の新党が創造されるのは間違いがない。理想は一気呵成がベストだが、次善、三善の策も念頭に置いた、小沢の咆哮の幕は切って落とされる。少なくとも、野田民主党は崩壊する、カウントダウンは5を切った。民主党支持率は既に一桁だろうが、限りなくゼロに向かいのは、当然の報いだ。
民主党は、次期参議院選の対策本部を立ち上げると表明したが、衆議院選対策本部は憶測を呼びかねないと二の足を踏んだ。選対本部なんていらないだろう、何やったって勝てるわけもない、嘗て民主党は小沢抜きの選挙で勝利した記憶は筆者にはない(笑)。ヘタレ、嘘つき、強きに靡くだけの民主党議員に投票するバカは、家族が関の山だ。兎に角、候補者は金が欲しいだけ、闇雲に貯めこんだ200億円の政党助成金をバラ撒くしか能はない。
鳩山由紀夫のスタンスが、日毎夜毎、鮮明になってきている。昨日は内輪のグループ内での話だが「党を統治できないような状況で、国を統治できるのか」、「多くの離党者が出たというのに、『これで、せいせいした』などという信じられない発言もある。もし私が代表で、離党者を1人でも出したなら、その責任を強く感じる。それが一切ない。この党は党としての体をなしているのか」、「党の体質を根本的に変えることに挑戦したい。その挑戦の是非次第では、次のステップが求められることになる」と激しく野田執行部を批判すると同時に、党内是正不可と判断した時は、次善の策(離党しかないが)を選択せざるを得ない、と言っている。筆者などは、9割信じて、1割疑念を持つ鳩山だが、余程の踏ん切りをつけないと、ここまでの発言は出来ないと信じたい。
筆者の推測だが、鳩山は議員を辞めてもいいと一度は考えた男である。それを白々しく撤回したことも汚名だが、内閣総理大臣として、国民の為に何もできなかった事実は重い。小沢一郎を2度も3度も騙した借りを残して、政治家人生に終止符を打つことは、祖父鳩山一郎の全方位外交理念を汚したままであり、鳩山家の名誉を汚したと云う事実だけが残るのだ。それはあまりに苦痛だ。筆者は必ず、鳩山は小沢に借りを返しに動く筈である。弟の邦夫も糾合する可能性があると予想する。
さて今夜の最後は、スキャンダル的話題で締めくくろう(笑)。例の橋下君だが、藪から棒に野田佳彦をほめそやした。この話に喰いつくのが当然の読売は、以下のように報じている。
≪ 橋下氏、急に首相を評価「決める政治している」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120710-OYT1T01196.htm
地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は10日、市役所で記者団に対し、野田首相について、「民主党の支持率は急回復すると思う。野田首相はすごい。集団的自衛権についてこれから議論し、TPP(環太平洋経済連携協定)に参加表明するとか、当初言っていたことを着実に進め、確実に『決める政治』をしている」と高く評価した。
さらに、「野田首相の考えに近い民主、自民(の議員)が集まると、ものすごく力強い政権運営になる」とも述べた。 橋下氏はこれまで、消費増税や原発再稼働などを巡って野田政権を批判していた。その姿勢を一転させたこの日の発言について、民主党との連携も視野に入れ始めたのではないかとの受け止めも出ている。≫(読売新聞)
さすがに自民党の脇雅史参院国対委員長は、橋下と云う人、時々に応じて大衆やメディアの耳目を集めるのがお好きなので、政治家としての人気取りには良いだろうが、本質的に危ない人と云う印象を持つ、と一定の距離を置いたのは常識の範囲だ。だが、筆者はあの時の橋下の目を見ていたが、嗤っていた。言いたくないけど、この際だから言っておこうか、褒め殺しって戦術もあるしな、と云う感覚で受けとめた。
もう一つ、橋下が“死んだふり”をする理由があるのではと思ったが、たしかにあるようだ。週刊ポストが報じているが、鳩山、小沢、河村の次は橋下の「人物破壊工作」が始まると云う記事だ。勿論、和子夫人の“放射能が怖くて逃げた”風の仕立てで、橋下の人物破壊工作が炸裂しそうだと云う噂である。 世論の支持を受けて、中央集権・既得権益集団にとって、小沢氏との格は別にして、彼らの脅威である事は事実だ。狙われても不思議ではないし、小沢との連携への危惧も消えていない。連携を潰すのは容易ではないと考えれば、残された選択は人物破壊工作しか残されていない。
橋下に“ホステスとの間に隠し子”と云う噂だ。それが自民党のバカ中のバカといわれた大物の口から出たとなると、新潮か文春が書くだろう。おそらく、事実無根だろうから、橋下は歯牙にもかけず開き直るだろうが、メディア以外の圧力まで受けては敵わないと云う思惑が働き、野田政権を当面ヨイショしておいて損はないと踏んだ程度の事だろうと思われる。
いずれにせ、本日2012年7月11日、小沢新党が船出を迎える。小沢新党とそこに集う多くの議員に祝福あれと念じる。そして、心ある国民、知識を自己努力で身につけた国民の総意で、小沢新党が破竹の進撃をしてくれることを、心から祈ると同時に、筆者の微力でやれることは、徹底的に応援していきたいと考えている。あぁ但し、集会、懇談、デモなどは大嫌いの“ひねくれ者”故に、その辺は個人的信条、大目に見て頂くことにする。では皆さま、素晴らしき11日を迎えてください!オヤスミナサイ!
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