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7月11日に、小沢新党が50人規模で立ち上がる。全国紙版のマスコミは、新党には期待していないという雰囲気を醸し出すために躍起になっている。設問自体に「期待する、期待しない」という言葉を入れていること自体、恣意的である。今の財界、マスコミ、既存勢力、米国を含めて、日本の将来を立ち直す政治をやられると困る勢力、つまり50年間自民党政治で満足していた勢力が、まるで抗体免疫の拒否反応を示している証拠である。
今日はいよいよ、参議院の予算委員会が始まった。「国民の生活第一」の二番バッターに森ゆうこ議員が立った。質問時間が6分ということで、質疑応答は突っ込んだ話は出来なかったが、全て野田内閣の問題点を突くものであった。
3点の問題提起をした。ひとつは、財務省は金がない金がないと言って増税を企てているが、野田内閣になってからいくら外国へ支援金を約束したかをを外務省に言わせた。外務省は1.9兆円と述べたが、その嘘を明らかにし、実際には14兆円の約束をしていることを暴露した。
また大飯原発の再開に際して、福島原発があれほど酷い結果になったが、それでも免震棟があったからまだその程度で済んだが、免震棟が無かったら、それこそ大変なことになる。大飯原発にはその免震棟がないので、再開は止めた方がいいと述べた。
最後の質問は、検察審査会の検事の説明に関する質問であった。森氏は法務省刑事局長に、検察審査会への検事の外出記録について執拗に質問した。森氏は地検には記録簿は無いと言われていたのだが、現に記録簿を示して、このようにあるのでないかと問い詰めた。このやり取りを聞いていて、内閣の面々、一般の視聴者も、森氏は何をしつこく質問しているかわからなかったであろう。このやり取りは、阿修羅の掲示板を日頃見ている人にはすぐにわかるものであった。
小沢氏の2回目の強制起訴を議決した検察審査会の時、議決日の前に検事が審査委員に説明しなければならないのだが、斉藤検事が検察審査会に説明しに行ったという日は議決後であった、というのがネット社会では常識になっているからである。これが証明、確認されれば、検察審査会自体が無効になり、小沢氏の強制起訴議決自体が無効になる。森氏がその外出簿を手に入れたなら、また新たな展開になる。法務委員会で追求してくれるだろう。
小沢新党は、地方政党とも連携していくとしている。小沢氏もNHKの番組で橋下維新の会とも連携は拒まないとしている。橋下氏は野田政権と全面的に対決していくとしていたが、急に野田首相を持ち上げ始めた。まるで当初激しく原発再開に反対していたが、急に再開を容認した過程に似てきた。こういう行動は、個人的には最も嫌いな行動パターンである。こういう人は信用ならない。その場、その場で自分の都合の良いように泳いでいくように思える。最初話があっても後で裏切られるパターンがあり得る。新党としては、あまり期待にしない方がよいと思う。
小沢新党は「(新党に)期待する」が、発足前に十数%ある。「期待」を「支持」にすれば、民主党、自民党並の支持率になる。鳩山氏が述べたように、民主党野田派と成り果てた民主党はいずれ淘汰される。そのときは、今の執行部の議員は生き残れないだろう。そのとき、初めて自分たちの愚かな行いを恥ずるだろう。
元記事リンク:http://31634308.at.webry.info/201207/article_10.html
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