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民主党"離党予備軍"50人 小沢新党勢力拡大
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2012/7/9 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
国会はきょう(9日)の衆院予算委員会から、小沢グループの新会派「国民の生活が第一」が本格始動。全ての委員会で理事ポストを獲得し、野田民主党に揺さぶりをかける。11日には、いよいよ新党の設立総会。50人前後でのスタートとなるが、さらに人数が増えるのは間違いない。民主党内の“離党予備軍”は膨張しつづけ、離党者は最終的には100人規模に拡大しそうな状況なのだ。
◆鳩山達残留組は野田批判議員の受け皿、参院から数人が遅れて合流
「まだ民主党を離党したいという人もいる」
小沢一郎はきのうのNHK出演で、こう断言した。消費増税法案の衆院採決から10日以上経っても、民主党内のガタガタが収まらない。それどころか、増税反対の残留組の結束は逆に強まり、鳩山元首相のグループを中心に衆院議員20人強が「消費税研究会」を発足。さらに福田衣里子衆院議員ら1回生13人も増税反対の勉強会を立ち上げた。党内の混乱拡大に小沢は、「今後も離党者が増える」という確信があるのだろう。
先週、離党届を提出した米長晴信参院議員は、当面、無所属で活動するものの、国会では小沢新党の会派に所属する。将来的には新党への合流も視野に入れているようだ。
「米長さんは山梨県選出で来夏の参院選の改選組。しかし、選挙区は民主党の輿石幹事長と表裏の関係ですから、やりにくいでしょうね。小沢新党に入って、衆院に鞍替えする可能性もあるんじゃないでしょうか」(民主党関係者)
他にも参院では、「消費増税法案の審議と採決の状況を見ながら離党のタイミングを計る」という議員が複数いる。少なくとも数人が、遅れて小沢新党に参加することになりそうだ。
鳩山たち民主党残留組も、いずれ離党する構えだ。「今はあえて民主党内に残った」(メンバーのひとり)といった方が正しい。当面は、民主党の中で反増税の声を強め、党内を引っかき回すつもりだという。野田にとっては、党外の小沢新党は「前門の虎」、党内の鳩山たちが「後門の狼」となるわけだ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「鳩山グループが小沢グループ同様、採決直後に離党していたら、4、5人しか同調しなかったでしょう。しかし、党内に残ったことで、消費増税に納得できない中間派はもちろん、原発再稼働に反対する議員や、TPP反対など、野田執行部に批判的な議員の受け皿になれる。相当な数になる可能性があります。彼らは、次の総選挙では『民主党』の看板では戦わないでしょう。新党をつくり、選挙で小沢新党と連携することになるのではないか」
もはや民主党は、国民の支持を失った沈みゆく船だ。見切りをつける議員はまだまだ増える。
◇
民主:反増税派に勢い 鳩山・小沢氏連携を確認
http://mainichi.jp/select/news/20120710k0000m010066000c.html
毎日新聞 2012年07月09日 21時33分(最終更新 07月09日 21時37分)
民主党は9日、消費増税法案の衆院採決に反対した鳩山由紀夫元首相の党員資格停止6カ月の処分期間を半分に短縮し、鳩山氏との融和を急いだ。党執行部の処分方針を見直す異例の事態により、処分を主導した野田佳彦首相と輿石東幹事長の求心力はさらに低下。政権との対決姿勢を強める鳩山氏は9日、新党を結成する小沢一郎元代表と会談し、今後の連携を申し合わせるなど、分裂含みの情勢に歯止めがかからない。
鳩山氏に対する処分短縮は、党倫理委員会(北沢俊美委員長)が主導した。倫理委の同日午前の意見聴取では、法案に反対し党に残留する衆院議員5人が出席。鳩山氏側近の松野頼久衆院議員は「なぜ鳩山氏のみが処分6カ月なのか。元首相も当選1回議員も権利は同じだ」と反発した。
倫理委は執行部決定の追認機関といえ、「見直し要求は記憶がない」(党幹部)。答申では消費増税の党分裂を踏まえ、輿石氏ら執行部に対し、今後の党議決定についても「党内の理解を得るよう、努力を求める」と注文を付けた。
鳩山氏ら残留グループは、すでに反増税の勉強会として「消費税研究会」を発足。参院審議での3党合意の修正を求める考えを鮮明にしており、当選1回議員も「真実の会」を設立して反増税の姿勢を示している。党内融和を志向する党執行部の狙いに反し、処分見直しで逆に反増税派が勢いづくのは確実だ。
鳩山氏は9日、国会内で記者団に対し、自らの処分内容の見直しについて「覚悟を持って行動したことなので、処分に関心があるわけではない」と突き放した。同日、鳩山氏と会談した小沢氏は11日に予定する新党結成に関し「(参加議員が)週末、地元に戻り、明るい顔で帰ってきた」と反増税の主張に手応えを語ったという。【木下訓明】
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