http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/696.html
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石原都知事が、尖閣諸島を購入する!と反中を煽ってるんだが、孫崎享「不愉快な現実」によると尖閣諸島は、台湾管区で「中国側」のもののようです。
北方領土もヤルタ会談でアメリカが勝手にソ連に差し上げたもので、結局、サンフランシスコ平和条約で領有権を放棄しているので、二島返還だけでも御の字だと思うんだが。
それよりも尖閣諸島も北方領土も、日中、日露の和平・経済協力の象徴として領土問題は棚上げにして共同開発したらどうだろう。
アメリカが経済的に衰退した中、ますます、中国、ロシアといった国が重要になってくる。
「北方領土問題も、尖閣問題も、竹島問題も、どれもアメリカが日本と周辺国を仲良くさせないために仕組んだヤラセだから。マトモに取り合うべきではない」(ネットゲリラ)というのが正論。
これに反すると鳩山一郎、田中角栄、鈴木宗男のように嵌められる。
それにしてもお笑いなのが、「尖閣に侵入した自称台湾の活動家、なぜか中国国旗を掲げ」てCIA工作員とばれたこと。
CIA工作員はレベルが低いようです。
◆ワケガワカラナイ
http://blog.shadowcity.jp/my/2012/07/post-681.html#more
石原慎太郎って、CIAの工作員だからね。典型的なアメポチで、昔っから、尖閣で騒ぎを起こそうと日中離反を図っている。領土問題になるとヒートアップするのを知ってて、日中の経済的な蜜月を潰そうと仕掛けてくる。つうか、そもそもあの地主も怪しいんだけどさw 北方領土問題も、尖閣問題も、竹島問題も、どれもアメリカが日本と周辺国を仲良くさせないために仕組んだヤラセだから。マトモに取り合うべきではない。とか思っていたら、自称台湾の活動家とかいうのも、何だか怪しいようでw コイツが中国の工作員かというと、話はそう単純なモノでもないような気がしないでもないような、そんな雰囲気がないでもないようなw CIAの工作員が、中国の国旗持って台湾人の活動家のフリする事だって、ないとは言えないわけでもないようなあるようなw まぁ、他人さまの事は言えねぇや、どこの国にも工作員がいっぱいw
【速報】 尖閣に侵入した自称台湾の活動家、なぜか中国国旗を掲げて台湾中から大バッシング!
1 マヌルネコ(愛知県) 2012/07/07(土) 11:04:41.60 ID:iuPNouj20
尖閣諸島沖の日本領海に4日、同諸島の領有権を主張する台湾人活動家が遊漁船で侵入した問題で、活動家が中国の国旗を船上で掲げてから海に投げ込むパフォーマンスを行っていたことが分かり、波紋を広げている。
遊漁船には台湾の海岸巡防署(海上保安庁に相当)の巡視船も保護を理由に同行しており、「(巡防署が)中国の主権誇示を手伝うとは」(野党・民進党幹部)と、馬英九(マーインジウ)政権にも批判の矛先が向けられている。
同連盟は「台湾の旗を持参し忘れた」などと釈明。巡防署も、「活動家が中国旗を持っていたことは知らなかった」としている・・・・
◆『不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換』
孫崎 享 (講談社現代新書)
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-71.html
領土問題を武力紛争にしないための知恵
これまで、領土問題が容易に武力紛争につながるのを見てきた。日本は隣国と「北方領土問題」「尖閣諸島問題」「竹島問題」を抱え、いずれもロシア、中国、韓国との良好な関係の発展に障害となっている。この中、我が国は領土問題にどのように臨んだらよいのであろうか。
@まず相手の主張を知り、自分の言い分との間で各々がどれだけ客観的に分があるかを理解し、不要な摩擦は避ける。
残念ながら、日本は、尖閣諸島、竹島、北方領土でこの作業をほとんど行ってきていない。日本の主張点のみを考え、そこから政策を作っている。この態度は武力紛争に進展する可能性が高い対応である。
A領土紛争を避けるための具体的な取り決めを行う。
二〇〇二年一一月に署名された中国とASEAN間の「南シナ海の行動宣言」は「領有権紛争は武力行使に訴えることなく、平和的手段で解決する」「現在(当事国に)占有されていない島や岩礁上への居住などの行為を控え、領有権争いを紛糾、拡大させる行動を自制する」の項目を有している。
残念ながら、日本の多くの人は逆の発想をしている。「岩礁上への居住などの行為を控え、領有権争いを紛糾、拡大させる行動を自制する」ことが正しいとは判断せず、自己の領有権をより明確な形で示すことが正しいと見ている。しかしその行動は、相手国にも同じ行動をとらせることとなる。その結果、軍事紛争に発展する可能性を拡大させる。
B国際司法裁判所に提訴するなど、解決に第三者をできるだけ介入させる。
C緊密な多角的相互依存関係を構築する。
D国連の原則を前面に出していく。
国連憲章第二条第四項は「すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない」としている。
中国は自国内に異なる民族を抱える。これらが独立運動を起こすのを警戒している。その際外国の勢力が独立運動を支援することを恐れている。この環境の中で、中国は領土保全を犯す軍事行動には反対である。したがって、中国は、他のどの国よりも「領土保全」を重視する国連憲章を守る体制が望ましいと考えている。中国は安全保障問題で各国と合意する際には、しばしば国連憲章の遵守に言及している。
このことから、中国との関係において、国連憲章の遵守を唱え、軍事行動を抑制することが望ましい。
E日中間で軍事力を使わないことを共通の原則とし、それにしばしば言及する。これによって、お互いに遵守の気運を醸成する。
一九七二年の日中共同声明は第六条において、「主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する」としている。
また、一九七八年の日中平和友好条約第一条で、再度「両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原別の基礎の上に、両国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする」としている。
F領土問題は領土だけでは紛争は生じない。しばしば、地下資源や漁業資源がからむ。
したがって、地下資源や漁業資源についての合意を行い、それを遵守する。日中間には「日中漁業協定」がある。資源に関する共同開発などの話もある。これらを進め、これから対立が生じないようにする。
G現在の世代で解決できないものは、実質的に棚上げし、対立を避けることである。あわせて、棚上げ期間中は双方がこの問題の解決のために武力を利用しないことを約束する。
尖閣諸島については日中に棚上げする合意があることを見た。棚上げ方式は、日本側に実効支配を認めていること、棚上げに合意している間は中国が軍事力を使用しないことを暗に約束している。それに配慮すれば棚上げ方式は、実は、日本に有利な合意である。
しかし、残念ながら、今日、日本の政治家、学者、マスコミ、国民が「棚上げ方式が日本に有利である」という論理を理解できなくなった。自国の主張だけを正しいと思い、その主張を確実なものとする手段を講じることが正しいと見なしている。尖閣諸島を日本の国内法で処理することを貫いたら、何時の日か、尖閣諸島を自国領と見なしている中国も自国の国内法で処理すると主張し始める。そして武力で威嚇する。その時、軍事力でどちらが強いかで決着がつく。軍事力で劣る日本には、なす術がない事態がくる。
尖閣諸島を「棚上げ」にする合意を大切にすれば、日本の実効支配は続く。しかし尖閣諸島に対し、国内法で対処する姿勢を強めるなら、残念ながら、日本は自ら尖閣諸島を失う、あるいは負けるしかない武力紛争に入る。いま、日本は将来必ず自国に不利な形で跳ね返る政策を実施しようとしている。P-232
◆「北方領土」のタグが付けられた質問
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/tag/tags.php?tag=%E5%8C%97%E6%96%B9%E9%A0%98%E5%9C%9F
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