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孫崎氏の『戦後史の正体』 小中学校の歴史授業が戦後史を端折る理由がわかった
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/615.html
投稿者 夢野亜三児 日時 2012 年 7 月 07 日 06:38:13: LnCTbWscpr/a.
 

URL:http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/49e2ae83f9b5894668e10ef06bda9811

 以下は、孫崎亨氏の7月中旬には書店に並ぶはずの『戦後史の正体』の目次である。既に、AMAZONの販売ランキングは、全ジャンルのNO1に表示されている。これは猛烈に凄いことである。同氏はここ数年立て続けに力作を著している。見事なバイタリティーと情報収集能力と知性と解釈力で、我々に日本を取巻く、外交防衛に核心を伝えてくれている。

 例を挙げれば、『日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905) 』、『不愉快な現実  中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書) 』、『日米同盟の正体~迷走する安全保障 (講談社現代新書) 』、『日本人のための戦略的思考入門――日米同盟を超えて(祥伝社新書210)』、『 転ばぬ先のツイ』等々である。

 筆者も編集者の Y.H氏よりパイロット版の提供を受け、店頭に並ぶ前に読ませて頂いた。此処では敢えて内容は目次の紹介に留めるが、絶対に日本人は読んでおくべき著作と推奨しておこう。筆者が敢えて同氏の著書をコラムに書く理由は、同氏が著作の中で引用する資料データの殆どが、明確な公式資料や公文書等(悲しいかな米国の)に裏打ちされた情報を基にした分析であり、解説と云う点だ。そして、それらの事実踏まえた上で、読者自身に最終的判断を委ねている点である。

≪ はじめに 
序章 なぜ「高校生でも読める」戦後史の本を書くのか  日本の戦後史は、「米国からの圧力」を前提に考察しなければ、その本質が見えてきません
第一章 「終戦」から占領へ 
 敗戦直後の一〇年は、吉田茂の「対米追随」路線と、重光葵の「自主」路線が激しく対立した時代でした
第二章 冷戦の始まり 
 米国の世界戦略が変化し、占領政策も急転換します。日本はソ連との戦争の防波堤と位置づけられることになりました
第三章 講和条約と日米安保条約 
 独立と対米追随路線がセットでスタートし、日本の進む道が決まりました
第四章 保守合同と安保改定
 岸信介が保守勢力をまとめ、安保改定にものりだしますが、本質的な部分には手をつけられずに終わります
第五章 自民党と経済成長の時代 
  安保騒動のあと、一九六〇年代に日米関係は黄金期をむかえます。高度経済成長も始まり、安全保障の問題は棚上げされることになりました
第六章 冷戦終結と米国の変容 
  冷戦が終わり、日米関係は四〇年ぶりに一八〇度変化します。米国にとって日本は、ふたたび「最大の脅威」と位置づけられるようになりました
第七章 9・11とイラク戦争後の世界 
 唯一の超大国となったことで、米国の暴走が始まります。米国は国連を軽視して世界中に軍事力を行使するようになり、日本にその協力を求めるようになりました あとがき ≫(著者:孫崎亨『戦後史の正体』目次より転載)

 同氏は東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験に合格、外務省入省。英国、ソ連、米国、イラク、カナダ勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任した人物である。超エリートコースを歩む資格を持ちながら、長いものに巻かれることを潔しとしなかった事が原因かどうか判別できないが、途中から外務省本流から距離を置く存在になったようである。

 「アメリカ・アズ・NO1」と云う、米国一極支配に迎合する現外務省や防衛省等々の “みんなで渡れば怖くない”と云う官僚の「空気」に一石を投じる国際情報に長けた人物で、史実の重要性を説くと同時に、その歴史の事実に蓋をする事なく、インテリジェンスを稼働させるべきであると主張している。外務省の情報屋等々の評価もあるが、歴史的事実と、その分析によって見えてくる、自国の外交防衛思考経路の重要性を説いている。筆者の肌感覚で申し上げれば、原発の危険性を主張し続けてきた小出裕章氏と印象的に重なるのである。同氏は東大法学部中退であるにも関わらず、「東大話法」に毒されなかったエリートと云う点だけでも、筆者などは好意的に同氏の著作を愛読する。

*同著のあとがきの一部も紹介しておくことにする。
≪あとがき
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。最後は駆け足になりましたが、私が外交の現場で体験した事実をもとに、日本の戦後七〇年間をふり返ってみました。「高校生にも読めるように」との依頼でしたので、できるだけわかりやすく書いたつもりですが、内容に関してはいっさい手加減せず、自分のもっている知識をすべてつめこんだつもりです。
 よく歴史とは、国家や社会、人間についての実験室のようなものだといわれます。私たちは人間の関わる分野について、ビーカーやフラスコを振って実験することはできません。その代わりに歴史の世界に入りこみ、さまざまな試行錯誤を体験する。そのことで今日の課題を知り、明日にそなえることができるのです。
 私自身、四〇年近くを外交官としてすごしましたが、本当の外交をしようと思ったら、必ず歴史を勉強する必要が出てきます。相手国とのあいだに横たわる問題を共同で解決し、友好関係を維持する。または敵対関係のなかでなんとか妥協点を見いだし、最悪の事態を回避する。どちらの場合も、本当に必要なものは情報です。そのなかでもいちばん基礎となる本質的な情報をあたえてくれるのが、歴史の研究なのです。
  『戦後史の正体』を書いたことで、私が確認できた重要なポイントは次の三点です。
@米国の対日政策は、あくまでも米国の利益のためにあります。日本の利益とつねに一致しているわけではありません。 A米国の対日政策は、米国の環境の変化によって大きく変わります。
 代表的なのは占領時代です。当初、米国は日本を二度と戦争のできない国にすることを目的に、きわめて懲罰的な政策をとっていました。しかし冷戦が起こると、日本を共産主義に対する防波堤にすることを考え、優遇し始めます。このとき対日政策は一八〇度変化しました。 そして多くの日本人は気づいていませんが、米国の対日政策はいまから二〇年前、ふたたび一八〇度変化したのです。
B米国は自分の利益にもとづいて日本にさまざまな要求をします。それに立ち向かうのは大変なことです。しかし冷戦期のように、とにかく米国のいうことを聞いていれば大丈夫だという時代はすでに二〇年前に終わっています。どんなに困難でも、日本のゆずれない国益については主張し、米国の理解を得る必要があります。
 もうひとつ、今回、日本の戦後史を勉強し直して、うれしい発見がありました。私が思ったよりもはるかに多く、米国に対して堂々と物をいった首相たち、政治家たち、官僚たちがいたことです。これはうれしい驚きでした。ただそうした首相や政治家たちは、数は多いのですが、在任期間が短く、学者からもマスコミからも大きくとりあげられることがないのです。
 ここで戦後の首相たちを「自主」と「対米追随」という観点から分類してみたいと思います。……≫(著者:孫崎亨『戦後史の正体』の“あとがき”抜粋)

 最近遅まきながら、筆者自身も昭和史を学ばないと、と思っていただけに、同氏の多くの著作は力強い味方である。松本清張も昭和史発掘を通して、筆者に史実を伝えてくれる。権威的地位に就いた人々の情報の多くはご都合主義なものが多く、事実を把握するには邪魔な情報でさえある。今にして思うと、筆者だけでない、多くの日本人が戦後教育の社会・歴史の教育カリキュラムにおいて、大正・昭和の歴史がスッポリと抜け落ちていたことにお気づきかと思う。 昭和史年表を拡げて、松本清張、半藤一利、坂野潤治、黄文雄等々を読み耽った。

 特に同氏が『戦後史の正体』で扱ったテーマは、日米間に横たわる「日米同盟神話」をもう一度自分なりに咀嚼する、動機づけとしても納得出来る著書である。筆者の記憶が正しければ、小中学校の歴史の時間に、戦後の歴史に触れた教科書は皆無だった。否、お座なりな年表程度の記述はあったが、そこに辿りつく前に、3月学期末を常に迎えていた。教師は、「この先は読んでおくように」が文部省指導だったに違いないと、子供ながらに思ったものである。生存する政治家等々が居ると云う事実は、その人々を含めた歴史を充分に語れなかった問題点はあるとしても、教師は悉く逃げるように戦後の歴史を端折ったのである。結局、戦後史には米国や官僚にとって「不都合な史実」が盛りだくさんだったと云う事なのだろう。

 我々は、同氏が思考の原点にしている「歴史の事実」をもっと重要視する考えをしなければならないのだと思う。最終的に、各個人の結論がどうであれ、歴史だけではなく、昨日今日の現実や事実に眼を背け、“見ざる聞かざる言わざる”を座右の銘とし、“みんなで渡れば怖くない”と云う“思考停止国民”を卒業しなければならない時代に踏み込んでいるのだと思う。民自公の政治家は永田町で思考停止しているようだが、国民は、彼らの数歩先を歩まなければならない。政治家は、何といっても、その国の国民以上の人物は出てこないのだから、我々こそ肝に銘じるべきである。

 同氏の別の著書で解説されている「オフショアー・バランシング」、マクナマラの「戦略的思考」、「リアリズムと複合的相互依存関係」等々も、筆者の知らなければいけない知識になったな〜と思うのである。そうそう「アデナウワァー回顧録」も読まないと…。時間軸がゴムやバネで出来ているなら、24時間を30時間くらいにしたい気分だが、光より速い物質発見が間違いであったように、 1日が30時間を実現した時には、筆者は60歳でお陀仏かもしれない(笑)。今夜は、孫崎さんありがとう!と云う事で、皆さま、オヤスミナサイ!

*投稿者コメント:軽妙な文章で綴られる、あいば氏のコラムは読みやすい。正直、内容に関係なく読める(失礼かも?)。感想は別にして、今最も旬な本の書評は一読に値する。小沢支持者のようなのだが、どこか醒めている点も好印象。本当に無名のブロガーなのかどうか分からないけど、公正さにはかなり配慮した書き方をしている。今日の孫崎さんの著書の評論も一風変わっているところが良い  

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コメント
 
01. 2012年7月07日 06:48:40 : x5GiSSntRw
見出しの追加です。
「孫崎氏の『戦後史の正体』 小中学校の歴史授業が戦後史を端折る理由がわかった」(世相を斬る あいば達也)
*( )部が抜けていました

02. 2012年7月07日 07:52:07 : nn3reBvP2c
7月26日
Amazonが送ってくれるまで待てません。

これは本当に楽しみ。


03. 2012年7月07日 09:31:40 : a7CDidpYxs
Amazonに予約は入れたが今だ未読なので、雑感だけ。

B・・・とにかく米国のいうことを聞いていれば大丈夫だという
時代はすでに二〇年前に終わっています。

1989年に冷戦が終了。
この時、ソ連との軍拡競争で経済的に疲弊した
アメリカは日本を仮想敵国とし標的にした。
89年に日米の貿易不均衡を是正するため行われた日米構造協議とは
アメリカ企業が日本へ市場進出する為の構造協議だった。

しかし表だった日米衝突が失敗に終わると
彼らは日本人自身の手によって、アメリカに都合の良い構造改革を行わせた。
あたかも日本の国益の為に行う構造改革と称して、
日米構造協議の延長である小泉の構造改革を、背後から推進させた。
これに嬉々として従った愚鈍な存在が親米保守、親米右翼である。
馬鹿というしか無い。

しかし、その一方で当時の反米左翼はいまだマルクス惚けを続けていた。
レーガン、サッチャー〜ブッシュJr.の経済政策の理論的支柱となった
新古典派、及び、その政治思想的な展開である新自由主義の研究を怠り
竹中平蔵のごとき三流の経済学者(?)に
赤ん坊の手を捻るように翻弄されていた。笑止千万である。

似非経済学に過ぎない新自由主義を批判できるだけの理論を
マクロ経済学から学んでおらず、彼らの反論は児戯にも等しかった。
この頃、竹中平蔵を最も辛辣に批判し、理論的に論破できたのは
アメリカの経済学者ポール・クルーグマンだけである。

孫崎氏がかねてから指摘するように、
冷戦終了と共に、アメリカの日本に対する米国の対日政策は
大きく変化した。同時に冷戦時代の遺物として、
親米右翼も反米左翼も意味を失った。
この二つはもはや役には立たない。


04. 2012年7月07日 10:10:51 : 946k58z5xs
最近考えること

日本はアメリカの隷属を自民党国会議員と官僚が欲してきたが、ここにいたって
民主党も隷属路線を歩み出した。アメリカはそれをいいことにTPPで完全に植民地
化してしまえの動きがでてきて日本国家の主権が奪われ存亡の危機になる。
日本はフィリピンに学ぶ必要がある。フィリピンは完全にアメリカの植民地化状態
からアメリカ軍をすべて撤退させた国である。

・・・・・書籍 本土の人間は知らないが沖縄の人は皆知っている

日本はロシアにも学ぶ必要がある。ロシアは完全にアメリカの悪質資本家詐欺師を
追い出し、経済的に自立しアメリカのいいなりにならない国家になり、今では中ロ
軍事同盟を結びアメリカのスパイが入らぬようにしている。

・・・・・書籍 プーチンの最後の聖戦 


もう日本国民は自民党と民主党に今後一票をいれてはいけない。彼らは売国奴なの
であるから。


05. 2012年7月07日 10:22:44 : a7CDidpYxs
共産党、社民党にも一票も入れてはならない。
彼らは立派な対米追従派の一員であるから。
左翼の護憲派とは日米安保と一体の存在に過ぎない。

06. 2012年7月07日 11:40:28 : cssxNSxgPc
孫崎は左遷された逆恨みでアメリカガーって言ってる馬鹿だから話半分でちょうどいい

07. 2012年7月07日 11:58:51 : x5GiSSntRw
孫崎氏はアメリカが〜と言ってはいないよ。
06は反米論者へ送り込まれた噛ませ犬なだけ。www
親米な人種は表層的演出に騙され、一段とアメリカ様を好きになる。
慎太郎のように20年前の自民党総裁選で、
小沢に泡沫候補扱いされた恨みで小沢大嫌いになったが、
孫崎氏は米国が選択する戦略的思考を紹介しているわけで、
ネトウヨの標語攻めはしていない。
逆に戦略的思考によって、外交防衛行う事は正しいと言っている。
つまりは、
日本も戦略的思考を駆使して、
米、露、中等々と対峙しようと言っている。
極めて中立的主張に過ぎない。
06は本を読まない人種であり、
印象による誹謗中傷を好む、
慎太郎や森シンキロウの仲間と云う事

08. 2012年7月07日 13:19:21 : ilkN7BA6Kw
教科書が端折っているなら解りますが、(教科書は文科省)
先生に「端折れ」という指導は有りません!(ここは考えを改めないとダメです)

社会の先生は、特に体制に批判的な人が多いです。(何人も知っていますが、体制ベッタリの人は見ませんね)
むしろ「端折れ」と言われれば、逆に深く教えますよ。
ただ、教える事が多くて残ってくるんです。それに、入試での出題が少ない事も関係しています。
(その分、地理の中で若干触れたりしています。残るのが嫌だと、先に学習している人もいますよ)

小学校では、歴史劇で授業をして、新年になっても室町時代という難儀な人の話を聞いた事があります。
これでも卒業までには終わっていたそうで、これはこれで驚きますね。(入試がないし、私立進学は塾が主)

体育の先生は大学も含めて体制寄りですね。言う事を聞いて、出世しないと中年以降は体が辛いですから。

教科書内容以外で、文科省がコントロールし易いのは実技教科と理科の予算です。
教える事が変わると備品などを購入しないといけません。使わなくなった物は(人の金なので)捨てます。
で、何年後かに入れ替えると、また購入しないといけなくなります。
今回の様に武道を教えれば、道着が要ります。おそらく裏で金が動いたでしょう。

温暖化とか言ってるのに横断歩道をバーナーで焼いて書き換えたり、LEDの信号機にしたり、矢印や電光掲示の副信号機を付けたりして金を使うのと同じです。使わないと翌年度に減らされますし、業者だって困ります。
(例えば、顕微鏡が沢山売れる年と売れない年がバラバラでは困るでしょう)
人口(学校・道路等)が増えている間は、小技が要らなかったんですが、増えなくなりましたからね。
ただ、そこにも裏で金が動くわけですね。


09. 2012年7月07日 13:25:56 : uot3teZG2E
本当に本当に同感です。
日本の近代史を全く知らないでいた理由がやっと分かりました。
巧妙に隠されていたのですねーーー。
トンでもなく遅くても 知ることができたのは良かったと思います。

10. 2012年7月07日 14:21:19 : AX9RzbOfUg
>06

孫崎さんが馬鹿なら、お前は存在価値のないボウフラ以下だなw


11. 2012年7月07日 14:25:10 : x5GiSSntRw
08. 2012年7月07日 13:19:21 : ilkN7BA6Kw さんよ、
あいばさんが書いているのは現在の話ではなく
戦後からの20年くらいの間のニアンスだよ。
多分アナタが経験していない時代の教育。
それに、取り立てて教師云々を殊更に強調はしていない。
生意気に(ここは考えを改めないとダメです)ですと、
アナタこそ、チャンと文章を読みましょうねwww

12. 2012年7月07日 14:31:19 : rYBzersKPc


>10


大体、フツーの日本人が、


″ アメリカガー ″


とかコイツ等のホームグラウンドでアル 2ch 界隈以外ジャ通用しない朝鮮言葉を使いません!!!!!!!!!!!!!!!!!!


13. 2012年7月07日 14:51:14 : 00ZH9kOaZ6
08さん.
学校内部の事情は知らない人が多いのではないでしょうか.私もそのクチ.
「おそらく裏で金が動いたでしょう」と書かれていますが,誰から誰にどれくらいの金が動くのでしょうか? 個々の教師のことですか? 幾つかのケースを示していただければありがたいです.もちろん固有名詞は出さなくて結構ですから.お願いします.

14. 2012年7月07日 16:28:03 : ilkN7BA6Kw
内容は、とりたてて教師〜ではないんですが、タイトルは「歴史授業」になっているわけです。
授業と言う事は先生の責任になりますから、(「歴史教科書」ではないですから)書かせて貰いました。
もちろん、著書の内容は納得のいくもので、書評も解りますよ。だから「ここは」です。

逃げるように端折ったという先生は、まず居ないと思います。(少なくとも圧力は無い。)
(でもしか時代で、仮免の人はデタラメな授業をしてましたがね。ホント酷かったけど、面白かった。)
教科書内容は確かに少ないですね。これは文部省の思惑かも知れませんね。)
文部省が、わざと内容を多くして消化出来ないようにしていたかも知れませんがね。
(入試は学力を見るので、履修した生徒としていない生徒では比較出来ません。進みの遅い学校も有るので、高校も後ろの方は出題しにくいわけです。入試の早い私立には出ませんしね。すると、中学校としても出題される所に力を入れるわけですよ。当時は、保護者からの苦情も無かったですし、今の保護者は入試で点が取れれば良いと思ってますからね。)

私は社会科の教師ではないですが、これを見て「それで教えなかったんだ」と誤解しない様に書いたんです。
(友人にも何人かの[現役・退職]社会科教師が居て、飲むわけです。そこで他の教師の噂も聞きますしね)
年長者の老婆心として書いたつもりですが、ご理解いただけなかったら仕方がないですね。


15. 2012年7月07日 16:28:59 : TyPIz46RSU
孫崎氏の『戦後史の正体』の一部 
(98page/400page) が公開されていますので是非読んでみて下さい

http://www.sogensha.co.jp/pdf/preview_sengoshi.pdf

16. 2012年7月07日 16:48:49 : x5GiSSntRw
14. 2012年7月07日 16:28:03 : ilkN7BA6Kw さん
端折った理由が教師の所為だとあいばさんは書いてないね。
時間が足りないこともあるだろうと、俺などは考えるけど、
それは教師の意識の問題。
圧力があろうがなかろうが、
後輩に最低限、戦前、戦中、戦後の歴史を語るくらい、
歴史を教える人間の資質の問題だね。
あいばさんが何処まで思って書いたか別にして、
(ここは考えを改めないとダメです)とムキニなり強弁する部分が
不快なわけだよwww
明治維新に興奮して、昭和史を子供に伝えない教師こそ最悪だね。
その伝え方が右でも左でも構わんさ、
伝える意欲があるかどうかだよ!

17. 2012年7月07日 17:17:56 : ilkN7BA6Kw
13>文科省〜があったので、ついでに書かせてもらいました。
これは学習指導要領が変わるときだと思います。従って、官僚と企業(業者)間でのことです。
光学機器を例にしますと、
学校が増えれば毎年、顕微鏡(天体望遠鏡も)が売れます。増えなくなったら、基準を変え増やします。
(4人に1台を2人に1台とかに・実際はクラス数で決まりますが)
全部行き渡ると、双眼実体顕微鏡が必要な教科書に変えます。すると、また売れるわけです。
これが、行き渡ると高校・小学校の教材と入れ替えます。
(私は中学校でレンズを習ったんですが、ずっと無くなっていました。今は、また習います。)
これを繰り返すと永遠に売れるわけです。(不要・破損で廃棄もありますしね)しかも市価より高い。
自分を振り返ると、顕微鏡が1人1台の方が嬉しいんですがね。

力の単位がニュートンになって、学校のgバネばかりを買い直したりもします。(gばかりは全廃棄)

断定はできませんが、金は動くと考える方が普通です。(断定できれば、贈収賄事件です。)
日本の産業を守るという考えでやっているとしても、接待は有るでしょう。
主に理科・体育で新しいものが入るときに視点を変えると面白いですよ。
ピアノも直さず廃棄だそうです。うちの調律師が言ってました。「ピアノは消耗品では無いのに」と

ついでに、工業製品は10倍売れると半値で作れます。(フィットなんかもっと安くても良いです)
学校で必要な機器は、学校に行き渡るまで買わない方が良いです。新製品の買い時の基準です。
(テレビ・ビデオ・パソコン等の値段を思い出して下さい)

ただ、文科省の甘い汁は少ないと思いますよ。


18. 2012年7月07日 17:56:11 : ilkN7BA6Kw
16>ムキになったわけでは無いですが、文章が悪かったと言う事ですね。理解しました。
知り合いが多いので、名誉の為に書いたんですが、それが出たのかも知れませんね。

確かに伝える意欲は有っても良いとは思いますね。
今は順番を換える先生も居ますが、転校や塾などで難しいそうです。
それでも強い意欲が有れば出来るかも知れませんね。
(あいば氏や私の時代にその様な資質を求めるのは難しかったと思います。戦争で先生が居ないんですから)
それでも、意識して教えなかったと言う事はないと思いますよ。言いたいのはそれだけです。



19. 2012年7月07日 20:23:37 : 8XsVboRxWo
リチャード輿水の新しい歴史教科書も出るようですので、
こちらのほうと、読み比べたら、いいのではないでしょうか。

20. 2012年7月08日 01:37:17 : HrMom4KznE
そりゃ、やめましょうね。
リチャードさんには恨みはありませんがwww

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