http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/604.html
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国会事故調も認めた政府、東電の原発事故。関係者は必ず刑事罰を受けてもらいましょう。
http://31634308.at.webry.info/201207/article_6.html
2012/07/06 22:44 かっちの言い分
東京電力福島原発事故を検証した国会事故調査委員会が、やっと報告書をまとめた。一言で言えば事故は東電や政府による「人災」と言い切った。この政府というのは、主体は菅元首相である。こんな報告が出てきたが、一体誰が責任を取るのだ。一般の世の中では、何か人身に関わる過ちを犯した人間は、「すみません」と言っても許されるものではない。一体、今後どうするのだ。
今、東電に対して多数の住民が刑事裁判になるように集団訴訟を起こしている。普通は火災事故においても、鉄道事故においても、刑事裁判として刑事告発される。このような日本全体、さらに世界に影響するような事故は、刑事裁判によってその過失に刑事刑を課さないと、経営者が不可抗力だからと言えば許してもらえると高を括ってしまうのだ。そんなことだから、まだ免震棟などの重要な対策もしない内から、大飯原発を再稼働してしまうのだ。まったく関西電力の経営者の神経が分からない。この経営者はもし再び原発事故が起きても、政府と一緒なら東電経営者と同じように刑事責任は問われないと安心し切っている。菅元首相、枝野元官房長官、東電勝俣会長、清水元社長らは刑事罰を受けなければならない。
原発は普通の火災事故、鉄道事故、航空事故などと本質的に異なる。事故の確率が本当の意味でゼロでなければならない。事故が起きれば100年以上の単位で人間も住めなくなるし、生態系を破壊する。特に今回の事故調でもはっきりと認めたのは、以下のソフバンの孫氏が指摘している点だ。
孫正義@masason
今、報道ステーションで福島事故調査委員会の黒川委員長のコメントで津波が到達する2分前に全電源喪失の可能性を指摘。 地震が原因だったとしたなら活断層の近くにある原発は全て危険な施設だという事になる。 重要な検証だと思う。
東電は1000年に1回起こる津波のために電源を喪失したと言っていたが、実際は上記の震度6程度の地震で配管系が破壊され、原発建屋の中は白い生蒸気(核物質を含んだ蒸気)が充満したと報道されている。それなら、大飯原発の下には新たな活断層があることが明らかにされており、何時大きな地震があるかわからない。震度6程度の地震で原子力建屋の配管系が壊れ電源も喪失するなら、日本中のどの原発も同じことが起こる可能性がある。
西ドイツは、チェルノブイリ原発事故により核物質で汚染された地域の主婦が立ち上がり、国全体が原発を全廃し、自然エネルギーの依存を高めた。しかし日本は、西ドイツの比ではない被害を受けたのに、本当に性懲りもなく何事も無かった如く、日本中の原発を稼働させようとしている。
原発推進派の仙石氏が、小沢新党が掲げている「脱原発」を批判している。民主党が全く自民党化して原発推進派になってしまった。次回の総選挙では、消費税増税と並び大きな争点は「脱原発」である。小沢新党が大きく躍進すると予想されているから、仙谷氏が恐れて批判しているのだ。
小沢氏を結果的に追い出した菅元首相、当時の東電経営陣は、原発責任を取って刑事罰を受けてもらいましょう。
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