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2012年7月 6日 (金)
これこそが正論・『検察の罠』パーティー小沢・森演説
7月5日午後6時から、東京永田町1−1−1に所在する「憲政記念館」で森ゆう子参院議員が出版記念パーティーを開催した。
会場は立錐の余地もないほどの参加者で賑わった。
記念パーティーは最大の成果をあげて、無事に執り行われた。
私も出席させていただき、会にお見えになられていた平野貞夫元参院議員、「日本一新の会」事務局長の大島楯臣氏にご挨拶をさせていただき、その隣席で森氏と小沢元代表のご高話を拝聴させていただいた。
パーティー第一部では、森ゆう子議員が基調報告をし、その後、駆け付けられた小沢一郎民主党元代表が祝辞を述べられた。
「これこそが正論のなかの正論」という貴重なお話を賜った。
お二人の話を総合すると、三つの重要なメッセージがあったと私は受け止めた。
第一は、森ゆう子議員が出版された『検察の罠』に関する話。
本ブログ・メルマガでは、すでに5月28日に、
のタイトルで、同書を紹介させていただいた。
森議員がご高話で指摘されたように、西松建設事件、陸山会事件というのは、そのすべてが、検察による巨大な謀略であった。
すでに紹介させていただいた孫崎享氏の新著『戦後史の正体』(創元社)86ページに、この小沢事件の本質を衝く極めて重要な記述があるので、改めて紹介させていただく。
「この小沢事件のもっとも重要なポイントは、2009年3月に始まった検察と大手メディアによる激しい攻撃がなければ、同じ年の9月、小沢一郎氏はほぼ確実に日本の首相になっていたということです。
日本国民が正当な手続きによって選出した指導者を、もし特定の政治的意図をもって東京地検特捜部が排斥しようとしたなら、これは民主主義国家の根幹を揺るがす大問題です。
これまで理論的可能性として指摘されてきた「東京地検特捜部は、日本の正統な自主路線の指導者を意図的に排斥する役割をはたしてきたのではないか」という推測が、ついに物証付きで証明されるかもしれない。
小沢事件の今後の展開には、そうした重大なテーマが隠されているのです。」
小沢元代表は検察権力の本質について改めて言及された。
人間の根源的な人権である身体の自由等を奪い去る、強権、恐権を検察は有する。その運用のあり方によって、強権はたちどころに狂犬に変質してしまう。その恐ろしさがある。
この検察が、政治的な意図をもって権力を濫用し、その事実が明るみに出ているにもかかわらず、その権力の濫用が是正されない。
残念ながら、これが日本の現実である。
森ゆう子議員の奮闘により、検察審査会の秘密のベールを剥がすべく、国会の法務委員会における秘密会の開催、国政調査権の行使を求める国会議員の署名が衆参両院議長に提出されたにもかかわらず、いまだに秘密会は開催されていない。
不正と不正義の腐臭を放つ検察の現状が厳然と存在しているにもかかわらず、その是正は実行されず、検察の巨大犯罪までが闇に葬られようとしている。
小沢元代表が指摘されたように、私たちは、残念ながら、前近代の状況に取り残されたままである。
第二のメッセージは、消費税の問題について、民主主義の基礎が破壊され尽くされようとしていること。
本ブログ・メルマガではこの問題を再三提起してきたから、詳述は避けるが、選挙で約束した政策と正反対の政策を、政権が野党と結託して決定するなら、それは、文字通り議会制民主主義の死を意味するものだ。
「正統」な人々が「造反」として括られ、「変節」した詐欺師集団を「正統」として扱うメディアは、メディア自身がすでに腐敗しきっていることの表れである。
第三のメッセージは、現状は絶望的であるが、しかし、日本の民主主義の主役である主権者国民の行動を見るならば、そこに大いなる希望が生まれているとの指摘だ。
消費税の問題、原発再稼働の問題、そしてTPPの問題に対して、主権者国民が、自ら行動を始める変化を示し始めている。
昨日付メルマガ第277号記事
に記述した内容と重なる指摘を小沢元代表が示された。
日本の民主主義をどうするか、日本の民主主義がどうなるか、を決める最後の拠りどころは、結局、主権者である国民の行動に帰着する。
日本の情報空間を占拠するマスメディアは、旧態依然の報道を続け、真の民主主義実現を妨害し続けているが、真実を知り始めた主権者国民が、いま新しい行動を開始した。
この意味で、小沢氏は未来を楽観することを明言された。
ひとつの答えは、次の総選挙の際に示される。
本当の勝負はこれからである。私たち主権者国民はプラス思考で未来を創り上げなければならない。
・・・・・
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