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小沢一郎氏の次なる動きが注目されている。来週にも新党を結成し、政界再編を仕掛けると見られるが、具体的な秘策・奇策はあるのか。政界に多くの人脈を持ち、「小沢一郎と田中角栄」(角川SSC新書)の著書もある作家の大下英治氏は「次期衆院選で小沢新党は大阪市の橋下徹市長らと連携し、政権の座に返り咲く可能性は十分ある。その場合、首相は東京都の石原慎太郎知事だろう」と話した。
小沢新党をめぐっては、「資金難」「世論の不支持」といったハードルがささやかれている。大下氏は側近議員から「カネは全く心配していない」と聞いたことを紹介し、続けた。
「小沢氏は(26億円相当といわれる)不動産を持っている。イザというときに不動産を担保に借金するためで、今回、そうするのではないか」
報道各社の世論調査では、小沢新党に「期待する」は11−15%程度しかない。小沢氏は周囲に「反増税と脱原発で選挙に勝てる」と語り、イタリアの連立政権「オリーブの木」を念頭に、橋下氏が率いる「大阪維新の会」(維新)などとの連携を目指しているが、簡単にいくのか。
大下氏は「民主、自民両党の合計支持率は30%で、60%は無党派層だ。脱原発は50%、反消費税は60%もいる。いまは『小沢氏はイヤだ』だが、選挙になれば脱原発と反増税が勢いを増す。民主、自民、公明3党で過半数を取れない可能性も高い。小沢新党が30議席を取れれば、小沢氏は主役で居続ける」と話し、次のような見立てを語った。
「橋下氏とみんなの党の渡辺喜美代表はともに『脱原発』と『反増税』で、入り口の政策が共通している。橋下氏は投げだし批判を警戒して衆院選には出ない。首相候補は石原氏か渡辺氏だろう。維新、みんな、石原新党に政権運営を経験した人はいないので、小沢氏が必要になる」
しかし、石原氏は小沢氏との連携を「死んでもイヤだ」と言っている。現実味はあるのか。
大下氏によれば、石原氏は1995年に国会議員在職25年の表彰を受けて議員辞職した際、盟友の亀井静香氏に「俺は首相になるためにやってきたが、永田町の論理で、なれないことが分かった」と話していた。また、マスコミ界の重鎮の話では、石原氏が「首相になれるのなら、小沢とだって組めるんだ」とも語ったという。
大下氏は「石原氏は首相に未練タラタラだ。作家としての天才的な才能を犠牲にしてまでやってきたのだから、この埋め合わせは首相になるしかない。そこに、最後のチャンスが回ってきた。小沢氏は(石原氏に)何の感情も持っていない。小沢・石原両氏を尊敬する橋下氏が接着剤となるだろう」と話した。
剛腕政治家の最後の戦い。その結末は。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120703/plt1207031131007-n1.htm
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