http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/557.html
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小沢新党の動向に注目が集まり、古巣の民主党の方は余り話題にならなくなりました。造反者の処分の際は大きく採り上げられましたが、これも小沢氏の関係で、好意的に受け止められていません。小沢氏のいない民主党はスターが抜けた二流劇団といった感じで、関心が失われつつあります。
マスコミが小沢ネタに夢中になってくれた方が官僚はやりやすいので、彼らは今の状況を歓迎しているでしょうが、偽民主党を牛耳っている売国勢力の面々にとっては面白くありません。とにかく威張って注目を浴び、それでいて美味しい利権にはありつきたいという度し難き連中ですから。
野田は勝栄二郎にネジを巻かれて「増税大魔王」となり、消費大増税だけでは飽きたらず、今度は相続税の増税に意欲を燃やしているそうです。国民から金を巻き上げることに喜びを感じているようで、この人はどういう育てられ方をしたのでしょうか? これではいじめっ子と同じです。
この内閣は、大増税・原発推進・TPP参加を目指しており、民意に反する政策ばかり推し進めようとしています。政権交代時の民主党の方向性とは真逆になっていますが、最初から仕組まれていたような気がします。そう考えざるを得ないほど、民主党の姿は変わり果てています。
小沢民主党が、既得権益層にとって極めて危険であることは判り切っていましたから、凌雲会や松下政経塾出身者は民主党を乗っ取るべく送り込まれたとしか思えないのです。そして彼らは見事、乗っ取りに成功しました。こう思わざるを得ないのは、玄葉外務大臣(松下政経塾出身)が小沢グループの離反について妙な批判をしているからです。産経ニュースは、3日付でこう報じています。
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120703/stt12070312190013-n1.htm)
小沢氏は「不誠実だ」 玄葉外相が批判
玄葉光一郎外相は3日午前の記者会見で、民主党の小沢一郎元代表ら50人が離党届を提出したことについて「補助金の一括交付金化で大変な額の財源が出るということでマニフェスト(政権公約)を作ったが、それはあり得ないことははっきりしている。できないことが分かっているにもかかわらず、できるということは誠にもって不誠実だ」と批判した。その上で「できなかったことは率直におわびし、もう一度立て直しながら責任ある改革政党として脱皮をするチャンスだ」と述べた****
玄葉氏の言葉を文字通り受取れば、最初からマニフェストが実現不可能であることを知りながら(それを隠して)政権を盗ったことになります。玄葉氏が本当にそう思っていたのなら、詐欺を働いたことになります。それならさっさと議員辞職すべきでしょう。
小沢氏はマニフェストの実現を唱えて最後まで踏ん張りましたから、実行できると思っているわけです。できるかどうかはやってみなければ判りませんが、少なくとも小沢氏の主張と行動は筋が通っています。これに対し、玄葉氏の批判は支離滅裂です。マニフェストなど実現できないことを承知で政権を取ったのだから、国民に「すみません、皆さんを騙してしまいました」とお詫びして自民党政治に回帰するのが誠実な態度だと述べているのですから。呆れたもので、詐欺師の居直りに外なりません。
玄葉は目付きが不気味ですが、頭の方も不気味です。こんな体たらくですから、メドベージェフ首相が国後島を訪問したり、台湾の漁船と巡視船が尖閣諸島付近で領海侵犯したりして舐められるのです。外交には多元的な思考が必要ですから、単純な論理思考さえできない人物が外務大臣をしていてはいけません。
自ら訴えたセクハラ裁判で負けて大恥をかいた仙谷由人は、大規模化した反原発デモの感想を記者に訊ねられて、「たいしたことない。たいしたことない。再稼働しなきゃダメだ」と宣ったそうです。まあ、彼にとっては大したことないのでしょう。仙谷は、いつの間にか原発利権の元締めに納まっていますから、被曝していただくことになっても止むを得ないと考えているようです。
こうした非人間的な集団が支配する現政権は、早くぶっ倒した方が国民のためですが、マスコミは相変わらず野田政権を擁護しています。朝日新聞はさすがに危険を察知して逃げ出しつつありますが、国民を舐めていると大変な竹篦返しを食らうことになるでしょう。国民の怒りは、静かに深く溜まりつつあります。
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-679.html
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