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本日、私、衆議院議員・福嶋健一郎は、民主党に「離党届」を提出致しましたので、ここにご報告申し上げます。
平成十九年暮、熊本県第二区の公認予定候補となって以降 現在に至るまでの約四年半、鎌田聡代表をはじめとする民主党熊本県連の皆さま、
県連所属の国会議員をはじめとする各級議員の皆さま、党員・サポーターの皆さま、数多くの支援団体の皆さま、
そして何よりも民主党にご期待を頂いた、数多くの支援者・有権者の皆さまに対し、心からの感謝を申し上げますとともに、
与党民主党の一員として 今後ご一緒に活動ができなくなったことにつきまして、とても残念な思いであります。
今回の「社会保障先送り・消費税先行増税」を巡る問題は、民主党内や政党間の対立ではありません。
これは、「中央集権・霞ヶ関主導の政治に戻したい財務省」と私たち国民との争いであると考えています。
従いまして、私は、「現在の状況での消費増税は反対」という多くの国民の皆さまとともに活動してゆくことを決断致しました。
国会議員は役所の代弁者でなく 国民の皆さまの代表であるからです。
平成二十一年夏、「国民の生活が第一。」を掲げて政権交代を実現致しました。
さまざまな新しい局面があっても、農業者戸別所得補償制度の導入、郵政民営化見直し、労働者派遣法改正等、
「真面目に一生懸命生きる人の生活を守り」「地域のネットワークを守る」ために政権与党の一員として取り組んでまいりました。
また、昨年の東日本大震災・東京電力福島原子力第一発電所事故は、与野党の垣根を越えて復旧・復興にも全力で取り組んで参りました。
しかし、政権交代の大きな目的である「官僚主導から国民主導・政治主導への転換」「徹底的な無駄の削減・特別会計の見直し」
「後期高齢者医療制度や最低保障年金制度など社会保障の抜本的見直し」などは道半ばであります。
今やるべきことは東日本大震災からの復旧・復興、原発事故の徹底した原因究明であり、
これらとともに「総選挙における国民の皆さまとのお約束」の実行であります。
このような中で、野田政権は「平成の開国の名の下にTPPの参加に躍起」になり、「自ら暫定的と称した安全基準で大飯原発を再稼動」させ、
民自公の三党修正合意に基づき、「社会保障を先送りし 単純計算でひとり十万円の消費増税を」衆議院の四分の三という圧倒的な力を背景として成立させました。
過去、デフレの状況で消費税を増税し、税収全体が増えたこともデフレが解消したこともありません。
寧ろ、今後復興増税や地球温暖化対策税などがある中で更に国民の負担が増え、デフレを深刻化させるだけであります。
今、政治がやるべきことは「拙速なTPPの参加」でも「拙速な原発の再稼動」でも「拙速な消費税の増税」でもありません。
今回、私は小沢一郎代議士をはじめ「志」を同じくする多くの仲間と、今の民主党と別の枠組みで、
もう一度、政権交代の原点に戻り、「国民の生活が第一。」を掲げて活動してゆく事を決断致しました。
当然「いばらの道」ではありますし、ある意味すべてを失った「ゼロ」からの出発です。
しかし、私たちの理念に共感頂ける多くの国民の皆さまと、前を向いて進んでゆきたいと思います。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどを宜しくお願い申し上げます。
平成二十四年七月二日
衆議院議員 福嶋健一郎
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※原文 公式ブログ・ふっけん通信
『本日、私、衆議院議員福嶋健一郎は、民主党に「離党届」を提出いたしました。』
http://ameblo.jp/fukushima-kenichiro/entry-11292532213.html
※動画
『離党届提出についての記者会見動画』
http://ameblo.jp/fukushima-kenichiro/entry-11293201635.html
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