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(略)
天木直人氏のトップ・セールスが功を奏したようで、発売前から孫崎享氏の『戦後史の正体』がアマゾン・コムの売り上げトップに躍り出たとのことです。
発売前、です。
ビートルズの新曲なら理解できますが、何なのでしょうか、これは?
それはそれとして、天木氏の本日のセールス文の中に、気になる一節がありました。
ブログの題名「 前代未聞の「戦後史の正体」(創元社)の前評判」
http://www.amakiblog.com/
この中のここです、
「戦後67年間、この国の政治家、官僚、財界、メディア、学者といった
権力側に立つ者たちは、対米従属と対米自立のジレンマに悩み、最後は
ことごとく対米従属に走った者たちがいい目を見て、自立しようとした者
たちが潰されていった、その歴史の繰り返しだった。
それどころか、対米従属に走った者たちが、対米自立を唱えた者たちを
潰していった、その歴史の繰り返しであったのだ。
つまり、対米自立を唱える者たちは、米国によって潰されたのではなく、
同じ日本人の仲間たちに潰されたのだ。
この国では、権力側に立った者たちはことごとくこの国を、そして国民
を裏切ってきたのだ。
しかもその先頭に立ったのが、戦前は神であり、戦後は国民の統合の
象徴となった昭和天皇であったとすればどうか。」
おや、豊下樽彦氏のレベルに達したか、と私は思いました。
いや、孫崎氏も戦後史の原点を追求して、ついにそこに届いたか。
そう、昭和天皇の決定が戦後日本史の原点にある、と。
この話題、ボチボチといきましょう。
昨年は、どうやらこのあたりが大田述正氏を怒らせてしまったようです。
しかし、今年は今年で、私の目の前に、オノデキタ氏が登場してきました。
先月あたりから、オノデキタ氏のツイッターの内容が、東電OB、現役の開業医の話題を越えて、「戦後日本史の正体」に入り込むようになりました。時々ですが。
デキタ氏、まだ示唆に留まっています。
しかし、戦後日本の原点は、昭和天皇とマッカーサーの手打ち式にあったことは、誰もが自分で調べれば、おのずと明らかになる事実です。
私たちの律令理性論は、そこから始まります。
だから、私たちは、孫崎氏の新著が、かの『バカの壁』を超える大ベストセラーになることを期待しましょう。
ちなみに、そのバカとは、今や誰にもわかりましたが、野田氏のことでした。
死にかけていた「泥まみれのヒーロー」小沢一郎氏を、再び政局の前面に蘇えらせたその野田首相の手腕を、ウォール・ストリート・ジャーナルの社説が絶賛しています。
先月29日の社説です。
傑作です。
見出し。「【社説】「闇将軍」小沢氏に日本再生のチャンス与えた消費増税」
全文はこちら。
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_469477
アメリカから見ると、日本問題(ジャパン・プロブレム)の解決は、実に簡単です。
人々の活力を自由に発揮させよ。そのために、規制緩和せよ。
「小沢氏を説得力のある改革の先導者候補にしているのは、同氏の官僚制度に対する根深い不信感である。」
「既得権益という時限爆弾は早急に処理されるべきであり、景気回復は規制緩和によって実現されるべきである。」
その通り。
これと真逆にあるのが、律令理性人の発想です。
民を自由にさせたら、社会は混乱し、破滅する、と。だから、エリートたる官僚が統治しなければならない。
これでは、小沢一郎と律令体制は、常に、クラッシュするのは必然です。
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