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2012-07-02 22:43:51
小沢一郎が、やっと、やっと、やっと、民主党を飛び出した。
49名の同調者と共に。
【 衆院(38人)】
小沢 一郎(岩手4)(14)
山岡 賢次(栃木4)(5)
東 祥三(東京15)(5)
牧 義夫(愛知4)(4)
小宮山泰子(埼玉7)(3)
樋高 剛(神奈川18)(3)
鈴木 克昌(愛知14)(3)
横山 北斗(青森1)(2)
太田 和美(福島2)(2)
松崎 哲久(埼玉10)(2)
岡島 一正(千葉3)(2)
青木 愛(東京12)(2)
古賀 敬章(福岡4)(2)
畑 浩治(岩手2)(1)
京野 公子(秋田3)(1)
石原洋三郎(福島1)(1)
黒田 雄(千葉2)(1)
木村 剛司(東京14)(1)
岡本英子(神奈川3)(1)
萩原 仁(大阪2)(1)
村上 史好(大阪6)(1)
大谷 啓(大阪15)(1)
福嶋健一郎(熊本2)(1)
玉城デニー(沖縄3)(1)
瑞慶覧長敏(沖縄4)(1)
中野渡詔子(東 北)(1)
高松 和夫(東 北)(1)
菊池長右エ門(東北)(1)
三宅 雪子(北関東)(1)
石井 章(北関東)(1)
金子 健一(南関東)(1)
水野 智彦(南関東)(1)
相原 史乃(南関東)(1)
川島智太郎(東 京)(1)
笠原多見子(東 海)(1)
大山 昌宏(東 海)(1)
熊谷 貞俊(近 畿)(1)
菅川 洋(中 国)(1)
【 参院(12人)】
主浜 了(岩手)(2)
森 ゆうこ(新潟)(2)
広野 允士(比例)(2)
平山 幸司(青森)(1)
中村 哲治(奈良)(1)
姫井由美子(岡山)(1)
佐藤 公治(広島)(1)
友近 聡朗(愛媛)(1)
外山 斎(宮崎)(1)
藤原 良信(比例)(1)
はたともこ(比例)(1)
谷 亮子(比例)(1)
マスコミによると、「100名を誇った小沢Gの半数は離反した」と言う事らしい。
しかし、精鋭だけが残った。
小沢一郎自身の「離党会見」における発言。
『もはや、野田総理の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではありません。』
『官僚の言うがままに消費増税の先行を(自民、公明両党との)3党合意で押し通すことは国民から政策を選ぶ権利を奪うこと。』
我々外野席の支持者から言わせれば、遅すぎた気がする。
しかし、政局のタイミングから見て、早すぎる気もする。
しかしまあ、<あの>小沢一郎の事である。
熟慮の上のタイミングだったのであろう。
彼は、こうも言った。
『私たちは事ここに至って国民の生活が第一の政策を国民に示し、国民が政治を選択する権利を何としても確保することこそ、混迷にあるこの国を救い、東日本大震災で被災された方々をはじめ、国民を守る政治家としての使命であるとの決意を新たにいたしました。』
ここで、拙ブログは敢えて小沢一郎に訴えたい。
『 国民の <命> が第一 』
と、政策スローガンを改めて欲しい。
今回の離党に当たって、小沢は「原発問題」を争点の一つに上げた。
『それからもう1つ、原発の問題も大きな国民の関心事であろうと思います。』
このフレーズだけに限って聞けば、彼は「脱原発」と明言している訳では無い。
しかし、先の有志による「反原発署名」にも同調した彼は、官邸前に集う市民の行動も見据えている筈である。
これまでの経緯からして、「即時廃止」とは言わないかもしれない。
しかし、自民党幹事長時代に「原子力政策」を推進した小沢は、その事が誤りであったとすでに語っている。
彼の故郷である東北が震災に遭い、その東北の原発が大事故を起こしている現状に、最初から大きな憂慮を持って発言していた彼である。
脱原発は、柱に据えるであろう。
改めて、国民の前で「自民党政権下に於いての原発政策」の誤りを認め、脱原発を宣言して欲しい。
その『脱原発』と、『増税反対』とを日本柱に考えている事を会見で述べた事は、「国民の生活」は更に翻って『国民の命』と表現した方が、より的確なのでは有るまいか。
小沢の政治哲学である「官僚支配の打破」と、そこから更に広がる「予算制度の根本的見直し」、さらに「対米追随一辺倒からの脱却」も、そこから派生する「反TPP」も総ては『国民の命』を護る事と言えるのだ。
2009年のスローガンは、敢えて言えば「色褪せて」しまった。
実現されぬまま、民主党の堕落の象徴の如くに扱われて来た。
その<同じ>スローガンでは、ダメな事は小沢自身も重々承知している筈であると同時に、彼の「政権交代」の基本的思想である「国民の生活が第一。」の考え方は捨てる気はない。
それであれば、「生活」を「命」と更に一段深く表現した方が、断然良いと考える。
その『国民の命を護る政治』を打ち出して、<反増税><反原発><反TPP><反官僚政治>を旗印に戦えば、来るべき総選挙で「政権奪回」も、夢では無いと考える。
それほど、国民は「民自公」に反発しているのだ。
その、アンチ既成政党の層に「受け皿」を提供出来なければ、「維新」と「み党」に、油揚をさらわれてしまうハメに成る事は、眼に見えている。
一部に、小沢が日本版「オリーブの樹」を目指している、と言う見方が有る。
確かに、「民自公」へのアンチテーゼとして、各地には地域に根ざした動きが有る。
北海道の『新党大地』と、
その発展型の『大地・真民主』
及び、『名古屋減税』
などに連携を呼び掛け、全国的な鎖を造り上げて行く事は、極めて現実的である。
その動きに、『大阪維新の会』が邪魔にならない様にすれば、その試みも上手くいくかもしれない。
かの石原慎太郎は、維新と組んでの新党結成に色気まんまんである。
そして、その石原は「小沢は大嫌い」「死んでも組まない」と宣言している。
橋下徹自身も、小沢Gの民主党からの離党の動きに対して、「直ちに連携するつもりは無い」と言い続けて来た。
橋下徹が、石原慎太郎を取るか、小沢一郎を取るか、興味深い所では有る。
あれだけ「機を見るに敏な」橋下の事である、小沢新党が動き出して支持が伸び始めれば、意外と「実績の皆無」な慎太郎から、小沢に乗り換える事も、考えられない事では無い。
そうなれば、選挙はかなり有利に進められる事であろう。
私は「橋下徹」なる男に「政治哲学」は見いだせない。
単なる偶然が産み出した「あざとい候補者」だと見ているが、取り敢えず政権を取る為に組むのも、或る種の便法かもしれない。
ただ、それを言うと「民由合併」の二の舞になってしまう。
橋下が、どれだけ小沢に心酔出来るか。
小沢が、どこまで橋下を御す事が出来るか。
この「作戦は」総てそこに掛かっていると言って、過言では無かろう。
そんな事くらい、小沢一郎は分っている筈。
素人の外野席が、あれこれ言う程の事では無い。
一つ、喉に引っ掛かった刺げがある。
「階猛」氏と「辻恵」氏が離党しなかった件である。
これ又巷では、あれこれ憶測を呼んでいる。
最後の最後で、自分の選挙の事を考えた。
「離党届を預けたが、提出を一任した訳では無い」と、臍を曲げた。
しかし、あそこまで「小沢の懐刀」だった二人である。
そんな馬鹿な臍の上げ方など、しないだろう。
そこで、民主党内に敢えて残った「地雷」である。。。
以前、一頃「親小沢」と目されていたある中堅議員が、図らずも言っていた。
「小沢は匕首を突きつけて、迫って来る」
小沢一郎は、真摯である。
確たる哲学のもとに、自民党時代から、全くぶれていない。
国民が、政策を自ら選べる「二大政党制」にする事。
自民党幹事長の職にあり、最有力総理候補であったのも関わらず、である。
それ以来、その考えに基づいて、「剛腕」ぶりを発揮して来た。
政治には、「このタイミング」と言う、正に一瞬の転換期が有る筈だ。
それを正確に嗅ぎ取って、最善の方向へと舵を切ろうとして来た。
その動きが、あまりに一瞬のタイミングを計った、重大な決断を迫るもので有ったが為に、周りがついて行けず「壊し屋」だの「剛腕」だのと呼んで来たのだ。
その、正に一瞬の微妙なタイミングで「正確な判断」を求めるが故、凡人は付いて行けない。
小沢に取って「白か黒か」なのだ。
凡人たちは、白が正しいと分ったとしても、「なあなあ」を許さない小沢に決断を迫られると、まるで『匕首を突きつけられて』居る様に感じるのだ。
そのように感じた方は、それだけ「一環した姿勢が無い」事を露呈しているだけの話なのだ。
「まあまあ」
「そこは一つ穏やかに」
そんな風にしか動けない「半端な政治家」には、小沢は酷い男と映るのかもしれない。
30年間、検察と司法とマスコミとに、常に弾圧を一人で受け続けて来た小沢一郎には、それだけ「強靭な精神」がある。
その精神と、同じ決断を求められても、付いて行けない取り巻き達は、去って行った。
そして、行動歩調を取っていた時に、近かったら近かった程、離れてから敵対する。
民主党の中を見回してみるが良い。
藤井、岡田、前原、仙谷、石井…、皆その類いである。
自民党内には、もっと大勢居る。
そんな小沢一郎の姿勢は、強力な武器で有ると同時に、弱点でもある。
取り巻きが、育たない。
取り巻きが、信用出来ない。
いみじくも彼が言う通り、「政治は数である」との原点が、その彼自身の行動原理によって、同志を減らして行く事になって来たのだった。
しかし、今回の50名は、本物だろう。
一部の見方では、品等(新党?)が具体化するにつれ、参加者は増えるのかもしれない。
そん参加者が、民主党内に留まらず、党派を超えて参集して来るのかもしれない。
それはそれで宜しかろう。
今回の、衆議院議員38名に加えて、「きづな」「大地・真民主」「新党日本」と『亀井静香』で、51名にはなる。
「内閣不信任案」は提出出来るだろう。
福島瑞穂も、同調出来る政策には、どんどん提携したいと発言している。
さあ、面白くなって来た。
2010年9月の代表選以来続いて来た、持って行き場の無いイライラが、やっと解消されそうである。
あとは、資金面と組織との両面の準備と言う、最も厄介な仕事が残っている。
しかし、小沢の事である。
全く「何の当ても無い」筈は無いだろう。
その事で、提案が有る。
最早、遅いかもしれないが。
「離党」では無く「離婚」に出来ない物だろうか。
つまり、「民由合併の解消」である。
事ここに至って、合併を解消し「自由党」の再出発と言う形に持って行けない物か。
そうすれば、旧「自由党」の復活であり、一からの新党では無い以上、政党助成金は受給出来るのでは無いのか。
「分党」は、野田一味が飲む訳が無い。
しかし、合併を解消すると言うのであれば、嫌と言って出て行く物を「縛り付ける」事は出来まい。
目出たく復活してから、党名は変えても良い。
野田佳彦が「離党届」は直ちには受け付けない、とほざいている以上好都合である。
まだ離党が認められていないうちに、合併解消を請求して欲しい。
小沢一郎の離党新党の動きに、Yahoo!のアンケートでは、支持が70%代後半である。
粛々と、民主党政権打倒を、宣言して欲しい。
3年間も続いた「閉塞感」を打破し、国民が舐めさせられた「地獄の苦しみ」を、一挙に晴らして欲しい。
心から、そう願う。
頑張れ 小沢一郎!。
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