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本「阿修羅」に投稿・掲載された
「小沢一郎を消せ」と命じた本当の黒幕は誰か?〜鳥越俊太郎氏×長谷川幸洋氏… 赤かぶ http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/376.html
に再度注目されることを阿修羅諸兄にはお薦めしたい。
私は本稿に登場される「長谷川幸洋氏」の経歴や詳細について殆ど知識を有していないが、本対談の中でとりわけ私が刮目したのはおよそ次の部分からなる。
<<前略>>
小沢氏は1993年の時点で官僚システムを根本的に変えようと主張していた。霞が関にとっては前に立ちはだかった最初の力ある政治家だったのでしょう。小沢氏が「中央集権を壊す可能性がある脅威」と映ったのは間違いない。実は、霞が関には世間にはよく知られていない最高レベルの秘密会合もあるんですよ。
鳥越:それこそ事務次官会議でもあったし、官房長が横の連絡を取り合ったりすることもありますね。
長谷川:それはもちろん重要です。が、実は非公式の”最高会議”が別にある。それは財務省と法務・検察の首脳、それに官僚の最高ポストである事務担当の官房副長官が集まる会合です。財務・国税と法務・検察は事務次官をはじめ、さまざまなレベルで日常的に連絡を取り合っていて、人事の交流もある。
鳥越:それが事実だとすれば「この政治家は危ないから排除しよう」「あの政治家のスキャンダルを探しておいてくれ」といった官僚による政治支配の談合になる。
<<後略>>
この『最高レベルの秘密会合』『非公式の”最高会議” 』というのはいったい何だ。 そして氏はその存在をどうやって知り得たのであろうか。
このような邪悪な合意形成が実在するとは思いたくもなかったが、週刊ポスト誌には大変失礼ながら現状は確かに頷けなくもないフシが多々感じられたことも事実であって、黒幕のイメージをこれだけ鮮明に描写されると「単なるガセネタ」と一笑に付すわけにも行かず半信半疑のまま全文を読み終えたのである。
その筆頭に挙げたいのは小沢氏に対する排除行動である。 まるで敵のことを誉めるようで大いに気が引けるのであるが、敵の「あらゆる分野にぬかりなく、周到にして、しかもこれだけ足並みが揃った行動」というのは、確かにその“実在”を裏付けていると思えなくもないのである。 特に司法についてはリスクに見合う権益というものがいったい何なのであろうかと首を傾げたくなるのである。
普通に考えればこういった秘密会合というのは、まずその存在をひた隠しにするであろうし、間違いなく主導者が存在していて、構成メンバーは最小限(想像するに内閣総理大臣はメンバーたり得ない)に限定され、且つ「血の掟」が絶対的に存在するのであろう。
こういう知られたくない存在はどんなにひた隠しにしていても、なぜか洩れ聞こえてくることは世界の過去の歴史が証明している。
この血の掟は一線から退いた後も継続され、常に主導者の監視下におかれていて、いざという時には口をつぐまされることになるのであろう。 経済的には何の不自由もなく余生を送ることも可能であろうが、他方では家族にも言えない辛い人生を送ることになる。
私はかねがねわが国における「国家としての機動性や戦略性」については、そのちぐはぐな行動ぶりや脆弱ぶりを大いに嘆いてきたものであるが、この小沢排除活動を見る限り、わが国ですら意思の統一を図ればこれだけのことができると、逆に見直したりもするのである。
むしろ国家がこのような鮮やかな連携を持って、こと東日本大震災・復興活動などに当たってくれれば国民としては国家への信頼も大いに増し、しいてはそれが愛国心や日本人の誇りに繋がる筈なのに、現実にはむしろ国体の弱体化を維持・継続するために、主導者にとっての「余計なこと」には意思の統一を図れないのであろうか。
政治の動きを見ると、先の三党合意では「大政翼賛会」を彷彿とするという声も上がっているが、私はむしろわが国の「支配する者と配される者」の境界線が先鋭化してきているように思えてならない。 振り返って長谷川氏の指摘する秘密会合が事実だとしたら離党も結党も選挙もすべてがバカバカしくなる。もちろん右翼も左翼も関係ない。
主導者が日本人を侮辱・陵辱し、日本人を家畜化する行為を続けている限り、これこそ我々が子孫に残す最大のツケであって、悲しいかな我が子孫は生まれながらにして使い棄てられる道を歩まざるを得ないのである。そしてこの事が世界に知れ渡ったとき日本人は世界中の人々から哀れみの目で見られることになるのであろう。
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