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消費増税採決後と「小沢新党」について ・・理念主導政治への起爆剤に、数は問題でない
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/448.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 7 月 03 日 10:51:08: EVQc6rJP..8E.
 

http://tamurah.iza.ne.jp/blog/entry/2741267/

少なからずの読者から、 小沢一郎氏の「造反」についての拙論の意見を求められています。以下、つづってみます。

 小沢氏らの増税反対、造反・離党は当然だと思います。
 問題は、小沢新党なるものが、しっかりとした理念と体系立った政策を打ち出せるか、です。
「国民生活が第一」という、どの政党でも口に出せそうなスローガンを民主党のコピーそのまま持ってきても、それは単なる民主党の一分派の域を出ません。
そもそもの小沢氏の問題は、夫人による告発というよりも、政治理念よりも数を重視、カネを集めては配分する政治手法に走ってきた小沢モデルそのものにあります。小沢モデルは自民、民主をはじめ、多かれ少なかれ既成政党の大半に共通するもので、旧来型政党モデルでもあります。理念や理念を実行する政治主導プログラムを持たないから、政策の実権を握る財務官僚に支配されてしまうのです。3党が消費増税で結束したのは、同じ財務官僚依存の体質を持っているからであり、民主党の消費増税反対グループが少数派にとどまったのは財務官僚から独立した政策立案能力を養うだけの理念と決意がないからです。
 小沢氏の特徴は、政治的動物としてのカンのよさです。彼は、本来2大政党論を唱え、小選挙区制導入を実現し、自民党に対する民主党を結成し、政権奪取に成功したのですが、理念とそれを担保する実行プログラムには関心を持たず、数とカネこそが権力の源泉だというオールド・ポリティクスに終始したのです。
 鳩山氏以降、民主党政権は「国民の生活第一」という無内容なスローガンと、思いつきの政策を寄せ集めたのですが、官僚にそっぽを向かれ、増税なしのマニフェストを忘れ去り(しょせんはその程度の軽さだったのでしょう)、結局官僚の言うままの野田佳彦氏が政権を運営するはめになったのです。マニフェスト忘却の野田政権に正当性はないのは当然ですが、もっと重要な裏切り行為は政治の本道を踏み外す増税主義にあります。
 デフレ下の消費増税は最悪の結果を日本の経済社会にもたらし、屋台骨の中間層や勤労者層を破壊すると思います。そんな重大な行く末を無視し、かつ不公正・不公平な社会保障制度抜本改革を棚上げし増税合意した3党に果たして日本の政治と政策を担う正当性があるかどうか、疑問を持たざるをえません。
 税収と所得が急速に減り続ける日本型デフレを直すための総合的な経済戦略をまず立て、必要な財政・金融政策を総動員する。そのためには、強力なリーダーが必要です。少なくても今の民主、自民中心の既成政党からはそんなリーダーは望めそうにありません。
 「壊し屋」小沢氏に役割があるとすれば、理念主導型の政治への転換であり、新党をその起爆剤にする、そこにそれこそ政治生命をかけられるかどうか、です。そうならば、離党者が40人であろうと、30人であろうと、数は問題ではありません。明確な理念と実行プログラムを打ち出してこそ、数がついてくるはずです。
 単に消費増税に反対した者の離党者集団なら新政党結成の意味はこの日本という国家と国民にはありません。政局好きなメディアと評論家を喜ばせるだけでありましょう。その結果は不毛で、総選挙したところで、前と同じ政治・政策パターンが繰り返され、虚無主義的な財務官僚主導で日本列島は増税で自爆し、沈むでしょう。(田村秀男)
 

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コメント
 
01. 2012年7月03日 10:53:54 : FUviF2HWlS
数より理念。

02. 2012年7月03日 11:04:56 : kkB21Oqbns
その通り。

今、小沢新党に一番欠けているのは、さらなる理論武装。

是非、菊池秀博氏や、植草一秀氏ら、反消費増税で財政事情に詳しい経済学者、元官僚らに加わってもらい、実行さえすれば、理念がまったく可能なことを、なるべく簡潔なパンフレットにして宣伝すべきだ。

そして、政権をとったら具体的に何をするか、優先順位付きで示すこと。

美辞麗句だけだったら、だめですよ。


03. 2012年7月03日 11:11:48 : 9uQ9scT676
どんなに良い理念があってもメディアがそれを国民に伝えない。
国民もメディアが伝える以上の事を探ろうとしない。
結局、日本は国民が間抜けだから官僚の好き勝手なのだ。

04. 2012年7月03日 11:19:17 : YS6r6ozdvk
もう少し表に出て語ってほしい

05. 2012年7月03日 11:47:48 : WRcvzABPLo
小沢先生の「日本改造計画」に、その理念は示されている。

20年前より、政治姿勢と理念は変わらない。

中央集権の官僚主権国家を、地域主権の国民が自立した国家に
育て上げる事にある。

今、地域主権を唱える人は居るが、霞ヶ関の官僚から見ると
取るに足りないと考えて居ると思われる。

中央集権を維持するのには、小沢先生は絶対に潰さなければならない
人物なのである。

従って、官僚主導の誹謗・中傷・捏造などが行われるのである。

小沢先生は何の為にそこまで戦うのかを、我々国民は考えなければ
ならないのだが、それを考えようともしない。

新聞やテレビに洗脳され、自分達の生活は未来永劫変わらないと
思い込まされ、自主独立処か人間の尊厳も失われる事に気がつかない。

本当に我々日本人は、ダメなのが多い。

情けなくて気持ちも沈むが、小沢先生に頑張って頂くしかない。

小沢先生、頑張って下さい。


06. 2012年7月03日 11:48:16 : Op2sM8LHZQ
 論評にも値しない駄文。これで良く飯が喰えているもんだ!
「壊し屋」は新聞自体だ!
政治家が気に喰わなければ、捏造記事で貶めることを生業としている。
財務省に言いなりの野田糞ブタに理念があるとでも云いたいのか?
尤もらしい言葉の羅列だが、新聞社は旧政権の残りカス。
詐欺士・小泉の「偽構造改革を支援」して以降、日本の大新聞は、“世論捏造と洗脳の小道具”だとバレてしまった。
今後、さらに購読者が減ることを祈っている。

07. 2012年7月03日 11:53:46 : pphEUA8yso
「国民生活が第一」という、どの政党でも口に出せそうなスローガンを民主党のコピーそのまま持ってきても、それは単なる民主党の一分派の域を出ません。
投稿者は偏見を払拭出来ないらしい。「国民生活第一」は政権交代させた国民へ政治理念を示したものだ。理念を踏みにじった民主党Bに目を覚まして欲しいと願っても徒労に終わり、止む無く離党したのだ。細かい事を言うが、造反は民主党Bなのであって、小沢Gは理念排斥に対する離反である。
又、投稿者は、数を重視、カネを集めては配分する政治手法に走ってきた小沢モデルそのものに問題があると述べているが、数の重視は当然であり、選挙にはカネが掛かるは必然的で、卑怯にも漢字が読めない麻生太郎が解散を先延ばしで兵糧攻めに合った民主党議員を金銭面でも救ったのは小沢氏である。小沢氏への評価は短絡的である。
「国民生活が第一」理念を貫こうとした鳩山由紀夫は身内の官邸の無能や閣僚の裏切りに陥れられた。更に、官僚達のサボタージュや造反と魔巣ゴミのネガキャンで頓挫した。勿論、政治理念を貫く強いリーダー・シップは必要であるが、無いものねだりの今世では、国民が鼓舞・支援すべきなのだが、受け身の国民性では輩出しないだろう。政治理念を貫く強いリーダー・シップを持合わせているのは小沢一郎のみである。ハシシタのような独裁者は論外である。
中段以降の、結局、官僚の言うまま、云々は、その通りであり、異論はない。

08. 2012年7月03日 12:03:28 : xiDl6ZrNYg
戦略が理論武装なら、戦術は実現方法である。
理論だけではなく、数も実現のために必要である。


09. 2012年7月03日 12:15:54 : kkB21Oqbns
党首の顔ポスターもいらない。

「官権打破」「ムダ排除」とか、そういうインパクトのある言葉のあとに、具体策を三つぐらいならべる。そういうのがいい。

街宣もほどほどに。

それより、有権者に一人1枚、B4裏表の詳しい具体策を並べたパンフレットを配布する。配布代、用紙印刷代で、3億もあればできるのではないか。政党助成金が入るのだから十分可能なはず。

そういう理念中心型の選挙と政治を是非やってほしい。


10. 2012年7月03日 12:17:03 : vkOwHLYvak
小沢氏に、理念や政策が欠けているなどと、よく言えたものです。
菅さんと党首選の演説「私には夢がある・・・」には、理念に基づく政策と、実行の方法、日本の望ましい姿が描かれており、聞いたものの心を打ちました。
あの時どうして菅さんが当選したのかふしぎなほどでした。
著書「小沢主義」くらい読んで投稿してください。

11. 2012年7月03日 12:18:50 : PNav9ovZN2
田村秀男というこの記事の執筆者こそ「古いモデル」の思考法で小沢一郎をみていることが一読してわかる。
真面目に反論しようとしてちゃんと読んだが、反論するのもあほらしい駄文。
そもそも小沢一郎の理念を知りもしないで、知らないから「理念がない」と決め付けたり、
政党政治とは数の論理であることは国際的な常識。そのために選挙で多くの当選者を出そうとするのだ。
つまり多くの国民の支持を得ようとするのだ。それが民主主義の基本だ。数を集める=より多くの国民の支持、意見、希望を集めるということだ。
それが「小沢モデル」で「古い」のなら、民主主義はいらないということだ。
ばかばかしくなって片言の反論だけで終わりにする。
あほらしい。

12. 2012年7月03日 12:26:29 : kkB21Oqbns
>>10,11

この筆者は、小沢に理念がないとは言ってませんよ。

もっと強調せよ、と言っているだけ。

>明確な理念と実行プログラムを打ち出してこそ、数がついてくるはずです。

まったく正論。それを、「小沢に理念がないとはけしからん」などというのは、阿諛追従。そういうのこそ、逆に小沢の足をひっぱる。

小沢の過去の、欠点といえる部分も含め、支援者は忌憚なく献策すべきです。


13. 2012年7月03日 12:32:43 : kkB21Oqbns
12追加

よしんば、筆者に小沢への誤解や理解不足があったとしても、

結論として正論を吐いているなら、快く迎えてやらなきゃいけない。

実際、マスゴミの小沢批判の中心は、消費増税なしですむなんて夢想だ、実際、民主党3年間でそれは実証されたじゃないか、という、ウソです。

ただし、私も、小沢自身にも、もっと理論武装して説き伏せる努力が、まだまだ不足していたと思う。


14. 2012年7月03日 13:00:00 : kkB21Oqbns
新政研にメールしました。

>小沢新党では、理念中心の選挙と政治をやってください。

榊原 英資先生、菊池秀博先生、植草一秀先生などに、メインアドバイザーを要請し、国家予算の具体的にどこがカットできるか、特に財務省
関連の天下り実態はどんなものか、当面消費増税をあげなくて、どんな方策があるか、わかりやすい戦略をまとめていただきたい。

また、民主党公約に公務員報酬2割カットというのがありましたが、これが実行できないのはどうしてなのか、これも詳しく説明していただき
たい。

そして、具体策と優先順位をまとめ、「政権プログラム」として示していただきたい。

選挙ポスターも、党首の特大顔写真はいりません。

「官権打破」「ムダ排除」とか、そういうインパクトのある言葉のあとに、具体策を三つぐらいならべる。そういうのがいいです。

是非、有権者一人1枚、B4裏表の詳しい具体策を並べたパンフレットを配布していただきたい。そこにどうしても盛れない分は、HP参照と
いうことにすればいいと思います。

民自公との政策と理念の差は歴然としています。イメージ戦略は、相対的に軽視でもかまわないと思います。


15. 2012年7月03日 13:05:54 : l2wLeeJmIs
理想なる
二大政党
囲碁の対局

※現在はこのような事態(理念優先)になっているが、
 本来、小沢氏は真剣勝負の場である対局場(システム)を創ることが夢なのではないか?


16. 2012年7月03日 13:32:26 : l2wLeeJmIs
15追記

※人が変わっても実力(政策)で勝負できる理想の対局場(システム)です。


17. どらみ 2012年7月03日 13:59:18 : TaxpTeHRktbIQ : 384mLCJ0q2
現在の日本の政治状況は、野田政権が霞ヶ関や自民党の保守派と組んで国民をレイプしようとしている。小沢さんたちは、それを止めようとしたが難しく、レイプ犯の一味になりたくないので民主党を離れた。

ところがマスコミは、レイプ犯たちを責めずに、小沢さんたちを、「何もできなかった」「先の展望がない」「選挙目当て」と批判している。

これってどうみてもおかしいですよね。

そもそも、先の展望が見えないという点では、世論調査をすれば同じく「支持しない率」が7割8割に達するであろう小沢グループ離脱後の民主党や、自民党、公明党も同じ。

現政権を除いては「支持しない率」なんてものを持ち出す自体、明らかに言論誘導。まさにマスゴミの腐った根性剥き出しの世論誘導だが、それに騙されるほど、日本の国民も馬鹿ばかりではない。


18. 2012年7月03日 14:22:06 : cbjrO8G7U6
「民主党の消費増税反対グループが少数派にとどまったのは財務官僚から独立した政策立案能力を養うだけの理念と決意がないからです」
  *理念と決意はあったが財務官僚からもその意を受けた党内からも妨害された。

「政権奪取に成功したのですが、理念とそれを担保する実行プログラムには関心を持たず、数とカネこそが権力の源泉だというオールド・ポリティクスに終始したのです」
  *多少の枕詞をつけて誤魔化しているが小沢批判をする時のワンフレーズ

「鳩山氏以降、民主党政権は「国民の生活第一」という無内容なスローガンと、思いつきの政策を寄せ集めたのですが、官僚にそっぽを向かれ、増税なしのマニフェストを忘れ去り(しょせんはその程度の軽さだったのでしょう)、結局官僚の言うままの野田佳彦氏が政権を運営するはめになった」

  *ソッポを向かれたのではなく官僚政治を変えようとして官僚に組する松下政経塾系に後ろから撃たれた。マニフェストを忘れ去ったのは松下政経塾系で意図的にマニフェスト破りをした。

田村秀男氏は産経論説委員、長々修飾語をつけ焦点をぼかした意図的な小沢批判と思われる。最後に「小沢に理念主導型の政治を期待する」ような書き方をして中立好意的な印象を与えようとしているが、野田内閣や菅内閣は理念主導型の政治をしていたのか?理念主導型の政治をしていたから持ち上げていたのか?


19. 2012年7月03日 14:50:32 : kAIyNbyofc
>>03
ネットもイエローペーパーとはいえ日刊ゲンダイもあるだろ。

マスコミのせいじゃなくて、小沢自身のせい。


>>02
>>08
いままでマニフェスト違反が多すぎるから誰も小沢の言うことなど信用しない。
理論武装しても無駄。


20. 2012年7月03日 14:51:58 : MeTbKbFy7s
>>07 自民党とアメリカとの間の協定を見直そうとしたがアメリカの怒りを買い、
逆にアメリカのいいなりになって崩壊したのが鳩山首相。
以後、民主党の右傾化、反動化は止まらない。

21. 2012年7月03日 14:56:55 : mYrnR4m4Fs

官僚出身の政治家はこの国を改革することはできない。全てであるとは言い切れないが。
最終的な政策判断するときに官僚OBとしての利権を主眼に行動しているのだろう。
結果として、政、管、業、米のための政治となる。
今回の消費税、社会保証に付いても、ほとんどが財務省OB議員によって決定されている。
野田総理に政治的理念、やりたい事を全く持っていないので官僚のやり放題の状態になっている、絶望的である。

22. 2012年7月03日 15:37:05 : 49MqqpbX0E
田村秀男=しょせん評論家

評論だけなら誰でもできる。中身を読んでも何の意思も決意も感じられない。


23. 2012年7月04日 04:49:14 : qrEp1vLJkM
>19
クズ野郎。腐れジミンの工作員。低能なくせに利いた風なこと、書くな!
イエローペーパーのゴミ売新聞でも読んで、悦にいっているんだろう、オマエは。
ネズミのような顔(ツラ)して何をコソコソやっている、売国奴!
オマエの頭(ドタマ)に放射能が降り注ぐことを心底から願っている。

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