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最初に私のコメントを記載します。
[コメント]
■ 小沢グループが大分裂で激減
>小沢グループは党内最大100人前後の規模を誇ったが、「離党決断組」と「離党・残留思案組」「残留決断組」に3分裂し、半減した。
たしかにその通りです。
100名を誇っていた小沢グループは、離党、離党せず、様子見の3つに大分解。
小沢について出たのは、たったの半数に激減!
野田としてはしてやったりというところでしょう。
■ 小沢の側近中の側近だった2名までが小沢を見放した
おまけに小沢グループ幹部が党に集団の離党届を出した後に、階猛、辻恵両衆院議員が離党届を勝手に出された! 離党するつもりなどない!! とテレビで宣言。
小沢グループがこの2名の離党届を党から回収し、撤回するという大恥までさらす事態となったのです。
小沢グループの管理、意思の疎通は一体どうなっているのでしょうか?
こんなことさえ取りまとめられずにバタバタの大混乱では、国政など任せられるはずもありません。
おまけに離党しない宣言をした2名は、小沢の会見の際に小沢の両側に座することもあった、小沢の助さん・格さんとまで呼ばれてきた、小沢の側近中の側近です。
小沢の側近、知人はこのように、小沢と深く付き合うと小沢の元から去る人が非常に多いのです。
■ 小沢の側近がどんどん小沢から離れるのは、小沢に大問題があるため
小沢と古くから付き合いのある人間たちが、次々に小沢を見限って離れて行きます。
今回の2人の議員もそうだし、渡部黄門、藤井、船田、中村喜四郎議員などもそうです。
深く付き合うほどに、小沢の人間性、政治家としての信頼性に問題があることがわかってくるからでしょう。
例えば船田議員は、小沢の非情で独裁的な手法をテレビで自らの発言で証言していました。
2011/2/14放送のテレビ朝日の「サンデーフロントライン」で、船田自らが証言していました。
その船田議員の証言によると、小沢に反する意見を進言したら、それ以降会うことを一切拒絶された。
電話にも出ない。
小沢からそういう目に合わされた船田議員がはっきり証言しているのです。
中村喜四郎議員も目の前で小沢から切られたと証言していました。
意見を異にするものは許さず、徹底的に拒絶する。
まさに金正日、金正恩なみの独裁手法ですね。
こんなことでは小沢と深く付き合った議員たちが次々に離れて行くのも納得です。
■ 金正恩なみの独裁政治屋小沢に国政は任せられない
このような非情で独裁的な手法が小沢の正体だったのです。
そして小沢独裁に嫌気をさした議員たちが次々に小沢から去っていく。
今回の階議員も、離党届を出してくれなどと頼んでいないし、今日出すという連絡もなかった。
離党届は無効だ!!と、テレビの会見で怒っていました。
金正日のように独裁的な手法をとる小沢。
人の心をつかめず、長く付き合うと知人、側近が去っていく小沢。
政治家として最も大切なものが小沢には欠けているのです。
このような人間に日本の国政を任せることなどできません。
それを国民もわかっているから、いくつもの世論調査で小沢新党に期待できないとの声が9割近くもあるのですね。
まともな国民はきちんと見ているのです。
[記事本文]
民主党の小沢一郎元代表は2日午後、消費税増税法案などに反対して離党届を提出した。
衆院38人、参院12人、計50人。当初見込みより少ない集団離党だった。
小沢グループは党内最大100人前後の規模を誇ったが、「離党決断組」と「離党・残留思案組」「残留決断組」に3分裂し、半減した。
野田佳彦首相は政権運営へのダメージを最小限にするため、思案組などへの引き留め工作を続けている。混迷が続いた消費税政局で、民主党はついに分裂した。
離党届は2日昼過ぎ、小沢グループ幹部である山岡賢次前国家公安委員長が、国会内で輿石東幹事長に手渡した。小沢氏の事務所で取りまとめたもので、小沢氏を含め、衆参52人の離党届があった。
その後、階猛、辻恵両衆院議員が離党を否定したため、離党者は50人に。「もう一度、意志を確認してほしい」とテレビ番組で公言する議員もいることから、離党者がさらに減る可能性もある。
山岡氏は幹事長室を退出した後、記者団に「離党届を提出した。今後のことは、小沢先生が記者会見する」と語った。
この日の離党届提出について、小沢氏は前日(1日)、地元・岩手県庁で記者団にこう語っていた。
「増税だけをしゃにむに強行することは国民への背信行為であり、民主党は『嘘つきだ』といわれても仕方がない」「判断を遅くとも2日にしなければならない」
増税法案の衆院採決(6月26日)以来、小沢氏らはダラダラと決断を先送りしてきたが、やっと造反劇のケジメをつけた。
小沢氏は決断の日となった2日の午前中から、議員会館の事務所で、グループ幹部らと離党・新党結成について協議した。すでに新党本部として、国会近くに事務所を確保するなど準備を本格化させている。同日午後予定されていた、小沢氏と輿石氏の4回目の会談は中止となった。
注目は、小沢氏に同調した議員数だ。
衆院で42人以上が離党していれば、新党きづな(9人)との協力で内閣不信任決議案を提出でき、55人に達すると与党単独では不信任案を否決できなくさせられたが、「衆院38人」のため、この力はなくなった。
また、参院で19人以上が離党すれば民主党は第1会派でなくなったが、「参院12人」で、これも無理となった。
野田首相は消費税政局で生き残り、小沢氏の政治力低下が露呈した。
小沢新党の代表は、陸山会裁判を抱える刑事被告人ながらも小沢氏が就く方向で調整している。東日本大震災の復興に取り組む姿勢を打ち出すため、被災地・岩手県の達増拓也知事を在職のまま党幹部に迎える案も浮上している。
同調者の1人は「国民との約束を破った民主党にいても次期衆院選では確実に落選する。『反増税』と『脱原発』を掲げる小沢新党で戦うしかない」と覚悟を明かす。
ただ、一連の政局が、小沢氏にとって誤算続きなのは間違いない。
山田正彦元農水相は2日午前、輿石氏と国会内で会い、増税法案の参院採決まで、離党するかどうかの判断を先送りする意向を伝えた。事実上の「腰砕け」といえる。
小沢王国・岩手でも異変が起きている。
先月30日、小沢氏に近い岩手1区選出の階猛衆院議員が盛岡市内で記者会見し、「場合によっては除名されるという覚悟で反対票を投じたので(処分が)決められたら従うまでだが、自ら党を離れるべきではない」と述べ、自ら離党する意思はないことを強調。同2区の畑浩治氏も地元会合で、離党に慎重な考えを示し、同3区の黄川田徹氏は採決で棄権した。階、畑両氏の名前は離党者名簿にある。
これらに焦ったのか、小沢氏は1日午後、岩手県庁で達増知事と会談した。その後、地元選出の支持グループ議員や民主党岩手県連関係者と面会し、離党を前提に協力を要請したとみられる。
これまで小沢氏は、自身の政治行動について地元に事前に説明することはなかった。このため、党県連関係者は「和子夫人による『小沢氏は放射能から逃げていた』という手紙の影響もあり、地元で『小沢離れ』が進んでいる。こんな時期に地盤固めまでしにくるとは、追い込まれているのではないか」と話した。
グループ議員が離党を拒み、寝返った例も。
原口一博元総務相は1日、小沢氏から「われわれの柱になってほしい」と新党の代表就任の要請があり、その際に「党を割るべきではない。“小沢力”を生かすために党に残ってほしい」と断ったと明かしたうえで、「離党者を少なくするため(仲間の)説得を続けている」と語った。
野田首相はこうした動きを受け、同日夕の民主党役員会に出席して、小沢氏らの処分方針を示す。小沢氏らが離党届を提出したため、除籍(除名)処分も検討する。岡田克也副総理は1日、山口県周南市で、離党届が出た場合でも「1人1人の話を聞いて、確認する作業は必要だ」と述べ、最後まで切り崩し工作を進める考えを示した。
数をめぐる綱引きは、まだまだ続く。
小沢一郎元代表ら民主党に離党届を提出した議員は次の通り。(敬称略)
■衆院
▽相原史乃▽青木愛▽東祥三▽石井章▽石原洋三郎▽小沢一郎▽大谷啓▽大山昌宏▽太田和美▽岡島一正▽岡本英子▽笠原多見子▽金子健一▽川島智太郎▽木村剛司▽菊池長右エ門▽京野公子▽熊谷貞俊▽黒田雄▽小宮山泰子▽古賀敬章▽瑞慶覧長敏▽菅川洋▽鈴木克昌▽高松和夫▽玉城デニー▽中野渡詔子▽萩原仁▽畑浩治▽樋高剛▽福嶋健一郎▽牧義夫▽松崎哲久▽三宅雪子▽水野智彦▽村上史好▽山岡賢次▽横山北斗
■参院
佐藤公治▽主浜了▽谷亮子▽外山斎▽友近聡朗▽中村哲治▽はたともこ▽姫井由美子▽平山幸司▽広野允士▽藤原良信▽森裕子
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120702/plt1207021810008-n1.htm
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