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“人材難”小沢新党幹部に達増岩手県知事が急浮上
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20120701-OHT1T00270.htm
2012年7月2日06時05分 スポーツ報知
民主党・小沢一郎元代表(70)が離党した場合に支持グループ議員と結成する新党で、岩手県・達増拓也知事(48)を在職のまま幹部に迎える案が1日、急浮上した。集団離党と新党結成を2日に表明する意向を固めた小沢氏は「Xデー」前日に急きょ、地元・岩手を訪れ、達増氏と会談した。
瀬戸際の「剛腕」が新党結成に向けて本格的に始動した。運命の「離党Xデー」を翌日に控え、足を向けたのは地元・岩手。結成する新党に、在職のまま幹部として迎える案が浮上している達増知事に会うためだった。
衆院議員時代には自らの側近だった達増知事を前に、小沢氏は語り掛けた。「われわれの主張を実現するために、どうすべきかの判断を遅くとも明日(2日)にはしなければならない。大きな理想と夢を実現すべく頑張っていきたい。共に力を携えていこう」。まさかの共闘要請だった。
新党戦略の一環として導いたのが達増氏との接触だった。達増氏を足掛かりとして他の地方自治体に協力を呼び掛け、現状では難しいとされている橋下徹大阪市長(43)率いる「維新の会」など地域政党との連携を可能にする意図も見え隠れする。「東日本大震災の被災地である岩手のトップを取り込んで、地域主権と復興の両立を唱える」(周辺)というわけだ。
また、先月の週刊文春に掲載された和子夫人の「離縁状」で「放射能恐怖症」とつづられた小沢氏。盤石だった選挙区でも、小沢系議員には不安が広がっており、地盤のさらなる足場固めが急務となっている。自ら知事に担ぎ出し、現在は高い支持率を誇る達増氏との師弟関係をアピールする狙いもあるとみられる。
「達増詣で」を終えた小沢氏は、2日に離党と新党結成を正式表明する。衆参両院議員約50人が同調する見通しだ。2日には、輿石東幹事長(76)との4回目の会談も行うが、輿石氏は1日のNHK番組で早くも「(離党回避への)具体的に知恵も案も持ち合わせていない」と白旗宣言。不調に終わる公算は高く、野田佳彦首相(55)が同日の党役員会に出席し、造反者の処分方針を示すことになりそうだ。
注目されるのは処分の程度。野田首相は「党のルールにのっとって厳正に対処する」としているが「除籍(除名)」「離党勧告」などの具体的表現は避けており、輿石氏は「処分が結束を妨げることはありえない」と除名処分を見送る立場を明らかにしている。政治評論家の有馬晴海氏は「最終的には(除名や離党勧告より軽い)党員資格停止となるのでは」とみる。処分期間を短くし、次期衆院選で公認を得られる可能性をつくれば、離党組の引き留めにもつながる。
誕生前夜の小沢新党について、有馬氏は「(処分が党員資格停止ならば)最終的には30〜40人にとどまるのでは。そして党首には刑事被告人と言えども小沢氏を据えざるをえない。(格として)続く人がいない」と分析する。ナンバー2にも事欠くほどの人材難での新党旗揚げ。小沢氏の達増氏へのラブコールは、果たして実るだろうか。
◆達増 拓也(たっそ・たくや)1964年6月10日、岩手県盛岡市生まれ。48歳。88年、東大卒業後に外務省入省。96年、新進党幹事長だった小沢氏に見出され、同党公認で岩手1区から衆院選に出馬し初当選。激戦区で4期連続当選し「小沢学校の優等生」との異名も。2007年に岩手県知事選に出馬し、初当選。11年再選。小沢氏の一連の事件については、一貫して擁護の立場を表明し同氏の無罪を主張している。
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