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小沢新党の発足と共に、こんなはずでなかった民主党の凋落が加速する。
http://31634308.at.webry.info/201207/article_1.html
2012/07/01 23:01 かっちの言い分
いよいよ明日(2日)には、小沢氏は新党発足を宣言することになる。小沢氏は今まで新党を起こした経験から慣れているとは思うが、今回の新党発足にはある意味忸怩たる思いがあろう。自分が代表で民主党を大勝利させ、政権を取らせ、総理大臣になり、大鉈を振るいって霞が関を解体しようとしたが、麻生政権下で検察、マスコミ、米国の複合反勢力によって封じられてしまった。代表選挙においても、党員・サポーター票の集計処理で何が行われたかわからない。
小沢氏は9月にある代表選挙に出るつもりで、政経フォーラムで党員、サポーターを集めた。我が家では、民主党には興味が無かったが、代表選挙で小沢氏を応援するためサポーターとなった。今となっては無駄な物となったが、9月の代表選挙の投票では清き1票を投ずるつもりである。
今回の新党の規模は衆参議員で50名程度と言われている。少し減ったようにも思える。小沢氏が輿石幹事長と交付金関係で分党、分派などの交渉を行なっていたと考えられるが、野田代表は出ていくものには金は出さないと述べている。親分としては先立つ物の心配をしなければならないが、今は勢いでやるしかない。お金は支援者の寄付や党員、サポーターのお金を求めるしかない。小沢氏は1日、岩手県庁で記者団に以下のように語った。
私どもは3年前の総選挙で、「国民の生活が第一」という理念とスローガンで国民の皆さんから支持を頂いて政権を担うことになった。それから3年、今日の状況を見ていると、「国民の生活が第一」という理念はどこかへ消え去ってしまった中で増税だけが先行する形になっている。
このようなことは到底納得できない。増税だけを強行しようとしていることは、国民の皆さんに対する背信行為であり、民主党はうそつきだと言われても仕方がない。
われわれとしては、何としても皆さんに約束し、掲げた理念、スローガンを掲げ続け、そういう政治を実現することに全力を尽くしたい。この主張を達増拓也知事にも改めて申し上げ、今後とも協力をしてもらいたいし、一緒にそういう政治の実現をしていこう(と伝えた)。
これは今まで何度も言っていることで、国民への浸透を図っている。今度は新政党になる。万年野党とならないためにも、党としての綱領、経済、外交、司法、年金等の基本理念と、具体的な政策を発表しなければならない。輿石幹事長は、解散は無く任期いっぱいまでやると述べている。これには自公が反発し、今までの談合体制から反発状態になると思われる。その状態になれば、小沢新党がキャステイングボードを握ることになる。
そこで初めて民主党の執行部とバカ議員どもは、小沢氏グループを追い出したことを後悔するであろう。
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