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http://digital.asahi.com/articles/SEB201206300023.html
「米国の言いなりは帰れ!」 防衛相に宜野湾市民が怒声
米新型輸送機オスプレイ配備を説明するため、森本敏防衛相が30日、沖縄県を訪れた。「アメリカ言いなりの大臣は帰れ!」。2週間前に反対の市民大会を開いたばかりの宜野湾市民は、厳しい言葉を浴びせた。
配備予定の普天間飛行場を抱える宜野湾市役所に、森本氏が着いたのは午後3時過ぎ。プラカードを手に集まった約70人の市民らは「宜野湾から出て行け」と、抗議を繰り返した。
普天間飛行場の飛行制限を求める「普天間爆音訴訟団」が呼びかけた。高橋年男事務局長は、市民大会の開催で「配備を再考してくれるのでは」と期待した。「でも、『事故は起こしたが大丈夫』という米側の説明をそのまま伝えに来ただけだ」と批判した。
市内に住む玉城清朝(たまき・すみとも)さん(60)は、母から孫まで4世代で原告になった。「国は配備を安全保障のためというが、沖縄はどれだけ犠牲になればいいのか。国による『差別』を感じる」
基地に近い商店街にいた会社員の大城克子さん(41)も「こんなに反対しても沖縄の声は届かないのか。国に見捨てられた気分です」と憤った。
普天間飛行場ではこの日、基地を一般開放する催しがあり、ヘリや戦闘機が展示された。
小学生の息子2人と来た市内の会社員男性(37)は父親が普天間飛行場の従業員だった。基地に反対ではないし、安全が証明されればオスプレイが沖縄に配備されてもいいと思う。
だが、相次ぐ墜落事故にもかかわらず、普天間で秋から運用という米国政府の方針に異を唱えない日本政府には驚いた。「別の基地で実績を積むべきだ。政府はちょっと鈍感すぎる」(奥村智司、上遠野郷)
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オスプレイ配備に“ノー”/防衛相沖縄入りに抗議の声
「しんぶん赤旗」 2012.07.01 日刊紙 1面
森本敏防衛相は30日、墜落事故が相次いでいる欠陥機・垂直離着陸輸送機V22オスプレイの配備先とされる米軍普天間基地がある沖縄県宜野湾市を訪れ、佐喜真淳市長に同機配備について米政府の立場を説明しました。米政府が29日、同機の沖縄配備を正式に日本政府に通告した「接受国通報」を受けての来県です。
⇒関連AB面
宜野湾市長「歓迎の立場にない」
同日は53年前(1959年)、米軍のジェット戦闘機が墜落して小学生ら17人が死亡、210人が負傷した宮森小学校事件(現うるま市)が起きた日。多くの市民が配備への怒りの声で防衛相を迎えました。
防衛相は、米側の資料の説明をしつつ「調査中で事故の最終報告は出ていない」としながら、「少なくともシステム上の不具合はない」「調査中に内容を知らせるのは大変異例」と、オスプレイの安全性と「米国の配慮」を強調してみせました。
佐喜真市長は「9万4000余の市民の生命と財産を預かる市長として、大臣を歓迎する立場にはありません」と語り、オスプレイ配備反対と普天間墓地の固定化阻止の市民大会を17日に開いたことを紹介。普天間基地の早期返還などを求めました。
「万が一、事故が起きた場合、だれが責任を取れるのか、事故が起こらない保証をだれがするのか」との市長の問いに、防衛相はまともに答えませんでした。
市民ら「米の使い走りか」
宜野湾市を訪問した森本防衛相に対し、市役所前で普天間爆音訴訟団など多くの市民が駆けつけ、オスプレイ押しつけに抗議しました。日本共産党の嘉陽宗儀県議、知念吉男宜野湾市議が参加しました。
市役所前には森本防衛相が到着する1時間以上前から「ストップ! オスプレイ配備」と書いた横断幕やプラカードなどを持った市民が集結。「大臣は帰れ」「オスプレイ配備反対」などと抗議。森本防衛相は、逃れるようにして市役所を後にしました。
普天間爆音訴訟団の島田幸次団長(71)は「森本大臣はアメリカの使い走り、奴隷だ。丁稚のようにアメリカに向かって『配備に向け頑張っています』というような態度だ」と憤り、「日本が生きていくためにも、根本にある安保条約をなくすしかない」と語りました。
栄野川安邦さん(78)は「大臣ではなくて、アメリカのメッセンジャーボーイだ。日本政府は主権を放棄してしまっている。国民みんなが怒らないといけない」と批判しました。
命より安保か/日本共産党・赤嶺政賢衆院議員の話
一方的な「通報」で危険なオスプレイの持ち込み強行は許せません。米側はオスプレイ配備を“安保条約上の権利”だと主張し、日本政府は“安保条約があるから拒否できない”と迎合しています。人命より安保を優先する政治の根幹か問われています。アメリカいいなり・安保絶対の政治は見直すべきです。県民の声を結集して県民大会成功に向けて頑張ります。
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「しんぶん赤旗」 2012.07.01 日刊紙 2面から
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「しんぶん赤旗」 2012.07.01 日刊紙 3面から
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