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検察に"捨て駒"扱いされた田代元特捜検事の第二の人生
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2012/6/29 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「記憶が混同」する弁護士を雇う依頼人はいるか!?
切れたトカゲの尻尾はしばらくピクピク動き、その後、ひからびてしまう――。この男の将来も大体、そんなところではないか。
小沢事件で捏造捜査報告書を作成した元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=法務総合研究所=のことだ。27日の最高検の「懲戒処分」を受けて辞職したが、法曹界で出直すのは厳しい。
田代元検事の辞職は当初から予想されていた。前代未聞の捏造報告書が公になり、市民団体から「虚偽有印公文書作成・同行使容疑」で刑事告発までされたのだ。運良く不起訴になっても、汚名は消えない。検事として法廷に立つことは二度と出来ないことは容易に想像できたからだ。
「田代元検事が独断で捏造報告書を作るはずがないし、そんな危険を冒す意味がない。おそらく上司が筋書きを示し、それに沿う報告書を作ることを“命令”されたのでしょう」(司法ジャーナリスト)
それで、「記憶の混同」なんて曖昧な釈明をして、上司に累が及ばないようにしたのだろう。
元検事の落合洋司弁護士もこう言う。
「今回の処分は『一個人の検事がヘタを打ちました。ごめんなさい』という内容です。つまり、田代氏は検察に切り捨てられたわけだが、田代氏としても『命令された』などと真相を明かせば、(小沢裁判での)偽証罪も問われ、ヘタすれば有罪。その意味では、組織防衛を図りたい検察と思惑が合致したのでしょう」
田代元検事は31歳で任官だから、かなり遅咲きだ。苦労して入った検察をわずか14年で“追放”されるとは想像していなかっただろう。
そこで法曹界で生き残れるかどうかなのだが、簡単ではない。
「田代氏は刑事罰を免れたので、どこかの弁護士会に登録はできるでしょう。ただ、こういう不祥事を抱えた弁護士の場合、通常は1〜2カ月で登録が認められるところ、半年や1年かかることもある。登録できても、これだけ“悪評”が高いと活動も制限される。そもそも、有罪、無罪を左右しかねない重要文書の中身について『記憶が混同』してしまう弁護士を雇う依頼者はいません。第二の人生はかなり厳しいと思った方がいいと思います」(都内の弁護士)
田代元検事は早大法学部時代、野球部に所属。レギュラーになれなくても、コツコツと真面目に練習するタイプだったという。その通り、小沢抹殺を狙った検察上層部に、いいように使い捨ての駒にされた一人だったのである。
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