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2012年6月30日 (土)
官邸を取り囲んだ人の波に、ノダメ君は一言、「大きな音だね」とほざいたそうだ。それを言うなら「大きな声」だろ。ま、時の権力者にとっては、いつの時代も民の声ってのは「音=ノイズ」にしか過ぎないんですね。
でも、その「音=ノイズ」には「熱い心」がたぎっていることを忘れちゃいけない。そのうねりが、いずれは国を倒すこともあるのは、「アラブの春」が実証しているんだからね。朝日新聞(デシタル版)が、「官邸前『15万人』で騒然」との見出しを立てたように、新聞・TV各社が昨夕のデモを無視できなくなったのもむべなるかななのだ。
田中龍作さんのブログ「田中龍作ジャーナル」は、「5〜6人目のスピーチに耳を傾けていると、60年安保闘争の隊列に加わっていた知人が走り込んできた。『車道を人が埋めた。解放区だ』往年の闘士は興奮しながら告げた」とリポートしている。ヘリコプターからの映像を見ると、その熱気のほどかよくわかる。「解放区」か。その言葉の響に、久しぶりに身震いしてしまった。(http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004591)
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首相官邸前の道路を埋めつくす「原発再稼動やめろと」と集まった人びと。赤旗写真部記者撮影(J) pic.twitter.com/PCjM9ynM
とはいえ、脱原発に向け、沸騰する市民のパワーに顔をそむけるようにして、反社会勢力・原子力村は「原発推進」にアクセルを踏み込み、「核燃料サイクル存続」に猪突猛進している。明日にも再起動する大飯原発では、4号機でまたしても警報が鳴ったそうだが、それは原発自らが「止めてくれ」って悲鳴をあげているのかもしれないってことに、誰も思いを馳せようとしないんだから、そりゃあ世界中の笑い者にもなろうというものだ。
笑い者になるのは何も原子力村だけではない。オスプレイ配備を正式通告されて、何のリアクションも起こせない「口だけは勇ましい」軍事オタクの皆さんも同じです。切れる老人の防衛大臣・森本君なんか、記者会見で、「(沖縄を)どれだけ説得できる自信があるのかと聞かれたら、率直なところ、ノット・コンフィデントです」だと。何気取って横文字並べてやんでえ。「ノット・コンフィデント」、つまりは「自信ありません」てことです。もし、こんな発言を田中直紀がしてたら、口汚く罵ったことでしょう。
それが、自分が権力握っちゃったら、バツの悪そうなおどおどした様子で、「自信ありましぇん」だもんね。だったら、堂々とアメリカに向かって言ってやれ。そして、闘え。それが、防衛大臣の務めだろう。「どやったって無理筋です。ついては、オスプレイ配備はあきらめてくんなまし」ってね。国を守るってのはそういうことだろう。でも、そんなこと言えやしません。だから、ヘレヘレしながら、記者会見なんて公的な場で口走っちゃうんだね。声高に国士を気取る奴ってのは、いつもこうです。長いものには巻かれろ。寄らば大樹の蔭・・・信念なんて毛ほどもありゃあしません。これじゃあ、平成の琉球処分だろ。
国を守る気概というものは、官邸を取り囲んだ市民のパワーの中にこそあるのだ・・・と、改めて確信したのであった。
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