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(池上技術士事務所のブログ)さん。
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小沢一郎氏が唱える「記者クラブの廃止、クロスオーナーシップの禁止、新聞再販価格制度の廃止、電波オークション導入など」が、既得権者大メディアが彼を悪者扱いする理由。
5月1日付けの【The daily olive news 】の.オリーブの声の徳山勝著「小沢裁判の本質」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.小沢裁判の本質は、既得権益側が政権交代を阻止しようとして起こした事件であるが、ネット社会では、十分に理解されているが、大新聞・テレビのいわゆるマスコミ報道を信じる人や、「お上」意識の抜けない人には理解され難い。
2.2009年3月に、東京地検特捜部は野党民主党代表・小沢氏の秘書大久保氏を、任意の事情聴取抜きで逮捕した。それが小沢事件の始まりである。当時の政治情勢は、総選挙を前にして、自民党麻生政権が国民の支持を失い、民主党政権への期待が日を追って膨らんでいた。誰の目にも総選挙後の「小沢総理」の誕生が見えていた。これを阻止しようとしたのが、大久保秘書の逮捕・起訴であった。
3.大久保秘書を起訴した西松献金事件裁判は、検察の敗訴が決定的になった。この敗訴を避け、小沢氏を与党民主党幹事長から排除し、民意による政権交代を骨抜きにしようとしたのが、2010年1月の石川議員など3人の元秘書が逮捕・起訴された陸山会事件である。これを、前田元検事は「東京地検特捜部は、ゼネコンからのヤミ献金があるに違いないとの妄想による見込み捜査」だと証言した。
4.1年余の時間と100人の検察官、それに30億円という税金を使って、小沢氏周辺やゼネコンなどを検察は捜査した。だが、出て来たのは「小沢シロ」を示す70件のゼネコンなどからの供述・取調べメモであった。結局、検察は面子を保つために3人の秘書を政治資金規正法虚偽記載違反で立件したが、小沢氏の立件は出来なかった。検察がここで止まっていれば、検察の権威も失墜しなかったでろう。
5.検察は愚かにも検察審査会を悪用する謀略を計画した。その計画に、後から加担したのが、既得権益側と手を組んだ元市民活動家と元赤軍派のグループである。彼らは検察審査会の公訴により、小沢氏の政治家の活動の妨害に成功した。あとは裁判で、小沢氏に有罪判決を下せば終りの段階まで来た。だが、検察審査会事務局がICレコーダーの録音を公開したので事態は劇的な変化した。
6.既得権益者側は小沢氏を排除しなければならなかった理由は、ゼネコンに対する小沢事務所の「天の声」に始まり、「角栄、金丸の子分=金権政治家」というレッテル、そして「政治とカネ」という呪文により「小沢クロ」を刷り込まれた人たちの思い込みである。4月26日の判決についても、マスコミはいまだに「クロに近い無罪」などと言っている。
7.既得権益者であるマスコミには、小沢氏が唱える「記者クラブの廃止」「クロスオーナーシップの禁止」「新聞再販価格制度の廃止」「電波オークション導入」という彼らの利害に直接絡む理由がある。この利害を、マスコミは決して国民には知らせない。つまりネットを通してでしか、国民は知ることができない。
8.最大の既得権益者である霞ヶ関とシロアリ、そしてその先兵である検察にも理由がある。
野田内閣がシロアリ退治より消費税増税を優先する姿を見れば、その是非は別としても、霞ヶ関の官僚が小沢氏排除に動く理由は明白である。西松献金事件が起きた時「小沢総理が実現すると、検事総長に民間人が起用される」との話が流れた。だから「特捜部と小沢の全面戦争だ」(前田証言より)と言ったのである。
9.同時に検察権力の腐敗・堕落を示すものがある。検察の裏金問題(三井環元検事事件)、CIAジャパンハンドラーの差し金、それらを合わせたことのその真実はいずれ国民の前に明らかにされる。小沢事件で今一つ明らかになったのが、検察審査会を通して暴かれ始めた最高裁事務総局の腐敗である。
10.郷原信郎名城大教授は、「判決はこのような些細なことで、共謀共同正犯の罪で有罪には出来ないとした」と述べている。土地代金支払日を、代金仮払い日にするか登記日にするかの、僅かな違いで、些細なことである。これで小沢裁判が、些細な虚偽記載の共謀を裁くものではなく、政権交代阻止に始まり、途中から政権はく奪に変質した国策裁判であったことは明白である。国策裁判であるにも拘わらず、無罪となったのは、控訴され裁判が長引くと、130人の国会議員が請願した法務委員会の秘密会で、検察審査会のヤミが暴かれ、最高裁事務総局にも飛び火するのを逃れたいためである。
(引用ここまで)。
マスコミが小沢氏を叩きまくる理由は、
私は「記者クラブ制の廃止」とそれに絡む官僚の天下り全廃だけだと思っていたのですが、
「記者クラブの廃止、クロスオーナーシップの禁止、新聞再販価格制度の廃止、電波オークション導入など」
といった、すくなくとも4点以上あったんですね。
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