http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/291.html
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日本史に刻む小沢新党、造反、造反と言うが、どっちが導入したいかがわかる。
http://31634308.at.webry.info/201206/article_30.html
2012/06/29 23:10 かっちの言い分
小沢氏と輿石幹事長との3回目の会談が行われた。小沢氏もやっても無駄と思っているだろうが、小沢氏に好意的な輿石幹事長の要請を無碍には断れない。また小沢氏にとっても、最後の最後まで丁寧に対応したことを見せたいのであろう。7月2日(月)には結論を出すという。
しかし、3回も輿石幹事長が会談するのであれば、子供の使いではないのだから、小沢氏を説得するにしても同じことを念仏のように唱えているわけではないだろう。小沢氏が党を割らない条件を付けているのであろう。しかし小沢氏も、他の全ての案件を棚上げして決めた消費税増税の法案を取り下げなければ、引くことは出来ない。
この小沢氏グループの行動を、全国紙の朝日新聞、読売新聞、毎日新聞は、新党行動など全く期待しないしていないと、造反者、反逆者と罵って批判に努めている。しかし、今や最もまともなジャーナリズム精神を発揮し始めた東京新聞が社説で、公約を破った野田首相と小沢氏のどうちらが国民に対して造反したかを述べている。世の中のマスコミが翼賛会化している中、日刊ゲンダイ紙以外に、大手マスコミに準ずる東京新聞だけが真逆の論説を掲載している。政治の世界に小沢氏が居て、マスコミの世界に日刊ゲンダイ、東京新聞があることに、まだ日本には救いがあると言わざるを得ない。
分裂騒ぎの民主 国民への造反者は誰か
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012062902000111.html
小沢一郎民主党元代表が反対し、撤回を求めた消費税増税法案。野田佳彦首相は「造反」議員らの厳正な処分を表明したが、公約破りは首相の方だ。どちらが国民に対する造反かを見極めたい。
二〇〇九年衆院選マニフェストを反故(ほご)にした首相が悪いのか、実現できない公約を作った小沢氏の責任がより重いのか。
民主党内ばかりか自民、公明両党からも厳しい処分を求める声が相次ぐ小沢氏の方が分は悪そうだが、公約に期待して民主党に政権を託した有権者は、野田氏の方にこそ問題ありと言いたいのではなかろうか。
有権者は「生活が第一」「官僚主導から政治主導へ」「税金の無駄遣い根絶」「緊密で対等な日米関係」など、自公時代とは違う政権の実現を目指して票を投じた。
もちろんそれらは難題だ。官僚機構や既得権益層の厚い岩盤を穿(うが)つのは容易でない。だからこそ政権交代という権力構造の歴史的変化に実現を託したのではないか。民主党議員の多くは、それらの実現は難しいと言うが、どこまで死力を尽くしたのか。抵抗が強いが故に早々に諦め、増税路線になびいたと疑われても仕方がない。できない約束を作った方が悪いという指摘もある。実現困難だと決め付けるのは早計だが、仮にできない約束だとしても、それを掲げて選挙に勝ったのではないか。
実現に努力するのは当然だし、できないと考えるなら、作成時に疑義を申し出るべきだった。納得できないのなら民主党以外から立候補すべきではなかったか。 公約破りの消費税増税を正当化するのは信義に反する。
上記は極めて真っ当な意見である。国民との公約を破り理念を捨てて、少なくとも民主党が結党して以来、批判していた自公と談合して決めてしまうことなどは許されない行為である。
小沢氏らが新党を立ち上げることに79%が期待していないと批判しているが、日刊ゲンダイ紙は見事にこの批判を切り返している。
『民主党だって 自民党だって 15% 』
http://gendai.net/articles/view/syakai/137303
<これからどこが上向くのかが問題>
「小沢出て行け」なんて怒鳴っている民主党執行部の連中は、「ウーン」とうなっているのではないか。朝日新聞と共同通信が28日公表した世論調査で、小沢新党の支持率が“高かった”からだ。
世調は朝日、共同とも、消費税増税法案が衆院で可決された直後の26〜27日にかけて実施された。それによると、「小沢新党に期待する」が朝日で「15%」、共同では「15.9%」だった。
この結果を受け、大マスコミは相変わらず、「期待しないが8割」とネガティブキャンペーン一色だが、この見方は大間違いだ。同じ調査で、民主党の支持率は「17%」「17.1%」、自民党は「15%」「22.1%」だった。「小沢新党の期待」=支持率と見れば、民・自の支持率とほぼ拮抗しているのだ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。
「『15%』という数字は、既存政党に不満を持ち、仮に小沢新党が出来れば、まず確実に投票する人たちです。支持政党なしが増える中で、この数字は大したものです。確かに小選挙区で戦う状況は厳しいかもしれないが、比例は十分当選ライン。小沢さんのコアな支持者は、自由党時代からの人たちが多い。これは少数でも政治理念を追求する――という姿勢に共感した人たちです。今の政治状況とソックリだし、こういう支持者がいるから小沢さんは強いのです」
つまり、小沢新党の「15%」は最低限の支持率でありまだまだ上がる可能性が十分にあるということだ。
それにしても、立ち上がってすらいない「小沢新党」への期待感を調査すること自体、異常だし、その結果をことさら強調してマイナスイメージを煽(あお)るメディアって一体何なのか。
確かに小沢新党に期待しますか?と聞かれて、既に政党支持がある人が期待しますとは言わないだろう。無党派層が6、7割いる中、無党派の人に小沢新党に期待していますかと聞いても、もともと既成政党に興味もない人が、まだ影も形もない小沢新党に期待するとはならないはずである。
日刊ゲンダイ紙は正論である。
7月2日には民主党を離党し小沢新党が事実上発足するだろう。これで、民主党もねじれ状態がなくなる。今まで小沢氏がいるから仕方なしに民主党を支持していた国民も、これで晴れて民主党を捨て去ることができる。小沢氏は玄人向けのカリスマ性があるが、大衆受けする橋下大阪市長のようなカリスマ性はない。橋下氏の率いる維新の会は小沢新党とは組まないと言っているが、政策的には重なる部分が多い。
政治は選挙に勝って過半数をとらなければ、実質上意味が無い。どこかで関連してくるのであろう。
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