http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/208.html
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小沢氏にまつわる、6月26、27日の出来事が、日本の政治史、司法史の汚点として残る。
http://31634308.at.webry.info/201206/article_28.html
2012/06/27 23:06 かっちの言い分
昨日の3党合意による消費税増税法案の可決は、日本の政党政治が戦争に突入した翼賛政治、つまり談合政治に帰した昭和以来の歴史に悪名として残るものであった。その翼賛政治の大きな原因が、それぞれの党がそれを進めるための最も大きな障害であった小沢氏の存在で、小沢氏に対する互いの利益でまとまったものであった。つまり、自分たちの党に不利益な一政治家の存在を媒介として、3党合意としたものである。小沢氏を封じ込まなければ、自分たちの都合の良い政治が出来なくなるからである。
同じく皮肉にもまた小沢氏が絡んで、日本の司法の根幹の一つである検察の正義が死んでしまった日でもある。もともと7月26日に発表を行うはずであったが、27日にずれ込んで以下の処分を行った。懲戒処分として、大甘に見て田代検事には最低停職、佐久間元特捜部長は減給程度でお茶を濁すのではないかと冗談ぽく書いたが、そんな見込みは大きく外されてしまった。田代検事は減給6ヶ月で、首謀者の佐久間元特捜部長は戒告というもので、とんでもない内容である。戒告は人事上の記録には残らないという。
確実に総理大臣になったはずの小沢氏について、検察審査員を騙した捜査報告を作ることを主導して戒告である。検事が犯罪を犯したのである。これも同じく平成の歴史に田代、佐久間、斉藤、木村という検事の名前が出てくることを忘れてはならない。
それにしてもこんな出鱈目な処分を認めた滝法務大臣は、やはり野田首相が小川法務大臣の指揮権発動をさせないために送り込んだ回し者ということが明らかになった。野田首相も結局全て小沢氏を排除する方向で動いている。口先では挙党一致と言っているが、こんな出鱈目を許すのは、やはり野田首相の責任である。江川紹子氏が以下のようにツイートしている。
Shoko Egawa@amneris84
それにしても滝法相には呆れる。会見の要請を「公務多忙」とか言って断り、ペラ1枚にも満たない通り一遍のコメントを広報担当者配らせただけ。これだけ深刻な問題にきちんと対応して検察の信頼を回復する、ということ以上に大事な「公務」があるのか?! 結局、法務省から処分の説明はゼロ。
Shoko Egawa@amneris84
他人に厳しく身内に甘く、初めに結論ありきの捜査・調査の典型。まずは犯罪が成立しないというところから出発するなんて、一般人相手の捜査ではありえない。村木さんは、事情聴取も行われずにいきなり逮捕だったし、否認している被疑者は、自白に追い込もうと責め立てるのが常なんだけどね。
この検察の発表の前に、田代検事らを告訴していた市民団体代表の八木女史に検察から連絡があったと「八木啓代のひとりごと」のブログに書かれている。『特捜崩壊への序曲がはじまりましたhttp://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-652.html』に想定内と書かれているが、とても想定内として終わらすことは出来ない。八木氏が述べているように、この検察の不当な決定を許せば、明日は我が身である。各個人が出来ることを行なっていかねばならない。八木氏もさらに一手を考えているという。
小沢氏が何か事を起こそうとしたとき、マスコミが必ず出てきて冷水を浴びせて来る。以下の操作された世論調査で小沢新党に期待せずとした人が「79%」ということだ。こんな数字が出てくるのは、まるで小沢氏の代表選挙の時のようだ。こんな数字ほど当てにならないものは、79%の国民が期待していると思った方がいい。
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