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小沢「新党旗揚げ」への深慮遠謀
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2012/6/27 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
「最後の努力はする」
◆「反増税」「反原発」で倍増も
70歳になっても、剛腕は錆びついていなかった。小沢元代表に同調して、消費増税法案に反対した民主党の衆院議員は57人に上った。棄権を含めると、73人が野田首相に造反した格好だ。
仙谷元官房長官あたりは、「小沢についていくのは3、4人」などとほざいていた。ほかの執行部の面々も、「造反は30人程度」と余裕の構え。それ以上は増えないと高をくくり、「造反すれば除名は当然」とテレビで息巻く若手もいたのだから赤っ恥だ。最後は総出で「君のことが好きだから賛成して欲しい」とか気色の悪いセリフで口説いていたというから噴飯モノだ。これほどの人数が真っ正面から逆らうなんて思ってもいなかったらしい。
「我々が正義」と訴えた小沢の完勝である。政治評論家の有馬晴海氏は言う。
「小沢さんやその周辺は勢いづいています。やはり一枚も二枚も上手でしたね。野田首相は、ぐうの音も出ないでしょう。54人以上が造反したというのは、不信任案成立ウンヌンの問題ではなく、少数与党によって立つしかない人物がリーダーとしてふさわしいのか、という疑問も生じさせる。首相の資質が問われる状況になっています」
小沢はきのう(26日)、「最後の努力として、本来の民主党のあり方に返るということを政府や民主党執行部に主張したい」と強調した。これを党に未練がある発言と受け止めたメディアもあったが、まったく違う。いずれ新党を立ち上げる方針はブレていない。
「小沢さんの目的は消費増税の阻止です。残念ながら衆院では可決したが、次は参院で止められるかどうかの勝負となる。もちろん、民自公の3党が賛成なら成立の可能性は高い。ただ、参院をまとめる輿石幹事長は7月に参院会長の任期を迎えます。再選を目指すとなれば、小沢グループを無視できない。“努力の余地”はあるということです。それもかなわなければ、速やかに新党に向かうことになります」(関係者)
きのうの採決後、小沢グループの会合に集まった議員は50人を超えた。新党の核になる面々だが、規模はこの程度で終わらない。
「真っ先に離党した新党きづなの連中もいるし、支援者への説明が間に合わずに泣く泣く賛成票を投じた議員も合流します。民主党に残っていてもお先真っ暗だし、無名議員ばかりが集まっても票にならない。解散・総選挙が近づけば近づくほど、反増税、反原発を掲げた小沢新党に飛び込む議員は増えていきます。40〜50人からスタートし、いずれ倍増する可能性も高い」(民主党事情通)
いよいよ出番である。
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