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衆議院で増税法案通過だが、野田は手放しで歓べない 参議院での自公要求はエスカレート
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/067bf3beedd371cbd00e032989a169fc
2012年06月27日 世相を斬る あいば達也
筆者は個人的にも怒涛の忙しさだった。まぁ私事は別にして、民主党衆議院議員も、責任を感じるものほど怒涛の一日が過ぎたのだろうと推察する。そんなわけで、睡魔と闘いながらのひと言コラムなので、サクッと片づける。先ずは、昨日の民主党衆議院議員の消費増税法案採決に対する対応が各紙に出ている。その中から、概ねのメディア情報や筆者の拙い情報源からズレテいた部分を抽出しておく。
先ず、小林興起が反対票を投じた点は評価に値すると同時に、筆者の「嫌悪を覚える民主党・衆議院議員のリスト」及び「嫌悪政治家の中でも、特記すべきは以下の議員たち」からも削除せねばならない。同時に、小林議員に深くお詫び申し上げる。 福田衣里子が棄権か欠席の下馬評を覆し、反対票を投じたのも特筆だ。一匹狼的議員の辛いところか、旗幟をギリギリまで表明する怖さがあったのだろう。鳩山由紀夫が離党はしないが反対票を投じた価値は評価できる。最悪なのは原口一博、この期に及んで棄権とは、男の風上にも置けない奴。二度と原口一博と云う男の言動は評価しないように、自ら戒める予定だ。出来るだけ早目に、訂正リストもアップしておく。
三宅雪子がツイッターで“党議拘束はかからなかった”とつぶやいたが、党議拘束はかかっているような、その後の展開だ。野田が「極めて残念な結果だ。当然、党議拘束がかかっていた。私と幹事長とよく相談し、党内のルールにのっとって厳正に対応したい」と言っている。まさか、野田が当然“党議拘束”と思い込んでいるわけではないのだろう(笑)。時事通信が、敢えて以下のように伝えていることから、一体改革3法案の幾つに反対したかを処分対応の決め手にしようとする情報が流れているのかもしれない。
≪民主の反対、欠席者
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062601030
26日の衆院本会議での採決で反対票を投じたり欠席、棄権した民主党衆院議員は次の通り。(敬称略。かっこ内は選挙区、「消」は消費増税法案、「社」は 社会保障制度改革推進法案、「こ」は認定こども園法改正案に反対または欠席・棄権)
◇反対(57人)
【当選14回】小沢一郎(岩手4)=消社こ
【当選8回】鳩山由紀夫(北海道9)=消
【当選5回】東祥三(東京15)=消社こ、川内博史(鹿児島1)=消、小林興起(比例東京)=消、山岡賢次(栃木4)=消 社こ、山田正彦(長崎3)=同
【当選4回】牧義夫(愛知4)=消社こ、松野頼久(熊本1)=消
【当選3回】小泉俊明(茨城3)=消、小宮山泰子(埼玉7)=消社こ、鈴木克昌(愛知14)=同、中津川博郷(比例東 京) =同、樋高剛(神奈川18)=同
【当選2回】青木愛(東京12)=消社こ、太田和美(福島2)=同、岡島一正(千葉3)=同、古賀敬章(福岡4)=同、
階猛(岩手1)=同、辻恵(大阪17)=同、中川治(大阪18)=同、松崎哲久(埼玉10)=同、横山北斗(青森1)=同
【当選1回】相原史乃(比例南関東)=消社こ、石井章(比例北関東)=同、石原洋三郎(福島1)=同、
石山敬貴(宮城4)=消、大谷啓(大阪15)=消社こ、大山昌宏(比例東海)=同、岡本英子(神奈川3)=同、
加藤学 (長野5)=同、笠原多見子(比例東海)=同、金子健一(比例南関東)=同、川島智太郎(比例東京)=同、
木村剛司(東京14)=同、菊池長右エ門(比 例東北)=同、京野公子(秋田3)=同、熊谷貞俊(比例近畿)=同
熊田篤嗣(大阪1)=消、黒田雄(千葉2)=消社こ、瑞慶覧長敏(沖縄4)=同、菅川洋(比例中国)=同、
平智之(京都1)=消、高松和夫(比例東北)=消社こ、橘秀徳(神奈川13)=同、玉城デニー(沖縄3)=同、
中野渡詔子(比例東北)=同、萩原仁(大阪2)=同、橋本勉(比例東海)=消、畑浩治(岩手2)=消社こ、
初鹿明博(東京16)=消こ、福嶋健一郎(熊本2)=消社こ、福島伸享(茨城1)=消、福田衣里子(長崎2)=消こ、
三宅雪子(比例北関東)=消社こ、水野智彦(比例南関東)=消社、村上史好(大阪6)=消社こ
◇欠席・棄権 (16人)
【当選14回】羽田孜(長野3)=消社こ 【当選6回】小沢鋭仁(山梨1)=消 【当選5回】原口一博(佐賀1)=消社こ 【当選4回】黄川田徹(岩手3)=消社こ 【当選3回】篠原孝(長野1)=消社こ、村井宗明(富山1)=同 【当選2回】石関貴史(群馬2)=消社こ、梶原康弘(兵庫5)=同、橋本清仁(宮城3)=消、福田昭夫(栃木2)=消社こ 【当選1回】石森久嗣(栃木1)=消社こ、空本誠喜(広島4)=同、玉置公良(比例近畿)=同、宮崎岳志(群馬1)=消、柳田和己(比例北関東)=消社こ、山岡達丸(比例北海道)=同 ≫(時事通信)
いずれにせよ、輿石幹事長と野田首相の力勝負になるのだろう。また、小沢一郎が、一気に離党新党に雪崩込まなかった点を考慮すると、参議院での審議期間中に、何らかの問題が生じる可能性もあると云うことなのだろう。特に、野党自公の「厳重処分せよ!」のシュプレヒコールは両刃の剣で、吉と出るか凶と出るか、5分5分の勝負に挑んでいるように見える。少なくとも、此の儘、参議院でスンナリ法案が通過してしまうと、谷垣は何が目的で3党合意をしたのかサッパリ判らなくなる。 *厳重処分の次には、解散総選挙と言い出すのは既定路線。野田もそこまでは読めているだろうが、どうするかまでは読めていないのが、今夜の状態のような気がする。今夜は筆者も疲労で朦朧、この辺の分析は明日に回して、寝ることにする。皆さま、今日も読んでいただきありがとうございます。では、オヤスミナサイ!
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