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「近いうちに決断」小沢元代表、離党示唆に留まる
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220626047.html
06/26 17:54 ANN
消費税増税法案に反対票を投じた民主党の小沢元代表が、26日午後に記者会見を行いました。
(政治部・山下達也記者報告)
民主党・小沢一郎元代表:「国民皆様に訴えたその原点に帰ること、初心を思い起こすこと、それが最善の策、ベストの策であると。消費増税が強行されたことによって、その最善の策を取る可能性というのは、非常に小さく現実としてなってしまいましたけれども、なお最後の努力として、原点に帰る、本来の民主党の在り方に帰るということを、政府、あるいは党執行部に対して主張していきたいと思っております。皆の気持ちを胸に置きながら、今、申し上げた最後の努力をし、最終の結論を出したいと。そう思っております」
小沢元代表はこれまでの主張通り、行政の無駄を省き、大改革を行うと繰り返しました。そして、参議院の審議でも阻止するよう努力すると、そして近いうちにどうするか決めないといけないとして、新党という言葉は使わずに党に当面とどまりたいという思いもにじませました。この背景には、人材がいないということと実際に離党する人数が54人には届かない見込みであるということがあります。実際、法案に賛成票を投じた田中眞紀子議員は「新党の代表を打診されて断った」とも言っています。そのほか、ベテラン議員は、今回、法案に賛成して新党といっても展望はないだろうと冷ややかですので、小沢代表の周辺は「参議院の消費税法案の審議の間は様子を見るのではないか」とも言っていて、執行部側の処分の出方を見ながら、当面、党にとどまりたいという方向に転換しつつあるともいえます。
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